Chihoのオリーブ便り アーカイブ

2024年04月18日

いちごにワインビネガー

いちごがおいしいシーズン到来。
スペインではFresaフレサというのがいちごですが、厳密に言うとこれはワイルドストロベリーに相当し、なかなか手に入りません。
逆に市場の90%を占めるのが同じいちごでもFresonフレソンと呼ばれるもので、実はこれ18世紀にフランスで交配されて生まれたそうです。
なんとカリフォルニアとチリのいちごの交配だそうです。
色々歴史があって面白いですね。日本はどうなのか今度調べてみたいと思います。

左が野生のいちご、右がフレソンと呼ばれる一般的ないちご。

スペインではいちごはお砂糖とワインビネガーで汗をかかせて食べるものになっています。
初めて知った時は驚きでしたが、確かにワインビネガーで和えることで味わいに深みが出て、いちごの汁も最高のおいしさのものが楽しめます。

おすすめのワインビネガーは、50年熟成のスペシャルワインビネガー『フロールデルへ二ル』スペイン伝統料理の味わいが楽しめます。少々黒砂糖と一緒に和えてみてください。1時間程度いちごはねかせて、そのあとホイップした生クリームを添えて食べると絶品です。

もうひとつのビネガーは、現在在庫切れのカバロゼ・セミスイートビネガー。これも同じようにご利用いただけるビネガーで、どちらも水割りで飲むと美味しい香りを楽しめるビネガーです。


今日もうひとつの提案は、上記のように汗をかかせたいちごをピッチャーに入れ、そこに大匙2杯くらいワインビネガーを足し、水割りにしておくと超ヘルシードリンクが出来ます。これからのシーズン気温が上がり水分補給が大切です。ソフトドリンクではなく、こちらのクエン酸補給ができるビネガードリンクをおすすめします。甘さはお好みにはちみつでも黒砂糖で調整してください。

いちごとワインビネガードリンク
材料
いちご 6個 半分にカット
黒砂糖またはちみつ 大さじ2
ワインビネガー『フロールデルへ二ル』または『バディアのカバロゼビネガー』大匙3
水 1リットル

砂糖はいちごにビネガーと一緒にかけ、いちごの汁がしっかりと出るまで待つ。
1時間程度。ピッチャーに1リットル程度の水を加え、イチゴを汁と共にピッチャーに加え完成。冷やして飲んでください。甘さは砂糖の量でお好みに調整。



chiho

2024年04月04日

カンタンな日本での塩の歴史

あまりにも当たり前の調味料である塩。油と同じように気にしないでいると、カラダに悪い塩を摂取していることになりますので、今日はカンタンに日本での塩の歴史をお伝えしたいと思います。

1971年以前は、日本の塩は伝統的手法でつくられる抽出塩でした。海水を干潟で干したり,塩田をつくり天日干しにしたり、海水を使ったミネラルを含む海塩があったのです。
1971年から1972年にかけて、それまであった塩製造施設は、日本政府の方針で全て閉鎖となります。塩専売公社だけが塩をつくり販売するシステムになったのです。もっと遡って1905年日露戦争中、塩専売法という法律が制定され、塩は戦争費用調達のため塩を販売できるのは、大蔵省塩専売局だけとされていました。この専売法で塩の値段が高騰したそうで、世論は反発していたそうですが、専売法は廃止されず1949年に大蔵省から塩専売公社に権利が移管、1971年に塩そのものの品質を規制するまでになります。
これによって生まれたのが『精製塩』です。海水からナトリウムだけを抽出し、純度99%の塩化ナトリウムが精製塩で、本来の塩とは似ても似つかない工業製品として使われていた薬品同様のものになってしまいました。機械を利用しカンタンに大量生産できるので人件費の節約、天日干しも必要ないので天候に左右されることもなく生産可能なものになったのです。海の恵みであり健康のために必要な自然界のミネラルは一切消えてしまいました。利益追求型のものとなり、太平洋戦争後も改善されずアメリカの塩と同じような構造で作られ販売されたのです。
2002年ようやく仕分け変更事業により専売制が解除となり、塩が自由に作れるようになりますが、現時点でも伝統製法で塩を作るという工程は手間が非常にかかり、天候にも左右されるので、極めて少ない生産量です。ミネラル成分を残している塩は極めて少なく貴重品です。


これで理解していただけるように、『精製塩は塩に似た味のする工業製品』と呼ばれています。知らないとこんな塩を塩だと思い摂取することになり、健康にも大きな被害を及ぼすようになってしまうのです。減塩という大きな社会でのムーブメントも、専門書などを読むとこの精製塩との関係が深く、それについてはまた機会をみてお伝えしたいと思います。
塩は昔も今も人体にとってかけがえのないものです。必ず人間が手作業でつくり、ミネラルをしっかと含んでいるものを選びましょう。上質なものが高価である理由は、手づくりであり天日で長い時間をかけて干されており、気の遠くなるような手作業があるからです。カラダが必要としている塩を選んで、工業製品である精製塩の使用は避けましょう。

chiho

2024年03月15日

アレンテジョのポルトガル陶器

パワジオ倶楽部では開店当時からイベリア半島の民藝に愛着を持っています。ヨーロッパ各地に陶器は存在しますが、長年いろいろ見て回っていると、スペインやポルトガルの民藝の完成度の高さを強く感じます。

写真はレドンドの旧市街
今回ご紹介するのはポルトガルの陶芸の町レドンドにあるチコ・メストレ氏の陶器。残念なことに30年もこの町へ通っていると、多くの素晴らしい陶芸家が他界してしまい、昔からある数少ない工房がチコのところになってしまいました。
レドンドの町はポルトガルでも有名な陶芸の町ですが、歴史に残る女性陶芸家が作り上げたスタイルがあり、チコはそれを守りながら活動しています。彼のナイーブな絵つけはこの昔からの伝統と関係しています。


陶芸家チコ・メストレ
レドンドの陶芸についての最新本をうれしそうに見せてくれたチコ。もちろん、入手してきました。とても狭い工房で3人の陶芸家がそれぞれの役割をしています。今回珍しく女性二人の絵付師が一緒に仕事をしていたのですが、人数が増えているようで何よりうれしく思いました。スペインでは、どこへ行っても陶芸工房のスタッフの数が減っているので。


昔のチコ。工房は昔のまま

工房内の様子
今回パワジオ倶楽部に届いたお皿は、レドンドの黄色をベースとした昔ながらのスタイルを守ったもので、数百年の間愛されているモチーフが描かれています。地域の動物や野鳥、草花が描かれていますが、子供の心のような清らかさが表現されています。


左上と右下がチコの典型的なスタイル

個人的に私はこの手に取っている器を購入したのですが、これはレドンドのスタイルではなくエストレモスのもので少し高級になります。チコは最近レドンドの陶芸だけでなく、近辺のスタイルも依頼されるようになったそう。これも伝統工房が減っている表れですが、優れた陶芸家は絶対にバトンタッチをしてくれる職人を育ててくれると信じて応援しています。



資料館で発見した昔の光景。こんな風にポルトガル南部で陶器販売がされていたのです。はっきり言ってこんな感じで市場などに行くと陶器を販売している人が今でも残っていますが、割れないように運搬するのはさぞ大変だったと思います。
一枚アンティークのレドンド焼きの器をご紹介します。きれいな豚とコメント入りの大きなお皿ですが、なんとも言えないナイーブさの中に大きな魅力を感じます。木の描き方も優れていると思いませんか。レドンド焼きは一度虜になるとずっとハマってしまうと思います。

やさしい風景と身近な動物や植物を表現しているレドンド陶器。一枚でも暮らしにあると心温まる気持ちを毎日豊かにしてくれる一品になります。不思議なパワーのある民藝は、暮らしに手放せないものだと思っています。


余談になりますが、15年くらい前にパワジオ倶楽部でも販売したマルテロという陶芸家の作品。今は資料館に展示されています。彼は最も優れた作家の一人だったので、マルテロの作品を昔購入なさった方はどうぞ大切にしてください。

chiho

2024年02月12日

スペインからのニュース

皆様、おはようございます。
超うれしいニュースをお伝えします。

世界一のオリーブオイルガイドブックFlos Oleiフロス・オレイで、
今年も100点満点をカサスデウアルド『レセルバデファミリア』が2年連続で受賞。
世界でたった9品しかない1品に選ばれています。

写真は『レセルバデファミリア』以外のスペイン産受賞オイル。
パワジオ倶楽部の店頭では取り扱いがありませんのでご了承ください。

『レセルバデファミリア』は販売しておりますが、最新のものは春到着する予定です。
気になる方は、是非予約をしてください。本数限定の貴重品です。
chiho


パワジオ倶楽部・前橋
群馬県前橋市江田町277
TEL:027-254-3388
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2024年01月14日

ご飯やパンは健康によくないと聞きますが…

最近よく炭水化物のご飯やパン、パスタ・麺類は身体によくないという本をよく目にします。

これは糖質が高いという理由から身体によくないという結論ですが、
どういう意味かというと身体は糖質の高い食品を食べると血糖値が上がります。
血糖値が上がると脳から快楽を感じるホルモンが分泌され、満足度や幸福感がアップします。

でも血糖値が下がることで、その効果が弱まり実はもっと食べたくなってしまうのです。

糖質の高いものを大量に食べると、血糖値は急激に上がり、それを元に戻そうとする作用が働き、血糖値は急激に下がります。
これで空腹感がアップしイライラして再び糖質を求めるような悪循環が発生してしまうのです。怖いメカニズムで肥満とも関係しています。

この血糖値の乱高下を『血糖値スパイク』というそうです。
この血糖値の上がり下がり幅が激しいと、糖尿病やガン、認知症、脳梗塞や心筋梗塞など各種疾患や、自律神経が乱れて精神不安定などさまざまな不調をもたらします。
糖質は中毒性が高いのです。
砂糖でこの現象が起こることは理解しやすいのですが、ご飯とパンでも同じような現象が起きるというのが専門家が指摘しているネガティブな部分です。

でも、ご飯とパンや食べたいし、オリーブオイルとパンの組み合わせを止めるなんて、私には到底できないので専門書を読んでみたところ、皆様にもおすすめ出来るアドバイスが色々とありましたので、今日はそれをお伝えしたいと思います。

★ご飯の場合
1.お米は分づき米にするか、白米に雑穀やもち米、昆布、寒天などを入れて炊く。
2.デトックスしたい時は玄米、たまに白米など食べ分けて体調をみる。
3.ご飯を食べる量を減らす。ゆっくりよく噛む。
4.血糖値の上昇を抑えるために、野菜を先に食べる。
5.時には米食を休む。

★パン派の場合
1.小麦のパンではなく全粒粉、ライ麦のパンを選ぶ。
2.クロワッサンを選ぶ。
※糖質は脂肪と一緒に摂取すると血糖値が上がりにくいので、食パンではなくクロワッサンがおすすめ。クロワッサン以外のバターを使ったパンも同じ効果あり。
3.コンビニで販売されている添加物の多いパンは食べない。

★パスタ・麺派の場合
1.蕎麦を選ぶ。特に10割蕎麦。そば粉の含有量が多い方がヘルシー。アレルギーがなければ普通に食べてもいいようです。ただし、糖質自体はうどんと同じくらいなので食べる量は気をつける。
2.ラーメンを食べるときは野菜と組み合わせる。ラーメンライスはNG.


※このデーターは、国府田淳さんの『食事法の最適解』という本を参考にしています。200冊健康本を読み倒し、様々な専門家の意見を総まとめにした本なので、皆様も是非参考に読んでみてください。

chiho

2023年12月20日

2023年度のアーリーハーベスト

イベリア半島では3年に及ぶ異常気象、特に干ばつによる被害が多く、
世界一のアンダルシアでも生産量が30%ほどダウン。
3年連続で価格上昇を余儀なくされている状態です。
オリーブオイルの輸入をはじめた頃には想像もできなかった事ばかりが連続で起こり、
ここ3年はコロナも含み悩みが次から次へと発生。今年もそれが続いています。

当初スペインのアーリーハーベストをお届けするつもりだったのですが、
スペインは昨年よりも今年被害が多く、最終的に伝統栽培をしている
ポルトガルのカーム社に依頼し、とにかく特別に初日のオイルを搾油していただきました。
アーリーハーベストは早期収穫の搾りたてジュースのようなオリーブで、
搾油スピードの速さが勝負。機械化が進んでいる農園にお願いして、
一刻も早く日本に届けるようにしています。

今年は様々な理由から伝統栽培という極めて困難な農業を営むポルトガルへ依頼。
足場も悪く果実の成熟度のコントロールも難しい伝統栽培農園で、
一気に収穫して搾油することはさぞ大変だったと想像しています。
壊滅的な昨年の最悪の気候コンディションの後、
今年は多少のリカバリーをしたカーム農園の味わいは、
思いのほか優しく上質なオイルを生んでくれました。

機械を利用すればあっという間に収穫できるところも、
伝統栽培のカームのような地形の段々畑の中では、
作業だけでも1日しっかりと時間がかかりますし人力に頼るしかありません。
長年毎年違う天候の中で出来るオリーブオイルを味わっていると、
伝統栽培でしか出せない味わいに気づいてきます。
雨の少ない地域で地中深く伸びている根は、水源を探して着実に伸びていきます。
灌漑システムで人間が計算して実施する水の補給とは全く違うのです。

カームのオリーブオイルは、オリーブの木が精一杯頑張って作りだしているオイルです。
誰も真似のできない一滴を毎年どんな過酷な天候の中でも提供してくれますが、
それは自然の力とそれを守っている農園の人々の努力の賜物。
この古代からの生産法がこれからもずっと守られていくように、
パワジオ倶楽部は応援していきたいと思っています。

大きな値上がりは最低限抑えておりますが、
どうしても仕方がない範囲のものです。
写真のような厳しい栽培条件を見ていただくと、
きっとご理解いただけると思っています。

chiho

2023年10月22日

オリーブ専門スタッフ萩原 出勤日について

オリーブ専門スタッフ
萩原の出勤日をお知らせします。

10月18.20.22.25.27.29
11月1.3.5.8.11.12.15

急なシフト変更もございます。
お急ぎの方がいらっしゃいましたら
お電話にてお問い合わせ下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

【営業時間】
10:00~17:00
【定休日】
毎週火曜日

□■お問い合わせはこちら□■
パワジオ倶楽部・前橋
群馬県前橋市江田町277
TEL:027-254-3388

2023年09月10日

小野塚千穂のテイスティング会を開催します!

スペイン在住
"パワジオ俱楽部コーディネーター"
『小野塚千穂のテイスティング会』を
開催いたします!

日程 10月12日(木)
時間 11:00~13:00
参加費 5,000円(税込)
定員 10名(事前予約制)

【当日の内容】
・品種ごとにテイスティング
・オリーブオイルの上手な活用法
・現地オリーブ農園の様子
・本場パエリャを作って食べよう

スペイン在住のコーディネーター
小野塚千穂が4年振りに帰国します。
コロナでお伝え出来なかった
ここ数年のオリーブ栽培事情や
オリーブと健康についてなど、
簡単で毎日がもっとおいしくなる
オリーブオイルの使い方などを
お伝えします。

特製パエリャも
お召し上がりいただきます。
 
スケジュールの都合により
来日期間中、一度限りのセミナー開催と
なりますので参加をご希望の方は
是非お早めにお申し込みください。
お電話にて承ります。

【営業時間】
10:00~17:00
【定休日】
毎週火曜日

□■お問い合わせはこちら□■
パワジオ倶楽部・前橋
群馬県前橋市江田町277
TEL:027-254-3388

2023年09月09日

『MAEBASHI BAR STREET2023』に出店しています

本日、パワジオ俱楽部は
『MAEBASHI BAR STREET2023』に
出店させていただいています。

ワインやテーブルオリーブ、
オリーブオイル、
オリーブの木など
パワジオ俱楽部のおすすめを
販売しております。

ご来場の際は
ぜひお立ち寄りください。

またパワジオ俱楽部も
変わらずに営業しております。

【営業時間】
10:00~17:00
【定休日】
毎週火曜日

□■お問い合わせはこちら□■
パワジオ倶楽部・前橋
群馬県前橋市江田町277
TEL:027-254-3388

2023年08月14日

本日の営業について

本日営業しております。

台風が発生しているため、
今後の進路によっては
営業時間を短縮する場合が
ございます。
ご迷惑をお掛け致しますが
どうぞ宜しくお願い致します。

雨が降らないうちに
鉢を寄せたり、大きな木を
丈夫な柱に縛ったりと
なるべく被害を受けないように
対策をしています。

【営業時間】
10:00~17:00
【定休日】
毎週火曜日

□■お問い合わせはこちら□■
パワジオ倶楽部・前橋
群馬県前橋市江田町277
TEL:027-254-3388

2023年08月04日

イベント参加のお知らせ

皆様、こんにちは。
おすすめイベントのご案内です。
パワジオ俱楽部も参加致します。
どうぞお出かけ下さい❣️

カエルトープと在る森のはなしの庭で
週末に不定期開催
\五感をめぐるピクニック トントの庭/
8月11日FRI・㊗️のお知らせ
====================
【カエルトープ会場*出店者さま】@kaerutop0504
🌲パワジオ倶楽部
@powerdioclub /スペイン、ポルトガル直輸入のオリーブオイルオイル、
グルメ商品、オリーブ雑貨、苗など
🌲 移動喫茶SHUIRO
@shuiro___kissa /コーヒーやラテ、カスカラティー、
自家製ソーダ、クリームソーダ、
中之条町産リンゴジュース、おやつの焼き菓子など

====================
【在る森のはなし会場*出店者さま】@arumori_

🌲nakanojo kraft project 
@nakanojokraftproject /クラフトチョコレート、
チョコレートアイス、バターピーナッツチョコ
🌲ota cookie 
@ota_cookie /焼き菓子、わんちゃんのおやつ

【営業時間】
10:00~17:00
【定休日】
毎週火曜日

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2023年06月25日

新年度スペイン産オリーブオイル 入荷しました! 

大変お待たせいたしました。

スペイン産オリーブオイル
「カサスデウアルド」の
新年度オイルが入荷致しました。


アルベキーナ/ピクアル/コルニカブラ
各250ml 2,200円(税込)


500ml 3,600円(税込)

店舗ではテイスティングも再開しております。
どうぞお試しにご来店ください。

【営業時間】
10:00~17:00
【定休日】
毎週火曜日

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2023年05月18日

オリーブ専門スタッフ萩原の出勤日

オリーブ専門スタッフ
萩原の出勤日をお知らせします。

5/19.21.24.26.28.31
6/2.4.7.9.11.14
*急なシフト変更があります。
お急ぎの方がいらっしゃいましたら
お電話にて確認頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

【営業時間】
10:00~17:00
【定休日】
毎週火曜日

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2023年02月09日

素朴さが魅力のポルトガル陶器

スペインもポルトガルも伝統陶器が豊富だった国ですが、残念ながら近年どんどんと窯がクローズされています。そんな中、72歳でも現役、アレンテジョ地方伝統陶器を守るメストレ・シコ氏の器を皆様に知って欲しくて工房へ行って参りました。

アレンテジョ地方の陶器の特徴は、何とも言えないナイーブさにあります。初めてこの地域の陶器を見た時は、日本ではありえないと思ったのですが、色々見ていくうちにこのナイーブさの虜になってしまいました。かわいい風景や動物などのモチーフがメインですが、昔から変わらぬナイーブさが表現されていて驚きます。


人形が住んでいたような建物がアレンテジョの伝統家屋で、地形に合わせて小さい建物が付け加えられたように連結されています。動物も人間も同じ場所で仲良く暮らしていたことが垣間見えます。

今回はオリーブを収穫、イベリコ豚の飼育をしている姿など、地域の人々の姿が見えるものと、アレンテジョの家並みを描いたものをお届けしますが、昔からの黄色とグリーンを使う器も次回お届けしたいと思います。メストレは人気があるので、数に限りがあるのですが、やっと今回は幾つか入手できました。以前、お皿1枚しか買えなかったこともあるくらいです。

メストレは地域でも長老となった有名な陶芸家ですが、昔から日本でも雑誌などで紹介されたことがあるそうで、嬉しそうに雑誌を奥から引っ張り出して見せてくれました。


初めてこの町を訪問したのは30年以上前の事なので、もう他界してしまった有名な陶芸家の事もよく覚えているのですが、50年以上活動していた陶芸家の作品は、言葉にならないやさしさと可愛さがありました。マルテロという陶芸家でしたが、実はパワジオ倶楽部でも大昔に展示販売したことがあります。彼の作品はもう手に入らなくて、アンティークショップなどで見かけると当時の3倍くらいの価格になっています。


メストレもマルテロと同じように伝統工芸を守っているので、誰もが高く評価していますが、今後どれだけ続けられるかわかりません。昔から変わらぬ温かさを持つアレンテジョの暮らしを豊かにしてくれる陶器、是非手に取って楽しんでみてください。私の周りにも数枚ありますが、いつ見ても元気にさせてくれますし、アレンテジョ地方の光を備えています。

chiho

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2023年02月03日

『ちょこっとギフト展』開催中!

『ちょこっとギフト展』
期間:2023年2月1日~13日
ただいま開催中です!

期間限定で
特典をご用意しております。


パワジオ俱楽部特製 「オリーブ茶葉」プレゼント

みなさまお誘いあわせの上
ご来店ください。

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2022年12月14日

萩さん出勤日・年内年始営業日について

近日中の萩さんの出勤日を
お知らせします。
12/16.18.22.23.25.26.28
1/5.8.11.13.15

年内の最終営業日は
12/29(木)となっております。
1/5(木)より営業いたします。
どうぞ宜しくお願いいたします。

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2022年10月15日

オリーブ専門スタッフ萩原の出勤について

 オリーブ専門スタッフ萩原の
出勤日をお知らせします。

10月16.19.21.23.26.28.29.31
11月3.4.6.9.11.12.13

↑の写真はアナアキゾウムシに
入られてしまったオリーブの木です。
最初は「なんとなく元気がないな」という感じで、
しばらく経つとこのように葉の色が茶色くなり始め
パラパラ落ちていくような症状が見受けられます。

今年は大きい木ではなくても
アナアキゾウムシに入られてしまったとのご相談を
たくさんいただいております。
ご自宅のオリーブが元気がない…など
気になる方がいらっしゃいましたら
ぜひご相談ください。

なおオリーブ専門スタッフ萩原の出勤に関しまして
急な変更もございます。
お急ぎの方がいらっしゃいましたら
お電話にてご確認を頂けますと幸いです。

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2022年08月24日

世界最古のオリーブオイル?!

オリーブオイルの歴史が古い事は皆様ご存知だと思いますが、
現物で世界最古のものがどこにあるかご存知ですか。

ナポリ国立考古学博物館内に保管されているポンペイの遺跡から発掘された、
ガラスのボトル入りのオリーブオイルが最古と言われています。
発掘が続いているので、地中海沿岸のどこの国からでももっと古いものが
発掘されてもおかしくないと思いますが、あまりに良いコンディションで
発見されているところが見どころです。

実際、乾燥して固まっていますが、ボトル内の固形成分も検査され
オリーブオイルであることが明確に分かっています。
西暦79年ヴェスビオ火山噴火の際に残ったものなので、
正確な年まで分かっているすごいオリーブオイルです。

ナポリに行かれる予定がありましたら、是非見学に行ってみてください。
一緒に炭になったパンも展示されています。


chiho

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2022年07月29日

UVケア


UVカット化粧品使っていますか。

夏UVカット化粧品やクリームは必需品になりますが、
SPF値などどんな風に決めて選んでいますか。
私は勉強不足でSPF値が高ければ高い程UVカット力が大きいと思い、
スペインのような日差しの強い国では、最低でも30以上、
通常SPF50くらいの日焼け止めを使っていました。

色々なところでUVカットクリームが
肌に良くないことを聞いていたのですが、
それほどドライ肌になることもなく過ごしていたので、
細かく調べることも怠っていました。
反省しながらある化粧品についての専門書を読み
ギョッとしているところです。

なんとSPF数値20以上は実は
あまり差がないということです。
例えばSPF20で95%カット率があって、
SPF30にしてもそれが95.5%くらいの差しか
ないというのです。
もちろん、SPF50にしても大した変わりはないそうです。

問題はUVカットにするために、
合成ポリマーの水溶液+紫外線吸収剤がクリームには
入っているというところです。
SPF値が高ければ高い程、
この紫外線吸収剤の含有量は高いのです。
因みにメトキシケイヒ酸エチルヘキシルというのが、
紫外線吸収剤の名前です。

これは皆さんにも個人的に調べて結論を
出してもらいたいのですが、
私が調べた限り日本で日常生活をするには
SPF5~10で十分だそうです。
超青空の晴れた日、屋外にいることが分かっていたら
SPF25くらいにするといいそうです。
そして、何より効果的なので物理的に
日傘や手袋で肌を守るのが最も重要だそうで、
UVカットクリームに頼らない方が良いそうです。

もうひとつおすすめケア法があります。
どうしてもUVカット化粧品を塗る場合、
洗顔後に塗ると思うので、
石鹸または合成界面活性剤入りの洗顔料で
肌の皮脂を流した後に塗るはずです。
この洗顔直後UVケアを実施する前に、
合成界面活性剤不使用のクリームを塗るべきなのです。
私は長年オーガニックのエクストラヴァージンオリーブオイルを
スキンケアに加えているので、この肌のバリア作りが
出来ていたのだと思います。
オイルなどを塗り湿ったタオルで軽くオイルをぬぐった後に、
UVカットクリームを塗れば肌の自然な肌のバリアを守りながら
UVカットクリームを使用できます。

UVカットクリームを使わずに暮らすのが難しい今、
ちょっとした事前ケアで肌を守ってあげることは
とても重要だと思います。
是非、色々調べてみてください。

Chiho

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2022年07月20日

腸がキイポイント

スペインでは40度以上が8日間続き屋外は痛いほど日差しが強いです。
オリーブオイル、ワインヴィネガー、シーソルトの最強のコンビのお陰で、
この暑さに負けずに元気に過ごしております。

7月お薦めの本は『腸がすべて』というアダムスキー式腸活法。
世界中で話題になったメソッドについての本です。
人のカラダが食べるものから作られている事は、
誰もが最近認識し直していると思います。
コロナで【自然治癒力】=免疫力が注目を浴びていますが、
免疫力は食べ物を選ぶことで増強されるそうです。

人が病気になるのを防いでくれる【免疫システム】は、
小腸・大腸に非常に緻密なものがあり、
【腸の汚れ】が腸管の働きを鈍らせ、
必要な栄養素が取り込めなくなり、
様々な病気の引き金になるというのです。

腸の重要なはたらきは以下の2つ。
1. 生命維持に必要な栄養素と水分を吸収するはたらき
2. 病気から生命を守る、人体最大の免疫システムのはたらき

アダムスキナー式では、腸の消化スピードを
【ファースト】【ニュートラル】【スロー】と分け、
食べ物の組み合わせ方も重視されています。
本を読むとポストコロナの時代、
どんな風に自分で様々な食べ物の消化スピードを知り、
それに基づいた食べ物の組み合わせをして腸の流れを作り、
解毒作用や免疫力増強をしたらよいか
様々なアドバイスがあります。

毎日の暮らしの中で【腸の汚れ】を減らし、
腸の機能をアップさせ、免疫力をアップし、
最終的には【老化防止】【ガン予防】にまで
到達するというすごい指導がされている本です。

オイルも重要なポジションにあるので、
益々オリーブオイルとくに上質な
エクストラヴァージンオリーブオイルが
必要なのか理解が深まると思います。

因みに、魚はレモンを搾って食べる人が多いと思いますが、
レモンと魚の消化スピードが違うので、
ヴィネガーをかけるよう指導されています。
マリネなどは理想的なのですね。
こんな簡単な事を知るだけで腸の機能が改善され、
より強い免疫力につながります。
是非7月の読書にこの本を取り入れてみてください。
きっとパワーアップにつながります。

chiho

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パワジオ倶楽部・前橋
群馬県前橋市江田町277
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2022年06月26日

夏のウアルド農園

夏を迎えたばかりのウアルド農園へ行ってきました。
先週猛暑で大変だったのでオリーブ畑の様子が気になっていましたが、すごく元気なオリーブの姿にホッとしました。

カサスデウアルドは灌漑システムで全てのオリーブが管理されていますが、一見ドライで水やりされているように見えないところがすごいところで、ギリギリの量しか水は投与されていません。オリーブは乾燥にとても強い木なので、過剰な水やりは果実の質に影響します。上質なオリーブオイルを作るためには果実の質が何より大切なので、水については深い経験が必要です。


日本でもようやく新年度オイルの販売が始まりましたが、写真のピクアル種のオリーブオイルはここ数年とても上質なアロマを持つオイルに仕上がっており、フルーティーさもスパイシーさも魅力的です。特にピリピリ感はわさびに通じるものがあり、是非お刺身を食べる時に刺身醤油に少々加えて楽しんでいただきたいオイルです。パスタにもどうぞお試しください。




オリーブはこれから本格的に脂質の含有量が増してゆきます。日々成長の様子は育てていると感じられるので、オリーブ栽培をなさっている方は、このオリーブの成長を今こそ楽しんでください。10日に一度くらい果実をカットし中身の変化の様子をみるのも興味深いです。


昨年完成したカサスデウアルドのチーズ工房。チーズは熟成させ時間と共に変化するので、今日訪問のもうひとつの目的はチーズのテイスティング。
フードショーなどでは周りに別の食品に影響を受け、うまくテイスティングが出来ない時が多いので、今日はじっくりマンチェゴチーズの出来を味わってきました。

マンチェゴチーズはスペインで最も有名な羊の乳を使うチーズで、熟成させればさせるほどコクがまし複雑な味わいのハードタイプのチーズになります。これにフルーティーなオイルやスパイシーなオイルを使い分けて味わうのが最高なのですが、今日は今まで何度か味わっている中でもよくお乳の甘さを確認することが出来ました。上質なマンチェゴチーズの魅力は、キャラメルやトフィーのような味、時にはトロピカルフルーツの味も感じられます。今回初めてパイナップルの香りもはっきりと感じることができ、これからもっと熟成していくとどんな仕上がりになるのか本当に楽しみです。
チーズ職人のホワンさんからテスト中のチーズもいただいてきたので、それについてはまた次回アップします。


皆様、カサスデウアルドのオリーブオイルで是非チーズも色々食べ比べてみてください。
特にハードタイプのチーズに上質なオリーブオイルをかけると、とっても美味しく上品なチーズに変化します。

Chiho

2022年06月25日

2021-2022年度オイルいよいよ販売開始です。

大変お待たせしました。
新年度オイルの販売をやっと開始することが可能となりました。
コロナの後に到来した世界的なコンテナ不足問題から、
中国の監禁対策による海上運送網の混乱と、予期できぬ問題に遭遇しながらですが、
無事イベリア半島からオリーブオイルが届きました。
どこのメーカーもインフレや当たり前に調達できていたものが出来ないという問題を抱えていますが、皆一日も早く日本へオイルを届けるために努力をしてくれました。
今まで以上にメーカーとの信頼関係を結べるチャンスとなった事だけが、何より嬉しい副産物です。


スペイン産のカサスデウアルドのオイルは、今年も理想的な仕上がりで安定した素晴らしいオイルです。
ポリフェノールの含有量もピクアルやコルニカブラが非常に高く、美容と健康のためには欠かせないスパイシーオイルとなっています。
コロナで健康のためにオリーブオイルに切り替えたという人がとても増えています。
3L缶のお徳用缶入りオイルと共に、瓶入りの最高品質のオリーブオイルを一家に常備しておくことは、益々欠かせない習慣になっていると思います。

ポルトガル産のカームのオイルについては、来週ワインの状況を確認すると共に、
現地でリポートをする予定ですので、オーナーに詳しく語ってもらおうと思います。カームは雨量がイベリア半島の中でも最も少ない地域に存在し、灌漑システムもない中で生産をしている伝統栽培農園です。どのくらい大変な栽培を実施しているかは想像出来る方もいると思いますが、水がほぼない環境での過酷な栽培で、その中で生まれるオリーブオイルは、まさに大地のエキス=自然からの贈り物です。このような栽培をする生産者がどんどん減る中、カームのチャレンジは今日も続いています。
リポート楽しみにしていてください。

Chiho


2022年06月03日

オリーブオイルで脳の老化も防止・アルツハイマー予防


脳へのオリーブオイルによるメリットの数々は、
最近数々の研究で実証されています。
オリーブオイルと言ってもエクストラヴァージン=100%オリーブジュース
でないと効果はありません。
なぜかというとこれらの効果は大きく抗酸化物質によるものが大きいからです。

微量ですが上質なエクストラヴァージンオイルに含まれる抗酸化物質、
代表的なものはポリフェノールやオレオカンタール、オレウロペインなどがあります。
なんとオリーブオイルには230種類にも及ぶ抗酸化物質の種類があり、
日々数々の発見が続いています。
脳の主成分は脂肪で多くの酸素を消費するので、
脳の酸化ストレスを抗酸化物質で守る事がとても大切なのだそうです。
酸化ストレスが、脳の老化の主な原因だといわれているので、
毎日抗酸化物質を摂取することは、脳の老化を抑制していることになります。

パワジオ倶楽部で販売しているエクストラヴァージンオイルは、
造り手の顔がみえるだけでなく、製造全工程を公開していますが、
成分的データーももちろん公開しています。
毎日使うオリーブオイルを選ぶ時に、抗酸化物質、
特にポリフェノールの含有量が確かめられることは、
健康を考慮して上質なオリーブオイルを探している方には大きなメリットだと思います。
苦味や辛味の強いオリーブ品種の方が抗酸化物質をたくさん含んでおりますが、
近年搾油技術はとても進化したので、昔のようなするどい苦味や辛さはほぼありません。
どなたでも使えるスパイシータイプのオリーブオイルが増えたと言えると思います。

ポリフェノールの含有量の多いオリーブ品種は、ピクアルやコルニカブラです。
マイオリーブオイルを選ぶ時の参考にしてください。

chiho

2022年05月22日

スパルト草の伝統工芸品

スパルト草はイネ科の非常に耐久性に優れた植物で、紀元前からイベリア半島の主要産業でした。
昔はどんな事にもこの紐のように編まれたスパルト草が活躍していたようで、陶器作りから航海に至るまであらゆる分野で不可欠品目だったそうです。


近年サステナブルな暮らしが注目され、環境に優しいものを再利用する動きが世界中でありますが、その中でスパルト草も注目されています。
スペインではロエベのような一流ブランドもスパルトを素材として導入し、お洒落なバックやエスパドリューと呼ばれるサンダルまで作っています。


インテリア業界ではカーペットまで素晴らしいデザインのものが作られており、これから益々人気上昇が予感される素材がスパルト草です。

パワジオ倶楽部・前橋では、15年程前からこの素材で作られたカゴやインテリアグッズを直輸入。たくさんのファンの方々がおります。
特にカゴは色々なフォームがあり、使い道も無数あり1個使い始めると、次にもっと違う型やサイズのものが欲しくなってしまう魅力ある伝統工芸品です。スパルトはとても頑丈なので、後継者がいない業界だったのですが、ここ数年エコ素材として注目度を増したために、少し改善が進み後継者が出てきた業界でもあります。


アニマルトロフィーは可愛いだけでなく、とてもクールなインテリアグッズとしてもデザイナーの間で今大人気です。
カフェやレストランにもよく飾られているところを見ます。このエコ志向の暮らしの傾向はこれからも続いていくと思うので、スパルト草活躍の場がどんどん増えていくと思います。

chiho

2022年05月08日

母の日

今日は『母の日』。

日頃の感謝の気持ちを
伝えたい。

健康志向のお母さんに
オリーブオイルを、
ガーデニングが趣味の方には
オリーブの木を贈るのは
いかがでしょうか。

おいしいお食事に合わせたい
ワインも取り扱っています。

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2022年04月29日

連休中の営業日のお知らせ

パワジオ俱楽部・前橋
連休中の営業日の
ご案内です。

【営業日】
4/29.30
5/1.2.4.5.6.7.8
定休日:5/3(火)

【萩さんの出勤日】
本日4/29
5/1.2.4.5.8

あいにくのお天気での
連休スタートとなりましたが
みなさまのご来店を
スタッフ一同お待ちしております。

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2022年04月14日

母の日

5月8日は『母の日』。

ありがとうの気持ちを
プレゼントと一緒に
贈りませんか?

パワジオ倶楽部では
オリーブオイルや
オリーブの木など、
母の日に向けて
贈り物をご用意いたします。

ぜひご利用ください。
(ラッピングは一例です。
変更になる場合もございます。
予めご了承ください。)

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2022年03月14日

春の贈り物に

春は新しいことが
はじまる季節。
お祝いやご挨拶の機会も
多くなると思います。

贈り物をご用途に合わせて
ラッピングをさせていただきます。
ご相談くださいませ。
※ラッピングにお時間を
頂く場合がございます。
予めお決まりの際には
お電話でも承ります。

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2022年02月27日

アニマルトロフィー

スペインの伝統ハンドメイド クラフト アニマルトロフィー
世界中で愛されています。
特に最近 アメリカで大人気と聞いていますが
地元スペインでもナチュラル素材が注目されているので
子供部屋やエントランス、テラスに飾る人が多いです。

レストランのインテリアやバルとしてもよく見かけます。
何もない壁に色々なアニマルが飾られているとかわいいです。


chiho

2022年02月25日

健康と食品について

コロナのために世界でパニックが起こり、健康管理の大切さが新たに問われる時代になりました。何より自ら食について知り、健康は自分で守るというスタンスが重要だと思います。かなり前に出版されたベストセラーを皆様にもお薦めしたいと思います。

『世界一シンプルで化学的に証明された究極の食事』津川友介教授(アメリカUCLA大学准教授)著。
この本では世間に健康についての情報があふれていますが、本当に化学的なエビデンスで健康に良いことが分かっている情報が少ないことを指摘。5つのグループに証明されている事実を分類して、究極の健康な食事について語っています。

グループ1でエビデンスのある健康食品として選ばれているのが次の食品です。
① 魚
② 野菜と果物
③ 茶色い炭水化物
④ オリーブオイル
⑤ ナッツ類

茶色い炭水化物とは、精製されていない穀物のことですが、ライ麦やオーツ、キヌアなども入っています。

本の中で世間では成分に注目して健康について語られる事が多いのですが、サプリメントと食品そのものから得られる健康効果は違うので、成分ではなく食品そのものが重要視されています。

地中海式食事法が相対的に病気になるリスクが低いこともコメントされています。
確かに茶色の炭水化物、豆類などの摂取が多く、オリーブオイルを毎日摂取する地中海式食事法は、日本に古来からある食事法とミックスすれば最強だなと思いながら、私は本を読みました。

そして、2006年3月に出版されたアメリカの健康専門雑誌【ヘルス】でも『世界5大健康食品』としてオリーブオイルが選ばれていたことを思い出しました。以下がその5つです。

① オリーブオイル
② キムチ
③ レンズ豆
④ ヨーグルト
⑤ 納豆

日本でも最近レンズ豆は消費する人が増えています。スペインでは週に一回は食べるレンズ豆の煮込み料理やスープがあります。レンズ豆以外は皆さん食べていると思うので、是非レンズ豆も食事に取り入れてみてください。

とにかく、野菜や果物はそのままの形を崩さず食べ、加工品を減らし、上記のような食べ物を出来る限り摂取する習慣は、地中海式食事法などでも証明されているように、健康に長寿という願いを叶えてくれると思います。日本にはなかったオリーブオイルは大きなキイポイントです。

Chiho

2022年01月20日

『ORAC値』を活用しよう。

『ORAC』という数値をご存知ですか。食材が活性酸素を吸収する能力(抗酸化力)を数値で表したものです。活性酸素は一言で言うとカラダを酸化させ錆させるものなので、ORAC値が高い食材はアンチエイジングパワーが高いと理解されます。ORAC値を合計3万くらい一日の食事で摂取すると、血中の抗酸化レベルが10%~25%アップするというデーターもあるそうです。
食材別にORAC値の高いものを紹介します。

『野菜』
1.加熱済みのアーティーチョーク 半カップ 7900
2.生のほうれん草 1カップ 2600
3.焼き芋 1本 2400
4.生のブロッコリー 半カップ 1900
5.生の紫玉ねぎ 1カップ 1600
6.加熱済みのアスパラガス 半カップ 1500
7.生の赤ピーマン 1カップ 1200
8.生のにんじん 1カップ 900
9.生のカリフラワー 1カップ 800
10. 生のなす 1カップ 800
11. 加熱済みのトマト 半カップ 500
12. 生のレタス 1カップ 300
日本でアーティーチョークが簡単に手に入らないのが残念ですが、これでアンチエイジングパワーの強い野菜がわかりますね。ほうれん草やサツマイモ、ブロッコリーは毎日食べたい野菜です。

『フルーツ果物』
1.アサイー 25g  25675
2. ブルーベリー 1カップ 9700
3. ラズベリー 1カップ 6000
4. ふじりんご 1個 4700
5. プラム 1個 4100
6. サクランボ 3/4カップ 3500
7. オレンジ 1個 3000
8. いちご 半カップ 2700
9. 小ぶりのいちじく 2個 2700
10. ピンクグレープフルーツ ハーフ 1900
11. プルーン 3個 1900
12. バナナ 1本 1000
13. デーツ 25g 974
14. アボガド 1/4個 700

注目の飲み物
1. ブルーベリージュース 半カップ 3600
2. 赤ワイン ハーフグラス 7600 カベルネソーヴィニョンの場合
3. 赤ワイン ハーフグラス 5700 テーブルワインの場合
4. 緑茶 1杯 4000
5. 紅茶 1杯 2700
6. グレープフルーツジュース 半カップ 1500
7. オレンジジュース 半カップ 900
8. リンゴジュース 半カップ 500
9. 白ワイン ハーフグラス 600
10. レモン果汁入り水 レモン果汁28g 400

『ナッツ』
1. ぺカンナッツ 4粒 2500
2. くるみ 3.5粒 1900
3. ヘーゼルナッツ 8粒 1000
4. アーモンド 10粒 500
5. ピーナッツ 15粒 500

『チョコレート』
ダークチョコレート 28g 5900

『スパイス』
1. シナモン 小さじ1 7000
2. クローブ 粉末小さじ1 6600
3. オレガノ 粉末小さじ1 3600
4. うこん 粉末小さじ1 3500
5. カレー粉 小さじ1 1000
6. 生姜 小さじ1 500

参照資料: エリカ・アンギャル『30日で生まれ変わる美女ダイエット』

ワインは注目の飲み物です。
ここではカベルネソーヴィニョンの数値が出ていますが、パワジオ倶楽部のポルトガルワインはもっと含有量の高い品種だと思いますので,グラスワインは意識したい飲み物です。赤の方が白よりも効果的です。

それでは、皆様是非このORAC値活用してください。
Chiho

2021年12月19日

『オーガニックのオリーブパテ』


今年のクリスマスに是非試していただきたいグルメ商品が、
スペイン産オーガニックのオリーブパテです。
オリーブの漬物を原材料としたパテですが、
オーガニックのヘルシーな果実を、
伝統製法でじっくりと時間をかけて漬物にし、
たっぷりと最高級のエクストラヴァージンオリーブオイルを使って作ります。


世界中に存在する数多くのオリーブパテの中でも、
トップレベルだと確信しているパテです。
これを知ると今までのパテは何だったのか不思議になるくらい、
格別においしいもので、長年スペインから直輸入しております。

今日は製造工程写真も少しアップさせていただきます。
伝統的な手法で作られたアルベキーナ種の漬物を、丁
寧に選別しペースト化し、ハーブやオイルで味を整えていきます。
独特の味わいはオリーブの旨みをしっかりと保存したもので、
芳醇な香りと味わいです。
早摘みのパテと完熟パテの2種類がありますので、
2種類の全く違う味わいをお楽しみいただけます。



しばらく前から日本一優れた海苔の老舗でも取扱いが始まっており、
色々な形で海苔との組み合わせが進んでいます。
オリーブのすごいところは、
食材に関係なくマッチしていくところだと思うのですが、
海苔やお刺身などにこのペーストを添えると、
本当にグレードアップしていきます。

クリスマスパーティーなどのカナッペ作りにも大活躍しますし、
ディップとしてもお洒落にテーブルを飾ってくれます。

もちろん、ワインのお供としても理想的なので、
ワインと一緒にプレゼントにしても喜んでいただけること間違いありません。
特に赤ワインに組み合わせると美味しいです。

本格派のオリーブパテをお届けできることを、とても嬉しく思っています。
確実にファンを増やしている優れたグルメ食材を、
どうぞ今年のクリスマスやお正月の席でお楽しみください。


Chiho

2021年12月11日

クリスマスにおすすめのロゼワイン


ポルトガルは、ヨーロッパでもほぼトップの在来品種ぶどうを守っている国です。
優れたワインというとフランス、イタリアなので、
まさか在来品種が最も多い国だとは驚きですよね。
これは今後研究調査が進むに連れ順位が代わるかもしれませんが、
とても小さい国なのに気候に多様性があるので、
こんなたくさんの種類のぶどうがあること間違いなしです。
そして、これがポルトガルワインの面白さの根底にある事実でもあります。

今日はクリスマスに多くの人の楽しんでいただきたいワインとして、
カームのロゼをご紹介します。
ロゼワインは日本ではまだまだ飲む機会が少ないかもしれませんが、
アメリカでは市場の半分を占めているほど人気です。
フランスでも市場の約30%はロゼが占めており、
とってもポピュラーなワインなのです。
スペインでもワイン好きの人は好んで飲むワインがロゼ、
私も赤よりも軽い飲み心地のものを飲みたい時は、ロゼを飲んでいます。


@bordeaux.com


ロゼの特徴は、赤ワインに使用される黒ぶどうが原料となっていることです。
ぶどうの皮(スキン)を果汁に浸みこませて、
この魅力的なピンクやチェリーのような色を出しています。


カームのロゼワインに使われる品種は、
トリーガナショナルというポルトガル北部・
ドウロ川流域の女王的なぶどうを使用。
この品種は、ピノ・ノワールやカベルネソーヴィニョンなどに匹敵する
最も優れた赤ワイン用の品種です。
写真のようなアロマがあると言われていますが、
あなたはどれだけこのアロマをワインから発見できるでしょうか。

赤いベリー系の香りの中に、繊細な野生の白い花の香りなどが漂っていると思います。

Chiho

2021年08月26日

パワジオ倶楽部 屋上からの眺め

 パワジオ倶楽部には、現在は
利用していませんが屋上があります。
そこからの眺めは、近くでみる
オリーブとは違った景色がたのしめます。

 今日はまた真夏の暑さが戻りましたが
オリーブの木を見ていると、とても涼しげで
葉色の緑に癒されます。

 オリーブは品種によって
葉の色や形が違ったり、
実の大きさ、形も様々です。
 一本手に入れると、他の種類も
集めたくなる楽しさがある気がします。
実際お客様の中には、品種のコンプリートを
目指している!という方もいらっしゃいました。

 当店の専門スタッフ”萩さん”も
かなりのコレクターです。
朝一番、起きてまずすることは
ご自宅のオリーブの木の様子を愛でることから
一日が始まるそうです。


 
 今日も暑い中、オリーブに水やりをする
萩さんを発見しました。
いつもありがとうございます。


yamaguchi

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2021年07月26日

新商品CARM  ロゼワインが仲間入りです。


750ml ¥2000(税別)


こちらポルトガルのドウロ川上流カームのワイナリーで作られるCARM ROSE。
ポルトガルの赤ワインぶどうの女王格トゥリーガ・ナショナル種100%使い、
白ワイン製法で造られる贅沢な本格的ロゼです。

クールな切れの良さの中にフローラルノートが存在し、
ベリーの香りも感じられる上品な仕上がりです。
ドウロでもっとも優れたロゼワインとしてコンクールでも選ばれています。
8℃から10℃くらいに良く冷やして飲むのがおすすめです。

暑い季節、どうしても白ワインやビールなどライトな飲み物が欲しくなります。
ロゼワインのブームは現代のライフスタイルにピッタリなのだと思いますが、
ワインの産地ではおじいちゃんが好んで飲んでいる伝統ワインです。
彼らのエネルギーのもとはきっとワインによるところが大きくあると思うのですが、
ワインを飲んで暮らしている人々の笑顔は、
日本のワインを愛する人にも広がっていくと思っています。
ワインのあるライフスタイル。今の日本にもっと必要なものではないでしょうか。


chiho

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2021年07月09日

スペインから古代からあるすごい素材スパルト入荷となりました。

ロングランの人気雑貨スパルト草という地中海独特の植物を使った、
カゴやアニマルトロフィーが入荷となりました。
地中海沿岸からアフリカ北部に生息する植物で、
古代から人々の生活に欠かせない重要な役割を果たしてきました。
何十年もスペインから雑貨や工芸品を日本に紹介していますが、
その中でも最も古くからある素材がスパルトだと思います。
あらゆる手仕事が生き残るために苦戦している中、
スパルトは今でも超人気商品の素材となっており、
これからもっと役立ちそうな素材です。

スパルトでカゴやゴザのようなカーペット、
すだれのようなモノまで作られていますが、
特にカゴやオブジェは伝統的なデザインもかわいくて人気です。
オブジェとしてはアニマルトロフィーが昔から人気ですが、
最近ミニサイズのものが増えており、
小さいなスペースでも楽しんでもらえるようになりました。



アニマルトロフィーはもっと大きいものを壁に飾るのが
昔から人気なのですが、最近レストランやバルなどで
このオブジェを使うところが多く、まるでマスコットのように人気です。
自然素材だから見ていて落ち着くのかもしれません。

最初のコメントした現在大人気の理由のひとつは、
エスパドリューという履物が原因です。
これも古代からある履物ですが、ヨーロッパではバカンスの間、
特にビーチでこの履物を使う事が主流です。
楽過ぎて他のものが履けないくらい楽ちんなのです。
日本ではエスパドリューといいますが、この言葉自体『スペイン人の履物』という意味を持ち、
スペインが原産地であることを示しています。
スペイン語では『アルパルガタ』といいますが、スパルトの履物を意味しています。


写真がアルパルガタ。
最もベーシックなもので、今では様々なデザインがあり、
ヒール付き、厚底など色々ありますが、どれも履きやすいので専門ブランドもあり、
高級品は1万円以上、ロエベなどのブランド品になると5万円以上の価格になります。

本当に長年伝統品を探し続けていますが、
このスパルトほど生活に浸透している古いグッズはないと思います。
色々なサイズのカゴやアニマルオブジェを入荷しましたので、
どうぞ一日も早くご来店ください。
次回はこのスパルトで日本サイズのカゴを作ってもらうことを夢見ています。


Chiho


2021年05月21日

オリカテセンのオリーブパテ

スペイン、カタルニア地方レリダにある
オリカテセンのオーガニック農園では、
オリーブの加工品にも力を入れています。
ここは特に伝統栽培を復活させているので、
レシピなども昔ながらのものを守っています。
オリーブの漬物作りはパワジオ倶楽部でも
毎年指導していますが、簡単な方法だと
どうしても苛性ソーダを使います。
昔は苛性ソーダを使わず、なんと水と塩だけで
漬物作りをしていたのですが、
相当時間がかかるというデメリットがあります。
3か月から6か月くらいは漬物に時間をかけていたと思います。

こちらが漬物になったアルベキーナの実。
かなりキレイなピンクに仕上がっています。
これを丁寧にパテ=ペーストにしていきます。

練るとピンクからブラウンに色は変色してしまいます。
空気との接触でオリーブはどんどん酸化して変色します。

ペーストには農園のハーブとオリカテセンの
上質なエクストラヴァージンオイルが加えられ、
オリジナルレシピのオリーブパテへと変身します。
私も相当色々なブランドのオリーブパテを食べていますが、
このパテよりも美味しいものには巡り合ったことがありません。
早熟と完熟2タイプあるので、どちらも食べ比べて欲しいのです。
特徴が全く違うパテなので、ここでもオリーブの実の
多様性を知っていただけると思います。

これから暑くなってくるとよりおいしく感じられるのが、
このオリーブパテだと思います。
ワインのおつまみとしても最高です。

ベナンシが作ってくれるオリーブオイルは
バナナやアーモンド風味の強い
溶かしバターそのもののアルベキーナです。


早熟タイプのオリーブパテ


完熟タイプのオリーブパテ


小野塚千穂

2021年05月19日

スペイン アルハンブラ宮殿(後編)

開催中の「受粉まつり」で、お預かりしている木が
パワジオの庭の中央に集合しています。

密を避ける日々が続いていますが、こちらは仲良く
並んで賑やかです。

さて、お待たせいたしました。

スペインからの便り~アルハンブラ宮殿(後編)を
お届けします。


**************************


アルハンブラで最も古く完璧な状態で残る窓のひとつがこちら
【リンダラハのバルコニー】です。
写真では識別できないのですが、
タイルも漆喰もオリジナルの部分が残っていて、その細かさに驚かされます。
アルハンブラで唯一残るオリジナルのステンドグラスの天井です。
何度訪れても感動しますが、静かに見ることができたら感動は倍増します。

【アラヤネㇲのパティオ】は、
キリスト教徒のカルロス5世が増設した宮殿と混ざっていますが
圧倒的な美しさを保っており、
アルハンブラを訪れた王侯貴族がどのくらい驚いたか察することが可能なパティオです。
アルハンブラは迷路のような構造になっていますが、
迷路の先々にこのようなオアシスが拡がっています。


パルタル庭園は宮殿から出て、離宮であるヘネラリフェに向かう途中にある庭園ですが、
見晴らしのよい場所にいくつか建造物が残っています。
初めて訪れた時は、この池を守っていたライオン2頭の彫刻が残っていたのですが、
現在ライオンは博物館で保管されています。
博物館で保存する理由はよく分かるのですが、
やっぱりライオンが居た方がこの庭園が引き立ちます。
レプリカを作らないのが不思議ですが、この庭はシーズン別に色々な花を楽しめるので、
春夏秋冬シーズンを替えて訪問したいところです。



スペインで最も美しい場所はと尋ねられたら、
間違いなくアルハンブラ宮殿答えます。
宮殿の足元に城下町が広がるのですが、
この写真は城下町アルバイシンから撮ったものです。
藤が満開で香りも景色も最高だったのですが、
アルハンブラ宮殿は庭園・ガーデンを愛する人には絶対に訪れてもらいたいと、
訪れれば訪れるほど感じます。スペインで育まれた特有のイスラム建築は、
シルクロードを経て伝来した焼き物の彩も楽しめますので、
日本人なら以外な懐かしさも感じることができるかもしれません。

小野塚千穂

2021年05月05日

スペイン アルハンブラ宮殿(前編)

連休最終日は、あいにくのお天気になりました。

今年の春は気温の上昇が早く、オリーブの開花も
随分と早くなるのではと心配していましたが、
ここに来て足踏み状態。

例年通り、ただいま「受粉祭り」を開催中で
ご自宅からご持参頂いたオリーブや、この期間中に
お買い上げ頂いた木が受粉に向け、スタンバイ中です。


さて、相変わらずの生活が続き、気兼ねなく海外へ
旅することが出来るには、まだ時間がかかりそう
ですが、当店コーディネーターの小野塚 千穂から
スペイン アルハンブラ宮殿の現在の様子が届き
ました。

先日の、「スペイン陶器とタイル」に引き続き、
スペインからの便りをお楽しみください。


**************************


アルハンブラ宮殿は、世界的に有名なスペインで
花開いた独特のアラビア建築です。13世紀から
15世紀くらいには、栄えた建築様式が、その後の
キリスト教徒によるリフォームと共に共存しています。
石造りというは、もろい煉瓦や漆喰、木材が大量に
使われたデリケートな建造物で、こんな素晴らしい
状態で残っている事は奇跡的です。


コロナのおかげで何年も前のように、アルハンブラ
宮殿をほぼ貸し切り状態で訪問することができた
ので、皆様に今の様子を少しシェアさせて頂きます。
ここは誰もが一生に一度は訪れて欲しいところです。
ライオンの噴水は何年か前に修復され、パティオも
昔のように全面が大理石になっています。124本の
大理石の柱がオアシスのパームツリーのように
並んでいますが、以前は砂利が敷かれ植物が植え
られていた時の様子も私の記憶には強く残って
いるのです。

大理石になって10年弱くらい時間が経過したので、
かなり建物全体に大理石の床が馴染んできた
感じです。今回は噴水の音色がよく響き、作曲家
タレガの【アルハンブラの思い出】のメロディーを
聞いているようでした。


この天井はアラビア建築特有のムカルナスと
呼ばれる構造で、まるで鍾乳洞のように漆喰や
木を使って作られています。
スペインではモカラベと呼ばれるのですが、漆喰
と木を使っているので雨漏りがあったら簡単に
傷んでしまうものなのです。
建物の構造もオープンなので、野鳥の出入りも
きっと激しかったと思うと、益々この美しさが
こんな風に見られることは奇跡だと思ってしまいます。
ヨーロッパの他の宮殿では、ここまで見る人の想像力
を刺激するところはないと思います。
自然に意識が別の領域に移る感じです。


アルハンブラで最も古く完璧な状態で残る窓の
ひとつがこちら【リンダラハのバルコニー】です。
写真では識別できないのですが、タイルも漆喰
もオリジナルの部分が残っていて、その細かさに
驚かされます。アルハンブラで唯一残るオリジ
ナルのステンドグラスの天井です。
何度訪れても感動しますが、静かに見ることが
できたら感動は倍増します。


小野塚 千穂

************************

後日、後編を掲載いたします。
お楽しみに。

ohnogi
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2021年05月03日

スペイン陶器とタイル

タイルというとスペインやポルトガルが有名ですが、
実はポルトガルにあるタイルの伝統も起源はスペイン南部と言われています。
スペインは800年近くの間イスラム文化の影響を受けていたので、
特に南部アンダルシアにはアラビアンスタイルの建築様式が残っています。
スペインのアラビアンスタイルは独特で、
古代ローマ時代の建築様式もミックスされているので【ヒスパーノ・アラベ】と呼ばれます。

この古い伝統は今でもしっかりと生きた伝統として残っており、
たくさんの家が素敵に飾られています。

地域の伝統陶器やタイルが窓辺に飾られていますが、
白壁に伝統陶器の色合いが本当によく合うのです。

古い建造物の場合、それがもっと豪華になるのですが、
階段一段一段にもタイルがはめ込まれています。

場合によってはアンティークタイルの古さは15世紀くらいまで遡り、贅沢の極みのような素晴らしい状態で残っています。
この階段もリフォームを続けながら使われています。


これは幾何学模様のタイルを貼った壁ですが、
腰のあたりまでタイルが壁面を覆い、
暑さをしのげるようになっています。
イスラム文化の影響で、スペインでは女性は椅子に座らず、
床にクッション(座布団のようなもの)を使って座っていたので、
壁はタイルになっており、屋内はとても涼しい環境が作られています。
アルハンブラ宮殿と同じように、
豪華さは違ってもタイルを屋内に使う習慣は広く暮らしに浸透しており、今でも深く根ざしています。

ガーデンの中でも陶器は必需品で、植物をより美しくしてくれるので、
パワジオ倶楽部ではオープン当時からテラコッタや伝統タイルを取り扱っていますが、
これからも益々この伝統が暮らしに浸透したらいいと思っています。
オリーブの木をテラコッタポットに植えたり、
庭にタイルを添えたりすると、植物からだけでなく、
人間の手のぬくもりともコンタクトがとれます。
次回は少しアルハンブラの今の様子をお伝えしたいと思います。


小野塚千穂


2021年01月06日

本日より営業開始です!

 きのうが定休日だったので少し遅めですが、
パワジオ倶楽部、本日が仕事始めです。
本年もよろしくお願い致します。

 寒波も何も来るので、
暫くはおうちでゆっくり過ごす夜が
多くなると思います。

 そんな時にはポルトガル産のワインをどうぞ。
ちょっとしたお持たせにも良い、
気軽なラッピングも無料で承っています。

 今年も皆さまの健康で楽しい暮らしの
お手伝いをできますように。

karasawa


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2020年12月28日

今年もありがとうございました!

今年はコロナ一色の年でありましたが、
たくさんのお客様にご来店頂きまして
誠にありがとうございました。


 春先に予定しておりました
「オリーブの剪定教室」や
毎年恒例の「受粉まつり」などが
中止になってしまい、
とても残念な一年でした。

 そんな中でも、萩さんの話を聞きに
足を運んでくださるお客様が
たくさんいてくださったことは、きっと
萩さんの励みになったことと思います。

 ご来店くださるお客様との会話は、
とても勉強になることばかりで、
私達スタッフも色々と学ばせて頂きました。


本当に大変な一年となってしまいましたが、
来年は今よりも良い方向へと
むかってくれる事を願うばかりです。


今年もパワジオ倶楽部をご愛顧いただきありがとうございました。
2021年もどうぞよろしくお願い致します。

営業開始日 1月6日(水)10:00open


良いお年をお迎えください。



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2020年12月06日

クリスマスの食卓をおしゃれに。

クリスマスが近づいてくるとオーナメントが飾りたくなりなりませんか。
パワジオ倶楽部では、リース教室を毎年開催してお洒落なクリスマスの過ごし方を提案していますが、テーブルセッティングでも、植物は大活躍。
今年はみかんやオレンジをオリーブの枝と共にテーブルに添えてみませんか。

写真のように、ハンドメイド陶器にみかんを入れてもいいですし、オリーブウッドのサラダボールにクルミやぶどうを入れてもお洒落な飾りが簡単に出来ます。

プラス、チーズボードなどを用意して、フルーツにオリーブコンフィチュールやいちじくのコンポートを加えたら、最高のオードブルやアペリティブテーブルが出来ます。



カンベックのいちじくコンポートは、様々なチーズに組み合わせることが出来ます。
赤ワインにもピッタリなので、カームのオーガニックワイン【キンタダウルゼ】と
一緒にいただくこともおすすめです。


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2020年12月05日

待ちに待ったアーリーハーベストドミヌス販売スタート

待ちに待ったアーリーハーベストドミヌス
7日(月)から販売になります。


お待たせしました!
アーリーハーベストドミヌス、どうなるかと思いましたが今年も搾りたてのオリーブオイルジュースをお届けする事が実現しました。フライトが少ないの大変混み合い、送料も大幅にアップしているので、ここまで来るのはハラハラでしたが到着致しました。

10月15日、2020年の搾油初日のオイルをボトル詰めしてお届けしています。
オリーブオイルの世界はワインのように日々進化しています。ワインとの違いは保存期間が短い事ですが、ある意味ワインよりも贅沢で、ウルトラプレミアムの世界では、初日に搾ったオイルだけを商品化したりすることも可能になり、歴史上最も優れたオリーブオイルを皆さんにお試しいただけるようになりました。


ざっとオリーブオイルに関わる仕事を始めてもうすぐ15年になりますが、この5,6年の進化はすごいもので、ストロングタイプだったピクアルやキンタドコアなどのスパイシーオイルも、今ではフルーティー部門に入るようなオイルに変化してきています。理由は搾油条件、機械の進化で、以前苦味として残っていた部分が改善され、苦みさえもよりフルーティーで柔らかさを増しています。
気になる出来栄えですが、2020年度の果実はアンダルシアではとても上質です。毎年違う味わいですが、昨年度よりもアロマの質は上質なものが完成していると思います。

是非、まずはパンやご飯にかけて味わってみてください。ヨーグルトやお豆腐、納豆、アイスクリーム、フレッシュ―チーズなどもアーリーハーベストの良さが引き立つ食べ方だと思います。リンゴやオレンジなど、今が旬のフルーツにもそのままシロップのようにかけてお楽しみいただけます。

今注目の免疫力を高めるために個人で出来る事のひとつが、腸活と呼ばれる腸の健康状態を活発にするための努力です。なんと排便は一日3回が理想的なものだそうです。オリーブオイルを摂取することで、腸の活動が正常化した人は多々おります。朝一にスプーン一杯のオリーブオイルを摂取する習慣をつけるためにも、アーリーハーベストドミヌスは最適なオイルです。フレッシュなのでオイルとは思えない良さがあります。便秘でお悩みの方などには、朝晩、特に夜、最後に口にするものがオリーブオイルだとより効果的だと聞いております。

Monva社ディレクターのルイスさん。彼のおかげで特別なオイルが入手出来ました。

おいしいものとして食べるだけでなく、健やかな毎日のために上質なオリーブオイル(エクストラヴァージンであることが条件です)は、今や欠かせない予防のためのツールでもあり、美容と健康に欠かせません。これは女性だけでなく、6か月以上の赤ちゃんから高齢者まで全ての人に共通する事実です。

オリーブオイルが日本中のキッチンで浸透するよう、今後も頑張りたいと思います。アーリーハーベストのファンの皆様、今年も楽しみにしていただき誠に有難うございました。


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2020年07月05日

オリーブオイルのある朝食

夏になるとオリーブオイルの需要が増えてきます。
なぜかというと加熱せずに冷製で食べられるものが食卓に上がることが増えるからだと思います。
特に朝一にオリーブオイルを生で摂取することをいつも勧めておりますが、人によっては生でどうやって食べたらいいのか悩んでしまう方もいます。
以下がおすすめの使い方です。


1. オレンジジュースやトマトジュースに大さじ1杯
2. ヨーグルトに大さじ一杯
3. 納豆に大さじ一杯
4. お味噌汁に大さじ一杯
5. 焼き魚に大さじ一杯
6. トーストにバターの代わりに。

こんなところが一番簡単に出来るオリーブオイルの生の摂取方法です。

ヨーグルトにオリーブオイルをシロップのように使うことを私は毎日のように実施していますが、ヨーグルトにフルーツをたくさん合わせます。
バナナなどにもオリーブオイルを掛けますが、バナナはオリーブオイルととても良く合います。オリーブの品種によってはバナナ風味のものもあるくらいなので、すごくマッチします。
幾つかヨーグルトとフルーツの写真をアップしますが、色々ミックスしても最高においしく食べられます。
場合によっては、アーモンド、ピスタチオ、かぼちゃの種、くるみなどナッツもプラスするとよりヘルシーでパワーアップになります。


夏を元気に乗り越えるために、この習慣は多くの人におすすめします。


chiho

2020年05月02日

オーガニックオイルって?

スペインからオーガニックオリーブオイルのオリカテセンが届いたので、
今日はよくあるオーガニックオイルについてへの質問にお答えします。


オーガニックオリーブオイルは、「オーガニック=有機栽培した」オリーブだけ使い「オーガニック認証事業者の作った」オリーブオイルということです。化学合成された肥料や農薬は使用せず、天然物質を使った肥料や農薬は一定の量だけ使用が許されています。


EUのオーガニック認証機関の認証をうけたメーカーが作っているものだけが、オーガニックと言えるものになりますが、日本でもJAS機関が認証を保証するので、ある意味ダブルチェックされていると言えます。

オリカテセンはアルベキーナが90%。残り10%は聞いたこともないような名前の在来品種を使っています。同じアルベキーナでも特徴が全く違いますし、特にオリカテセンはノンフィルターのアルベキーナなので、よりバターのような食感が味わえます。どうしてもこのオイルでないとダメというファンもいるほど。このオイルもとっても魅力的です。


パワジオ倶楽部には、カサス・デ・ウアルドのようなオーガニックではないオイルもありますが、実はオーガニック栽培と同じ条件で製造されています。
ウアルドは巨大な農園で、オリーブ以外の農産物も色々生産しており、農園をオーガニック登録する予定はないのです。
オリーブオイルは残留農薬を検査することでも、どんな風に栽培されたものか確認可能です。
ウアルドのオイルは他社のオーガニックオイルと同様に、検査で全く化学的な肥料や農薬は確認出来ません。
オーガニック農園以上に自然な栽培をする見本農園ですが、上記のような理由で、オーガニック農園にはなれないので、それをご了承ください。


こんな風にオーガニックにも色々なストーリーが背後にあり、オーガニック認証がなくてもオーガニックのような素晴らしいオイルは存在するのです。

単一品種もオーガニックオイルも、パワジオ倶楽部のオイルは全て安心して使っていただけるものばかりです。


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chiho

2020年05月01日

シェフ専門誌【東京シェフズ】にカサスデウアルドが登場!

パワジオ倶楽部のオリーブオイルは、お陰様で日々ファンを増やしておりますが、
なかなかプロがここまで優れたオリーブオイルを採用する事は少ないのが現状です。


コスト的にもっとお肉や野菜、フルーツなどにはこだわって高級なものを使用する
プロは多いのですが、まだまだ脂質の大切さは以外と重要視されていないのです。


そんな中、このようなプロ専門誌でスペインの革新的な農園カサスデウアルドが
しっかりと紹介していただけたことは、とても嬉しい事です。
新たにステップアップした感じです。

日本でもスペインでも意外とシンプルであればシンプルであるほど、
素晴らしい料理と称えられる料理が多いように思います。
そんなシンプルな料理をスペシャルなものにする変身させるために、
絶対に欠かせないのが上質なエクストラヴァージンオリーブオイルです。


コロナウイルスで苦しい困難の時ですが、食への意識はこれからもっとサステナブルで安全、
そしてヘルシーで美味しい世界に変化していくと思います。


シェフの皆様、どうぞ脂質を見直して、新しい日本の食文化を創造してください。

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小野塚千穂

2020年04月08日

新年度オイル入荷!! 

スペインから世界一のコストパフォーマンスを持つと言われる、
カサスデウアルドのオリーブオイル到着です。


カサスデウアルドの歴史はわずか10年ほどですが、
最も短期間で世界のトップブランドに成長したオリーブオイルブランドです。
ミシュランのようなオリーブオイルガイドブック『フロス・オレイ』でも、今年は99ポイント。
100点満点中の99ポイントですので、
ほぼパーフェクトなオリーブオイルとも言えます。

前衛的なオリーブ栽培を実施しており、人力は極力使わず密集栽培という新しい栽培法で
オリーブを栽培しています。これからもどんどん進化していくと思います。


他社はあまり細かく成分を公開しませんが、
カサスデウアルドは自信を持って成分データーを公開しています。

今年最もポリフェノールの含有量が多いオイルはコルニカブラ645mg/kgです。
ピクアルは、587mg、オーガニックオイルが、572mgなので、抗酸化物質を多めに摂取したい方には、これらがおすすめです。

オレイン酸については、ピクアル、コルニカブラの順で高い含有量です。

酸度はすべて0.1代ですので、これ以上フレッシュなものはなかなか見つからないと思います。


ミニボトルも入荷しました。
コロナウイルスで世界中が大変ですが、
治療薬のない今、免疫力を高めることは、個人個人が出来ることで今後もこの免疫力を落とさないための食生活は、今まで以上に大切となります。
良質の脂質は免疫力のために必須栄養素です。
毎日欠かさず摂取しカラダをケアする事が重要です。
世界の変化に健康な状態で立ち向かいましょう。

chiho

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2019年08月04日

ポルトガル CARM社 新年度オイル

例年より到着が遅れてしまいましたが、無事ポルトガルから最高のオイルが
8月下旬には販売開始となりそうです。

販売日は告知させていただきますが、もう少しで発表できますので、
もしオリーブオイルを買う予定のある方、カームのオイルを楽しみにして下さっている皆様、
あとわずかです。


スペインでもポルトガルでも、優れた農園ではオイルの品質が日に日に向上しています。
圧搾工程の細かい部分を、改良、改良しているから、このような結果が出ているのですが、
今回お届けするカームの新オイルは、スペインの密集栽培と違い昔からの伝統栽培です。
オリーブの品種も違うので、生産率が良い品種とは言えないものを、
大切に守り続けているカームは、やっぱりすごいなぁと感じます。
今年もバランスのとれた辛すぎることもなく、苦すぎることもないグリーンでフルーティーなオイルが完成しています。
灌漑システムと言えば段々畑と、雨、そして霧しかないカームのオリーブは、
地中深く根を伸ばし、オリーブの実は正しく大地のエキスそのものの。
生命力を感じるオイルだとよく説明するのですが、
オリーブの生命力を100%感じることの出来るオリーブオイルです。
一滴一滴を自然の恵みだと、ある意味かみしめてお楽しみください



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2019年04月25日

恵みの海塩 フロール・デ・サル



皆様、パワジオ倶楽部がポルトガルから直輸入専売している大西洋の塩は、
年間6か月くらいしか収穫出来ないってご存知ですか?
完全に自然の力に頼って、天日干しで作られているので、雨の降らないシーズンしか生産できないのです。
5月になるとそろそろ収穫かなぁ~と思うのですが、今年は陶器に入った毎年初めて収穫されるフロス・サリスの収穫に行ってみたいと思っています。
陶器入りは微量ですが、リネン袋入りのフロールデサルよりもミネラルの含有量が多く甘味に一味違いがあるように思います。陶器入りはとても貴重なお塩となります。

http://www.powerdio.com/marisol.html

母の日にも特にお薦めです。
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2019年02月17日

世界一のオリーブオイルに選ばれました

日本でオリーブオイルを紹介する仕事を開始して12年経過しましたが、
今週夢のようなニュースが届きました。
世界一になるのは時間の問題だと思っていたカサス・デ・ウアルドのオリーブオイル、ピクアルという品種がロスアンゼルスの国際オリーブオイルコンクールで、堂々ナンバーワンに選ばれました。


詳細を説明しないとどのくらいすごい受賞か分からないと思うのですが、2019年度のコンクールには、302社が530種類のオイルを出品。
カサス・デ・ウアルドが受賞したMarco Mugelli賞は、たった1つのオイルだけが選ばれます。
The Best of bestということになります。


因みに、次に難しい賞がBesto of Showという賞ですが、それには9種類のオイルが選ばれ、そのベスト中のベストがMarco Mugelliになります。この次にBest of Classという賞があり、それは29種類だけ。そして次に来るのが金、銀、銅となります。


カサス・デ・ウアルドが毎年受賞している金賞は、今年は134種類のオイル。銀賞は167種、銅賞が94種でした。


いつか世界一になると確信していましたが、まさか今年なれるとは予想できなかったので、
本当に嬉しい夢の膨らむ受賞です。
これでまた一歩前進するエネルギーが湧いてきました。
何事も積み重ねですが、こういう受賞は背中を押してくれるパワーがあります。
この素晴らしいピクアルに興味のある方、どうぞご連絡ください。
オリーブ好きの方、日本でオリーブを販売したい方、本物を求めている人には必ずご満足いただけるオイルです。
いつも応援してくださっている皆様にも心から感謝しております。
これからも応援してください。


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2019年01月25日

カシータス・デ・ウアルド 

6か月以上の赤ちゃんから使えるエクストラヴァージンオリーブオイル
『カシータス・デ・ウアルド』でも、使えるのは赤ちゃんだけではありません。
オリーブオイルをあまり使った経験のない方や高齢者の方にもおすすめ。
今、家庭で使っているオイルをオリーブオイルに切り替えたいけれど、
どれを使ったらよいか分からないという人がよくいらっしゃいます。
そんな初心者の方にもおすすめです。ピリッと辛い理由はオリーブオイルの抗酸化物質のため。
良いオイルである証拠です!


・カシータス・デ・ウアルド
250ml  1,950yen (税別) 

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2018年12月28日

オリーブでナプキンリング

こんにちは。
皆様クリスマスはいかがお過ごしでしたか。
スペインはクリスマスイブからパーティーを始めるので、2日間なんだかんだと食べまくり
飲みまくりの日が続きます。今年は温暖なクリスマスだったので私は事前に散歩
をして暴飲暴食に備えました。そのおかげで体重はキープ出来たように思います。

日本でも大晦日、お正月とまだまだ色々な集いがあると思いますが、
そんな場面で使って頂けるアイデアをお伝えします。


私はクリスマスに超簡単に出来るナプキンリングを作りました。
料理だけでも忙しいのですが、枝とアクセントになるオリーブの実さえ
あれば簡単に出来る作業です。お子さんと一緒に作っても楽しいと思います。

スペインではシルバーのアンティークのナプキンリングが素敵なのですが、
このシーズン、お正月も含め和でも洋でも大活躍するのがオリーブの枝
だと思います。オリーブを食するだけでなく、枝を使ってリース作りや
フラワーアレンジメントなど様々な楽しみ方が出来るので、お家にオリーブの
木があるといいですね。

来年こそお家に1本大き目のオリーブの木を取り入れませんか。
どんな植物よりもおすすめです。

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2018年11月14日

アーリーハーベスト情報

世界一のオリーブ産地からお届けするアーリーハーベスト!!
まもなく入荷予定です。
(届いたらすぐにご案内します)

箱詰めの作業で大忙しの様子です!

とってもきれいなグリーンカラ―ですね
フレッシュさが際立っています!

年に一度だけ楽しめる搾りたてのオリーブジュースです

オリーブの魅力がぎっしり詰まった季節限定の逸品を
スペイン南部アンダルシアから最速空輸便で
いよいよ到着します!


MONVA社
エキストラバージンオリーブオイル
アーリーハーベスト(ピクアル種)

250ml  2,400円(税別)


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2018年10月15日

岡井路子さんの新しい本が届きました。


オリーブ好きにとってはオリーブの専門書、料理本何冊あっても嬉しいものです。
この本もおススメ!

10月19日には本にサインして頂くことも可能だと思いますので、ファンの方は是非本を持参でお越し下さい。

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2018年08月30日

ハチミツとオリーブオイルでヘアートリートメント

ハチミツは砂糖よりもローカロリーであることをご存知ですか。
砂糖は出来るだけ少なく摂取するようにして、我が家では甘味料は全てハチミツに
するようにしています。

毎朝ぬるま湯にハチミツとレモン汁を入れて飲んでいるのですが、オリーブオイル
同様毎日続けていると本当に肌の調子が良くなっていると思います。そこで色々
本でも調査しているのですが、最近良いヘアートリートメントの方法を見つけました
ので、今日はそれをお伝えします。


材料:

エクストラヴァージンオリーブオイル 大さじ2杯
ハチミツ              大さじ1杯

作り方:
ハチミツとエクストラヴァージンオリーブオイルを2対一の比率で混ぜ合わせ、
一晩寝かせておけば完成。

使い方:
シャンプー前の髪に上記のハチミツオイルをたっぷり塗り込んで、30分くらい
放置し、いつものようにシャンプーリンスして下さい。

オイルとハチミツの効果で髪がしっとりとし、頭皮の乾燥も避けられます。
市販されている内容が良く分からない成分を髪に塗り込むよりも、安心して
使えるハチミツとオリーブオイルでホームメイドのヘアケアクリーム作りに
是非挑戦してみてください。

chiho


2018年07月30日

オリーブオイルとお菓子

スペインやポルトガルを旅していて楽しいのは、地域によって
食生活で使うオイルが違うこと。

ヨーロッパ南西に位置するイベリア半島では地域によって歴史がかなり
違うので、キリスト教の影響が強いところではラード、イスラム教の影響が
深い地域はオリーブオイルの使用が多くなります。

この写真はラ・マンチャというドン・キホーテで有名な地域で撮ったものです。

写真下のお菓子は揚げ菓子。
オリーブオイルやサンフラワーのオイルを混ぜて揚げたお菓子です。
右上にあるのはアーモンドパウダーとオリーブオイルを使ったクッキー。
アーモンドのある地域ではアーモンドパウダーが小麦粉の代わりに多く使用され
エクストラヴァージンオリーブオイルの質の良いものを使ってクッキーを
作ると、特にナッツの香ばしさが際立って美味しく出来ます。
左上のクッキーは豚のラードが多く使われているお菓子。
日本人にラードというと驚くかもしれませんが
ヨーロッパのお菓子にはよくラードが入ります。ラードも質の良い物を選ばないと
風味がきつい場合もありますが、通常サクサクの美味しい焼き菓子になります。

バターの代わりにオリーブオイルをお菓子に使う場合は、半分くらいの量を
オリ―ブオイルに替えて使用してみることをお薦めします。
エクストラヴァージンオリーブオイルはとても軽いので、バターよりも多めの量を
入れても問題ないと思います。


日本では最近上質のバターはとても高いと聞いております。お菓子によっては
簡単にオリーブオイルに切り替えて全く問題ありませんので、是非一度トライして
みてください。
パワジオ倶楽部にある2Lのペットボトル入りオイルや3L缶に
入っているオイルは、揚げ菓子にも焼き菓子にも非常に合います。
仕上がりの香りが素晴らしくよいお菓子になります。
この夏、是非お試しください。


スペイン カシータス・デ・ウアルド
3Lクパージュタイプ マイルド

9,000円(税別)


ポルトガル産 CARM社 2L
5,800円(税別)

Chiho


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2018年07月19日

スペインのラベンダー

今年の夏はいつもよりずっと涼しくてスペイン中で驚いています。おかげで色々な
花が長持ちしてくれています。ラベンダーも通常ならそろそろカットされてしまう時期
なのですが、ご覧のようにまだつぼみが一杯あるような状態です。

このラベンダー畑はエッセンシャルオイルを作るために栽培されているのですが、オイ

だけではなく、実はハチミツのためにもなっています。我が家から5分の距離にあるの

すが、このラベンダーのハチミツを集めたものがパワジオ倶楽部で直輸入している
はちみつになっています。お花畑まで確認出来るハチミツに巡り会えるとは思っても
いませんでしたが、運よく色々試したラベンダーハチミツの中でも、最も感動した
はちみつがこの畑から生まれていました。


ラベンダーの花は一斉に7月末から8月上旬にカットされ蒸留されエッセンシャルオイル
にされてしまいますが、今年はその蒸留所も見せてもらえそうなので楽しみにしていま
す。
ここで作られるエッセンシャルオイルはスペインでは販売されず、全てフランスに行っ

しまいますが、何とか少し分けてもらえないか思っています。これは必ずブログにアッ
プしたいと思っていますので、どうぞお楽しみに。


chiho

2018年06月13日

オリカテセン、オリーブパテ

オリーブの実の旨さを知ってしまうと、
突然どうしてもオリーブが食べたくなるリスクがありますが、
パワジオ倶楽部では私が知るオリーブパテの中でも最も美味しいものを、
スペインから直輸入して販売しております。

ホームメイドのオリーブパテを作る事も可能ですが、
缶詰オリーブから作る旨さには限界を感じます。
やっぱり日本の漬物文化同様のオリーブは漬け方が重要。
腕の良い職人さんが長年の経験を元に漬けたオリーブの味は、
簡単に真似出来ない旨さがあります。

スペインでオリーブパテは『オリバーダ』とも呼ばれます。
オリカテセンパテの原料は主にアルベキーナというデリケートな香りで有名な高級品種。
少し自生の珍しい品種も入っています。
それを塩水とハーブで何か月もかけて漬け込み、
独特の旨み成分を含むテーブルオリーブにして、
それがペースト状にすり潰されて完成します。

オリーブオイルと同じようにあらゆる料理に合わせて食べてみてください。
日本では和食に合わせても以外な発見があると思います。


オリーブパテを一方のパンに塗り、もう一方にはビーフとプチトマトがのっています。

定番はやはりパンとの組み合わせですが、
写真のようにトーストしたカンパーニュにハムやサラミをトッピングし、
トマトやレタスなどを加え、バターやマヨネーズのようにオリーブペーストを塗ってみてください。
今までとは違う美味しさを知っていただけると思います。

現在、早摘みのオリーブから作ったペーストと、
完熟タイプの実を使った2種類があります。
どちらも材料は同じでも季節によってオリーブの味が全く違うことを楽しんでいただけるので、
どうぞお試しください。暑いシーズン、塩の補給も大切です。
今年はオリーブパテで塩を補ってみませんか。地中海のスタイルそのものです。


オリカテセン オリーブパテ(早摘/完熟) 各110g 本体価格 950円(税別)



オリカテセンは8代目。
丁寧なオーガニック農業を営むファミリー会社です。


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パワジオ倶楽部・前橋
群馬県前橋市江田町277
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営業時間:10:00-18:00
定休日:火曜日


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2018年06月01日

血管&肝臓を老けさせない最強油No.1

テレビ朝日番組『林修の今でしょ講座』で
『健康長寿は摂っている。血管&肝臓を老けさせない最強油No.1決定戦』をご覧になった方、多いのではないでしょうか。


パワジオ倶楽部では10年以上最高品質のエクストラヴァージンオリーブオイルを消費することの大切さを伝えているので、このような番組があると自分たちの向かっている方向が正しい事を後押しされているような気持ちになり、今まで以上にやる気が湧きます。

番組でもオリーブオイルの素晴らしさはあらゆる側面から伝達されていましたし、ネットでテキストにまとめた情報も掲載されています。
是非みなさまもう一度目を通してください。https://sakusakukibun.com/imadesyo-oile/
この油の重要性を知っておくと本当に役立ちますし、健康で長寿に近づいていけると思います。

パワジオでもオリーブオイルの大切なポイントをまとめてみました。

1. 必ずエクストラヴァージンオリーブオイルを選ぶ。単なるオリーブオイルは精製されているので健康効果はあまり望めません。

2. 出来るだけフレッシュな加熱しない状態のオリーブオイルを摂取を習慣とする。
例:朝食でジュース、お味噌汁、納豆、お豆腐、ヨーグルトなどに生の状態のオリーブオイルをかける。
朝一に何よりも先にオリーブオイルを摂取するのがより効果的。胃や腸が喜びます。

3. 家庭で摂取する油はオリーブオイルとごま油中心がベター。エゴマ油の良さは理解できるのですが、オリーブオイルの製造法を知り、栽培から製造、ボトル詰、保管法まで徹底した管理をしないと品質を守れないオイルの世界で、エゴマの一貫した製造工程を見ることの出来る製品は残念ながらほぼ見られないので、生産量と生産法の面で安心できるものがあるオリーブオイルとごま油を選ぶように現在はしています。

4. 揚げ物用にもオリーブオイルを使う。もちろん、エクストラヴァージンオリーブオイルです。番組ではあまり取り上げられていませんが、エクストラヴァージンオリーブオイルには植物油の中で唯一抗酸化物質が含まれています。この微量成分のおかげで加熱にも最も強い油です。意識して加熱用にも上質なエクストラヴァージンオリーブオイルを使い、ヘルシーな食生活を実践しましょう。

5. 一日の摂取量は最低大匙スプーン2杯が目安です。

上記は誰でもすぐに出来る健康長寿のための習慣です。テレビの記事も読んで是非生活に取り入れてみてください。オリーブの健康効果は日々発見されていますが、6000年の歴史がその素晴らしさを証明しています。健康で日本の財産でもある和食文化に唯一足りないと言われる良質の油は、是非古代から万能薬といわれるオリーブオイルで補ってください。


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chiho


2018年01月15日

スペイン伝統のリネン製品


スペイン伝統のリネン製品は日本でまだまだ知られておりませんが、
大帝国であったスペインには優れた家庭用品がたくさんあります。
その中でも刺繍製品は優れており、シーツやテーブルクロス、タオルと素敵なものが山ほどあります。

パワジオ倶楽部では、アラビア文化の影響を受けたモチーフを残すラガルテラの刺繍を施したテーブルクロスをおすすめしています。
是非一度手にとって刺繍の魅力を体感してみてください。
ブルーとホワイトが人気ですが、他にもイエロー、グレー、グリーンなどの色があります。


刺繍が繊細なように見えるのでお洗濯とか心配をされますが
私も持っておりますが、洗濯機で洗ってしまってOK!
干す時に、パンパンっとしわを伸ばせば
アイロンをしなくても大丈夫なくらいお手入れも簡単です。


普段の食卓も華やいでくれるアイテムです。
贈りものにもおススメです。


価格などは下記の記事をご参考ください。
在庫などのお問い合わせはパワジオ倶楽部まで。
http://www.powerdio.com/blog/2015/06/post_1358.html

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motegi


2017年03月20日

ウアルド 新年度オリーブオイル 間もなく販売開始!!

スペイン産の素晴らしいエクストラヴァージンオイルを生む
カサス・デ・ウアルド=ウアルド農園では、
オリーブとオリーブの間にこんな風にハーブや花が植えられています。


すべて厳選された品種で受粉を進めてくれるハチのために植えられています。

これもマドリード大学での最新の研究結果をもとに実施されています。

どこまでも自然環境を調査しベストのコンディションで
地球にも人間にも良いオリーブ栽培が追及されています。


ボトルがリニューアルされました♪
新年度は、アルベキーナ・ピクアル・コルニカブラの3品種が入荷です。
25ml・・・170円(税別)
250ml・・・1,650円(税別)
500ml・・・2,650円(税別)


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2017年03月19日

お子さんの為のオリーブオイル~カシータス・デ・ウアルド~

スペイン ウアルド社が新商品を発表
はじめてパワジオ倶楽部でも販売いたします。
子ども用オリーブオイル<カシータス・デ・ウアルド>

最高に嬉しいニュースがとどきました。
新しいウアルド農園の子供用オイルが
Flos Oleiという世界的なプレミアムオリーブオイルのガイドブックで97ポイントを獲得!
これ以上の子供用エクストラヴァージンオリーブオイルはないと思っています。
お楽しみに。


             

3月22日(水)販売開始
ご紹介はこちらから↓↓↓
【カシータス・デ・ウアルド】

250mlサイズ 1,900円(税別) 
25ml 200円(税別)


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CHIHO

2017年01月08日

スペインの伝統ニンニクスープ

新年明けましておめでとうございます。
寒くなったり暖かくなったり風邪をひきやすい日々が続いておりますが、お陰様で今年も美味しいものを山盛り食べて新年を迎えることが出来ました。
あまりカロリーが高いモノばかり食べていると、デトックスになりそうなニンニクスープが食べたくなります。これはスペインでは定番のスープでSopa de Ajoソーパデ・アホと呼ばれています。

材料はニンニク、唐辛子、ピメントン=スモークパプリカ、数日前のフランスパン、卵、チキンブロス、塩、ローレル。量は適当で大丈夫ですが、写真を参考にしてください。

まずはニンニクを4,5片みじん切りにしたものを、エクストラヴァージンオリーブオイル大匙5杯くらいできつね色になるまで炒めます。唐辛子があったら、ピリ辛になるように唐辛子も使ってください。ない場合はピメントンだけで十分です。
また、生ハムがありましたらニンニクを炒める時に加えて頂くのもおすすめです。

ニンニクがきつね色になったらフランスパンをサイコロ状にカットしたものを加え、パンがきつね色になるまで炒めます。このようにクルトンを作ってスープに入れると、お麩のような感じでパンを楽しめます。パンがきつね色になったら、ピメントンを大匙1杯加えて焦がさないように軽く炒めます。20~30秒で十分です。

次にチキンブロスを加え沸騰するまで中火で煮込みます。塩味を調整し、溶き卵を加え再度沸騰したら完成です。
仕上げにイタリアンパセリのみじん切りをたっぷり加えます。

*お好みでマッシュルームなどのキノコなどを加えても美味しく出来ます。写真のスープにはキノコが入っています。

スペインでは、このようなスープを暖炉で温めて出してくれる時があります。寒い冬本当にコンフォートフードと呼ぶにふさわしい一品です。是非お試しください。パワジオ倶楽部でも大人気のスモークパプリカが入ると、本当に素晴らしいスモークの香りがして最高のスープになります。


ポルトガル産EVオリーブオイル
【キンタ・ド・ビスパード500ml】
価格2,650円(税別)

パプリカ(唐辛子)パウダー
【ピメントン】
スイートタイプ/ビタースイート/スパイシー
70g 各850円(税別)

chiho

2016年12月18日

今年のオリーブオイルの圧搾状況を見て来ましたよ(後半)

前半のhttp://www.powerdio.com/blog/2016/12/post_1584.html記事はこちら

ペーストは遠心分離機に掛けられ、オイルと搾りかす、水分に分けられます。これはオイルの様子、こんな風に別の装置から出てきて、再度オイルだけデカンテーションされます。こうしてやっとエクストラヴァージンオリーブオイルが生まれますが、タンクである程度寝かせる必要があるので、本格的なオイルになるまではまだ時間が必要です。


こちらの紫色のペーストがしぼりかす。なんとこのペースト加熱するともっとオイルが搾れるのです。グレードの低いエクストラヴァージンオリーブオイルがどんな材料を使っているか、これで良く分かると思います。知らないと本当にどんなオイルを食べているか分からないものです。


こちらが最終的に完成したエクストラヴァージンオリーブオイル。パワジオ倶楽部のアーリーハーベストは10月末から11月の初めにこのように搾られた、まだジュースの状態のものをボトル詰めして空輸しています。2月に日本に届く予定の新年度オイルはタンクに保存されじっくりと寝かせて完成するエクストラヴァージンオリーブオイルになります。同じようでやっぱり違いがあるのです。日本に新年度オイルが届く頃、オイルは理想的に花開くと言われています。



こちらはフィルターリングをしてボトル詰めされたオイル。もうしばらくボトルの中でも寝かせる必要がありますが、もちろん試飲は可能です。

メーカーの人は全ての品種を販売しなくてはいけないので、どの品種の評価が高いかすぐには教えてくれません。私はここで毎年テストされるのですが、自分で味と香りを確かめて良いと思う品種を選ばなくてはなりません。日本のインポーターはひどい味覚だなと思われないように真剣です。
お陰様で私の意見はプロの意見と同じだそうで、とっても優秀と評価していただけました。


最後の写真は圧搾工房の責任者ヘシウスと。
彼のおかげで毎年素晴らしいオイルを日本に送ることが出来ます。スペインには几帳面な人といい加減な人、2種類しかいないと思います。彼は超几帳面なので多くの人から絶大な信頼を得ています。私も何か分からないことがあると必ず彼に尋ねています。正直に説明してくれるオイルの専門家がいなかったらオイルビジネスは成り立たないと心から思います。
新年度オイルどうぞお楽しみに。今準備の真っ最中です❤

chiho

2016年12月15日

今年のオリーブオイルの圧搾状況を見て来ましたよ(前半)

スペインに戻り真っ先にオリーブオイルの圧搾現場へ行って来ました。
今年は霧が多いようで1週間で半分くらい霧に巻かれた日々が続いています。
ウアルド農園はタホ川のすぐに近くにあるので、深~い霧に囲まれていました。
この霧のおかげでオリーブは水分補給が出来るのですから良く出来たものです。

写真は水滴に保護されているようなオリーブの実。宝石のように美しいです。

この霧の中作業をするのも大変だなと思いますが、オリーブの収穫をしている人達はやはり恵みの収穫、誰もがどことなく嬉しそうな顔で仕事をしています。

トラックが運んで来たのは、綺麗に紫に変色しているピクアル。オリーブは品種によって収穫の時期が若干違うので、毎年農園訪問も楽しいのです。必ず違う品種の圧搾に遭遇します。


こんな風にオリーブがトラックから降ろされる様子。ずぅ~と見ていて飽きないのです。


皆さんにも実際に見てもらいたい豊かさを体感できる光景です。


こんな大量にトラックに積んだら実が潰れているのではないか不安になってしまうのですが、ベストタイミングで収穫しているので実は固いのです。



ベルトコンベアで運ばれ、葉と枝が風力で吹き飛ばされ実だけが洗浄され、計量してから粉砕されます。


粉砕される直前のオリーブ。本当に綺麗でした。


粉砕された後、別の装置に運ばれオリーブは攪拌されペーストになっていきます。このようにしっかりと攪拌しないとオリーブオイルは出来ないのです。

 続きは 次へ  


chiho

2016年10月23日

Chihoのお料理教室開催しました。

10月23.24日と二日間、パワジオ倶楽部コーディネーター小野塚千穂による
料理セミナーが開催されました。


今回は下記のレシピをご紹介しました。

・アドボ
・ピピラーナ
・ブラックオリーブとケッパーのミニハンバーグ
・ポップオーバー
・ブラックオリーブの塩漬け

【アドボ】
アドボという聞きなれない料理は、スペインの伝統料理で、
色々な食材を調味液に漬けこんで作る手法を指します。
ビネガーやニンニク・ハーブなどが香る調味液で、今回は白身魚をご用意。
フライにして召し上がって頂きました。


左:調味液に漬けこんだ後の状態。(ビネガー効果で白っぽくなっています)
右:粉をまぶしてフライにしました。


【ピピラーナ】
ピーマンやキュウリ、トマトなどを細かく刻んで作る万能サラダ。
ポイントはたっぷりのオリーブオイル。
しばし手もとを見ずに注ぐことも出来るほどたっぷりと!

                      

良質のオイルを使うとサッパリと美味しく召し上がれます。
ビネガーの酸味も食欲増進に。

【ブラックオリーブとケッパーのミニハンバーグ】
使い方がわからず買うのを迷う方も多いケッパー。
スペインやイタリア(特にイタリア)では良く使われるそうです。
今回は隠し味としてハンバーグの種の中に。

ピメントン入りのタイプと2種類召し上がって頂きました。
しっかりとした味付けでソースなしで美味しい!

【ポップオーバー】
米粉と卵、オリーブオイルを使ったお菓子。

                      


アーモンドミルクも使います。
混ぜて焼くだけの簡単な作り方でした。


食べてみると、もっちりとした食感にたまごの良い香りがしました。
オリーブのコンフィチュールを添えたり、生地に混ぜ込むのがおすすめです♪

このほか、【ブラックオリーブの塩漬け】などの作り方も紹介しました。

「Chihoのお料理教室」に参加してくださった皆様、楽しんでいただけましたでしょうか。
日本とは異なる食文化への驚きと喜びを参加してくださる皆様と共感できることが
このイベントの楽しみでもあります。
どうぞ次回の開催もお楽しみに♪

お越しくださった皆様、どうもありがとうございました。


川口


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2016年08月08日

超おすすめの簡単ハンバーグレシピ

暑くてあまり熱を使う料理はしたくない日々が続いておりますが、全部冷製にも出来ないので、今日は夏バテ解消のためのひき肉で簡単に作れるハンバーグのレシピをお伝えします。

材料はいつも作っているハンバーグの材料で結構です。ちょっと工夫した方は、是非イタリアンパセリやオレガノをどっさり具に加えてみてください。どちらも大匙1杯くらい。ハーブ好きな方は2、3杯大丈夫です。

今日お伝えしたいレシピのポイントは、パワジオ倶楽部の大人気商品ピメントン=スモークパプリカを加えること。これでチョリソ風味のエスニックなハンバーグが簡単に出来ます。ピメントンはスプーン小さじ1杯、ピメントン好きは2杯くらい加えてください。そして、もう一つ重要なスパイスがクミンシード。我が家では自宅で磨り潰して使いたいので種のものを常備していますが、パウダー状でも全く構いません。小さじ1から2加えてください。

ピメントンは3種類の辛さがあります。辛くないスイートタイプ。ビターはピリ辛。スパイシーは辛いもの。(但し辛さはかなり控えめ)
燻製してありますので、独特のスモーキーな香りがあります。

基本的にはこれで全ての材料をしっかりとコネていただければ完成です。別のバージョンを作る時には粉チーズを具に入れても美味しいです。(これで2種類違いハンバーグができます)

夏の夜BBQの炭火焼きで焼ければ最高ですが、写真のようにフライパンで最後にチーズをのせてもおすすめです。お子さんも喜んでくれると思います。
唐辛子にはカプサイシンを始めとする新陳代謝を促す色々な健康効果が一杯です。どうぞ色々なかたちで摂取してください。

chiho


2016年07月29日

デトックスって??

今日は10年前の婦人雑誌でデトックスについての特集を発見。ちょうどデトックスが話題になり始めた当時の記事だと思います。デトックス重要な事ですが、まだまだしっかりと分かっていない人もいると思うので、今日はデトックスについてまとめます。

まずはデトックスとは。『食事などから体内に入ってくる不要な有害物質を排出し、体にとって有益なものを取り入れやすく整えること』これがデトックスという考え方です。簡単に言えば解毒と浄化です。


健康と美肌は切っても切り離せない関係であることが、このデトックスのコンセプトを探っていくとよくわかりますが、カラダの内側の流れを整えることは特に大切で、だからこそ日本中に色々なサプリメントが存在するのだと思いますし、最近のウエルネスオイルと呼ばれる身体が必要としているオイルのブームの由来にもなっているように思います。

カラダを内面から整えるための重要な行為として、良質な油を摂取することが挙げられており、よいアドバイスがありました。『パンやお菓子類の加工品から酸化した悪いオイルを摂っている方が多いですね。こうした方は良質な油を積極的にとってください。油の汚れは油で落とすというクレンジングの理論と同じです。エゴマ油やエキストラヴァージンオリーブオイルをドレッシングや料理の仕上げなど生で摂るといいでしょう。一日大匙2杯が目安です。からつきのナッツ類も新鮮なビタミンEがとれます。』

10年近く前からパワジオ倶楽部・前橋でも良質で上質なEVオリーブオイルの直輸入を始めていますが、益々良質なオイルの大切さを毎日体感しています。販売開始当時からオリーブオイルに切り替えてくださったお客様は、本当にキラキラと若々しい人が多いように思います。女性だけでなく男性にもピカピカの方が多いです。こういうデトックスは習慣にするとより効果的。日々簡単に積み重ねていける健康と美容の習慣に、一人でも多くの方が上質なエクストラヴァージンオリーブオイルを取り入れてくれることを願います。


Chiho

2016年07月23日

Flos Oleiフロスオレイのベスト20

世界一有名なハイクオリティオリーブオイルのガイドブック『フロスオレイ』については
何度かこのブログで書いておりますが、2016年の報告が遅くなっておりました。
スペイン産の最高品質のEVOエクストラヴァージンオリーブオイル、
Casas de Hualdoカサス・デ・ウアルドのオイルは今年もベスト20にランクイン!!!
特にピクアルという品種がフロスオレイでは高評価でしたが、
スペインではコルニカブラという品種が最高のものとして評価されています。
品評する人の意見で結果は変わるのです。

これを実現するためにウアルドのスタッフは毎日献身的にオリーブの世話をしています。
オイルというと果物という意識の人は少ないと思いますが、オリーブは木の果実。
最高のクオリティーのオイルは比較的早い時期にオリーブを収穫して圧搾します。
栽培から圧搾、保管、ボドル詰めをして出荷まで一貫して管理している農園を
『シングルエステート単一農園』といいますが、
果実の質から最終的なオイルの状態までを全て1社で管理しないと、
最高のものはなかなか作れないほどオリーブオイルというものはデリケートなのです。
パワジオ倶楽部・前橋では、本物で最高であるものを求めているので、
直輸入しているすべてのオイルがシングルエステートです。
大量生産のオイルとは全く違うハイクオリティの安全性や素晴らしさを追求しています。

商社も問屋さんも介入しないので、このクオリティーのものをとてもお買い求めしやすい価格で提供させていただいております。
健康のためにはEVOエクストラヴァージンオリーブオイルを必ず選んでください。
単なるオリーブオイルは別物で人工的に精製されたものです。

chiho

2016年06月25日

❤サマーパーティーにピッタリのガスパチョ❤

満月と共に夏に突入なんて良いことがありそうな気配!
マドリードでは35度以上の気温になっております。
ここまで暑くなると冷製の料理しか食べたくありません。
そこで今日は20年以上前にとてもお世話になった女性から
教わったガスパチョを、ご紹介したいと思います。

材料は普通のガスパチョと全く同じ。
トマト、キュウリ、ピーマン、玉ねぎをみじん切りにしてください。
ガスパチョの場合はミキサーが必要ですが、
今日のガスパチョではミキサーは使いません。
大き目の容器にすべての材料を入れ、
海塩(マリソルのシーソルトがあればベスト)、
上質のEVオリーブオイル、ヴィネガーをたっぷり入れます。
材料全てをよく馴染ませて水を加えればほぼ完成です。
オリーブオイルは最低でも50ml~80mlくらい入れてください。
ヴィネガーはお好みで。

EVオリーブオイルはお子さんや高齢の方と食べる場合は
マイルドなウアルド農園のアルベキーナ、
オーガニックをお好みの方はオリカテセン。
夏なのでパンチのあるものが食べたい方は、カームのキンタ・ド・コアや
ウアルド農園のコルニカブラやピクアルがお勧めです。

ヴィネガーは、ソレラ・ヴィネガーが一番おすすめですが、
シェリーヴィネガーでも美味しく出来ます。

写真のように氷をプラスして冷やして食べてください。
カラフルなスープになります。
オリーブオイルで揚げたパンのクルトンを入れるとより美味しくいただけます。
お試しください。

chiho

2016年06月04日

グワカモーレと味噌

スペインでは夕立などがまだありますが、気温は30度を越え夏らしくなってまいりました。
食べ物を冷製のものが食べたくなりました。バルなどがいよいよ活躍するシーズンです。

先日あるヘルシーフードの専門家が、グアカモーレに味噌を入れて食べる美味しさを教えてくれたので、早速作ってみました。


写真では味噌を横にも添えてみました。
美味しそうですよね?!
レシピはこちらからどうぞ。
味噌を使うので塩はほとんど使わず、すべて味噌に変えることをお勧めします。
アボガドのクリーミー感と味噌の滑らかさが本当によく合います。

私は京都の白味噌の古いものを使いました。
味噌はやっぱり熟成させると美味しくなりますね。

Chiho

2016年05月22日

昨年新築したお客様宅のオリーブ

嬉しいニュースがお客様のYさんから届きました。
Yさんは昨年新築オリーブを5,6本庭に植えてくださいました。
家のデザインも初めてスペインを訪問した20数年前から練っていたそうで、
オリーブの木も気に入った樹形のものを少しずつパワジオで集めてくださいました。

パワジオにはオリーブの強い味方萩原さんが居るので、
新築の家に運ぶ前から萩原さんが管理。最高の状態で木は納めています。

剪定も専門家が数人出入りしている庭なので完璧なものです。
私も見せてもらったのですが、ポルトガルを思わせる樹形が完成していました。
今日はオリーブの花の様子やつぼみの様子がスペインまで届きました。
なかなか1年で植え替えをしたばかりのオリーブがこんな状態にはならないように思います。
萩原さんの管理とYさんの愛情の賜物ですね。

こんな風にお客様に喜んでいただけることが何よりも嬉しいですし、
今後の励みになります。有難うございました。

chiho

2016年05月03日

オリーブオイルと妊婦そして乳幼児

先日IOC国際オリーブオイルカウンシルのイベントでいただいた資料に、オリーブオイルの効能などについて最新の記載がたくさんあるので、少しずつご紹介したいと思います。

今日は妊婦さんとオリーブオイルの関係をご紹介します。
妊娠中にオリーブオイルを摂取すると胎児の発育に重要な役割を果たします。ある研究によると妊娠中にオリーブオイルを摂取した妊婦の赤ちゃんとそうでない赤ちゃんを比べると、出生後の身長、体重、行動や精神面での反応の点で、摂取した妊婦の赤ちゃんが優れていることが実証されているそうです。胎児の成長にはビタミンEが必要なことから、妊娠中の食事で十分にEVオリーブオイルを摂取することが奨励されているのです。

また、生まれたばかりの赤ちゃんの発育のために十分な必須脂肪酸の摂取が大切。オリーブオイルのリノレン酸(必須脂肪酸)に対するリノール酸の比率は、乳児に必要とされる母乳とほぼ同じです。これがオリーブオイルの脂肪酸が最も母乳に近いものと言われる由来です。オレイン酸の効果は妊娠中だけでなく乳児期から形成される高いコレステロール血症やアテローム性動脈硬化症の予防に有効とされており、乳幼児期の身体や骨の成長に欠かせない脂肪酸なのです。

3歳未満の子供が消費するエネルギーの約40%は、母乳やミルクの脂肪からもたらされます。健康に成長していくためにもEVオリーブオイルを多くとる食事を維持することが勧められているのです。

オリーヴァ内科クリニック院長 横山淳一先生監修のIOCの資料には、上記のようなことが記載されています。

私も何度となく妊婦さんや赤ちゃんのいるお母さん、そして6か月以上の赤ちゃんの離乳食でのEVオリーブオイルの使用を勧めていますが、最近特に多くの女性から子供へのオリーブオイルの使い方などの質問を受けました。上記を参考にしていただければいいのですが、スペインでは6か月以上の赤ちゃんにはどんどんEVオリーブオイルを使っていきます。スパイシーなオイルだと辛味や苦味が強いので、アルベキーナ種のようなマイルドで刺激の弱いオイルをお勧めしています。

オリカテセン 
250mlサイズ/1,650円(税別)
今年からパワジオ倶楽部・前橋ではオリカテセンがJAS有機認証も得ており、より安心できるオイルとして販売されています。このような有機栽培が生む素晴らしいクオリティのオイルは特に赤ちゃんや妊婦さんに適していると思います。

私が妊婦さんにお勧めするEVオリーブオイルは断然オリカテセン!新しく入荷となった限定品のヴェナンシもお勧めです。小さい頃から良質のオイルを摂取することの大切さは、これからもっともっと告知されていくと思います。気が付いた今がチャンス。早急に精製オイルを使用している方は、上質な植物性オイルに切り替えてください。

新商品数量限定
オリカテセン【ヴェナンシ】
250mlサイズ/2,000円(税別)


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Chiho

2016年02月14日

蜂蜜とマスタードを使ったローストチキン

何かと移動が多い生活をしていて面白いのは、行く先々で色々なお店に巡り合えること。出来る限り訪問するのが、それぞれの町にある市場。スペイン語ではメルカードというのが市場のことですが、地方別に相当内容が違います。マドリードでも地区によってかなりの差があります。

数日前行ったマドリード郊外の町でいい鶏肉専門店を発見。ロースト用に準備されたものはどうしても美味しいと思えるものが少ないので、必ず自分で詰め物をする場合も家で作るのですが、今回は担当のお兄さんに説得されて、この店で作っているフォアグラ入りロティを購入。半信半疑で調理してみました。
*こういうローストはフランス料理の典型的なものなので、スペインでもロティと呼ばれています。ローストを意味する言葉です。

ジャ~~ン!肉の質がとても良く美味しく仕上がりました。お兄さんを信頼して良かった(´▽`) 肉が良ければほとんど塩味だけでも楽しめるのですが、このロティはフォアグラ入りなので、ハチミツとマスタードを使ったソースで焼いてみました。日本で同じようなロティは難しいかもしれませんが、鶏の胸肉などにひき肉(合い挽きでもポークだけでもOK)を詰め、一番中心の部分にフォアグラを詰めて肉を巻き、タコ糸で崩れないように縛ってローストすれば同じようなものが作れます。


こんな感じで販売されています。味付けは塩だけ。


ロティの周りには玉ねぎ、ジャガイモ、紫イモ、プチトマトを並べ軽く塩をしています。
ちょうどオイル漬けテーブルオリーブもあったので加えましたが、これはオプションです。
EVオリーブオイルも大さじ2,3杯掛けます。


最後にハチミツ小さじ1に粒入りマスタードを小さじ2加えて、ぬるま湯を少し入れて溶きロティに掛けます。これで180度に加熱したオーブンで80分ほどロースト。途中、肉は全面均等に焦げ目がつくように回します。


とても優しい味のロティが完成。フォアグラがとても効いていてお客様がある時に作っても良さそうです。

美味しさの秘密は肉のクオリティと、オーブンでゆっくりと火を通すこと。週末などにおすすめです。

chiho

2016年01月24日

スペイン式ニンニクスープ ピメントン入り

多くのお客様がピメントン=スモークパプリカに興味を示して下り、本当に嬉しいです (⌒∇⌒) 
日本ではまだまだ知られていませんが、コロンブスが南米からスペインにもたらしたモノで、
ロマンを感じる調味料です。益々、皆様にピメントンを上手く使っていただけるよう今日はにんにくスープ『Sopa de ajo』 ソーパデアホをご紹介します。

ピメントン入りにんにくスープ
作り方と材料


まず適当な大きさの鍋にニンニクのみじん切りをEVオリーブオイルで炒めます。この際
ピメントンがない方はドライ唐辛子を使ってください。ドライ唐辛子の場合はにんにくと炒めて構いませんが、ピメントンの場合はもっと後に加えます。



お好みのハムを乱切りにして適量加えます。スペインでは生ハムを使うことが多いです。ハムを2,3分炒めたところに、フランスパンをサイコロ状にカットし加えます。フランスパンならスライス5、6枚分。きつね色になるまで焦がさないように炒めますが、パンがほぼきつね色になったらピメントンを大さじ1杯加えます。炒めながら全体に馴染ませますが、1分以上は炒めないように。


ここにコンソメ、またはチキンブイヨンか野菜ブイヨンを加えます。カップ4杯くらい。
スープが沸騰したら弱火にして10分程度煮込む。


最後に強火にして溶き卵2個を加え沸騰したら火を止め完成。

冬の寒さから身体を守ってくれるスペインの伝統スープです。ニンニクやパンの量などはお好みでどんどん変えてください。パンが麩のような食感で美味しくいただけます。

辛さがあるスープをお好みの方は、ピリ辛程度ですがスパイシーなピメントンをお使いください。

chiho

2016年01月04日

ピメントンのチーズクッキー

新年明けましておめでとうございます。

新年早々新商品の発売と、今年はおめでたい1月を迎えることが出来ました。



新商品はスペイン産のスモークパプリカ=ピメントンです。パプリカはスペイン語ではピメントンと呼ばれていますので、今後ピメントンと表現していきます。

日本で普通に市販されているパプリカとは全く違い、スペイン産のピメントンには独特の香りと旨み成分がぎっしりと詰まっています。出来上がったピザにパラパラかけるだけで、その素晴らしい風味を感じていただけると思いますが、茹でたジャガイモにオリーブオイルとフロールデサルをかけ、最後にピメントンを掛けるだけでも全くいつもと違う一品が出来上がります。まずは色々なものに掛けて試してみてください。焼き魚に掛けるだけでもいいですし、肉や野菜にも抜群に合います。勿論、煮込み料理の隠し味にも使っていただけますので、とにかく万能な調味料として使っていただけます。原料はスペインのある特定の地域に生息する唐辛子ですので、生活に唐辛子パワーを益々取り入れていただけます。

辛さよりも旨さを楽しむパウダーです。それが普通の唐辛子やパプリカとの大きな違いです。

新商品販売を記念して早速レシピをご紹介します。

チーズとピメントンを組み合わせたクッキーですが、スイートタイプのピメントンを使っていただけば子供さんでも食べられます。

お正月、朱色のピメントンをお料理に加えて、縁起の良いお料理を沢山作りませんか。喜ばれること間違いなしです。

我が家ではクリスマスから新年にかけて、ワインを飲みながらこのクッキーが大活躍でした。

【材料】
チェダーまたはゴーダ―チーズ(ペコリーノでもOK)・・・200g  
バター(常温で柔らかくしたもの)・・・35g   
EVオリーブオイル・・・35g   
薄力粉(全粒粉でもOK)・・・200g  
ミルク・・・大さじ2  
塩・・・小さじ1/2
ピメントン・・・小さじ1  
(通常スイートですがスパイシーでもビタースイートでもOK)
フロールデサル・・・適量
 
【作り方】
1.チーズを粗めにおろし、その他の材料と共に混ぜ合わせる。 じっくり練る必要はなく砂状になったら生地を玉状にまとめ、 めん棒で伸ばす。

2.好みのクッキー型で生地を抜く。生地は5~6mm程度の厚みにする。
3.クッキーには櫛で穴をあける。
4.事前にオーブンを180度で温めておき、約20分少しクッキーが茶色く焼き色がつくまで焼く。

5. 仕上げに好みでパラパラとフロールデサルを振りかけ完成。


Chiho

2015年12月27日

ピメントン入荷しました。

皆様クリスマスシーズンどんな風にお過ごしですか?スペインでは1月6日くらいまで色々な行事があり、頻繁にご馳走続きです。
本当はクリスマスに間に合わせたかった美しい朱色の調味料『ピメントン』がやっと入荷となりました。『ピメントン』と言われてもピンと来ない人が多いと思うのですが、日本ではパプリカとして有名です。スペイン産のパプリカはピメントンと呼ばれ、アメリカ大陸発見後コロンブスがヨーロッパに持ち帰った唐辛子が起源です。修道院で品種改良が進み辛すぎないものが作られ、生活に欠かせない大切な調味料になりました。

ピメントンは綺麗な発色の調味料なので、皆さんきっと料理の色合いを美しくするために使うことが多いと思います。ハンガリー料理の好きな方は特にパプリカの使用量が多いことでしょう。但し、スペイン産、特にラヴェラ地区のDOPで保護されているピメントンは通常のものと違い、エンシーナ(セイヨウヒイラギ樫)という樫の木の薪を使ってスモークされます。



写真はスモークの様子ですが、個室に1トン以上のピメントンが収穫後運び込まれ、10日以上掛けてスモークされます。その作業がすごいのですが、ピメントンは傷をつけないようにシャベルのような道具を使って人力で焦げないように、一日何度かかき混ぜられます。私も一瞬この部屋に入ったのですが、煙で呼吸が出来ずに10秒居るのも困難でした。作業員の人は一日何度もこの部屋に入って作業をするわけですから重労働です。美味しいものを作るためにはやはり大変な作業があるものです。

燻製されたピメントンは20キロ単位で袋詰めされ別の倉庫へ運ばれ、今度はパウダー化するための作業が行われます。写真に写っている男性がミゲール・ロペスさんで、この会社のオーナーです。75歳で現役、ファミリー経営の会社ですが、やはり一番ピメントンの栽培から製品化まで詳しいのはオーナーで、必ず付きっ切りで詳細説明をしてくれます。その時の嬉しそうな笑顔が素晴らしいのですが、誇りを持って仕事をしている人は、どこへ行っても仕事を本当に楽しんでいる様子が分かります。

ピメントンは写真のような電動の石臼を使ってパウダー化されます。1回石臼に掛けるのではなく完璧なパウダーにするには、6回に渡って石臼で擦られるのです。これには驚いたのですが、このようにしてベストコンディションのパウダーになったピメントンの最高のものだけが、ラスエルマーナスブランドの缶入りのピメントンになります。

完成したピメントンは独特なスモーキーな香りを放ち、見ているだけでも元気をもらえるような色合いです。写真は1回目から6回目までのパウダーの違いを説明するためのボード。すごい手間が掛かっているのです。

このピメントンを輸入するために6月から準備をしているのですが、今年9月に収穫されたものは燻製が終わり、11月12月にパウダー化されます。日本に届いたピメントンは、11月に完成した出来立てのものです。オリーブオイルと同じようにピメントンにも旬があり、フレッシュなものを消費するのがやはり風味的には一番です。いつも最高のものをベストなコンディションで皆様にお届け出来るよう努力しておりますので、今回のものもピメントンの中では世界一のクオリティだと思っております。

種類はスイート、ビタースイート、スパイシーと3種類あります。どれも万能ですがスイートは全く辛さがありませんので、お子さんに使っても大丈夫です。セミスイートは調理用にベストですが、若干辛さがありますが微々たるものです。スパイシーはスペイン人にとっては辛く感じるかもしれないのですが、日本人には程よい辛さです。

次回、どんな風にピメントンを使うといいか、今人気のアヒージョなどのレシピと共にご紹介します。

chiho

2015年10月27日

新築祝いパーティー

パワジオ倶楽部のオリーブがたくさんお嫁に行ったお客様の家が完成。一緒にパーティーでお祝いさせていただきました。

こんな素敵なお宅に何本もオリーブが植わっています。一本古いオリーブもあり、それがポルトガル風に剪定されており、とっても素敵なのです。

お料理はパーティーなのでパエリャがメインですが、パワジオ倶楽部のグルメ缶詰、テーブルオリーブのオイル漬けなどを使って、和の食材も含めてアレンジさせていただきました。

デザートはアイスクリームにさつまいも、プラス EVオリーブオイルとフロールデサル。栗のような触感で最高に美味しいので、是非皆さまもお試しください。

そして、茂木さんのフラワーアレンジメント。お客様のイメージで作ってくれました。オリーブの実がたくさん入った、すっごくお洒落なブーケでした。


今日も美味しいものを囲んで、オリーブ仲間が広がりました。

chiho

2015年10月21日

オリーブ祭り in 京都 LAKUE

京都のど真ん中、四条烏丸にあるお洒落なショッピングモール【LAKUE】で、先週末オリーブ祭りが開催されました。勿論、応援に行って参りました。オリーブ祭りを開催してくれたショップが、TAPIE スタイルという提案型の素晴らしいお店で、この度はオーナー自らのご配慮もあり、特にお洒落な演出をしていただきました。

会場はこんな風にフェスティバルムードに飾りつけていただき、オリーブを楽しむための空間に変身。また、この祭りにはイワシコーヒー屋さん、刺繍アートの風子さん、版画家の景井さんも参加。本当に楽しむことが目的のスポットが作り上げられました。

着物を着ている素敵な女性は、薬膳料理【五けんしも】の女将さん。今回も沢山お料理について教えていただきました。


初日からオリーブ祭りは大盛況。沢山の方がオリーブオイルのテイスティングにご来店くださいました。ポルトガル、スペインの6種類のEVオリーブオイルをテイスティングできるようセッティングし、和の調味料とも一緒に試食をしていただきました。ソレラ・ヴィネガーを使った柿のサラダも大好評。京都では、このソレラ・ヴィネガーがシェフの間で大人気なのです。

京都でのパワジオ倶楽部のパートナーであり最高の理解者であるAn's Table 責任者の森澄子さんのお姿を見ても、心からオリーブを楽しんでいる様子が伝わると思います。

そして、今回はお世話になっている京都の伝統と美を伝える大先輩の女性が数多くご来店くださいました。美味しくて素敵なギャラリーも備えるNoma CAFEのオーナー 京美さんも応援に来てくださいました。こういう方に褒めていただけることは、何よりも励みになりますね。

やっとお目にかかることが出来た尊敬するキルトアーティスト秦泉寺先生。美しいものを作る方からは、とても特別なオーラに覆われています。先生からの素晴らしいエネルギーに助けられ、本当に実りの多い日々が過ごせました。

夜には特別メニューでオリーブオイルを楽しむ会も開催したのですが、その料理を担当してくれたレストラン【青いけ】のシェフも忙しい中、応援に駆けつけてくれました。彼には本当に苦労してメニューの構成を考えていただき、それぞれのオイルに合った料理を組み合わせていただきました。それについてはまた後日報告しますが、このように多くの皆さまに支えられ、パワジオ倶楽部また一歩ステップアップ出来たように思います。

chiho

2015年10月08日

柿のピンチョス = おつまみ

秋らしくなって来ましたね。昨日は無事お料理教室を終了することが出来ました。参加者の皆さまどうも有難うございました。また、参加できないとメッセージを下さった皆さまもどうも有難うございました。次回ご縁があることを願っております。

今日はオリーブの世話役萩原さんの自宅の柿が山盛り届く季節になったので、超かんたんで美味しいピンチョスをご紹介します。

柿を一口サイズに切り、お好みのスプーンや器にのせ、あとはフロールデサル少し、ヴィネガーを一滴たらし、トッピングにCarmカームのグルメ商品オイル漬けのテーブルオリーブをのせるだけ。もちろん、テーブルオリーブが漬け込んであるオイルも柿に垂らして下さい。

シンプルでもとても喜んでもらえる一品です。
どうぞお試しください。

chiho

2015年09月20日

❤ピンクマヨネーズ❤

スペインはすっかり涼しくなり今週末は夏の終わりの週末です。ちょっと暖かい地域へ行ったら、まだまだガスパチョやサラダがメニューの主流で、もう少し夏を楽しませてくれました。

今年の夏マイブームだったピンクマヨネーズについて今日はお伝えします。我が家では夏しか会えない友人を集めてホームパーティをするのですが、そんな集まりでピンクマヨネーズが大人気。超簡単に出来るので是非皆さんも作ってみてください。


腸のためにも繊維質が多いのでとても効果的で、美肌のためにもとっても良いと言われる根菜のビーツを使います。日本でもフレッシュなものを見かける機会が多くなったので、是非新鮮なものがあったら購入してみてください。根菜ですので食べるには、ジャガイモのように煮て柔らかくして食べるのが主流ですが、生でも美味しく食べられます。フレッシュなものがない場合は、缶詰や瓶詰の保存食として湯がいたものが販売されているので、それを使ってください。

マヨネーズをいつものように生卵とEVオリーブオイル、ヴィネガーと塩でハンドミキサーを使って作ります。完成したマヨネーズにビーツを一片加え、もう一度ハンドミキサーで攪拌し滑らかにするだけ。ほんの少しで綺麗に染まりますので、入れ過ぎないようにしてください。ビーツの甘さがいい感じにマッチし、ディプとしても大活躍するはず。


我が家ではよくスペインの定番エンサラディーリャ・ルサ(ロシアンポテトサラダ)に、このピンクマヨネーズを使います。おすすめのEVオリーブオイルは、CdHウアルドの3L缶入りオイル。これはレイトハーベストのEVオリーブオイルなので、瓶入りのプレミアムオリーブオイルよりも刺激がなく、100%EVオイルを使ったマヨネーズ作りには最高です。




カサス・デ・ウアルド 
3L缶クパージュタイプ

8,350yen(税別)

マヨネーズ作りには生卵が必要なので、暑いシーズンはサルモネラ菌で食中毒を起こしやすいので要注意ですが、作ったその日の内に使いきれば問題ないと思います。要冷蔵です。

chiho

2015年09月13日

特別開催 chihoの料理教室【簡単パーティーメニュー】

パワジオのオリーブの木も少しずつ
色づきはじめてきました。
まんまるの実がたわわに枝についている様子はとってもカワイイです。

10月3日の‘新漬け教室‘もお陰様で
すぐに満席になりました。
きっとすごく楽しみにきてくださるだろうなぁと思うと
スタッフ一同 
セミナーにむけて力がはいります。
当日はスペインからもコーディネーターの‘chihoさん’こと小野塚千穂氏も
来日します。 
現地の農園の様子や、スペインからのオリーブの漬物情報など
きっと本やテレビなどでは入りえない生の情報がきけることでしょう
どうぞ、楽しみにしてきてくださいね。

さて 前置きが長くなりましたが


みなさんから料理教室はいつ~? やらないの~??というお声を
たくさんいただいており、 今回のセミナーも待ち望んでらっしゃる方が多いのではないでしょうか

今回は【簡単パーティーメニュー】 



メインメニューは
‘スペインの高級食材ポルチーニとイベリコ豚入り ひよこ豆の煮込み’
他にもスペインではホームパーティーなどで大人気のフィンガーフード。
スペイン料理好きの方には大人気のピンチョスをご紹介。
デザートもあり、盛りだくさんの内容になります。
スペイン産 ポルチーニも今回の為にcihioさんがスペインから特別に用意いたします。
全く香りが違うそうですよ!!私も楽しみです。


【日程】  10月7日(水)
【時間】  11:00~13:30
【参加費】 3,700円(税別)
【人数】  8名様 
【持ち物】 デモンストレーション型の料理教室の為 筆記用具 
       

※ 事前予約制になります。 


定員になりました。お申込みありがとうございました。


今回の日本滞在期間中は、この1回限りになりますのでお早目にお申込みください。
また、食材などの準備もある為キャンセルも開催3日前までとさせていただきます。
それ以降の場合は参加費などいただく場合もありますのでご了承くださいませ。

【お問合せ先】
パワジオ倶楽部・前橋
群馬県前橋市江田町277
TEL:027-254-3388
mail:powerdio@sun-wa.com
営業時間:10:00~19:00
定休日:火曜日


モテギ

2015年08月20日

身近にオリーブを。

不思議なものでオリーブは身近に置くと、なぜか気分を良くしてくれます。ヨーロッパでオリーブを栽培している人は、栽培を始めてから人間性が良くなったという人もいます。人の精神性にまで影響があるらしいのです。私個人の経験としては、間違いなく人を良くする効果があると確信しています。オリーブの枝が一本花瓶に入っているだけでも嬉しくなりますし、盆栽でも大木でもそばにあれば気持ちが和みます。歴史的にこれ以上ヘルシーさが実証されているオイルもありませんし、料理までなんでも美味しくしてくれます。本当にスーパーフードだと思いますが、実際それ以上の効果を持つものだと思います。

これはポルトガル北部の美しい町の広場。たった一本のオリーブがあるだけで、木の下に人が集まり誰もが人生を満喫しているように見受けられます。



【ロッキングチェア 90,000円(税別)】
 H 99cm(床から背もたれ含む)
 W 57cm
 D 92cm

今夏はスペインのシエスタの習慣について、タカシマヤのベルナチュレールサイトで書かせていただいたのですが、オリーブの効果は生きた木からだけでなく、加工されたオリーブウッドからも受けられると思います。過酷な環境で生き抜く力のあるオリーブの木の古木を加工したロッキングチェアなど、身の回りにあるだけで幸せな気持になりますし、座っていれば言葉にならない快感を体感出来ます。


この写真はお気に入りのワイナリーに滞在中に撮ったものです。夕暮れにワイナリーを眺めながらロッキングチェアに座ってワインを飲むほどリラックスできる時間はありません。オリーブウッドのロッキングチェアだったら、もっとヒーリング効果のある時間が過ごせたでしょうね。

オリーブ家具の快感を体験したい方、是非パワジオ倶楽部へお立ち寄りください。今ならパティオで豊作のオリーブの実を見ながら楽しんでいただけます。そして、庭やテラスにオリーブの木を置くスペースのない方、アクセサリーでもキッチングッズでもオリーブマジックは体験出来ますので、小さくてもオリーブグッズは身近に置いてみる価値ありです。

Chiho

2015年08月12日

トマトのオンパレード

日本も真夏の暑さが本格的なようですね。
スペインは記録的な暑さが続いており、出掛けたら必ずどこかのカフェや
バルに避難せずにはいられません。
先日、プラド美術館のすぐ近くにあるお気に入りのカフェへ行ったので、
今日はカフェの様子をお伝えします。

19世紀によく使われていた大理石のパウダーとセメントをミックスした
タイルがふんだんに敷かれている古い店舗ですが、
数年前からオーナーが変わりスタイリッシュなカフェに変身しています。

カウンターも昔からのものが使われていて見惚れてしまいます。
夏はサングリアがいつも冷やしてあり、
誰もがサングリアを頼みたくなる気持ちが分かります。

目を引いたのはトマトのオンパレード!
やはりスペインはトマトの宝庫。色々な種類のトマトがどこの店に行っても手に入りますが、
レストランでも数種類が使い分けされています。
トマトソース用、サラダ用、ガスパチョ用、トースト用と考えるだけでも4,5種類は
品種の違うトマトを使い分けています。
同時にこだわりのシェフが居れば必ず上質のEVオリーブオイルが使われていますし、
マイルドタイプ、スパイシータイプと料理によって区別してオイルも使われます。
是非、品種の違うトマトに、種類の違うEVオリーブオイルを組み合わせて食べてみてください。
驚きの味の違いがあると思います。

この日、私は午後の暑さに耐えられずに店に入ったのでアイスコーヒーだけをいただきましたが、
スペイン人はまだシエスタの時間だったので、
店は貸し切りの状態でゆっくり楽しむことが出来ました。
皆様も夏バテにどうぞ注意してください。

chiho

2015年08月06日

スペインの田舎町のオリーブ

何年か振りにカラタニャソールという美しい中世の町に立ち寄りました。スペイン内陸の高地はまるで砂漠のように乾燥しているのですが、真夏独特の魅力があり、何度となく訪れているところです。

DSCN4037.JPG

古い町では修復が慢性的に行われているので、いつ行っても見覚えのないような建物が発生したり、朽ち果てる寸前の建物が生まれ変わっていたりします。この町でも以前はなかったようなレストランやショップがオープンしていました。なんと可愛いオリーブもあり、暑くて早く車に戻りたかった私のテンションも急に上がりました。

DSCN4059.JPG

DSCN4058.JPG


ねじった1本立ちのオリーブ。ヨーロッパの庭園ではよくこのねじれた木の幹に巡り会います。日本ではもう少し自然にねじるように思いますが、まぁ盆栽でもよく見かけるねじりです。オリーブの品種だけでなく、色々な形にこだわっている方には面白いと思います。
是非、1本こんな風に仕立ててみるのもいいのではないでしょうか。楽しいオリーブガーデンになると思います。

chiho

2015年07月05日

タイトル:スペインのさくらんぼピコタ


パプリカを調査するためにLa Veraラ・ベラと呼ばれるグレドス山脈の麓へ行ってきました。パプリカについては、別の機会にお話しますが、今回ちょうどサクランボ終わりの季節に間に合い、街中で人々がサクランボを選別している様子が見られました。

この地域はカルロス5世が隠居した地なので、当時の様子を物語る町や村があります。カルロス5世の側近と共に相当の数の人がこの地に移り住んだことが予想できますが、ビールもこの地域に伝わり今でもその伝統が残っていますし、売春宿なども建物はそのままの様子を残している興味深い地域です。

気候が温暖なので植物も美しく、カルロス5世は大好きなものを各地から取り寄せ、相変わらず痛風には苦しんだようですが、良い最後を過ごしたのではないかと思います。

サクランボはピコタという種類で、ヘタの部分がついていません。しっかりと果肉が固く特別な甘さをもっています。これは加工してジャムやコンポートにすると最高に贅沢な逸品となり、地域では色々な加工品があります。


私は最初に楽しそうに選別をしていた人達にピコタの予約をして町を散策。想像以上に多くの家で選別作業が実施されていました。朝、果肉が太陽光で温かくならない内に収穫するのが大切だそうです。2,3キロ入りの箱を1箱買って来ました。価格はなんと6ユーロ。毎日サクランボだけ食べていられる価格ですね。日本では考えられません。


面白かったのは選別テーブルの下にあった傷物のサクランボの籠。どんな風に活用するのか聞いたところ、ここでは全てヤギの餌にしてしまうそうです。日本では現在ヤギや小ヤギを食べる習慣はあまりないと思いますが、スペインでは地域によっては子羊よりもご馳走なのが小ヤギ。私も大好物なのですが、こんなサクランボを山盛り食べられるような地域で育っていればヤギも美味しいはず。スペインのヤギの旨さの秘密がまた一つ明確になりました。色々収穫の多い旅でした。


chiho

2015年06月08日

カタルーニャの素晴らしいヴィネガー職人ファミリー

慢性的に日本で紹介できる価値ある食文化をいつも探しておりますが、
そう簡単に素晴らしいものには巡り会えません。
あったとしても全てか輸出できるわけではないので、その辺でいつも葛藤しておりますが、
今度感動的なヴィネガーはご紹介できそうです。
何よりもまずは作り手の顔やバックグラウンドを見てから商談をするようにしているので、
1000キロの道のりは長かったのですが、ヴィネガー職人ファミリーを訪問して参りました。

100年以上の歴史を持つ会社で、元々はワインやリキュールの販売もしていたそうですが、
1940年代からはヴィネガーだけにこだわりヴィネガー専門店として今日まで活動を続けています。
ワインメーカーは無数とありますが、ヴィネガーはワインの副産物のような感じで、
ここまでこだわりを持って製造しているところはほとんどありません。

ここではスペインを代表する赤ワイン、白ワインの中から
カベルネソーヴィニヨンワインとシャルドネという品種を選んで酸っぱい質の良いヴィネガーを作っています。
また、マルティーニと言えばほとんどの人がイタリアのお酒を想像すると思うのですが、
実はマルティーニはベルモットと呼ばれる古代からあるハーブやスパイスを入れたワインの一種なのです。
それを原料にしたセミスイートのヴィネガーも作っています。
マスカットを原料とする甘いデザートワインもヴィネガーに変身させており、
とにかく色々なワインがその魅力を残しながらヴィネガーに変身しているのです。
そうそう日本でもカバというカタルーニャ特産のスパークリングワインは人気ですが、
カバもヴィネガーになってます。

まだまだあるのですが、このような何種類ものヴィネガーを作っているメーカーの人達は、
やはり素晴らしい人間味のあるファミリーでした。
写真の男性が現オーナー社長。彼が地元の大学と協力しながら、いろいろなイノベーションを会社にもたらし、
後継ぎの娘さんは会社のマーケッティングを担当し、女性の感性でスタイリッシュな
ヴィネガーワールドを作り上げています。

ずっとパワジオ倶楽部のオリーブオイルに組み合わせるための、
もっと幅広い香りを楽しめるヴィネガーを探していたのですが、
なかなか満足するものが現在販売しているソレラ・ヴィネガー以外にはなく困っていたので、
今回の出会いは本当に心から嬉しいものでした。
皆様の食卓もこれからもっと楽しいものになると確信しておりますので、
どうぞこのヴィネガーの到着を期待していてください。


chiho

2015年06月04日

ヴィネガーイチゴのアイスクリーム

スペインはすっかり夏。冷たいものばかり食べたくなりますが、シェフをしている甥が美味しい提案を送ってくれましたので、シェアさせていただきます。


何度かスペイン式のイチゴの食べ方については書いていますが、甥の提案はそれをパワーアップしたものなので超オシャレ。皆様も是非お試しください。

作り方は極シンプル。イチゴにブラウンシュガーとソレラ・ヴィネガーのようなオールドヴィネガーをかけてマリネします。30分程度寝かせればいい感じにイチゴから汁が出て食べられます。

写真のように、型があれば型にイチゴを入れお皿にサーブします。その上にフランボワーズのアイスクリームをのせ、最後にフレッシュバジルを加えたEVオリーブオイルを回しかければ完成です。

バジルでなくてミントを使っても最高においしく仕上がります。

ポルトガルからニューオイルも入荷しましたので、是非キンタ・ド・コアを使ってこのレシピをお試しください。

持つべきものは同じような味覚を持った甥っ子ですね。

Chiho

2015年05月04日

ベルナチュレールで明日からオリーブ祭りです。

四月に続いて五月もタカシマヤ【ベルナチュレール】でオリーブ祭りを開催します。
明日から二日間にわたって開催中。新入荷したオリーブグッズだけでなく、スペインからのタラセア=寄木細工や伝統刺繍クロスも今回は展示します。是非見に来てくださいね。

また、5日は14:00から6日は11:00からオリーブオイルとフードペアリングという教室も開催します。
これは今や世界の調味料となったオリーブオイルを、いろいろなものと組み合わせるという面白い取り組み。オリーブオイルの使い方の幅を広げたい方にお勧めの教室です。

また母の日にオリーブオイルをプレゼントする提案も実施中です。

2015年03月15日

万能グリーンオリーブオイルソース

気温が上昇しスペインでは一気に花が咲き始めています。アーモンドが咲く時期も毎年早くなっているそうで、温暖化が懸念されます。それにしてもポカポカになると誰もが屋外に出て日光浴。カフェのテラスなども人で溢れています。フラワーショップにも段々とハーブが並びはじめました。

スペインでイタリアンパセリは、八百屋さんでフレッシュなものが一年中もらえるので、たっぷり料理に活用します。あまり当たり前過ぎて注目しないハーブですが、先日パワジオ倶楽部で直輸入しているウアルド農園のピクアル種が、マリオ・ソリーナスというオリーブオイル業界のアカデミー賞のようなものを受賞。ピクアルは第二位に選ばれました。一位との得点の差は1ポイントくらいですから、ウアルド農園のピクアルは、世界で最も美味しいピクアルだと言っても過言ではないと思います。


                    

ピクアル  250ml 1,543yen(税込)    欠品中
        500ml 2,469yen(税込)
     ※2015年4月以降 新年度オイルより価格かわります
      500mlサイズは現状価格のお買い上げもとめやすい価格のままになっております。

そんなウアルド農園で教えてもらった超シンプルなグリーンソースが、本日皆様にお伝えしたいソース。ハンドミキサーがあればクリーミーに仕上がります

パセリの量は20~30g。ハンドミキサー用の容器にパセリをいれ、そこにピクアル種のEVオリーブオイルを150mlくらい注ぎ、ハンドミキサーで撹拌するだけ。1分も掛からないと思います。


春を思わせる若草のようなグリーンの香りが、お家でこんな風に簡単に楽しめます。


とってもクリーミーに仕上がりますので、チキンや白身魚に良く合いますが、エビやホタテに掛けてもお洒落で最高に美味しいです。茹でたホテトにかけても、マッシュポテトでもキレイ。サラダドレッシングとしても活躍します。無数の使い方があるので、万能グリーンオリーブオイルソースと呼んでいます。


我が家では塩タラのソテーに使いました。ちょっと見えるオレンジ系のソースは、フライパンで魚を焼く前に、パプリカをソテーしたからです。ちょうど良いパプリカの甘さが魚に移り、上に掛けたグリーンソースとバッチリマッチしてました。
お試しください。2,3日なら冷蔵庫で保存可能です。
                           
                                          chiho


【お問合せ先】
パワジオ倶楽部・前橋
群馬県前橋市江田町277
TEL:027-254-3388
mail:powerdio@sun-wa.com
営業時間:10:00~19:00
定休日:火曜日

2015年02月18日

イチゴには汗をかかせましょう。

今日は伝統的なスペイン式のイチゴの食べ方をお伝えします。
初めてこの作り方を見た時は驚いたのですが、
こうしてヴィネガーを使うと確かに味が深まり驚きの美味しさなのです。
『イチゴに汗をかかせる』という表現を使いますが、お砂糖とヴィネガーを混ぜて、
しばらく馴染ませるだけで、かなりイチゴから汁が出てくるのです。
この汁と砂糖が混ざり合いイチゴには光沢が出ますし、味はプロの味のように深みが出ます。

お好みのサイズにイチゴはカット。

350gくらいのイチゴに、大匙2杯の砂糖、大匙1弱のヴィネガーを加えて和えるだけ。
20~30分馴染ませてから食べてください。

我が家ではヘルシーにヨーグルトと混ぜて食べますが、
定番は生クリームのホイップをたっぷり掛けます。
フレッシュチーズと組み合わせても美味しいですし、
もちろん、アイスクリームには最高にマッチします。

必ず大切にしてもらいたいのがシロップ。
シロップだけで飲んでも美味しいのですが、
アイスクリームやヨーグルトにそのままたっぷり掛けると感動的な旨さです。

美味しく作るコツはヴィネガー。
普通のワインヴィネガーやアップルヴィネガーで作れないこともないのですが、
熟成させていないヴィネガーの酸味は尖っていておすすめではありません。
パワジオ倶楽部のソレラ・ヴィネガーは、
50年熟成のヴィネガーがブレンドされた複雑なアロマの深い香りのヴィネガー。
是非、これを一度楽しんでいただきたいと思います。
サラダだけでなく、こういうシンプルなデザートなどを作ると、
このヴィネガーのパワーが特に良く分かります。

*バルサミコ酢を使うと仕上がりは違いますが、
単なるワインヴィネガーよりも美味しくできます。

【ソレラ・ヴィネガー】
1,851円(本体価格1,714円)


Chiho

2015年02月05日

バレンタインにはチョコレートオイルをどうぞ。

いつも思っているのですが、なぜ男性にチョコレートを贈るのでしょうか。
私が思う日本人男性はあまり甘党に思えないのですが…
ヨーロッパの男性は甘党なので、チョコレート大喜びだと思いますが、
それでもチョコレートをプレゼントするというのは、
花のブーケのように男性が女性に贈る贈り物の代表。
よく理解出来ないのですが、今年はチョコレートに興味のない男性にも喜んでもらえるような、
EVオリーブオイルを使ったチョコの楽しみ方をご提案します。


チョコレートを写真のようにパウダー状にします。
おろし器などがあれば簡単に家でも出来ますので、お好みの粗さに削って下さい。

私はお気に入りのフロールデサル入りチョコを使ってみました。
塩とチョコの組み合わせが大好きなのですが、
このスペイン王室御用達のSAMPAKAのチョコは絶品です。
一人で一箱すぐに食べられます。
パワジオ倶楽部では、ポルトガル産の上質なフロールデサルという海塩が
販売されていますので、皆さんはそれを使ってください。

チョコパウダーをEVオリーブオイルと写真のように混ぜ合わせます。
これでカカオ風味のEVオリーブオイルは出来上がり。
パンにつけて食べても美味しいですし、肉のローストやサラダのドレッシングなどに使えます。
もちろん、フルーツ、ヨーグルト、アイスクリームなどにもピッタリです。
チョコレートの分量はお好みで調節。
ドレッシングとしては、テーブルスプーンに軽く1杯くらいのチョコに、
大さじ4くらいのEVオリーブオイルを私は入れています。
オイルの種類はマイルドなアルべキーナでも、
スパイシーなQuinta do Coaキンタ・ド・コアやピクアルなどでもOK。
このオイルはボトルに入れて保存もOK。我が家では6か月くらい前のものがまだありますが、
問題なく使用出来ます。(必ず暗冷所に保存してますが)

バレンタインデーにこんなサラダを作ったら、きっと喜んでもらえるはずです。
チコリとアボガドのサラダですが、ドレッシングはチョコレートオイルをベースに、
塩と出汁醤油そしてレモンで味を調えます。ホワイトワインの合うサラダです。

このサラダは後日、パワジオオリジナルのレシピ集にも加えますね。

お試しあれ!!!オリーブオイルのおかげで、男性も喜んでくれるチョコレシピ完成です。


Chiho

2015年02月02日

CARMへ行って来ました。

2015年もあっという間に1か月が過ぎてしまいました。
皆様いかがお過ごしですか。
スペインもポルトガルも2014年度はオリーブの収穫が不作です。
不作ということは量だけの問題でなく、オイルの質にも影響するので、
心配しながらCARMを訪問して参りました。

この季節ドウロ川上流は霧で埋もれていることが多く、この日も霧が深い寒い一日でした。
CARMの本社の近くに1000年くらいの樹齢を持つオリーブが生えている地区があります。
素晴らしい趣のある樹が何本もあるのですが、
ここ数年古いオリーブはどんどん抜かれて売られてしまうので、
必ずお気に入りオリーブに会いに行くようにしています。
今年も無事会えました。

Quinta do Bispadoキンタ・ド・ビスパードやQuinta do Coaキンタ・ド・コアは、
こちらの希望を少し伝えております。
勿論、メーカーを心から信頼しているので、毎年ベストのものをブレンドしてくれると
確信していますが、ここ数年はそれぞれブレンド可能なオイルを
タンク別に試飲させてもらい、好みでない香りのオイルは伝えています。


それぞれのボトルにタンク別のオイルが入っています。

8種類の同じ農園で収穫されるオイルを区別することはとても難しく、
未熟な私には難しすぎる事なのですが、オーナーはこれを専門家と共に、
素晴らしいブレンドオイルに仕上げていきます。
鋭い嗅覚を持っていないと出来ない仕事です。
特に毎日オイルと関わっている必要がある仕事だと思います。
尊敬するオイルの専門家が、テイスターがオイルを毎日テイスティングして、
味覚と臭覚をトレーニングしなくてはいけないと教えてくれたのですが、
まさにこのトレーニングがなければできない仕事です。

それぞれのタンクのオイルをテイスティングした後は、
セレクトしたタンクのオイルをどのくらいの量でブレンドしていくかが問題になります。
写真はその様子。
ここでおおよそのブレンドは決定し、後はプロが細かい修正をして仕上げてくれます。

こんな風にタンク別で若干色も違います。色は判断しないのですが、見ていてワクワクすることに変わりありません。

もうすぐポルトガルからニューオイルは出荷となります。
私もどんな仕上がりになっているか心待ちにしております。
今年のような歴代最悪と言われる年でも、その土地が生む特徴を
最大に生かしたオイルを作ってくれています。
皆様、どうぞお楽しみに。

ポルトガルでも剪定真っ只中です。

Chiho

2014年12月13日

2014年年末年始営業のお知らせ

~ 年末年始の休業日のお知らせ ~

2014年12月30日(火) ~
2015年1月3日(土) まで店舗休業

2014年は12月29日(月)AM10:00~PM7:00まで営業致します。

1月4日(日) AM10:00~より
通常営業開始となります。

2015年も、どうぞよろしくお願い致します。


パワジオ倶楽部・前橋

2014年12月04日

高島屋ベルナチュレール

高島屋柏店と玉川店に、オーガニックのとってもステキな空間がオープン!早速、オリーブオイルのテイスティング会を開催させていただきました。この空間、実は吉川千明さんというオーガニック美容の第一人者がプロデュース、セレクトしています。ステキなセレクトショップなのですが、コスメだけでなく健康のために良い食品からサプリメント、ファッショングッズまで揃っています。

こんな居心地の良いステキな空間でテイスティング会を開催してまいりました。

オリーブオイルに興味を持った多くの女性が参加してくれたのですが、今回はお子さんも一緒に参加してくださった若いお母さんが3名も。本当に嬉しい限りなのですが、若いお子さんを抱えた女性には特に興味を示していただきたいオイルです。

今回は少しタブレットを使って農園の写真や、オリーブの果実の状態も見ていただきました。どんな実を使ってオイルが作られているかなんてあまり見るチャンスがありませんから。これからもパワジオで扱っているお勧め食品は、出来る限り生産者、原材料、農園の様子など、消費者の皆さまに知っていただけるようにしたいと思っています。

こちらの写真は玉川店。今後も定期的にこのような場を設けて、多くの方にオリーブオイルの良さを知っていただけるようにしたいと考えています。参加してくださった皆様、また店舗スタッフの皆様、どうも有難うございました。

chiho

2014年11月27日

出張料理教室

今日はとってもステキな女性の家へ、出張料理教室を開催しに行ってきました。急きょ一人で行くことになったので少し焦りましたが、何とか無事終了。やっぱり準備をしっかりとしないといけませんね。

呉服店オーナー夫人であった女性の家は、いつも美しいものが揃っています。今日も最新のマリメッコプリントで作ったテーブルクロスランナーが配置されたお洒落なテーブルセッティング。とっても色合いがきれいでした。

まずは参加者のお一人がパンの専門家だったので、焼きたてのパンを使いながらアーリーハーベストの試食。アーリーハーベストの特徴は、オリーブオイルほど刺激が強くないところにあります。オイル内に残っている果肉また水分のためか、味はとってもマイルド。ピリピリ感はあるものの、それほど強烈ではありません。デザートや和食に特に合うかもしれません。

今日のテーマはお客様からの希望で土鍋を使うこと。
まずは群馬の採りたて野菜を土鍋でスチーム。コリアンダーやアーティーチョーク、ドライトマトなどのソースを使って食べていただきました。

次に作ったのがスペインのご飯料理の中でも、特にスペイン人食通の人たちが好きなご飯料理"アロスアバンダ"。このアロス(お米料理)は、漁師が食べていたもので、お客様があまり買わない傷物の魚介類で出汁をとり、それをベースに作ります。岩場に居るような油の乘ったお魚で出汁をとることがコツですが、私はエビの頭やタイやアサリなどでさっぱり系の出汁を使います。初回はあまり重くすると濃厚すぎるので。日本のパック型の出汁も使って自宅でこの料理を作ってみましたが、とっても美味しく出来ました。

今回この料理では、サフランを使ってしっかりと綺麗なイエローライスを作れるように指導しました。サフランは家庭栽培で作っても美味しいスパイス。貴重なスパイスなどでしっかりと使い方をマスターしたい一品です。

また、隠し味にはパワジオ倶楽部で販売しているCARMのドライトマトペーストを使用。トマトソースは濃厚にするために時間がかかるので、このドライトマトペーストはすごく重宝しています。短時間で超美味しいものが完成します。

デザートには、イチゴ登場。スペイン式のヴィネガーを使ったものを食べていただきました。

色々反省点もある教室でしたが、次回のためのワンステップ。
このような機会を設けていただき心から感謝しております。参加者の皆さまもどうも有難うございました。

chiho

2014年11月24日

ハンドメイドのマヨネーズ作り

皆さん、マヨネーズはお家で作っていますか?
このソース、実はスペインにある地中海に浮かぶ島メノルカの首都マオンに起源があると言われています。マオンのソースなので、スペイン語ではマオネーズ。海外では訛ってそれがマヨネーズに変化しています。

通常、マヨネーズを家庭で作る場合、ハンドミキサーを使いますが、昔は手作りだったのです。私も前々からその昔からの作り方がマスターしたくておりましたが、やっとそれをマスターしましたので、これからのお料理教室では、出来るだけこれを伝授したいと思っています。

11月27日はプライベートレッスンなのですが、そちらでもいくつかソースを紹介します。パワジオでは12月10日のお料理教室がありますので、必ずそちらで伝授します。

12月2日、3日と高島屋『ベルナチュール』で開催するオイルのミニテイスティング会でも教えたいのですが、それはまだ未定です。確認して可能なようでしたら、こちらでも簡単なのでご紹介したいと思っています。

chiho

2014年11月13日

一年に一度の楽しみ、アーリーハーベスト入荷です!!!

お待たせしました!!!
一年に一度の香りを楽しむための年中行事になっているアーリーハーベストの空輸、無事到着いたしました。今年はとても豊作とは言えない年なのですが、美味しいオリーブジュース=アーリーハーベストを作っていただけました。

10月23日から10月30日までのわずか1週間の間だけ収穫された、早摘みのアルベキーナのジュースです。オイルにするためには、もうしばらくの間寝かせて不純物などを取り除きますが、このアーリーハーベストは、その年の香りと風味を一日も早く楽しむモノ。多くの人に一日も早く味わっていただきたいという思いから、毎年空輸をしています。

早摘みを搾っているので、よりスパイシーで刺激のありそうな感じがしますが、逆に完成したオイルから受けるような強くシャープな味はありません。ずっとマイルドなモノなので、皆さま驚かれるかもしれませんが、これがまた搾りたての魅力ともいえます。ニューオイルが完成するまでのもうしばらくの間、アーリーハーベストをお楽しみください。

かなりご予約を受け賜わっておりますので、順番に発送準備を致します。どうぞお楽しみに。
2014年のスペイン中心部、古都トレドのアロマが感じていただけるはずです。

こちらはマエストロ・デ・アルマサラと呼ばれる、圧搾所の責任者Jesusヘスースの姿。いつも機械や実の様子を気にしながら、このシーズンほとんど圧搾所に寝泊まりしながらオイル作りに励んでいます。

chiho

2014年11月06日

長友姫世さんの【オリーブオイル・ガイドブック】

パワジオ倶楽部のお客様は、よくオリーブオイルのボトルを見て、まるでワインの素敵なボトルに見えると褒めてくださるのですが、確かに上質なEVオリーブオイルのボトルは、極めて美しく作られています。ポルトガル産のカームは、特注の自社マーク入りのボトルを使っていますから、その美しさは際立ったものです。

今日はそんなワインの世界のように、優れたオイルの世界にもガイドブックがあることをお知らせします。私は超有名なガイドブックなどを何十年も前から書いているイギリス人のJudy Ridgewayさんからオリーブオイルについて学んだので、古いガイドブックも大切に保管して記録をしっかりと読むようにしていますが、10月30日に日本の新潮社からも、本格的なEVオリーブオイルのガイドブックが出版されました。

作者は、長友姫世さん。イタリアでオリーブオイルを学び、今年からオリーブオイルテイスターコースを日本でも開催している素晴らしい専門家。とっても詳しくオリーブオイルについて書かれています。

因みに、パワジオ倶楽部のオイルは、カーム社とウアルド社のものを選んでいただきました。とても的確なコメントを書いてくださっており、何よりうれしく思っております。きっと皆さまのオイル選びにも大きく役立つ本ですので、チャンスがあったら読んでみてください。パワジオ倶楽部でも販売しております。

定番の人気オイル、カームはこんなページ。

現在、人気上昇中のCdHウアルドはこんな風。
どちらも非常に魅力あるページに仕上げていただきました。

他にもガイドブックなしでは買う勇気の出ないオイルも載っておりますので、フル活用してオイルについてもっと知ることが出来ると思います。

そして、パワジオのオイルがどのくらい高品質のものであるかも、知っていただけるチャンスだと思っています。

chiho

2014年11月05日

アーリーハーベストもう少しで到着です。

毎年多くのお客様に楽しみにしていただいているアーリーハーベスト!もう少しで到着しますので、予約販売を開始しました。

今年は初めてCasas de Hualdoウアルド農園からの入荷となります。
品種は早摘みの代表品種アルベキーナ。10月23日から10月30日までの一週間の間だけ収穫されたオリーブだけを使っています。

アーリーハーベストは、厳密にはかなりEVオリーブオイルと違いがあり、水分や果肉などをまだまだ液体の中に残すオリーブが限りなくジュースに近い状態です。旬の香りを楽しむものだと思ってください。オイルの香りや食感とは全く違う状態のものが楽しめます。

残念なのは、旬のものなので、その賞味期限の短さにあります。
こちらの賞味期限9か月だけとなります。出来るだけ早く購入して、開封後もまた速攻で使っていただくことが大切です。

2014年のオリーブの香りを一日も早く試していただけるために、空輸で特別輸送です。
どうぞお楽しみに。ご予約はメールまた℡でご連絡ください。1500本だけの限定品です。

chiho

2014年10月26日

マツコの知らない世界であぶら女子

皆さま、大変ご無沙汰しておりました。
なぜかパソコンの調子がおかしくなり、長い間投稿出来ずにおりました。お変わりなくお過ごしでしょうか。

パワジオ倶楽部では、嬉しい事が数多くありましたが、今週は大きなニュースがございました。
TVなどで大人気のデラックスマツコさんの番組「マツコの知らない世界」で、植物性油の特集があり、いろいろなオイルと共に、最後は世界のベスト5ということで、パワジオ倶楽部直輸入のCdHウアルドの"Reserva de Familia レセルバ・デ・ファミリア"が選ばれたのです。

そして、番組内でオイルの説明をしてくれたのが、オリーブオイルテイスターとして日本中でオリーブオイルの伝道師を務めている長友姫代さん。来週は新潮社からの「オリーブオイルガイド」という本格的なオリーブオイルのガイドブックも出版されます。ワインのように、オリーブオイルも優れたものはガイドブックで少し知識をつけてから買うような時代になってきました。

長友姫代さんのガイドブックは、間違いのない正しいガイドブックですので、オリーブファンの方必見です。

chiho

2014年06月04日

オリカテセンのハーブオイルを使ったバスソルト

1.Olicatessenオリカテセンのハーブオイルを使ったバスソルト
材料 (1回分)
マリソルの粗塩 30~50g (人によって塩で肌がピリピリする人がいるので、塩の量は調節してください)
Olicatessenハーブオイル   小さじ1~2 (お好みで調節)

海塩とハーブオイルをよく混ぜる。(ガラスの器がいいでしょう)ハーブオイルの種類ですが、ローズマリーやバスソルトには最適ですが、タイムやタラゴンも香りが素晴らしいので、気分で使い分けるのもOK.
混ぜた粗塩とハーブオイルは、2,3時間放置すると良いと言われていますが、すぐに使ってもかなり効果があります。油分は塩に吸収されてしまうので、浴槽に入れた後もオイリーな感じは全くなく保湿効果だけ得られます。EVオリーブオイルを加えるところがスペイン式!これが決め手となり、普通のバスソルトよりもずっと満足した効果が得られます。塩による発汗作用だけでなく、体温も上昇し、何より肌はしっとりとします。


ここで重要な塩についての情報です。
多くの人が、粗塩=岩塩と思っているようですが、これは大きな間違いです。日本に岩塩がないので、岩塩は珍しく高価、そしてミネラルが豊富という間違った情報が蔓延してしまったのかもしれません。粗塩=岩塩ではないのでご注意ください。
そして、何より大きな間違いがもうひとつ。
岩塩にはミネラルが多く含まれているという認識。これは間違いです。ミネラルが豊富なのは海塩です。もともとは海の塩が蒸発してできた岩塩ですが、岩塩になるまでの膨大な時間の経過の中、不純物であるミネラルは排除されてしまうのです。ドイツなど岩塩を消費している国の人はミネラル不足の問題があり、統計では甲状腺障害が多いと言われています。
ミネラル分の多い塩は海塩です。どうぞ間違えないように。多くの人が岩塩は身体に良いと思っているようですが、ミネラルを求めているならば海塩をお使いください。南ヨーロッパでは岩塩は主に融雪剤です。可愛いピンクソルトなども岩塩ですが、そういうものは目の保養として楽しんだり、時々海塩と違う味を楽しむのがいいでしょう。




Olicatessenハーブオイルと良い塩があれば、こんな風に自宅で高級感あふれるハーブエッセンス入りオリーブバスソルトが簡単につくれます。お友達へのプレゼントにも大好評ですので、是非ご自宅でお試しください。パーティーなどのプチギフトにも最適で~す。

※必ずご使用の前にパッチテストを行ってください
chiho

2014年05月14日

コンクールで数々の受賞

すっかりご無沙汰してしまいましたが、オリーブの花も咲き、益々ガーデニングが楽しい季節になりました。きっと皆さんも庭を楽しんでいることと思います。
庭で過ごす時間が増えると、テラスや屋外で過ごす時間も増え、食事も温かいものから冷たいものへと志向が変わってきますよね。美味しいオリーブオイルが大量に必要になる季節に突入です。
この季節になると新年度オイルのコンクールが世界中で開催され、パワジオ倶楽部が直輸入しているポルトガル産のオイルも、スペイン産のものも数多くの受賞をしています。




CdHウアルドのアルベキーナやピクアルまたマンサニーリャは、
ニューヨークやロスアンジェルス、ヨーロッパのコンクールでゴールドメダル。

ポルトガルのカームも今年は沢山の賞を受賞しています。これは世界でも有数のオイルメーカーであることが、新たに認められたことを意味しています。
そんな素晴らしいオイルメーカーを、じっくりと選んで、パワジオ倶楽部では優れたEVオリーブオイルだけを、日本の皆様に紹介していきたいと思っています。スタッフ一同仕事に大きな価値と、今まで以上に責任と喜びを感じております。

ご存知のようにEVオリーブオイルは香りが非常に大切です。理想的な香りのオイルを、是非皆さんに試していただきたいので、どうぞ一日も早くご来店ください。ワインのように毎年風味に違いがあるデリケートな、自然の産物のオリーブオイル。今年は特に優れた年です。(シャンパンだったらヴィンテージイヤーになるような感じです)今なら繊細なお花やフルーツ、草の香りをはっきりと察知していただけるはずです。

chiho

2014年03月23日

雑誌Rayレイで取り上げていただきました。

春らしい陽気になってきましたねぇ~風が強いことが玉に瑕ですが...

有り難いことに、またまた雑誌でパワジオ倶楽部が直輸入しているオリーブオイル『キンタ・ド・コア』が紹介されました。

若い女性の間でも、やはり安全な食品は注目の的なのですね。嬉しいことです。特にこれらか母親になる人は、しっかりと安全で体が必要な食品について、よ~く知っておくべきだと思います。

オーガニックコスメの専門家吉川千明さんのオススメ、オリーブオイルとして登場しています。

2014年03月19日

スペイン料理教室

今回の日本滞在で唯一のお料理教室を、本日開催致しました。初めての方、いつもサポートしてくださる方、ハーブ教室の皆さんと、楽しいメンバーで実施出来ました。参加してくださって皆様、本当に有難うございました。

今回は伝統的なスペイン料理を、現代風にヘルシーにアレンジして作ってみました。

こんな感じで、チリンドロンチキンを作りました。伝統的なものは、たっぷり脂肪が入るのですが、こちらのレシピはヘルシーにライト。皆さん喜んでくださいました。

いちじくのビスキュイ。ムースのようですが、これを冷凍にするとビスキュイになります。教室ではムースの状態で、スペインからインポートしているいちじくのコンポートをのせて、食べていただきました。

最後になってしまいましたが、前菜用のピンチョス、日本で作っているので、かまぼこや酢タコも加えてみました。仕上げに、オリカテセンのローズマリーオイルをふりかけて。大好評でした。


chiho

2014年02月27日

オーガニックオイルEVオリーブオイル入荷しました。

皆様大変お待たせしましたが、やっとポルトガルから空輸便でオーガニックオイル到着となりました。

今年はヨーロッパも異常気象が続き、トラックも船も飛行機も全部ストップしてしまうような状況が何度も発生し、このオイルの運送にも苦労しましたが、おかげさまで無事到着!一安心しておりますが、スタッフは100件以上の予約のお客様への対応に追われております。

電話での対応もいつものようにしております。一日も早く皆様に2013-2014年度オイルの素晴らしさを知っていただきたいという気持ちを込めた空輸便です。ユーロが高くて困っているのですが、価格も変動ありません。5年前から同じ価格で、良いオイルを多くの人に知ってもらえるために、会社もがんばっております。

こちらの写真は、12月にポルトガルの農園で新しいオイルのテイスティングをした時のもの。
何種類もオイルがありますが、この中から日本の皆様のお口に最も相応しいものを選らび、再びブレンドを繰り返し、最高の状態にしてもらったものが空輸便で届いた今年のオイルとなります。

オイルはワインと同じように、優れた農園のものは、かなり味がその年の自然状況に左右されます。今年のオイルは、何年ぶりかの素晴らしい仕上がりになっております。お楽しみください。

chiho

2014年02月23日

スペインの田舎で籠を編む叔父さん

日本は雪の被害がひどいものでしたが、スペインは雨と暴風、海岸地帯は潮の大荒れで、膨大な被害を受けております。マドリードでさえも1ヶ月に及ぶ低気圧の停滞があり、雨雨雨のひどい2月でした。1月も記録的に雨が多かったので、北部では12月から雨が降り続いているところもあるくらいです。

今週末はやっと晴れた週末を迎えました。
そんな理由でスペイン中が青空を楽しむための週末となりました。そんな中、田舎で籠をコツコツと編む叔父さんを発見したのでご紹介します。

中世からある町の噴水に、葦のようなものが浸されていました。これは籠または、何か葦で作れるものを作っている職人さんが近くにいることを知らせてくれるサインのようなもの、あたりを見回してみると、案の定叔父さんが通りに座って、籠を編んでいました。

こういう軒下のある民家の玄関口では、シーズンシーズン色々な作業が巻く広げられていますが、地域地域で作業が違いとても面白い発見があったりします。

ちょうど籠を買いに来た人と、おしゃべりをしながら黙々と籠を仕上げる叔父さん。日本でもある風景です。

気になったのは、叔父さんが使っているとんかちのような道具。手作りの道具であること間違いなしなので、ちょっと尋ねてみました。これがないと籠は作れないそうで、『貸してはあげるけど、あげられないよ。』と一言。一見古い葡萄の枝のように見えたので、『素材はこの地域の葡萄の枝ですか?』と尋ねると、『オリーブの枝だよ』と教えてくれました。

こんなところでもオリーブを発見!面白いものです。

オリーブは硬いので丈夫でいいのでしょう。使いこんでいる様子が写真から伝わると思いますが、ちょうどいい重さで、オリーブのとんかちをオーダーしたい気分になりました。素敵な道具でした。

噴水には、色々な活用法があることも新たに発見。
やはり噴水が多い町は羨ましいです。

chiho

2014年02月06日

3月のスペイン料理教室について

皆様、お待たせしました。悩みに悩んだのですが、やっと3月のお料理教室の内容が決まりました。色々とリクエストもあったのですが、これから春、夏とホームパーティーなどで、簡単に作って喜んでいただける料理が良いと思い、今回の内容にしてみました。

今後できるだけリクエストには応えて行きたいとは思っておりますので、どんどんリクエストは送ってください。

3月19日の料理内容:

✩ピンチョス✩ (写真は参考写真です)
ピンチョスは串に刺したおつまみを意味していますが、おつまみ全般が特にスペイン北部で、ピンチョスと呼ばれ、バスク料理の人気の上昇と共に世界中でポピュラーになっています。

今回はオリーブの漬物を、色々な食材と組み合わせます。子供さんに作る楽しみを教えるためにも、最適な一品。ホームパーティーに欠かせない一品になります。


✩チリンドロンチキン✩
チリンドロンという面白い名前の付いた、スペイン北部アラゴン地方の伝統的な鳥料理。スペインのレストランなどのメニューには、最近あまり登場しないのですが、お隣の国フランスではかなりポピュラー。よくフランス料理店でも登場します。


これが伝統的なチリンドロンの写真です。今回はモダンに仕上げますので、この写真とは違います。
(写真Thomas Schauer)

今回は伝統的な材料を使いますが、そこに幾つかアレンジを加え、モダンなチリンドロンを作ります。簡単ですが、お洒落な料理にも変身するので、お客様をランチやディナーに招く時に、ぴったりの料理です。


こんな風に仕上げる予定です。チリンドロンのソースは、作り方をマスターしておくと、色々な料理に応用出来ますし、ディップとしても使えます。とっても便利なソースなので、この機会に是非マスターしてください。

✩いちじくのビスキュイ✩
デザートにはいちじくを使います。これはある城で食べてから大好きになったデザート。ビスキュイといってもアイスのようなデザートで、子供さんから大人まで誰でも喜んでくれる、超簡単なデザート。特別に教えていただいたレシピをご紹介します。

デザートはお楽しみなので、イメージ写真なしです。

教室は、完全予約制ですので、☎で予約をしてください。
3月19日開催です。

時間 10:30~12:30
参加費 3,500円(税込)


詳しいお問い合わせは、パワジオ倶楽部へお願いします。☎027-254-3388

chiho

2014年02月04日

ヨーグルトマヨネーズ

今日は少しライトなマヨネーズをご紹介します。

日本に滞在中は、多くの人にホームメイドのマヨネーズの美味しさについて話ます。チャンスがあれば、ハンドミキサーを使って美味しいマヨネーズの作り方も指導しているのですが、ここでも少し説明しますね。

美味しくてヘルシーなマヨネーズを作るためには、EVオリーブオイルが必要です。単にEVオリーブオイルと言っても種類がたくさんあるので、その中でもマイルドなタイプを選ぶことが大切。フルーティーでスパイシーなもので作ると、苦すぎたり辛すぎたりするグリーンなマヨネーズが出来ます。これが好きという方もいますが、普通マイルドなあまり個性的でないマヨネーズを作る方が、色々なお料理に合わせやすいとおもいますので、私はアルベキーナという品種をオススメしています。

ピュアオイルを使ってももちろんマヨネーズは出来ますが、ヘルシーとは言い切れないものなので、本買う的にヘルシーなものを使いたい方は、必ずEVオリーブオイルをお使いください。

今日ご紹介したいのは、こちら。
普通にEVオリーブオイルでマヨネーズを作ります。仕上がったものに、ギリシア風の濃厚なヨーグルトを混ぜるのです。秘密はこれだけ。

こんな風に混ぜるだけで、100%EVオリーブオイルのマヨネーズが、より軽いヘルシーなヨーグルトマヨネーズに変身します。写真のように、マーブル状でテーブルに出しても綺麗なので、喜んでもらえます。

我が家の定番料理に、白身の魚の煮物料理があるのですが、これは茹でた野菜と魚をマヨネーズでシンプルに食べます。今日は、ヨーグルトマヨネーズを使って食べました。とってもライトに仕上がるので、たくさん食べても満腹感が重くなく、女性には何より喜んでもらえると思います。

このマヨネーズ、魚がない時は、カリフラワーやじゃがいもに掛けても最高に美味しいので、是非、いつもの野菜料理に一味違うマヨネーズを試してみてください。

マヨネーズ作りに一番のオススメは、CdHウアルドのアルベキーナです。
只今、好評発売中。ニューオイルが既に空輸便で到着しておりますので、早めにお試しください。ご存知だと思いますが、オリーブオイルは新しいモノの方が、確実に香り豊かで美味しいです。

chiho

2014年01月25日

スペインの伝統工芸タラセア

新しくスペインのグラナダから、イスラムの香りのする伝統工芸品が届きました。名前は『タラセア』。寄木細工のことを意味します。このタラセアのテクニックは、日本の寄木細工と同じで、昔は木で作れるものは、ほとんどと言っていいくらい寄木細工が活用されていました。

観光などでスペインを訪問している方は、きっとアルハンブラ宮殿や、セビリャのアルカサルなどで、寄木の扉や窓をご覧になっていると思います。


今回パワジオで入荷したタラセアは、19世紀から少なくとも工房として存在するグラナダの工房のもの。最も優れたタラセア職人としても表彰されている人なので、ちょっと普通のお土産用のタラセアとは違います。

これからスタッフがブログでも、主に入荷したタラセアのお盆をアップしてくれると思いますので、どうぞお楽しみに。カラーバリエーションも豊富に揃えております。

前々からスペインの寄木細工については、たくさんのお客様からリクエストをいただいておりましたので、やっとインポートが実現でき、本当に嬉しく思っています。

chiho

2014年01月22日

スパイス入りのご飯

いつも出来るだけ簡単にできる事をオススメしていますが、今日も極めて簡単で美味しい事をひとつ!

私は玄米中心の生活をしているので、写真は玄米ですが、白米でも全く同じ方法で作れます。ご覧のとおり、研いだお米に水を入れて、クローブ6,7粒、シナモンスティック1本を入れています。最後にEVオリーブオイルを、適当に回しかけ準備完了。このままいつものように炊くだけ。

ほんのりと甘いシナモンの香りと、クローブの上品が香りがほのかにご飯につきます。

どんな料理にでも合います。普通、こういうタイプのご飯は、インド料理や中東の料理に合いそうですが、和食でも美味しく食べていただけます。焼き魚に合わせても不思議な味ですし、野菜炒め、焼き鳥など、お醤油で味付けしたものにも合います。

炊き上がりはこんな感じです。炊き上がったらスパイスは取り除いて食べてください。

chiho

2014年01月21日

フードソムリエという素敵なサイトで紹介していただきました。

スペイン各地で雪が降っております。そちらも雪だったそうですが、本当に寒い日が続いていますね。
今年はオリーブが豊作なので、あちらこちらでまだまだオリーブの収穫が見られます。2月中旬まで収穫が続くそうです。

今日は嬉しいニュースになります。
山口はるのさんという料理研究家の素敵な女性が、カームのグルメフードであるテーブルオリーブのオイル漬けと、ドライトマトのペーストを、専門家オンパレードのフードソムリエというサイトで、レシピと共に紹介してくださいました。

http://www.food-sommelier.jp/special/letter/20140120.html

とても分かりやすく書いてあるので、是非ご覧下さい。

レシピも簡単で美味しいこと間違いなしのレシピです。パーティーなど、お家ご飯にピッタリだと思います。

chiho

2014年01月18日

丼物にEVオリーブオイル

お客様から超おすすめの提案が届いたので、ご紹介します。

ひと目でわかると思うのですが、これ海鮮丼です。
お刺身にぴったりなので、EVオリーブオイルが丼物に合いそうなことは想像できますが、実際に見てみると食べたくてどうしょうもなくなります。皆さんも同じような気持ちになりませんか。

お刺身や貝やエビなどには、特にオーガニックEVオリーブオイルのQuinta do Coa キンタ・ド・コアがよく合います。今年のコアはフルーティーで、辛さもバランスが良くとれていますので、特におすすめです。もうすぐ新しいオイルが入荷となりますので、その際にはいち早くブログでお知らせします。

それまでの間、どうぞいつものコアで色々な丼料理をお楽しみください。

chiho

2014年01月17日

今年最初のレストラン料理

お正月も終わり、皆様はいかがお過ごしですか?私は年末年始の食べ過ぎを調整するため、自宅ではなるべく野菜ベースの食事をするようにしています。

外食する時もできるだけ野菜をオーダー。
今年最初のレストラン料理では、キノコをオーダーしました。ちょっとメニューを読んだだけでは、どんな料理なのか予想できなかったので、面白半分に頼んでみました。出てきた料理はこちら。

キノコのフライ。キノコはひらたけのようなキノコで、日本のキノコでも同じような料理が出来ますので、是非お試しください。一緒にアリオリソース(マヨネーズに生のにんにくを混ぜたもの)とフライドポテト付き。いかにも地中海料理という感じの一品です。EVオリーブオイルを使うと、フライドポテトは綺麗な黄色に仕上がります。

現在パワジオ倶楽部では、まだ初売りセールをしていますので、2LのEVオリーブオイルが割安になっております。ピュアオイルと呼ばれる非常安い、一般的に単にオリーブオイルと呼ばれているものが、スーパーなどでは販売されており、一般の方はあれでオリーブオイルを使っていると誤解しています。

体のため、健康のために必要なオリーブオイルは、エキストラヴァージンオリーブオイルです。ピュアオイルには、このEVオリーブオイルは1%くらいしか含まれておりませんし、クオリティーはどんなレベルものであるか全くわかりません。安いには安い理由がありますので、健康のためには、かならずエキストラヴァージンを選んでください。

このキノコのフライは、極普通のフライの作り方と同じ。
小麦粉、卵、パン粉をつけて揚げるだけです。パン粉を細かい顆粒のものにすると、よりスペイン風に仕上がります。

お試しくださ~い。まるでお肉を食べているような錯覚を受けます。子供さんも喜ぶと思いますし、しいたけのようなキノコでも、きっと美味しいフライが出来ます。

chiho

2014年01月15日

マッシュルームのレシピ

久々にレシピをご紹介します。
スペインでは、よくマッシュルームに詰め物をして食べます。大きなマッシュルームがあるから出来るのですが、日本にあるような小さめのマッシュルームでも、同じように美味しくできますので、是非お試しください。

マッシュルームの足の部分は、詰め物ができるように取り除きます。こんな大きなマッシュルームがあると、1個でもご馳走です。

玉ねぎのみじん切り、にんにくのみじん切り、生ハム、パプリカのみじん切りを、すべてEVオリーブオイルでしっかりと炒めて、火をよく通します。味付けは塩コショウ、ローレル、オレガノ。それぞれの量は、マッシュルームの大きさに左右されますので、適当に調整。これが詰め物になります。

詰め物をスプーンで、マッシュルームに詰め込む。その上にスプーン一杯のマスカルポーネ、またはフィラデルフィアのようなクリームチーズをのせる。180度のオーブンで、20分から25分焼いて出来上がり。

たっぷりマッシュルームの汁が出るので、それをバルサミコ酢と一緒に煮詰めてソースにしても美味しいです。

最後にもう1度スプーン一杯のチーズをのせて、召し上がるのも美味。

シンプルなスペインの典型的な家庭料理のひとつです。お楽しみください。

chiho

2014年01月07日

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

皆様、明けましておめでとうございます。
パワジオ倶楽部も、おかげさまで初売りを開始しすることが出来ました。
今年もオリーブでがんばっていきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

イベリア半島のお正月は、元旦から12月に降らなかった雨が降り始め、ず~っと雨、雨、雨☂ こんなお正月を体験したのは初めてです。5日にやっと曇りとなり、ようやく外出することが出来ました。家に籠るしかなかったので、色々料理をすることはできましたが、もう食べることには疲れました。

デトックスを開始しなくてはいけませんが、まぁ一番シンプルなデトックス方のひとつは、朝晩しっかりとEVオリーブオイルをスプーン一杯飲むことなので、しばらくの間は、朝だけでなく朝晩オリーブオイルを飲むつもりです。

写真は、ポルトガルのエボラに残るローマ時代の神殿跡。

2014年が皆様にとって素晴らしい一年になりますように。

ダイアナに捧げられた神殿にて。
chiho

2013年12月28日

スペインから新商品入荷

スペインのカタルニア地方から、超美味しいいちじくのコンポートを入荷しました。

もともとはカンベックという人気レストランの、看板料理だったのですが、あまりに好評なために商品化されたもの。甘さ控えめで、お料理に使っても活躍しますし、そのまま食べても最高の味が楽しめます。甘さはいちじくの果汁に小量の砂糖がプラスされているだけなので、果物そのものの風味を壊さず、いちじく独特の風味がしっかりと残っています。

こんな大きな黒いちじくが、ホールの状態でコンポートになっています。
一瓶に5個入り 1312円

一番簡単な食べ方は、是非いちじくを半分くらいにカットし、そこにEVオリーブオイルをたっぷりかけ、そのまま召し上がってみてください。素晴らしいデザートにもなりますし、前菜としても使えます。

前菜などには、チーズや生ハム、フォアグラなどと組み合わせ、メインディッシュの場合であれば、ポークソテーやローストにピッタリです。チキンのローストにもとても合います。デザートにハードタイプのチーズと合わせても美味。またアイスクリームやヨーグルト、フレッシュチーズにも、最高に合います。

無数の組み合わせが可能な万能食品になると思います。
是非、このホリデーシーズンにお試し下さい。お洒落な食卓ができること間違いなしです。

chiho

アーリーハーベストの農園も訪問

12月アーリーハーベストの農園も訪問しました。

マンサニーリャ・カサレーニャという、どちらかというと漬物に使われる比率の方が多い、オリーブの品種がメインで栽培されています。マンサニーリャとは、小さいリンゴという意味がありますが、本当に実の形に丸みがありリンゴのようにかわいいのが、この品種の特徴です。

来年からパワジオ倶楽部では、このマンサニーリャ・カサレーニャのEVオリーブオイルの販売も開始します。アーリーハーベストと同じものには思えないオイルが、お届けできると思います。

ここでは漬物用のオリーブが、まだ準備されており、続々と入荷していました。こういうカラフルなオリーブは、実はポルトガル人の好みだそうで、スペインで製造されていますが、ポルトガルへの輸出向けだそうです。確かにポルトガルの方が、こういうカラフルな漬物がよく食卓に登場します。こういう工場の様子も、パワジオスタッフの茂木さんには見学してもらいました。日本では考えられないオリーブの山が、どこを見てもあるので、かなり衝撃的な体験だったと思います。

ここでもしっかり記念写真。
記念に贈った来年の干支も、大変気に入っていただけたようです。色々なオリーブ農園には、それぞれの特徴があり、何度訪問しても学ぶことがあります。現地の人との交流は、お互い良いものを作っていくために、本当に重要だとつくづく思います。

今年も残り少なくなりましたが、皆様良いお年をお迎えください。

chiho

2013年12月22日

CARM農園訪問

今年も新しいオイルのできを確かめに、ポルトガルのカームCARM農園を訪問して参りました。今年はついにスタッフの茂木さんも同行です。

この農園を見学するのは、まるでサファリのようですが、天候にも恵まれ充実した体験ができました。

12月に入ってしまうと、パワジオ倶楽部で販売しているようなクオリティーのプレミアムオイルの圧搾は終わってしまっているのですが、どんな環境でどんな人達が仕事をして、どんな風にオリーブが生育しているかは、よく見ることが出来たと思います。上の写真のようにブラックオリーブばかりになっていましたが、貴重な体験です。

11月に来日してくれたばかりのオーナーのフィリペさんにお願いして、樹齢の古いオリーブの木もたくさん見せていただきました。やっぱり古い木は物語るものがあり、感動的なのです。エネルギーもたくさんもらえた気がします。

農園見学の後は、今年のオイルのテイスティングです。
このコーナーでも何度もお話しましたが、昨年は記録的な水不足で不作の年。水不足も2年目に入り、収穫量も壊滅的に低いものでした。そんな中で理想的なブレンドをするのは、不可能に近い状態でしたが、なんとかオイルは確保したのです。

今年は収穫量もオリーブの質も大変よく、何年ぶりかの豊作、エクセレントの年となりました。一日も早く皆さんに新しいオイルを試してもらいたいと、強く感じております。もちろん、空輸します。

フルーティーで、今年はフルーツの香りが復活しています。リンゴやグリーンバナナの心地良い香りがふんだんに楽しんでいただけるはずです。

毎年あ~だこ~だと私は勝手にリクエストしておりますが、美味しい素晴らしいクパージュが完成したと、昨日電話がありました。今年は何年振りかでコンクールにも出そうという意気込みだったので、相当いいものが日本にお届けできると思います。

どうぞお楽しみに。

chiho

2013年12月06日

世界一有名なオリーブオイルのガイドブックFlos Oleiフロスオレイ

Flos Oleiというオリーブオイルのガイドブックがあります。ワインと同じように、ハイクオリティのオリーブオイルを探している人は、このガイドブックの評価を毎年楽しみにしているのです。

パワジオ倶楽部で輸入しているオイルは、CdHウアルドもCarmカームもOlicatessenオリカテセンも優れたオイルとして、このガイドブックに載ったものばかり。中には、このガイドブックに掲載されると、問い合わせが増え対応出来ないので、載りませんという業者もいますが、世界のランキングはやはり重要なので、毎年登場してくれると嬉しいものです。

2014年度のオリーブオイルの結果が、先週ローマで発表となりました。今年の最高得点は98点。勿論、満点なら100点です。ウアルドは95点を獲得!!まだまだポイントが上がっていくと思いますが、オイルの世界も経歴が評価されるので、最初からこの得点は獲得できません。毎年毎年ポイントを上げています。


オリカテセンは、昨年同様89点。アルベキーナというコンクールでは、なかなか高得点がもらえない品種で、毎年頑張ってくれています。なぜ高得点が難しいかというと、あまりにデリケートすぎるオイルだからです。コンクールにはコンクールに向いている、スタイルやアロマがあるのです。

このガイドブックでは、グローバルな評価とは別に、コストパフォーマンスを評価するカテゴリーもあります。但し、こちらのカテゴリーは、世界中から20のオイルしか選ばれません。実はこちらでもウアルドは選出されました。ウアルドの単一品種の中でも、今年は特にピクアルが選ばれました。ピクアルといえば、アンダルシアの典型的な品種で、抗酸化物質を多く含むことで有名。女性には、美容のために特に活用してもらいたいオイルです。


これで多くの日本の皆さんに、パワジオ倶楽部が直輸入しているオイルは、高品質で適切な価格であるということが理解していただけたと思います。高品質で高すぎては、毎日オリーブオイルも使えませんから、いつも高品質でお買い得感のあるオイルを探しております。

ウアルドのアルベキーナは、既に搾りたてを空輸で入荷しております。皆さん、急いでパワジオにご来店ください。是非搾りたての味を試していただたら嬉しいです。

chiho

2013年12月05日

オリーブの家具工房へ

オリーブの家具工房へ久しぶりに行って来ました。最近オリーブ家具がとても好評ですが、家具を見れば見るほど、その理由がわかるような気がします。家具になるような大きなオリーブの幹や枝は、強剪定で毎年発生するのですが、家具工房ではそれを集め、時間を掛けて乾かして、家具の材料としています。短く見ても2年間は、準備期間として掛かっています。

家具を作る職人さんにもカテゴリーがあり、マエストロと呼ばれる職人になるには、長い経験が必要です。パワジオ倶楽部でご紹介している家具職人ルーカスは、『もう少しでマエストロとして認められるよ』と、言っておりました。彼のファミリーは代々家具を製造しています。工房には、おばあさんが使っていたというオリーブウッドを使った、ロッキングチェアが大事に保存されていました。素晴らしい光沢で、どのくらいの人が触って、オリーブの心地良さを感じていたのか、目に浮かぶようでした。


ルーカスと記念写真


こちらが100年以上前のオリーブウッドの椅子

人気の椅子は、ほとんどが19世紀から変わらないデザインで、スペインの伝統的なスタイルを守っています。これだけ飽きないデザインを作ることは、本当に難しいものです。椅子によっては、もっとモダンなデザインがいいなぁと思うのですが、人気のある椅子は、やはり昔からのデザインのもののようです。

どんな枝がどういう風にカットされ、そこから椅子の取っ手やキッチンツールが生まれるのかも、よく見せてもらいました。オリーブウッドは、オークよりも硬いので、作業は機械があると言っても大変です。ここまで出元がわかると、キッチンでいつも使っているスプーンにもより愛着がわくものですね。


工房の様子


今でも昔からの模様が守られています。

パワジオの前橋のショールームにも、新しくテーブルやロッキングチェアが入荷致しました。興味のある方は、是非一度お越しください。スペインの大地で気の遠くなるくらいの時間を過ごした、オリーブの偉大な生命力を感じていただけると思います。

chiho

2013年11月28日

知らないと怖~いオリーブオイルの世界

パワジオ倶楽部で販売しているオリーブオイルは、いつも必ず現地でどのように製造されているものか、しっかり確認していることはお伝えしていますが、必ずしも全てのお客様がショップの近くの方ではありませんし、あまり深くオイルに興味がある理由ではないので、出来るだけ機会がある事に、オイルの話をさせていただいています。

1週間ちょっと前に、日本からスペインに戻ってから、毎日にようにオイルの出来を、それぞれのメーカーさんと話ていますが、先週はスペインのメーカーCasas de Hualdoウアルドの、今年の出来を実際に確認しに行って参りました。

スペインのトレドにある広大な敷地内に、圧搾工房も設置されている贅沢なメーカーです。写真が圧搾工房の様子。

今年は花が咲くのが2週間くらい遅れたので、実りも遅く2~3週間収穫の時期も遅れています。こうなると寒さとの戦いになります。私も実が寒さで凍ってしまわないかが、一番心配なのですが、マエストロ・デ・アルマサラと呼ばれる工房責任者は、大丈夫であることを、オリーブの実の内部まで詳しく切り刻んで教えてくれました。

ニューオイルについては、次回また詳しくお話しますが、今日は衝撃的だった事実をご紹介します。皆さんにも何度か上質なエクストラ・ヴァージンオリーブオイルが、コールドプレスと呼ばれる一番搾りであることはお伝えしました。そして、加熱をすれば一度搾った実のカスからも再びオイルがとれることも、お伝えしたと思います。

ウアルドには、そのコールドプレスで搾った後の、実のかすを活用して38度以上まで加熱し、2度目のオイルを搾る装置もあるのです。勿論、この2度目に搾ったオイルは、ウアルドでは活用しませんが、まだまだこのオイルを良いオイルと評価し、買って行く業者がたくさん存在するのです。

こちらの写真が、その2度目に加熱し搾ったオイル。
独特なグリーン色であることがわかるでしょうか。これでもオリーブオイル100%ですから、加工して色々なオリーブオイルになるのです。知らなければ済まされてしまうことですが、知ってしまったら、なぜ特定のEVオリーブオイルが高価なものであるか、理解していただけると思います。

もう一枚、近くから見た写真を載せますが、このように澱んだコケで泥々のような状態の液体になっていて、タンクの下の方では、ワックスのような塊も発生しています。味はというと、果物のような香りや心地よい風味は全くなく、ただの油という感じ。この部屋の香りも、加熱をするので、高級なオイルの圧搾をしている部屋の匂いとは全く違います。ずっと何の香りなのか分からなかったのですが、実は大好物の香りだったのです。日本では馴染みがありませんが、アーティーチョークをゆでている時と同じような香りが、この加熱をする圧搾室では感じられました。

わかりやすく言えば、リンゴジュースやオレンジジュースの搾りかすを、オリーブの実のようにペースト状にして加熱し、2回も3回も搾り続けたら、きっとやけに濃厚な汚い色の液体が採れると思います。オリーブは完全に果実のジュースであることが、こんな風に幾つか違う段階のオイルの加工現場を見学してもよ~く分かります。

コールドプレスの上質なオイルを作る難しさも、現場を見学すればするほど分かります。1年間、木を大切に世話して豊作にしても、収穫のタイミングで、もしも実が凍ってしまうようなことがあれば台無しなのです。人間が相当コントロール出来るようになってきていますが、最後の最後はやはり自然の力によるところが多いオリーブ。毎年、皆さんに理想的なものをお届けするために、多くの人が熱心に仕事をしています。

オリーブオイルの世界は知れば知るほど、興味深い事実があり、人間の知恵と自然の賜物であることが分かります。アーリーハーベストも含め、ウアルドのニューオイル『アルベキーナ』は、既にパワジオ倶楽部に空輸便で到着しています。一日も早く楽しんでいただければ幸いです。

chiho

2013年11月25日

アーリーハーベストは空輸品です。

スペインはいつもよりも寒さが早く到来。今各地で雪が降っているので、寒くてあまり外に出る気分になりません。そんな時は家でアーリーハーベストを楽しんでおります。

2年振りの入荷となったアーリーハーベストですが、ブランド名はセリエ・オロと憶えてください。正しい名前がこちらになります。

こちらの写真に写っているようなオリーブの実が搾られています。

今年は例年よりも20日ほど完成が遅くなりました。そのくらい今年は寒いようです。たくさんの方が事前予約をしてくださり、アーリーハーベストは楽しみにしてくれていますが、確かに、このニューオイルの香りは癖になります。

今年も出来だけ多くの人に、搾りたてのアロマをお届けしたくて空輸しております。どうぞ満喫してください。

2013年11月14日

フィリペ氏にオリーブオイル指導を受けました。

パワジオ倶楽部の人気オリーブオイル、キンタ・ド・ビスパードやキンタ・ド・コアを作っているメーカーCARMのオーナー訪問については、既にリポートしました。今日はその訪問内容をもう少し...

パワジオ倶楽部で扱っている全てのオイルも含め、オリーブオイルの特徴やCARMのオイルの魅力を、しっかりと語っていただきました。スタッフは、オーナーご本人から説明を聞き、それはそれは大喜び。しっかりとオイルを感じとってもらえたと思います。

特にオーガニックのCARMのオイルの大ファンの萩さんは、大喜び!!!!
質問も一番多く、記念写真の撮影も一番多かったように思います。

今度はスタッフ現地へ出向かないと...

2013年11月13日

CARMカームのオーナー来訪

やっとポルトガルからカームCARM、キンタ・ド・コアやキンタ・ド・ビスパードの作り手、フィリペさんのパワジオ倶楽部訪問が実現。やっぱり実際にスタッフに会ってもらい、オイルの話をしてもらうと違いがあります。熱心にモノづくりをしている人のオーラは違うものです。誰もがより深いカームファンになりました。

2013年11月08日

見て下さい!この美しいアーリーハーベストの色

皆さん、沢山のアーリーハーベストご予約どうもありがとうございます。どれほどその年のオリーブオイルの香りを、楽しみにしている方が多いか、改めて実感しております。

今日はアーリーハーベストが農園からマドリードの倉庫に入り、来週早々にも空輸されると連絡が入りました。おそらく20日くらいには、販売開始が出来るのではないかと予想していますが、正確な日時は品物が到着しない限りわからないので、もう少しお待ちください。

今日は楽しみになさっている皆さんに、アーリーハーベストの映像をご紹介します。

見てください。このグリーン。
その年その年の自然の香りが、この中に凝縮されています。

オリーブオイルは何より鮮度が大切。
それを損なわないよう管理をしていますが、アーリーハーベストは通常のオリーブオイルとは製造プロセスにも違いがあるので、とにかく出来るだけ早くお試しいただき、すぐに消費していただくということが大切。

オイルとは違うオリーブジュースを、貴方も体験してみませんか。
新鮮な驚きがあるはずです。

1000本限定で空輸便で入荷。今年はこれだけです。
お早めにご予約を。

chiho

2013年11月03日

病気のオリーブの実

オリーブの漬物作り、真っ只中のシーズンなので、色々なオリーブを見る機会があります。皆さんのお庭にも色々なタイプが実っていると思いますので、今日はその中でもよくある病気のオリーブをご紹介します。

パワジオのオリーブ専門家、萩原さんの指導のもと、この記事は書いております。

今日はこんなゴツゴツのオリーブについてお話します。

パワジオでは、まるで金平糖のようなオリーブなので、こういうモノを『金平糖オリーブ』と呼んでいますが、美味しく甘い実ではなく、これは明らかに病気を抱えたオリーブです。

よく地植えの水はけの悪い場所で育ったオリーブは、こんな風に出来てしまうそうです。つまりオリーブにとっては良すぎる土、粘土、粘り気の強い土地で育ったものは、こんな奇形を生み出します。パワジオのオリーブは、どれも輝いて美しいので、よく色々な人に褒められますが、そのくらいオリーブの根の状態、また土の管理には気を付けています。

この病気のオリーブは、漬物を作っても渋がよく抜けなかったり、筋張っていて食べるものにはなりませんので、くれぐれも漬物用オリーブとしては使わないように。

萩原さんからの貴重な情報です。

2013年10月28日

アンティークカップボード

今日はアンティーク好きなお客様がご来店。
私もアンティーク家具や伝統工芸家具が大好きなので、好きな者同士でワクワクでお話をしました。共通の会話がある人との、交流は何より嬉しいものです。パワジオ倶楽部は、もともと古い家具や建築資材が豊富だったので、今でもその時からのお客様が、古いものを探しに来てくださいます。今古いものは数少ないのですが、最近益々古いものを探してこられる方が多いように思います。来年はもう少し古いものを、再びラインナップに加えられるよう努力しますね。

本日お嫁入りが決定したカップボードはこちら。
フランス製のオーク家具。この時代は、しっかりとテーブルについてお食事をする文化が進んでいたので、家具もカトラリーがしまえて、折りたたみ式。機能性を重要視しています。

多くの人に、古いものに囲まれて生活する心地良さを、知っていただきたいと思います。長い歳月が営んだ言葉では表現できない趣が、古い厳選されたものには存在します。人間としての価値を高めるためにも、高いものではなく、質の高いものにこだわることは、大切だと思っています。

こういう家具は、こんな風に今でも由緒あるレストランやカフェで使われ続けています。100年以上全く問題なく使われています。そういうモノを大切に丁寧に作ることは、とてもすごい仕事だと思います。使い捨ては、どんどん消えて行くといいですね。因みに、こちらはスペイン、マドリード王宮前にあるCafe de Orienteという有名カフェ。

この家具の嫁ぎ先でも、きっと沢山の人の暮らしが豊かになる空間に、この家具は収まるはず。いい嫁ぎ先が決まって、一安心です。

chiho

2013年10月23日

ウアルドでパエリャ

昨日は定休日だったのですが、ある本の撮影がありました。多分素敵な本が完成します。

そこで久しぶりにパエリャを作りました。

新商品であるウアルドのオリーブオイルで作ってみたのですが、とても軽いパエリャが出来上がりました。あまり時間がなかったので、昨日はあさりの出汁をベースに、いつもよりも軽~いパエリャ。喜んでいただけたようです。

お皿にパエリャをサーブした後にも、オリーブオイルをひと振り。そのくらい軽い仕上がりだったので、フレッシュなオリーブのアロマが、余計パエリャを引き立ててくれました。

chiho

2013年10月08日

スペイングルメフェアに参加しました。

10月2~3日に東京ホテルニューオータニで開催された、スペイングルメフードフェアーに初めて参加して参りました。パワジオ倶楽部は、Casas de Hualdoカサス・デ・ウアルドのインポーターとして参加。レストランやホテルをはじめとする各種業者の方々に、スペインの素晴らしいオイルを紹介することが目的。メディアでもかなり取り上げられました。

今年スペインと日本は、国交400周年も記念。色々な祝賀イベントなど興味深い企画が盛りだくさん。先週は同時期にスペイン首相も来日していたので、政府の偉い方のフェアー訪問もありました。

オリーブオイルメーカーだけでなく、色々な食品メーカーさん、ワインメーカーさんなどが勢ぞろい。60社くらい参加していたと思います。

ウアルド、特にプロの方々に評判でした。
フェアーでは来年から販売開始となる、より高級なラインのオイルも大好評。

パワジオ倶楽部のオイルは、業者様への対応もしておりますので、興味のある業者の方はいつでもお問い合わせくださいませ。

chiho

2013年09月30日

浅井慎平さんと岡井路子さんがご来店下さいました。

特別嬉しいご来店があったので、ご報告します。

写真家の浅井慎平さんと言えば、サンデーモーニングなどでお馴染みの人も多いはず。いつも楽しく京美深い話をしてくださいます。スタッフも大喜びで、思い出に残る一日となりました。もっともっと文化や芸術に造詣の深い方が、パワジオ倶楽部を訪れてくださることを祈って。ご来店、遠くからどうも有難うございました。

写真好きの萩藁さんは、特に大喜び。
特別ツーショット。本当に記念の一枚です。

chiho

2013年09月27日

今年はアーリーハーベストが復活しますよ~

皆様しばらくご無沙汰しておりました。
夏の終わりくらいからオリーブの収穫のシーズンとなり、アーリーハーベスト『ハラオリーバ』の準備などに追われておりました。今年は2年ぶりにアーリーハーベストが復活します。たくさんのお客様に、とても気に入っていただいていたアーリーハーベスト!スタッフ一同大喜びで準備をすすめております。

『ハラオリーバ』で使われるオリーブの実は、こんなグリーンの実ばかり。普通こういう状態のオリーブを、絞ってしまうことはないのですが、ここは特別2週間だけ、このグリーンの実からのオイル作りを実施しています。そのくらい貴重で希少なオイルが、アーリーハーベストなのです。

こちらがメーカースタッフのオスカー。彼が細かく実の状態、絞る瞬間をチェックしてくれています。今年はどこよりも先に、パワジオ倶楽部用のオイルを絞ってくれるそうです。いつもなら、そろそろ絞っている時期なのですが、今年は実の熟成が2週間遅れだそうです。今週末スペインでは雨の予報となっているので、これでもう少し実に水分が含まれ膨らんだ時が、収穫時になるそうです。

パワジオ倶楽部で販売しているオリーブオイルの産地は、本当にどこも素晴らしい自然環境に恵まれたところばかりです。ここもそのひとつ。どんなコンクールに出しても、農園の美しさは世界トップレベルであること間違いなしのところばかりです。

管理の行き届いたオリーブの森は、観ていて感動しますし、満足感一杯です。

来週あたり、パワジオ倶楽部に入荷になる日程も出せると思いますが、今のところ10月20日くらいを予定しています。もちろん、予約販売を実施しますので、準備ができたらお知らせします。

chiho

2013年08月19日

オリーブの果実形成について

暑い日が続いておりますが、今日はオリーブの実が本格的なオイルを含有する果実となってきているので、果実についての興味深い記事を読んだので、それを簡単にご紹介します。

オリーブの実の成長について、新しいオイルCasas de Hualdoウアルドの会社記事にあったので、簡単にお伝えしたいと思います。


(この写真からもわかるように、7月20日くらいでは、まだ果実の中の種の部分がしっかりと区別できないくらい、種が柔らかいもので、種の中の胚もよくわかります)


開花から収穫までの最も重要な時期のひとつが、オリーブの種が薄い細胞の皮のような状態から、固い果肉とは違う物体に変化する時だそうです。種の中には新しいオリーブの胚もあるのです。

この固くなる工程は、種の周りに材木質の固い物質を蓄積することにより、種自体も成長し、最終的に実に固い層を作ります。

オリーブが栽培されている地域、オリーブの品種によっても違いますが、この種の形成は、大体7月中旬頃にあります。ウアルドの農園が存在するスペインの中心部トレドでは、アルベキーナの種はもうすでに形成されていますが、ピクアル種などはまだ何日か必要です。

この成長段階がなぜ重要かというと、この時期からオイルの合成が始まるからです。7月末くらいの状態では、果実の油分はまだ大した量ではないのです。

それに種がしっかりと形成されると、オリーブの実はこれ以上落下しなくなり、最後の収穫まで木にしっかりとついている力があり、成熟に達するのです。

この時期日本だと、もう果実がかなり大きくなり、収穫してみたい衝動に駆られる人もいるのではないかと思います。が、この時期オリーブを摘んでも油分が少なく、苦味ばかりなので、漬物にもなりませんし、勿論オイルは絞れるような状態ではありません。

これからどんどん油分が増して行くのです。
もうしばらくの間、じっくりオリーブの果実は面倒をみてあげてください。

chiho

2013年08月04日

パコの缶詰に新商品登場です。

皆さん、最近BARなどで缶詰が並んでいることが多くなったと思いませんか。特にグルメな缶詰=上質な味にこだわった缶詰を見かけることが、日本でも多くなったと思います。パワジオでは、かなり前から安心して食べられる食品として、缶詰に注目して販売を進めておりますが、今年は新商品が加わりました。

こちらが、新商品の内容写真。
なんだかわかりますか?日本でもお馴染みのアジのオリーブオイル漬けです。スペインでもアジは食べるのです。今回このグルメ缶詰には、食べやすいサイズのミニアジだけが集められて缶詰にされています。サーディンよりも食べやすいという感想の声もあります。青魚のオメガ3については、何度もお話していますが、週2回くらいは消費するのが理想だそうです。青魚焼かずに、缶を開けるだけで食べられたら、本当に最高です。

パコの缶詰パッケージは、可愛いので手土産としても人気です。
サーディンは長方形でしたが、アジは円形の缶に入っています。とってもお洒落なので、ホームパーティーなどでも大活躍してくれます。ビールやワインのおつまみとしても最高です。

是非、お試しください。この夏イチ押しのグルメ缶詰です。

1缶 125g 840円

2013年08月03日

ひまわりとラベンダーの不思議な景色

皆様、暑中お見舞い申し上げます。
スペインも只今、今年一の熱波が到来しており、南部では48度とか温度計に表示されています。あまりの暑さに、公共の噴水などは入り込んで涼んでいる観光客で一杯。典型的な夏の様子です。

私は運良く北部に来ているのですが、数年前からラベンダーの栽培が増えています。今年はラベンダーが少し遅咲きなので、ひまわりの満開時期と一緒になり、とても珍しい光景となっており、非常に楽しませてもらっています。

香りをお届けできないのが残念なのですが...どうぞ皆さん8月を満喫してください。

chiho

2013年07月28日

新商品 カサス・デ・ウアルド Casas de Hualdo

前々から予告しておりました新商品、スペイン産の新しいオイルブランドが登場です。

最新のオリーブ栽培技術を投入して開発された農園で、最新のテクノロジーを使って圧搾されたオリーブオイルです。オーガニックではありませんが、現在農業の専門家が考えられる限りの、技術を使って栽培、圧搾が実施されている前衛的なオリーブブランド、それがCasas de Hualdo カサス・デ・ウアルド、短縮してウアルドと指名してください。

ウアルドのオイルの特徴は、オリーブの違う品種をブレンドするのではなく、それぞれのオリーブ品種の特徴を楽しむためにデザインされているというところ。
3種類の品種が存在します。

1.初心者の方、赤ちゃん、高齢者には、デリケートな味わいのアルベキーナをオススメします。

2.スペインの古都トレド、独特な香りのオリーブが存在します。それがコルニカブラ。苦味が特徴なので、大人の味。ヨーグルトやアイスクリーム、白身の魚など、淡白な食品に使うとパンチが効いて、一味違う味わいを楽しめます。

3.ポリフェノール=抗酸化物質の含有量が、最も高いオリーブ品種のひとつピクアル。こちらの品種はストロングタイプのオリーブが好きな方、また老化防止効果を求めている方にオススメ。

もうひとつの特徴は、オイルボトルのサイズにあります。
写真は3種類ありますが、今回パワジオ倶楽部では、250mlと携帯用に便利な25mlを揃えております。

特に今まで探しても探しても満足できる味のオイルがなかった、この携帯用のミニボトルは自慢できる商品です。きっと大人気の商品になると思いますが、本当に信じられないくらいのクオリティーが、この小さい容器の中で保たれています。ガラスではなくペットボトルのミニサイズです。

是非一度お試しください。

販売価格:

250ml ガラスボトル  1本1500円
 25ml ペットボトル   1本 157円

2013年07月22日

オリカテセンから新商品登場です!!!

前々から予告しておりましたが、この夏オリカテセンOlicatessenシリーズが、新商品を発表!ハーブのエッセンスオイルがブレンドされたOlicatessen &オリカテセンアンド...というシリーズ。パワジオ倶楽部では、オリカテセンのハーブオイルと呼んでおります。

真夏に販売開始が出来て本当に良かったのですが、パワジオ倶楽部のお客様は毎朝オリーブオイルを使ってくださっていると思いますが、時には違う風味を楽しみたいですよね。そんな人に特にお薦めですが、ヨーグルトに例えばミント入りのハーブオイルを使うと、いつものヨーグルトが高級な味に変化しますし、フレッシュ感が増して、爽やかな朝食がカンタンに実現出来ます。

もちろん、サラダやスープに入れても最高。特に夏場、冷製スープ、パスタが登場する機会が多くなると思いますが、そこにひと振りするだけで、いつもの味に変化が生まれ、パーティなどでもお客様が驚かれるはず。

単なるトーストも、時々風味を変えて食べると、色々とアイデアが沸くはず。アイスクリームにも欠かせないシロップになりますよ~

定番の冷奴ですが、単にオリーブオイルでなく、夏場はタラゴンやタイムの香りのオイルで食べると爽やか。揚げ豆腐も是非このオイルで実施してみてください。洋風の揚げ物になります。

シンプルなエビのソテーも、最後のハーブオイルをひと振りすると地中海の味になります。お試しください。

種類は以下のとおりです。

✩ローズマリーのオリカテセン&   250ml  1785円(税込)
✩タラゴンのオリカテセン&      250ml  1785円
✩タイムのオリカテセン&       250ml  1785円

chiho

2013年07月17日

オリーブオイルと授乳


6ヶ月以上の赤ちゃんの離乳食から、オリーブオイルを使うと理想的だある事は、今までも何度も書いてきましたが、今日はもうひとつ興味深い話を発見したので、それをお伝えします。

授乳をしているお母さんが、良質なオリーブオイル=エクストラヴァージンオイルで品質が信頼できるものを、摂取することは何よりも重要なことですが、実は赤ちゃんの粉ミルクにも、数滴(3、4滴くらい)上質なオイルを加えて上げると良いという記事を読みました。母乳に一番近い脂肪酸が、オリーブオイルの脂肪酸ですから、納得のいくアイデアです。

ふつうの粉ミルクを使ってミルクを作り、ミルク瓶に数滴(約3滴くらい)のエクストラヴァージンオイルを入れ、よく振るだけ完成。ミルクとオイルがしっかりと乳化するように、しっかりと振ってください。勿論、デリケートな赤ちゃんには、上質のオーガニックオイル、または品質が確かなオイルを選ぶことが重要です。


もうすぐ入荷となる新商品や、既存のオーガニックオイルなどは、ポリフェノールの量などが特に大きく違います。ふつうスーパーなどで販売されているエクストラヴァージンオイルは、成分がほとんどわかりませんし、クオリティーはラベルから判断できません。オリーブオイルの魅力のひとつである、抗酸化物質の一つ、ポリフェノールの含有量は、150mg/kgにも及ばないものがほとんどです。まして、その数値を確認する手段は、普通店頭ではありません。

パワジオ倶楽部で販売されているオリーブオイルは、オリーブの品種によっても違いますが、成分構成も非常に重視しています。ポリフェノールの含有量は、少ないもので200ml/kg以上、オーガニックオイルやピクアルなどについては、400mg/kg以上です。

赤ちゃんの消化のためにも、是非オリーブオイルは、酸度は低いものを利用してください。0.1から0.2度以下の酸度のものをオススメします。

但し、人それぞれ違いますですので、必ずお医者様に許可をとってから、赤ちゃんへのオイルの使用は実践してください。

2013年07月15日

オリーブオイルのイブプロフェン作用

これはもうかなり前(2005年)に発表された事なのですが、まだまだ知られていない事実なのでお知らせ致します。エクストラヴァージンオリーブオイルには、イブプロフェン作用を持つ成分があるという調査結果が発表されています。

さて、イブプロフェンとは?

パブロンなどに含まれている非ステロイド系抗炎症剤。このような薬には、肩こり、頭痛、生理痛など女性が悩んでいる症状が表記されているので、極一般的な鎮痛、抗炎症剤と理解できます。

今までも何度かコメントしたことのあるOleocanthalオレオカンタールという成分が、イブプロフェンに似た作用を持つそうです。オリーブオイルのピリピリ感も厳密にいえば、このオレオカンタールが原因であるという研究結果が出ていますので、これは近年になって次々と発見されているオレオカンタール効果の一つと言えます。

スペインの医学会では、一日50gのエクストラヴァージンオリーブオイルの消費で、成人の痛み抑制作用の10%ぐらいが得られると報告しています。(この計算は、1mlあたり200mgオレオカンタールが含まれているエクストラヴァージンオイルを、1日に50g摂取し、90%それが吸収されるとして、1日に9mgのオレオカンタールが摂取できるという計算です。)

日本人の油の摂取量が約55gですから、摂取する油をオリーブオイルにしていくメリットはここにもあると言えます。痛みに効かせるためには、膨大な量のイブプロフェンが必要だそうですが、イブプロフェンは、ある種のガンやアルツハイマー予防にも効くという調査結果もあり、注目の成分なのです。

いつも薬を服用するのではなく、このような油を変えていくことによって、より健康に良い効果が得られるとしたら、極めてカンタンにできる健康管理に一つの手段として、エクストラヴァージンオイルの摂取を、考えていただけると良いと思います。

参考サイト:http://www.marenostrumgold.com/es/prestablog-la-comunidad-cientifica-con-el-aceite-de-oliva-virgen-extra-n46/default
chiho

2013年07月12日

岡井路子さんと吉川千明さんがご来店!

先日、美容と健康のエキスパート吉川千明さんが、パワジオ倶楽部にご来店。スタッフ大興奮♡♡♡岡井路子さんが来るというだけでも、スタッフ全員のテンションが上がるのに、今回は千明さんまでご一緒。ワクワクの一日となりました。写真がその様子を一番うまく物語ってくれると思いますので、どうぞご覧ください。
萩原さんも一日ず~っと楽しそうでした。


オリーブの家具も吉川千明さんの新しいお家へお嫁にいくことになり、今アンダルシアで椅子を製作中。エネルギーがあるもの、人の気持ちがこもっているモノ、しっかりとした正直なものには、理由のいらない魅力があります。そんな世界を無言でキャッチしてくれる、素晴らしい女性...吉川千明さんは、そんな繊細なオーラを放っている方でした。

ご来店本当にありがとうございました。

そして、本日届いたのですが、こんなステキな記事もパワジオについて書いてくださいました。

来年が今からすご~く楽しみになりました。

吉川千明さんの新しいサイト『吉川千明のエレンガント・オーガニック』

http://kirei.biglobe.ne.jp/around40/column/chkyshkw_1/

2013年07月10日

オリーブの炊き込みご飯

最近美味しくて止められないご飯を、今日は特別にご紹介します!(あまり美味しいと内緒にしておいて、お客様を驚かせたくなるのですが...)

こちらがオリーブの炊き込みご飯!
誰でもカームのグルメ商品があれば出来ます。
他のオリーブの漬物でも勿論できますし、以前オリカテセンの苛性ソーダ無使用オリーブで、ご飯を炊くレシピもご紹介しましたが、カームのグルメオリーブで作ると全然違うのです。

ポルトガルの古いレシピを使って漬けられています。種も抜いてありStoned Oliveという風にも呼ばれていますが、石で潰して種をとってから漬ける漬物もあるのです。こちらはカームの上質なEVオリーブオイル漬け。このオイルもいろいろ使えます。

重要な炊き込みご飯の作り方ですが、2合ぐらいのご飯なら10から15粒くらいオリーブの実を入れてください。実がオイルを含んでいるので、オイルの追加は必要ありません。これをそのままいつものように炊くだけ。

もちもちの食感のご飯が完成します。
おまけにオリーブの独特の風味が、ご飯に移り最高の塩味。おむすびにしても最高ですよ~

我が家では、これが週に2回くらい登場してます。とにかく、美味しいので要注意です!

chiho

2013年07月07日

野菜のバーベキュー

今週末スペインは今年一の暑さ。各地で40度以上の気温が観測されています。私は一足先に暑さを逃れて、スペイン北部に来ているのですが、こちらも屋外は40度近いと思います。

そんな中、ちょっとした虫退治にもなるということで、煙を出すために、今日はバーベキューを実施。野菜だけのバーベキューをしてみました。

パプリカと茄子を使います。パプリカは、この地域独特の小さいパプリカ。日本のパプリカの大きさくらいしかありません。茄子は米ナスに近い大きいもの。

こんな風に炭火の上に野菜を並べて焼きます。アルミホイル入りは、ジャックポテト。

このくらい焦がしてしまっても大丈夫。

焼き上がった野菜は、アルミで覆ってしばらく蒸し焼きにもします。これでしっかり火が通ります。

冷ました後は、今度は焦げた皮をきれいに剥きます。しっかり火が通っていれば、カンタンに皮剥きが出来ます。

ナスも同じような作業を実施。

完成品がこちら。たっぷりアルベキーナ種のオリーブオイルと、フロールデサルを振っていただきました。
アルベキーナのデリケートなお花のような香りが、こういう料理にはピッタリ。ご飯は最近はまっているオリーブ入り炊き込みご飯。次回ご紹介します。

chiho

良い記事を載せていただきました。

先日、神戸国際会館で開催したイベントを通じて、とても良い記事をAllaboutに載せていただきました。
オリーブオイルに興味のある方が、益々増えてくれているように思います。

参加者の中には、80歳以上の男性もおり、『20年前に、このオイルの話は聞きたかった。』とおっしゃってくれました。

『オリーブ油の伝道師が語る オリーブ油の魅力』http://allabout.co.jp/gm/gc/420387/

2013年06月30日

フライドポテトに添えるミックスソルト

大好評だったフライドポテトのレシピを紹介したばかりなので、それに添えるとオシャレで美味しく、とてもヘルシーなミックスソルトについてもご紹介します。

今回はイエローのミックスソルトをご紹介します。

すり鉢のようなものをお持ちの方は、すり鉢に小さじ1のクミンシード、小さじ1のウコン、数種類のペッパーを適量入れてください。クミンシードはしっかりとすり潰して種の状態ではなく、粗めのパウダーに。すべてが混ざったら、最後にフロールデサルを小さじ1加えて、全体に馴染ませ出来上がり。

綺麗なイエローソルトの出来上がりです。
クミンシードが入るので、カレーのかすかな風味があり、ウコンも食べることができます。こうでもしないとウコンのようなものは、あまり摂るチャンスがないので、是非お試しください。

最近、色々なソルトが流行っていますが、美味しいフロールデサルさえ家庭にあれば、ご自分の好みのミックススパイスソルトがいくらでも発明できます。

フロールデサルは、リネンの袋入りから陶器入りまで各種用意してあります。ご希望の方は、パワジオ倶楽部にお電話下さい。☎027-254ー3388

ネットショッピングはこちらから
http://store.shopping.yahoo.co.jp/sun-wa/flordesal.html

2013年06月29日

オリーブオイルのハーブ入りフライドポテトレシピ

先日、パワジオ倶楽部で作り大好評だった、ハーブ入りフライドポテトのレシピをご紹介します。

材料(4、5人分)

じゃがいも (中)      6個
強力粉            大さじ 4
ハーブ各種          1枝
ローズマリー
マジョラム
オレガノ
タイム
セージなどがおすすめ

ローズマリーなら1種類でもOK

にんにく            1頭 
フロールデサル        適量


調理用オリーブオイル   キンタ・ド・ビスパード 適量


こちらが調理用にオススメのEVオリーブオイル。 
2リットルで5、040円とお買い得価格になっています。


作り方:


1.じゃがいもの皮をむき、スティック状にカットする。1cm角程度。
2.カットしたじゃがいもスティックは、水で洗わず、そのまま強力粉をまぶす。
3.深めのフライパンか中華鍋に、粉をまぶしたじゃがいもを入れ、にんにくも皮のまま1片づつ加え、上  にハーブの枝を入れて、じゃがいもをカバーするように並べる。何種類ものハーブが入っている方    が、美味しく仕上がりますが、ない場合は一般的なローズマリーやタイムがオススメです。
4.じゃがいもが半分強カバーされるくらいに、調理用オリーブオイルを加える。加熱していないオイルを
  使うのが、このフライの特徴。
5.強火で鍋を加熱する。
6.オイルが湧いてきたら、そのままあまり混ぜずに揺らして、オイルがじゃがいも  全体に浸透するよ  うにする。火加減は多少調節する。強くなりすぎていると焦げる。
7.沸騰しているオイルの泡が小さくなってきたら、木ヘラなどを使って、じゃがいもを壊さないように混ぜ  る。ハーブも上からオイルの中へと入れていく。
8.こんがりとじゃがいもが焼きあがるまで、焦がさないように軽く混ぜながら揚げる。大体7、8分。
9.油を切って、お皿にじゃがいもを盛り付け、ハーブもじゃがいもと混ぜるように盛り付ける。仕上げに
  フロールデサルを適量振りかけ出来上がり。

* にんにくは皮を剥いて、すり鉢に入れてオリーブオイルと乳化させて、アリオリソースに加工すること   も出来ます。アリオリソースもディップとして添えると最高に美味しいポテトとなります。

完成品がこちら。
信じられないくらいカラッと揚がり、粉のおかげで独特な食感になっています。
誰もがリピーターになる一品ですので、是非上質の加熱用オリーブオイルを使って、お試しください。

オリーブオイルでフライは、もったいないと思っている方、大きな間違えです。植物性オイルの中で、最も酸化しにくいオイルがオリーブオイル。繰り返し使う場合も、理想はやはりオリーブオイルです。普通のオイルよりも、保存さえしっかりとすれば、オリーブオイルの方が長持ちするのですよ~

chiho

2013年06月21日

6月21日のオリーブオイルセミナー

※しばらくこのエントリーが上に来ます。

6月21日にパワジオ倶楽部・前橋で、オリーブオイルセミナーを開催します。今回は、私が大好きなテーマ『フードペアリング』を実施。どんな事かというと、言葉のとおり色々な食材を組み合わせることが目的。和の食材とオリーブオイルを色々組み合わせて行きます。

こちらの映像はウィキペディアより

まずは、『わさび』。殺菌作用の強い植物として有名ですが、なんとアンチエイジング効果もあるのです。これをオリーブオイルと合わせて、これからの季節重宝するレシピをご紹介します。

こちらの映像はウィキペディアより

『しょうが』も使います。しょうがは体を温めるだけではなく、抗がん作用もあるそうです。

『山椒』は日本が世界に誇れる和の胡椒。スペインのレシピと京都で教わったレシピを組み合わせます。

『味噌』『にんにく』『カラシ』と色々フードペアリングをしますので、それぞれの食材を健康のために有効活用したい方、どうぞ参加してみてください。もちろん、スペインでのハーブの日常的な活用法などもご紹介します。

おまけに、これからの季節かかせなくなるガスパチョのレシピもお教えしますので、是非ふるってご参加ください。完全予約制ですので、早めにご連絡ください。

開催日: 6月21日 11:00~12:30
場所:   パワジオ倶楽部前橋
参加費: 1500円

完全予約制: ☎ 027-254-3388

2013年06月05日

パワジオ倶楽部父の日のためのミニギフト

もうすぐ6月16日。
父の日のためのギフトを、パワジオ倶楽部も準備しました。

色々検討しましたが、やはり楽しんでもらえるギフトが一番だという結論に達しました。そこで、お酒やビール、ワインのおつまみに適し、その上料理の材料としても使える2つのアイテムが決定!きっと喜んでいただけるはず....


○スペイン産高級缶詰。オリーブオイル漬けのミニサーディン
○ポルトガル産オイル漬けのオリーブの漬物

特別価格: 2,000円

ちょっとしたプレゼントですが、愉しんでいただけるはずで~す。

2013年06月02日

スペインのピザは『コカ』

日本では圧倒的にイタリアンピザが有名ですが、スペインにも似たような食べ物はあるのです。特に地中海沿岸で食べられるものですが、野菜がふんだんに使われ、我が家ではピザよりコカが主流。生地はホームメイドがベストですが、忙しい時はスーパーなどで販売されているピザ生地を使っています。

今日は、最近気に入っているコンビネーションをご紹介。

オーブンは180度に加熱しておいてください。

まず、鉄板にシートを敷き、その上にピザ生地を広げます。できるだけ鉄板の形に。次にグリーンアスパラの細いものを、固い部分は取り除き並べる。その上に塩もみをした玉ねぎのスライスを、ふんだんに盛ります。必ずを塩もみをして、玉ねぎの水分を切ってください。そうでないとビジャビジャなコカになってしまいます。フロールデサルも軽く降ってください。(塩分を控えたい人は、塩は使わなくてもOK。)

次に、シェーブルチーズ(山羊のお乳)のロールタイプのものを、1cm弱の輪切りにして、玉ねぎの上に並べます。ここでは2段に並べていますが(ダイエットしたいので)、本来なら3段くらい並べることをオススメします。パラパラと好きなだけハーブ(オレガノやバジル、タイムなどお好みで)降り、最後にエクストラヴァージンオイルを回しかけます。

180度のオープンで、10分から12分程度焼き出来上がりです。

こんな風に焼きあがります。
私は自家栽培のバジルのフレッシュリーフを、最後に少しちらしましたが、お花が咲いているシーズンであれば、バジルやオレガノのお花の部分を散らすことをオススメします。

食べる時に、唐辛子の辛いオイルを振りかけてもおいしいです。

お試しくださ~い!

chiho

2013年05月03日

オリーブ畑の様子

暖かくなったり寒くなったり、風邪をひかないように注意しないといけない季節ですね。日本と同じような天候がスペインでも続いています。

今日は、最近のオリーブ畑の様子をご紹介します。

綺麗すぎて見とれてしまうオリーブのある風景...

こんな風景が近所にあったらいいですよね。

オリーブはとても生命力のある強い木なので、日本でもしっかりと育ちます。
皆さんの周囲に1本あるだけでも癒されますし、オリーブの実の収穫も可能です。もっともっとオリーブの木を楽しんで行きましょうね。

2013年04月24日

長崎のステキなギャラリー『+33』

スペインは草原では、お花が満開となる素晴らしいシーズンを迎えております。まだ時々気温が急激に下がったりしますが、あたり一面がお花畑状態。気温が下がれば、お花の持ちが良くなるので寒さも大歓迎です。

昨年から群馬から遠く離れた九州でも、パワジオ倶楽部のオーガニックオリーブオイルQuinta do Bispadoキンタドビスパードやオイルサーディンなどが買えるようになりました。ご近所の方、または長崎にお住まいの方にはグッドニュースです。

店内はこんな美しい空間もあり、お茶やお花のお教室も定期的に開催されています。場所は長崎市の出島。観光スポットで、美術館や繁華街にも徒歩で行ける距離にありますので、観光の際お立ち寄りになっても、長崎の興味深いお話を、オーナーの永田さんが色々お話してくれると思います。

選りすぐりの美しいものが集まるギャラリー+33(プラスサーティースリー)。
http://plus33.jp/

お問い合わせはこちらからどうぞ。
長崎県長崎市出島12-4 
DEJIMA33ビル1F
TEL/FAX 095-824-9815

2013年04月15日

新しいグルメ商品を入荷しました。

一昨日前までまるで冬だったスペインは、一日で夏に変わりました。毎年こんな風に極端なのですが、今年は記録的な雨が11月くらいからずっと続いていたので、今週末は誰もが冬眠から覚めたような気分です。

かなり前から計画していたポルトガル産のグルメ商品が、いよいよ入荷となりました。今日は少し新商品の説明をさせてください。

1品目はオリーブのオイル漬けです。
現在パワジオで販売しているアルベキーナ種の漬物は、苛性ソーダを使わない塩漬けオリーブ。今回ご紹介するオリーブは、かなりブラックに変色しているオリーブの実を、ポルトガルの伝統的な手法でオイル漬けにしたもの。美味しすぎて初めて食べた時の感動は忘れられません。日本では、瓶詰めの漬物、または缶詰の漬物が主流ですが、ほとんどの方が美味しいオリーブの実が見つからないという理由で、当店にいらっしゃいます。塩味もちょうどいい最高の漬物だと思います。ほんのりと香るオリーブのアロマも最高です。オイルは勿論、カームの上質オイル使用。
1個 1365円  (開封後は冷蔵保存をしてください)

こちらはアーティーチョークのクリーム。クリームと言っても乳製品は使われておりません。アーティーチョークというヨーロッパの野菜は、日本ではあまり馴染みがありませんが、高級な西洋野菜として時々目にすることがあると思います。この製品はアーティーチョークのハートの部分だけを選び、ペースト状にしたもの。イタリアン風のレシピです。シンプルにパンにつけて食べても美味しいですし、チーズやサラダ、肉や野菜のローストに添えてもOK.色々試してみてください。

少しアーティーチョークという野菜の説明をさせてください。上の写真のように、野菜の中心部や芯の部分だけを食べることが出来る、アザミのような花がこの野菜の正体。花が咲く前に食べるのが特徴です。ほのかな渋みと最後に独特の甘さがあります。一度、この風味の虜になると、時々なぜか食べたくなる野菜です。この商品があれば一年中アーティーチョークの香りを楽しめます。特にこのグルメ商品は上の写真の中でHeartハートと示されている、心臓部だけを使っている贅沢品です。
1個 840円 (開封後は冷蔵保存可能です)

もう一点はこちらのドライトマトのクリーム。日本でもかなりお馴染みになってきたドライトマトですが、私の周囲には、まだまだドライトマトをどんな風に使ったらいいか分からないという人が多く、よく加工の仕方を質問されます。このドライトマトクリームならば、すぐに使えるようにペースト状になっているので、定番のパスタやリゾットに使うもよし、和食にも合わせられると思います。これも使い方は無数にある優れモノ。プレゼントとしてもきっと喜んでもらえると思います。朝忙しい時なども便利ですし、ちょっとお洒落な『家ご飯』をするなら、このペーストを使ったカナッペなどもオススメです。
1個 840円 (開封後は冷蔵保存可能)

この商品の特徴は、使えば使うほど良さがわかるところにあります。馴染みのない食材が多いので、はじめはピンと来ない味かもしれませんが、食べて行く内にどんどん旨さが深まって来ます。これは経験していただかないと分からないので、是非一日も早くお試しください。

この春、一押しのグルメ商品です。

chiho

2013年04月10日

スペイン産オーガニックオイル『オリカテセン』

今週マドリードではヨーロッパでも有数のフードショーが開催されています。私も勉強のために何日か足を運ぶ予定です。今日は取引先のオリカテセンのスタンドを訪問。新商品の事や、農園の状態についての話で盛り上がりました。

こちらはしばらく前に届いたサンプルオイル。
今年からオリカテセンには、ハーブオイルをブレンドしたニューオイルが加わります。ハーブや柑橘類をオリーブオイルに混ぜた商品はいろいろな場でトライしたのですが、上質なオイルはそれだけで香り豊かなものなので、とてもブレンドが難しいと思います。勝手にどんな物なのか心配していたのですが、素晴らしいアロマのオイルで、また料理の楽しみ方が変わりそうです。

こちらの女性がオーナーファミリーのエンマ。
華奢な体なのにエネルギッシュで、エキスポートマネージャー兼オイルの管理、農園の手伝いなど何でもやっています。

スペインは長い水不足だったので、オーガニック農園ではオリーブがどうなってしまうのか本当に真剣に心配していたのですが、今年の雨のおかげで今後2,3年は問題ないということです。今年の冬のオイルは今から楽しみで仕方ありません。実は雨量なのですが、オリカテセンの農園がある地域では、昨年トータル雨量が10リットル!!!信じられない数値です。そして、今年は既に120リットルも雨量があったのです。どのくらい極端な気候なのか理解していただけると思います。

ハーブオイルが日本に届くのは、6月上旬になってしまうと思いますが、皆さん楽しみにしていてください。真夏に大活躍のオイルになるはずです。

いつものアルベキーナも深みのある良い味と香りでした。
今年はとてもバランスの良い仕上がりで、喉でかなり長いことピリピリしたスパイシーさも少なく、昨年のモノよりもフルーティーさもグリーンの香りもインパクトがありました。とてもいいバナナの香りもタップリあり、私も個人的にこのオイルは箱単位でオーダーしています。このデリケートさが堪らないのです。

chiho

2013年04月04日

オリーブオイルで作るスペイン式クラッカー『レガニャス』

今日は久々にレシピのご紹介です。

スペイン南部アンダルシアを旅した人なら誰もが知っているはずの乾パン『レガニャス』。船乗りの常備食として有名でしたが、しっかりと南部の人々の食生活に根付いています。パンと同じくらい普通に食卓に登場するんですよ。特に美味しいのは上質のオリーブオイルを使ったもの。よりヘルシーにするために私は全粒粉を使っていますが、小麦粉でもとっても美味しく仕上がります。

これはアンダルシアの食卓の様子。乾パンにも色々な形があるのですが、今日はクラッカーのような形のものをご紹介します。

材料:
小麦粉または全粒粉        400g
水                    50g
白ワイン                 50g
海塩(あればフロールデサル)   小さじ1
EVオリーブオイル          100g 
(オリカテセンまたはキンタドビスパード)
白ごま(炒ったもの)        大さじ1

*(全粒粉380g + ふすま(小麦のぬか)20gで作っても美味しい)

作り方:

1. ボールに粉を入れ中心部にくぼみをつけ、その他の材料を全て加える。
2. ベタつかない生地なので全体を馴染ませ、5分程度こねる。
3. 延べ棒で2mm程度の厚さに生地を伸ばし、クラッカーのような形にカットする。オーブン用の鉄板に油紙を敷き、その上に生地を重ならないように並べる。
4. 180度に加熱したオーブンで25分から30分焼いたらオーブンから出し、冷ましたら完成。

たくさん作って色々使ってみてください。塩味なので大人のおつまみとしても活躍しますし、お子さんのおやつにもピッタリ。(アルコールは飛んでいると思いますが、心配な方はお子さんには与えないでください)保存できるので常備しておくととても便利です。ドライハーブなどをごまの代わりに使っても美味しいクラッカーになります。オリーブオイルで作る生地がどのくらい美味しいか、きっと驚きだと思います。地中海のクラッカーにはよくワインやリキュールが入ります。これがまた独特の味を出してくれるのです。

chiho

2013年03月24日

雨ばっかりのスペイン

こんな雨の多い3月は始めてです。各地で50年ぶりの雨とかいうニュースばかりですし、既に何度も洪水で浸水している地域もあるくらい。2回も3回も浸水している地域は本当に気の毒です。

そんな理由で今日はオリーブとは関係なく今のスペインの風景をご紹介です。


多分、皆さんが想像しているスペインの景色ではありませんね。
これはスペインとポルトガルの国境、たくさんの闘牛などが飼育されている地域。スペイン西北部です。
雨で天気は悪いのですが、時々日差しが出るのでもうかなりハーブや自生している植物の花が咲きはじめています。素晴らしい春の香りが満喫できます。

chiho

スペイン産のトロ

久しぶりに缶詰の話です。
最近本当に缶詰がバルやカフェテリアなどで登場することが増えました。簡単に上質な食品が食べられるということで、これから益々人気が増すと思いますし、どんどん種類も増えています。グルメのレベルが高いフランスでは、缶詰に記してある情報もより正確で豊富。缶詰の製造日、船の名前、どんな風に釣られたかまで書いてある缶詰があるようです。

こちらがスペイン北部ガリシア地方で加工されているトロの缶詰。
トロが写真のようにオリーブオイル漬けになっています。とても薄味で上品な味付けでなので、そのまま食べても美味しいですし、パスタにしたりサラダ、サンドイッチなどの具にしてもグレードの高いものができます。

1缶 735円(税込)

2013年03月22日

スペインの超立派な先端搾油所

忙しいのに雨あめの日が続き仕事がはかどらないので、搾油所のリポートがすっかり遅くなってしまいました。今までに3つの違うオリーブオイルのソムリエコースや大学でのテイスターコースに参加していますが、オリーブ業界での技術的また農業学的な進歩は著しく、色々な技術進化を重ねた搾油所についての情報は、優れた搾油所のプロの『マエストロ・デ・アルマサーラ』=『搾油所のマエストロ』という責任者から学ぶのが一番のように思います。

収穫されたオリーブはここに運ばれて来ます。ここまではまだ驚くものは何もない普通の搾油所でした。

クリーンになったオリーブの実が一番右の粉砕機に入れ攪拌されていきますが、そのラインの数がここは普通ではありません。2つラインがあっても贅沢なのに、ここにはそれが6ラインあります。これにはオリーブ搾油機製造メーカーのPIRRALISIの技術者も驚いたようで、スペイン国内でこの最新のラインがこの規模で備えられているのはここだけだそうです。
メリットは収穫された実をベストタイミングで攪拌できるところにあります。この搾油所のオイルはほとんどが収穫から2時間以内くらいには絞られてしまうそうです。どおりでハイクオリティな理由です。

値段は聞いたことがありませんが、とにかくこの機械だけでも莫大な投資です。
筒状の機械が水平の遠心分離機で、これでオイルと水とカスが区分されます。

写真からでも分っていただけると思いますが、このクリーンさが圧搾所には不可欠。コールドプレスをエクストラヴァージンが実施しているのは当たり前のことですが、この清潔さを保つのが困難なのです。オイルは非常にデリケートなものなので、どんな汚れもキャッチしてしまうのです。

この設備なんだかわかりますか。あまり普通の搾油所にはこんなすごいのはありません。これが農園全体の水の管理をしている装置。灌漑システム用の水だけでなく、搾油所の水の管理もしています。こんなすごい水の施設を搾油所で見るのも始めてです。

また搾油所に逆戻りしたみたいな写真ですが、これは同じ搾油室ではなく第二の搾油室。ここではこちらの農園ブランドとして販売されない、クオリティーランクが少し落ちているオイルが搾られています。またまたビックリ!

ステンレスタンクの多さにも驚きました。これだけあればオイルの品種別の管理もしっかり出来ますからオイルのクオリティーが高く、バリエーションが豊富なことも分かります。

こちらがフィルター。
この農園のオイルはフィルターにかけられています。フィルターについては賛否両論ありますが、私が見る限りマエストロの能力とフィルターの種類によっては、素晴らしいオイルを完成させることができると今は思っています。以前は絶対にノンフィルター派だったのですが...ご覧のとおりフィルターに関しては、超最先端のものではなく、少し古いマニュアル式のものが優れているようです。但し、このフィルターを使いこなすのはマエストロ次第ですから、マエストロの嗜好と技術が大切となります。

もちろん、搾りかすの種は燃料になっています。
剪定された葉は肥料になると同時に、家畜の餌としても使われており美味しい羊乳が出来るそうです。将来はチーズも登場する予定。

驚いたことはもっとあるのですが、これ以上書くと混乱するので今回はこの辺で。
最後に一枚興味深い写真です。このタンクは封印されていますが、これはコンクール用のオイル。世界一重要なコンクールに参加するためです。受賞できるといいのですが。

chiho

2013年03月14日

超密集栽培のオリーブ農園 II

前回に続いて密集オリーブ栽培についてお話します。

超密集栽培というのはとても広がっていますが、最新の農業技術なのでデーターが不十分な部分もあるという話を各地で聞いていました。実際、この密集システムの農園を買い運営していたバブル期の企業も多いのです。5年6年と栽培を開始してから計画どおりの成果が出ずに運営が失敗していた農園も多いので、このような農園は頻繁にオーナーが変わるような傾向もあるのです。

そんなニュースをあちらこちらで聞いていたので、本気で研究調査を続けながら素晴らしいEVオイルを作っているこの農園には本当に驚きました。

密集率の違う農園が色々存在します。オリーブの種類別に密集率が違うのです。勿論、地質(テロワール)も関係していると思います。

オリーブの植える方向についても研究調査が進んでいます。単純に南向きがいいのかと思っていましたが、簡単に決められないのだそうです。風の通り道も関係しますし、日照時間も関係します。ここでは放射状にオリーブが植えられている農園があり、そこで色々なデーターを大学の研究所がとっているそうです。

こちらも最新の試みでEU機関が関わっています。近じかEUお偉いさん訪問もあるそうですが、オリーブの栽培をより理想的なものにするために、ヨーロッパのどこかの大学の調査結果があり、新しくハーブが導入され始めています。研究結果が確かな成果を出すかどうかをこの農園で実際に試すのです。EUのモデル農園になるわけです。写真のまだ何も発芽していない黒土の畑に色々なハーブが植えられているのです。これについては継続して情報をもらおうと思っています。予想どおりのハーブの成果が出れば、オリーブのできにも影響すること間違えありません。地域のエコシステムにも良い影響を生むのだそうです。

農園のあらゆるところに測定機。こんな農園は本当に見たことありません。

オリーブとは関係ありませんが、こんな木の栽培もこの農園では実施されています。何だと思いますか?なんとピスタチオ!今年は実ったらこの実を食べさせてくれると言われているので、今から楽しみにしています。

次回は圧搾所についてお知らせします。圧搾所も今まで訪問した中で一番立派なものでした。

chiho

2013年03月09日

超密集栽培のオリーブ農園 I

スペインに戻りました。日本を出る数日前に小春日和の数日を過ごせたのですが、スペインに到着したら雨ばかり。今週はずっと雨が降っています。こんな3月は初めて、いい加減に雨が止むといいのですが...

そんな雨の中、オリーブを密集栽培農園を訪問してきました。今まで密集栽培のオイルは色々な意味で満足できるものがなかったのですが、数年前に素晴らしいものに出会い、友人とのご縁から不思議とこの農園に導かれました。

一言で密集栽培と言っても実は色々なタイプがあることが分かりました。
一般的に一番密集栽培に使われている品種が『アルベキーナ』と『アルボサナ』というもので、垣根のようにオリーブを植えて栽培することができます。他の品種で垣根式は『コロネイキ』など試されているようですが、スペインではメインはこのふたつの品種になります。

密集栽培法が広がってからスペイン中でアルベキーナばかり広がった理由はここにあるのです。

写真は、そんな特別密集度が高い畑。ちょうど剪定作業が終了したばかりのところを訪れました。これは無駄にならず、もう少し枝が乾いてから機械で砕かれ肥料になります。昨年の茶色くなった葉が剪定された枝の下にあるのがわかると思います。

こちらの畑は密集率の違う畑。単に密集栽培=垣根という考えは間違いでした。ここで栽培されているオリーブ品種はピクアル。これで15歳程度の木です。土壌が合っていて、水、肥料など完全に管理されているとここまで成長するのですね。驚きました。

もうひとつ驚いたことが土壌。写真でも分かると思いますが、膨大な数の石がゴロゴロしています。ここは昔川原だった地域。砂利や川を流れていた石が多いのだそうです。この石のおかげでこの土壌の水はけが良くなりオリーブの栽培ができるそうです。確かに一見とても砂や粘土質の高い土地に見えたので、この石効果にもビックリしました。

驚いた事はまだまだあります。
この農園で栽培されているオリーブの数は28万本。毎年増やしているので、どんどん増えていますが、それらほとんどの成長がコンピューター管理されています。ミクロの単位で木の成長率も記録されています。今までなかった画期的な栽培がこうしたデーターを使いながら開発されているのです。

こちらの装置は農園の水分をチェックしています。
農園全体の7箇所にチェックポイントがありました。人間が感じる感覚的な反応で水がまかれているのではなく、それぞれの地区の水分を図ってオリーブに水も与えられているのです。

この装置が木の成長、雨量、土壌の水分など全てを管理しています。
こんな最新の技術を取り込んだオリーブ農園と今年からパワジオ倶楽部は取引を開始します。勉強になることばかりですし、スペインでも最新の研究調査をこの農園で実施しているわけですから、世界で最も進んだオリーブ農園とも言えます。1回では説明しきれないので、数回に渡ってこの農園のことは書かせていただきます。

chiho

2013年03月02日

先日のパーティーの様子がスペインでもメディアに...

2月にカーニバルからイースターにかけてのスペインにあるLa Vijaneraラ・ヴィハネラという祭りなどを、去る2月16日パワジオ倶楽部のラスパスクアスパーティーで紹介しました。参加してくださった方々は、興味深い写真のことを憶えていてくださると思います。

特にこのような祭りの面白さは、日本にも同じ季節に『なまはげ』のような同様の祭りがあることなのですが、このような事をきっかけに色々調べていくと人類共通の行動が数多くあり、ヨーロッパや日本との距離が縮まります。

http://www.eldiariomontanes.es/v/20130227/region/molledo/vijanera-llega-japon-20130227.html

パワジオ倶楽部でカンタブリア地方にあるカーニバルを紹介したので、こんな風な記事にしていただきました。スペイン北部カンタブリアの人々にも、日本に『なまはげ』のような共通の祭りがあることを伝えることが出来ました。各地のカーニバルを探っていくともっと色々な発見がありそうですので、来年も継続して各地のカーニバルの様子はご紹介したいと思っています。

パーティーの様子はこちらからどうぞ。
http://www.powerdio.com/archives/2013/02/001470.html

http://www.powerdio.com/mt.cgi?__mode=view&_type=entry&id=1466&blog_id=1

chiho

2013年02月25日

関西『みどりの雑貨屋さん』でオリーブオイルが買えるようになりました。

関西にお住まいの方グッドニュースです。
西宮にあるショッピングモール阪急西宮ガーデンズ1階、東モールにある『みどりの雑貨屋』さんでパワジオ倶楽部直輸入のEVオリーブオイルの先行販売が開始となりました。

こんなオリーブに溢れているインテリアとガーデイングのお店。アンティークなども充実しているので、お洒落な部屋やガーデン・テラスを作るために必要なものばかりが沢山揃っています。どれも可愛くて目移りしてしまいますが、私はアンティーク風のプランターの受け皿に驚かされました。受け皿ってなかなかお洒落なものがないのです。

楽しそうに会話中。親切な店員さんが詳しいオリーブの説明や、色々なグッズの組み合わせ方法まで教えてくれます。勿論、オリーブオイルについても事前に講習会を開いているので、皆さんしっかりとオリーブトレーニング済。お口にあったオイルをおすすめしてくれるはずです。

そして、特に驚いたのがショッピングセンターにあるガーデン。流石、西宮ガーデンズと命名するだけあって充実した庭。なんと何十本ものオリーブの大木が植えられているのです。夜だったのですが、ライトアップしたオリーブの姿は、それはそれで素敵で外で飲みたいくらいでした。

こちらの写真がトレーニング中の様子。
皆さんオイルについてとても興味津々で学んでくれました。農園の様子からオイルの製造法、どんな食事と合わせやすいかなど、ベーシックな知識をつけていただき、お客様に正しい指導ができるように準備してからの販売開始です。なかなかここまでお客様のことを考慮し、そして準備し、販売を開始してくださるところはありません。『みどりの雑貨屋』さんファミリーのお客様に対する姿勢には、私も沢山学ばせていただきました。そんな理由で、自信をもってお薦めできるお店ですので、関西方面の皆様、オリーブやオリーブオイルに興味のある方、是非足を運んでみてください。


ネットショッピングも充実していますので、どうぞもっと『みどりの雑貨屋』さんを知りたい方、こちらのサイトからどうぞ。

http://midorinozakkaya.com

2013年02月20日

ブルーベリーとヨーグルト

アイスクリームにEVオリーブオイルを掛けることは何度もお伝えしていますが、ヨーグルトに掛ける場合の映像は紹介していなかったと思うので...

普通だったら単純にこうなるブルーベリー入りのヨーグルト。
最近目が疲れるのでブルーベリーの消費を増やしています。

これにEVオリーブオイルをプラスしてパワーアップ。
こんな簡単なひと振りが魔法なのです!オリーブオイルには食材の旨みを引き出してくれる力があるので、全く違う風味のヨーグルトが楽しめます。当分やみつきになることを覚悟してどうぞ。

今日はこちらを使用。
Quinta da Urzeキンタダウルゼ
このオイルは標高が高いところで栽培されているので、じわじわとオリーブの実が熟成し、完成したオイルに奥深いアロマを与えてくれています。

500ml 3,400円(税込)

2013年02月18日

やっぱりハーブは必需品!

北川やちよ先生による第4回ハーブセミナーが2月17日に開催されました。いつものように非常に興味深いものでした。ハーブやスパイスをふんだんに使うタンドリーチキンを教えていただきましたが、料理というよりはハーブの育て方、歴史、色々な効能などを詳しく説明してくれるので、完全にハーブの学習会です。

カーニバルやイースターのことも意識して簡単に出来るエッグ料理も教えて下さいました。

イースターにこんな風にハーブと共に子供も喜ぶ一品ができるなんて最高の楽しみだと思います。きっとこういうことをしてくれる家庭に生まれたお子さんは、こういうことを次の世代にも伝達してくれるでしょうね。

玉ねぎの皮の染色効果を利用して作るイースターエッグ。マーブルのような模様が素敵ですし、美味しいのです。昨日はこれにオイルサーディンを使ったアレンジをしていただきました。もちろん、ハーブも使います。

フェンネルを使ったシュガー。お口直しに良い一品。フェンネルは大好きな薬草で毎年楽しみにしているのですが、こんな多くの使い道があるとは知りませんでした。北川先生が居れば効能だけでなく、それぞれのハーブの数種類に及ぶ使い方を指導してもらえるので、私のハーブについての興味は増す一方です。フェンネルティーまで作って飲んだのですよ~たった一つのハーブを育てるだけでも料理のレパートリーが変わるなんて素敵な体験としか言い様がありません。

パワジオ倶楽部の庭にもフェンネルをもっと育てる決心をしました。美しい植物で丈夫なので誰にでもおすすめのハーブです。スペインでは花粉までもが使われています。


こちらがタンドリーチキン。料理も大切ですが、ハーブやスパイスの使い方から買い方まで教えてくれる先生の講義が一番楽しいものでした。生のハーブとドライハーブの違いを詳しく教えてくれるだけでなく、スパイスについても、どんな風に知らないがために騙されるスパイスビジネスが横行しているかなど教えていただきました。某有名会社のラーメン屋さんに昔よく並んでいた安いコショウには、なんと小麦粉が足してあるのだそうです。これであの安さに納得です。

ターメリック(ウコン)やガラムマサラのお話も勉強になりました。

こちらが試食していただいたお料理。
タンドリーチキン以外のものはパワジオスタッフがお料理に合わせてアレンジ。スペイン料理のレモホンというオレンジとタラのサラダや菜の花のオリーブオイル和など。

デザートは定番化したパワジオのアップルパイ。
スタッフの茂木さんのお得意品。キイポイントはスペイン産のソレラヴィネガー。これが入るのと入らないとでは味が全く違います。

参加者の皆さん誰もがとても講習をエンジョイしてくれたようです。私は実は2度目の参加だったのですが、大満足です。ハーブについて知ることは、オリーブオイルのパワーをアップさせるためにも重要なことなので、2013年も継続して北川先生にはハーブの指導をしていただくことになりました。次回は6月頃、ハーブのコンディションがベストの時に開催予定です。

心から皆さんにお薦めできる講習です。次回も早めに告知しますので、多くの方に参加していただけたら幸いです。

私もハーブのふる里地中海で今まで以上にハーブの伝統を調査する決心をしました。
北川先生、本当にありがとうございました。

chiho

2013年02月15日

加熱用オリーブオイル入荷しました。

今年は本当に寒いですねぇ~
寒い時はやっぱり家で温かいものが食べたくなります。カーニバルからイースターにかけてスペインでは揚げ菓子がたくさんお菓子屋さんに並びます。今日は早速届いたエキストラヴァージンオリーブオイルを使って揚げ菓子作り。明日のパーティ-で皆さんにご賞味していただきま~す。

こちらが加熱用のキンタドビスパードQuinta do Bispado.
通常のボトル詰めのオイルよりは少し等級が下がりますが、酸度は0.2°代と極めて低くいつものとおり優れたオイルです。これで本格的に家庭でオリーブオイルを中心のオイル生活が可能となります。

2リットルペットボトル  税込 5,040円  

フライも天ぷら、炒め物も最高に美味しくなりますよ~お試しください。

こんな揚げ菓子を作りました。オリーブオイルで揚げると軽いので危険。いくらでも食べられる感じ...


chiho

2013年02月14日

パワジオ2月16日はパーティーで~~す!

スペイン冬の祭り ラス・パスクアス

キリスト教圏はイースターに向けカーニバルなど色々なお祭りが真っ盛り!それを祝う理由ではないのですが、パワジオ倶楽部でも恒例のAngel Gomez-Moran Santafeのギター演奏つきパーティーを開催します。

カーニバルというとブラジルのリオのカーニバルやベニスのものが有名ですが、ヨーロッパにはキリスト教以前からの日本のなまはげに似たような祭りも存在しています。そんな古いカーニバルについての写真を展示しているので、今回のパーティーは民俗学上の世界共通の祭りを知るにも役立ちます。可愛い写真などたくさん展示してありますので、是非足を運んでくださ~い。

今回もケイマーダという魔除けドリンクをつくりますよ~
たくさんの人が楽しみにしてくれているので。

お料理はパエリャをはじめとするスペイン料理。
タパスを色々準備していますが、今回はカーニバルシーズンからイースターにかけての特別お菓子も登場します。揚げ菓子がメインですが、どれも最高のオリーブオイルで揚げますので、このチャンスを逃さないように。

予約制ですので、お電話で連絡してください。
☎027-254-3388

こちらが揚げ菓子のひとつ。

パーティーの様子は後日ブログで報告しま~す。

chiho

2013年02月11日

オイルサーディン大人気で~す。

最近、ぐ~んとオイルサーディンの人気が上がっています。一度食べたらこの旨さにやみつきになるのですが、健康のことを考えている人も多いのかな?!数日前東京の地下鉄でも東京ステーションホテルの宣伝が流れており、内容はなんとオイルサーディン。バルでのおつまみの宣伝だったのですが、やっぱり各地でオイルサーディンパワーが見直されているのかも。

アンヘルがチョークで素敵なサーディンの絵を書いてくれました。

可愛いのでスタッフ全員が大喜びで~す。

新しく12個お買い得セットも準備しました。私も週2回はオイルサーディンを食べるよう努力しています。今日はちょっと記憶力が乏しくなった叔母に12個送りました。忙しい人にも特に便利な一品です。大根おろしや生姜、ネギなどとも相性ピッタリ。サーディンが食べられなかったスタッフも、これなら臭みが全くないと言ってサーディンを食べるようになったくらいです。

美容のためにも必須脂肪酸であるオメガ3をサーディンなどで摂取することをお薦めします。

chiho

2013年02月10日

オリーブの木、大好評につき再入荷予定

ブログで数回オリーブの木についての入荷情報をお知らせしたところ、大変好評なので来週再度新しいオリーブの木が入荷することになりました。ひとりひとりの方に出来るだけ詳しい情報をお伝えしておりますので、返答に時間が掛かってしまうこともありますが、皆様必ず返答しておりますのでどうぞお待ちくださいませ。

こんなに小さいオリーブでも樹形の良いものを探して来ています。

今日も萩原さんに栽培の仕方について色々質問したのですが、やはりどんな土を使っているかがキイポイントのようです。あくまでも私の印象ですが...土について詳しく聞いたら『企業秘密』だと言われてしまいました。(笑)

chiho

2013年02月08日

オリーブの木についての問い合わせ殺到中

前回、オリーブの木の入荷情報をお伝えしたところ、かなりの問い合わせが来ており、人気品種はどんどんお嫁に行ってしまっています。

色々な品種とサイズがあるので、ご来店いただくのがベストなのですが、遠くの方にはスタッフが現在あるオリーブの写真を撮影してお送りしています。誰もが素敵な樹形のオリーブが欲しいものです。皆さん、どうぞご遠慮なく問い合わせをください。混み合っている時は返答に時間がかかることがありますが、出来るだけ早く返答するように努力しております。

パワジオ倶楽部のオリーブは、栽培者も妥協せず育てたものばかり。その上、パワジオ倶楽部に来てから再度萩原さんが土を変えたり、モノによっては養生したりしてから販売していますので、自信を持ってお薦めできるオリーブです。少しづつ暖かくなって来ているので、是非ショップの方へお立ち寄りください。

chiho

2013年02月04日

オリーブの木入荷しましたよ~

新しいオリーブの木の入荷報告です。
ハーディスマンモス、サウスオーストラリアヴェルダル、バロウニー、デルモロッコなどなど、人気品種をサイズもいろいろ入荷致しました。

詳しくは担当スタッフから報告があると思いますが、なぜか新しいものが入ると匂いを嗅ぎつけてくれるお客様が多く、形の良いものはどんどんお嫁に行ってしまいますので、興味のある方は急いでお出かけください。

これからもっと続々入荷予定です。大きいものは2月の中旬後くらいに入ります。どうぞお楽しみに。

2013年02月02日

目黒のお洒落なデリ・カフェ『ファイル』

やっとオーガニックにこだわった目黒のカフェ『ファイル』へ行ってきました。

美味しそうなパンからスイーツ、各種サラダなど、見るだけで愉しくなる食材が並んでおりました。パンは特にヘルシーなドライフルーツやナッツ類をふんだんに使ったものが多く、オーガニックオリーブオイルまで練りこんで焼かれているパンもあり、健康へのこだわりが感じられました。

私はこんなベリーたっぷりのマフィンをいただきました。美味しかった✩

お菓子のギフトも充実。小さく可愛くまとめられたスイーツが箱詰めになっています。勿論、ここで使われている色々な食材なども購入可能。パワジオ倶楽部のソレラ・ヴィネガーは大変気に入っていただいており色々なモノの隠し味として活躍中。

和のパン、アンパンにもクリミがたくさん入ったタイプがあり、スペインに持ち帰りたいくらいです。

ところで、ファイルカフェに行ったら必ず立ち寄っていただきたいのが、通りの反対側にあるインテリアショップ。こちらもファイルさん経営のショップなのですが、洗練された家具がズラリと並んでいます。キッチンのためのショールームが私は特にお気に入りですが、和と洋が融合された美しいキッチンが存在します。写真は使える素材が並ぶ棚ですが、この素材からだけでも、完成するキッチンの素晴らしさが想像できると思います。


こんなところにもキンタ・ド・コアQuinta do Coaを発見。素敵なキッチンにもはや上質なオリーブオイルは欠かせません。


目黒に行ったら是非どうぞ。

http://www.file-g.com/shop/three_meals_in_house/

chiho

2013年01月31日

大阪でオリーブオイル講習

大阪へオリーブオイル講習をするために行って参りました。
真剣にオリーブオイル普及の事を考えてくださっているお店は、このように事前にスタッフのオリーブオイル知識を重視してくださいます。本当にありがたいことで、こういう風にしていったら確実にオリーブオイルのことが正しく伝わると思っています。

オリーブオイルについての知識だけでなく、オリーブオイルの使い方も重視して講習を実施してみました。皆さん新しい発見があったようで、本当に喜んでくださいました。真剣に聞いてくださった皆さん、本当に(=^0^=)ありがとうございました。また、質問をしてくださった方、これからもどんどん質問してくださいね。大きな発見が生まれることがあります。
こんな企画を実現させてくれたYさんご夫婦も感謝の気持ちで一杯です。

オイルサーディンなどの当たり前の食材もアレンジするととっても美味しくなります。今回は玉ねぎとドライトマトを使いましたが、この玉ねぎについては次回のお料理教室で作り方と使い方を伝授する予定です。簡単なことなのですが、知っているとレパートリーがグンと広がります。シンプルで簡単で美味しいものが一番いいと思いますが、皆さんはどうでしょうか。

大阪でももうすぐパワジオ倶楽部で直輸入しているオリーブオイルが買えるようになります。
スタンバイができたら告知しますので、関西にお住まいの皆様是非、足を伸ばしてくださいね。オイルだけでなく色々なアドバイスも受けられると思います。

chiho

2013年01月19日

パワジオ倶楽部に来る動機

何処かに行きたくなる時、確かな目的がある時となんとなく理由もなく行きたくなることがあると思うのですが、パワジオに来てくださる方はその両方の理由をお持ちだと思います。

オリーブとモダンなコンクリートの建物で形成されているパワジオの空間には、どうも不思議な空気が流れています。古代から人類が育んできたからこそ完成された樹木であるオリーブに囲まれ、ヨーロッパから長年に渡って集めたオブジェやアンティークそして本物の食品が、特別なエネルギーを発散してくれていると私は感じています。

今日もこんな風にスタッフとお客様が集まって、それぞれのクリエイティブさが開花しました。どこかで読んだのですが、本物そして美しいモノに囲まれて生活することは、豊かな創造性のために欠かせないそうです。多分、ふらりとパワジオに立ち寄ってくださる方々は、本物が作り出す居心地の良さを感じるために立ち止まって来て下さるのだなぁ~と今日は思っています。

パワジオのオリーブ達に囲まれて、エネルギーチャージをすることも可能ですね。パワジオには買い物だけでなくリラックスして楽しむためにお越し下さい。

お客様はお土産までよく届けてくださるのですが、今日はこんなリンゴが届きました。見るだけで元気になるリンゴでした。


chiho

2013年01月17日

♡パワジオ倶楽部のバレンタイン提案♡

お正月が過ぎるとすぐにバレンタインデー。時間が過ぎるのが本当に早くて困ります。

今年のパワジオ倶楽部からのバレンタインDay提案はこちら。
チョコレートアイスクリームにフロールデサルとスパイシーなEVオリーブオイル『キンタ・ド・コア』の組み合わせ。
チョコレートはあまり好きではないという人たまに出会いますが、アイスクリームが嫌いという人には会ったことがありません。

一番シンプルなのはこちら。
マーブルチョコのアイスにフロールデサルをひと振り。+オリーブオイルです。

ヘルシーにEVオリーブオイルを掛けて食べる提案をしてあげたらきっと喜ばるはず。ピリッとするスパイシーさを持つオリーブオイル、キンタ・ド・コアとの組み合わせは驚きの美味しさです。
パワジオでは定番ですが、まだまだ知らない男性が圧倒的に多いので是非今年のバレンタインギフトにいかがでしょうか。

こんな風にミントの葉を添えたらもっとお洒落。グルメな男性にはこんな風に。

もっと大人の味を楽しみたい方には、濃厚なチョコレートアイスにフロールデサルを一摘み。塩がよりチョコレートの深い味を楽しませてくれます。もちろん、シロップのように仕上げはEVオリーブオイルを数滴たらしてあげたら完璧です。

250mlボトルのQuinta do Coaキンタ・ド・コア EXヴァージンオリーブオイル  1,500円
Marisolのフロールデサル  1,200円

 

2013年01月15日

サラダ油について

何度かサラダ油、トランス脂肪酸などについて書いておりますが、興味深い記事があったのでシェアさせていただきます。ジャパンローカルフード協会の記事です。大切なことはしっかりと調べてみないとわからないものです。是非参考にして、皆様の生活に役立ててください。

【 なるべく避けたい、サラダ油、マーガリン 】

トランス脂肪酸というコトバを聞いたことがありますか? 心臓病、アトピー、アレルギーのリスクを高め、アメリカでは法律で使用が規制されています。もっともトランス脂肪酸を含むマーガリンはアメリカでは販売が禁止され、ドイツではマーガリンの摂取とクローン病の因果関係が証明されマーガリンの使用を制限しています。

日本ではどこでもマーガリンを手にすることができます。日本ではマーガリンを製造する「企業に配慮」しているとしか思えません。

WHOはトランス脂肪酸の1日の摂取量の上限を2gまでとしていますが、ファストフードの多くは2倍以上のトランス脂肪酸を摂取することが日本の食品安全委員会で確認されています。

参考文献
http://www.fsc.go.jp/sonota/trans_fat/iinkai422_trans-sibosan_hyoka.pdf
(12~13ページ)

マーガリン以外で身近なところではサラダ油が1%以上のトランス脂肪酸を含んでおり、なるべく使用を避けるべき油です。(欧米での使用適当な食用油のトランス脂肪酸含有量の上限値は0.1%です)

オリーブオイルはトランス脂肪酸の含有量が0.1%前後と安全な油であり、ヨーロッパでは積極的に使われています。危険性が周知されているサラダ油は食用として認知されていません。高価であっても安全なオリーブオイルが選択されています。


参考文献
http://www.rakuten.ne.jp/gold/toscana/pietro-coricelli/pietro-coricelli.htm

特に妊婦さんは注意が必要です。子供がアレルギー、アトピーに罹患する確率が増えます。海外で規制されているトランス脂肪酸が日本では野放しというのは大きな問題だと考えます。

参考文献
http://allabout.co.jp/gm/gc/298596/2/


そもそも炒め物にサラダ油を使う必要はありません。もっとも美味しく健康的で安価に炒め物を作る方法は肉の脂肪を少しだけ切り取ってフライパンで炒めて脂を引き出すことです。サラダ油を敷く必要はありません。素材の持ち味を最大限に引き出して美味しく作れます。

「適当に目分量で油をフライパンに入れる」調理は大雑把すぎるのです。肉や魚をおいしくソテーするには、溶かしたバターやオリーブオイルを刷毛で「加熱する面だけ」に塗って下さい。こうすることで油の摂取を必要最小限にできます。キチンとしたプロの厨房ではこういった油の使い方を徹底的に指導・実践しています。


「サラダ」油というネーミングはヘルシーですが、実態は安全とは言えない油です。ネーミングだけで商品を判断しないようにしましょう。

2013年01月12日

お餅にオリーブオイル

やっぱり京都の方からの提案は違います。素晴らしい食文化はインスピレーションになるようで、京都の大切なお客様からはいつも素敵な提案が届きます。

新年にピッタリの提案です。
焼いたお餅にたらりとキンタ・ド・ビスパード!香ばしい焼きたてのお餅に素晴らしいグリーンの香りがマッチするのです。そこにお醤油をたらしてのりを巻いたら完成!

是非お試しください。大ヒットになるはず間違いなしです。
お子様にもおすすめで~す。

京都のS様、いつもよいアイデアをご紹介ありがとうございます。

chiho

2013年01月10日

1月17日のイベントでは...

明けましておめでとうございます。
1月に入り早速日本に新オイルとオリーブの漬物などを集めて持ち帰ります。

17日の会では新オイルよりもオリーブの漬物好きの人に楽しんでいただけると思いますので、いろいろな漬物を食べて見たい方是非ご参加ください。

アーモンドのお菓子もスペイン産を食べていただきま~す。
お楽しみに。

chiho

2012年12月30日

2013年は日西交流400周年記念の年で~す。

大晦日まであと少し。スペインには12粒の葡萄を2012年中の最後の1分で食べる習慣があります。1分で12粒はかなりきついのですが、これが出来ると良い年を迎えられるといいます。皆様もよろしかったら是非お試しを。

ところで来年はスペインと日本の交流=外交が始まってから400周年。3月から約1年間色々なイベントが日本中で開催されます。パワジオ倶楽部でも今まで以上にスペインとの交流を深められるイベントを開催したいと考えております。

こちらが400年前にスペインに渡った支倉常長。これを慶長遣欧使節と呼びますが、スペイン王フェリペ3世またローマ法王にも謁見しています。常長は7年後に帰国しますが、皆さんご存知のように日本でキリスト教は弾圧されてしまっていたので外交は成功とは言えませんでしたが、確かな足跡を残した偉業を果たしたと言えます。

支倉常長と出発していながら、スペイン、セビリャの小さな町Coria del Rioというところに残った日本人もおり、その地域には現在でもJAPONハポン=日本という苗字が残っています。すごい話ですよね。有名なサッカー審判にもこの苗字を持っている人がいるくらいで、日本とスペインの外交の歴史はかなり楽しめるエピソードがあるのです。

因みに、支倉常長のこの絵はマドリードで描かれた常長の姿です。スペイン人の画家が400年前に書いたと思うだけで私は胸が一杯になりますし、絵から常長が敬虔なカトリックであったことも深く伝わってくるような気がします。

お正月テレビでも特別番組が企画されておりますので、皆さん是非ご覧になってください。

「サムライたち スペインへ渡る~慶長遣欧使節 400年の謎~」 
NHK総合  2013年1月2日(水)10:15~11:10(55分)、
  2013年1月4日(金)17:05~18:00(55分)

それでは皆様、どうぞ素晴らしいお年をお迎えください。
来年はスペインと日本の記念の年でもあるので、パワジオ倶楽部にとっては最高の年になると思っております。

FELIZ 2013!!!

chiho

2012年12月28日

まだまだオリーブは収穫シーズンです。

皆様クリスマスはどのように過ごしましたか?スペインではファミリーが集まることがクリスマスの一大イベントなので、甥や姪も含め兄妹で集まり我が家はディナーがありました。もちろん、クリスマスプレゼント交換もあり、毎年何をプレゼントするべきか本当に悩みます。

ところで、オリーブの収穫についてですが、オリーブの実は段々と黒くなり一番オイルの含有量が多いシーズンを迎えています。これからが本格的な収穫。パワジオ倶楽部で扱っているようなプレミアムオイル=高品質のオイルのオリーブの実の収穫は、かなり前に完了していますが、大量生産のものはこれからがピーク。

我が家の近所のオリーブの実が、今とても美しいのでその様子を紹介します。
種類によって本当にオリーブの実は色の変化が綺麗で、紅葉のように実の変化が楽しめます。

やっぱりオリーブは何種類か揃えると楽しみが増しますね。

chiho

2012年12月23日

オリーブ剪定開始

近所のかなりボウボウ状態だったオリーブの剪定が始まりました。来年はきっといい感じに伸びるでしょう。

パワジオ倶楽部のオリーブはいつも萩原さんが管理してくれているので、台風や暴風の影響は受けますが、群馬の気候に馴染んで毎年たくさんの実をつけてくれています。

剪定の季節、オリーブの実がつかないことで悩んでいる方、相談をお受けしていますのでいつでもお立ち寄りください。

2012年12月18日

オリーブオイル業界の光と影

日経新聞でオリーブオイル業界の事実が連載されています。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121213/240959/

この記事は3回目のものですが、なぜオリーブオイルを信頼できるところから購入する必要があるのか、かなり綿密に説明がされているので理解していただけると思います。

私も各地のオリーブオイル工場、農園などを毎年訪問していますが、信じられないような話や光景は頻繁にあります。今年スペイン、ポルトガルは特に生産量が低く、質の高いEVオリーブオイルを得ることは非常に困難です。ギリシャの経済危機もオリーブオイルには影響しています。ギリシャでは損をしてでもオイルを売りたいので、原価以下のオイルを輸出しており、それがどんな風に色々なオリーブオイルに混ぜられ、どの国の生産物として流通するかは不明です。

安心できる農園からだけのオリーブオイルを扱っているパワジオ倶楽部のような存在の大切さが、益々消費者の人に理解していただける時代が到来していると確信しています。

chiho

2012年12月17日

美味しすぎるオリーブの漬物

冬のスペインでオリーブの漬物を満喫しております。

毎週市場で色々な味のオリーブの漬物を買っています。今最低5種類は漬物を常備しているのですが、毎週同じ種類を買っても味は少しづつ変化しているので、まるで違う種類を買ったように思えるオリーブもあります。今日はとうがらしで辛くなっているものを買ってみました。私の前に買っていたご夫婦は、このからしいりタイプを小さいバケツのようなもの一杯買って行きました。確かにやめられなくなる美味しさなのですが、それにしてもすごい量です。私も4,5種類買うので同じくらいの量を買っているのですが...
これ以外にブラックオリーブは2種常備してありますので、今度ご紹介します。


Photo from Marcos Zio

こちらはモロッコのマーケットの様子。
こんなに色々な種類が山積みになっています。モロッコは暑い国なので味付けの塩がきついのが問題なのですが、独特の味付けで料理に入っているとすごく美味しいのです。

オリーブオイルも漬物もどこへ行っても特徴があり、その国や地域の特徴を物語っています。

今回ポルトガルで素晴らしい漬物を発見してしまいました。商品化するようにお願いしてきたので、いつか日本でお届けできるかもしれません。夢が叶うといいのですが。

chiho

2012年12月14日

2012年のポルトガルのオイル

スペインと同じように今年はポルトガルも不作。シングルエステートオイルで人気のカームもオリーブも2年続きの水不足で、どうしょうもありませんでした。オーナーも1997年以降こんな小量の生産量は見たことがないそうで、いつもならフル回転しているはずの圧搾所も午後にならないと実が集まらず稼働しませんでした。

まずは既にデカンテーション済のオイルをタンクから出してもらいました。いつもカームのオイルはスパイシーでフルーティーなのですが、今年はフルーティーの具合が全く違い楽しいオイルというよりシリアスなオイルが出来上がっていました。但しこの印象はこのタンクだけのもので、優秀なカタドールがこれから全ての完成したオイルをテイスティングして素晴らしいブレンドを作ってくれるはずです。どんなものが完成するのでしょうか??

こんなトラクターがオリーブを運んで来ていました。かなり絵になるおじさん。オリーブや葡萄を収穫している労働者はなぜか絵になる人が多いのです。

12月のオリーブなので黒く熟したものがほとんどでした。もちろん、農園の場所によってはまだまだグリーンの実があるので、タイミングによってはグリーンの実が多いカゴもありましたが、今年は特にブラックオリーブの香りを楽しませてもらいました。

こんな風にその日その日のオリーブの状態を話ながら作業が続きます。
圧搾所の香りの良さを伝えられないのが実に残念なのですが、独特の果物の香りが充満しています。オリーブ独特の香りにりんごのような酸味と甘さがほのかに感じられます。

こちらがブラックオリーブから絞ったオリーブオイル。
落ち着いた味。ピリピリ感も勿論ありましたが、アーモンドのような香りのオイルでした。

カームのオイルはこのまま当分デカンテーションが続きます。完成は多分来年の2月くらい。どんなものが届くのか今年もワクワクです。

chiho

2012年12月10日

♥スペイン産高級モヘアのストール入荷♥

もうすぐクリスマスですね。あっという間に新年になってしまうのでしょうが、その前に待ちに待ったクリスマスプレゼントのシーズン到来です。嬉しいことにパワジオ倶楽部に、スペイン産の高級モヘア商品が到着。クリスマスにピッタリの一品。大切な人への贈り物としても、自分へのご褒美としてもお薦めです。

今日はちょっとそのモヘア工房の歴史をご紹介します。

スペイン北部ラ・リオハ地方は、日本でもリオハと呼ばれワインの世界では非常に有名で親しまれていますが、そんなワインの産地に数百年の伝統を誇るウールの産地がエスカライが存在します。この町には王立繊維工場が存在し昔からウールの毛布生産が盛んでした。現在スペインにテキスタイル工場で生き残っているところは、本当に優秀な生産者しかいませんが、そんな中のひとつがこちら。特にモヘアでは世界トップクラスの製品を作り上げています。(ロエベやラルフローレンなどで使われているモヘアも実はこの工房から生まれているのですよ~)

機械も勿論使われていますが、まだまだ手作業でする工程も多くとても驚かされます。羊毛品の加工には良い水が必要ですが、冬の寒い時期本当に大変な作業をしていると思います。

染色もオリジナルカラーを使って、モヘアで最高の発色をする色だけが使われています。

毛並みを調整する工程は、完全に手作業でブラシを使ってする場合と乾燥させたあざみを使います。

パワジオ倶楽部には、こんな彩りのストールが入荷致しました。
前々からスペインウールのファンのお客さまが早速今度はモヘアを使い始めてくれています。色にも数にも限りがありますので、お早めにお問い合わせ、またはご来店ください。

サイズ: 35 x 170cm  1枚 12,600円

スタッフは早速こんな風に使っておりま~す。
この冬一番おすすめのスペインからの伝統グッズです。

chiho

2012年12月09日

地元食材にこだわるレストラン『うたしあ』

以前もご紹介したことがあるのですが、渋川市にある群馬の食材にこだわり、いつも美味しい料理を出してくれるレストラン『うたしあ』さんで、EVオリーブオイルを使ったサラダをメニューに加えていただいたのでご報告です。

雰囲気は『和』。パワジオ倶楽部から近ければスタッフ全員毎週ランチに伺いたいところです。

こんな女性が喜び体も喜ぶお料理が毎回登場します。

綺麗な料理だと本当に嬉しくなりますが、それ以上に全て美味しかったら最高の気分になりますよね。質の良い食事の持つパワーはとにかくその重要性を再認識するべきだと思います。

そして今回のニュースであるサラダメニュー。
ドレッシングにEVオリーブオイルを使っていただきました。こちらは地元の食材=和の食材を重視しているのでマイルドなスペイン産オイル『オリカテセン OLICATESSEN』をお薦めしています。

いつ行っても素晴らしいなぁ~と思うのが、こちらのお豆腐メニュー。お豆腐好きにはたまりません。

デザートにはお豆腐好きの私どものことを気遣って、女将さんが片品の名品豆腐にEVヴァージンオイルを掛けて出して下さいました。本当にありがとうございました。

群馬の地元の方。体が喜ぶ美味しくてヘルシーなものが食べたくなったら、一押しはこちら『うたしあ』さんです。牛肉も豚肉、そして野菜も群馬の美味しいものが揃っています。

パワジオ倶楽部のオリーブオイルは特別仲間入りさせていただきました。

chiho

2012年12月03日

オーガニックオリーブ農園はお花畑

12月に入りあっと言う間に冬に近づいたような感じですが、スペインではオリーブの収穫が真っ盛り。地域とメーカーによって収穫時期は違いますが、質の良いオイルのための実の収穫はまだこのシーズン続いています。

今週あるオーガニック農園を訪問したのですが、あまりに綺麗なお花畑に出会えたので早速皆様にもご紹介したいと思います。

ここ数ヶ月雨が相当降ったので、今年のオリーブの収穫は日程を決めるのがすごく難しかったそうです。実際この農園のあるオリーブの品種は、明日から圧搾ということを決めた日の夜寒波が到来、実が相当ダメージを受けてしまいました。10月、11月、12月とオリーブの実の水分はどんどん減っていくのですが、冷えたり凍ったりすると実に被害が出て味にも勿論影響を及ぼします。

それにしても素晴らしい景色だと思いませんか。お花畑でオリーブの実がたわわに実っているのです。
夢のような景色で寒さを一瞬忘れました。

この写真をしっかりと見ていただきたいのですが、右のお花畑状態の場所がオーガニック農園。左はしっかりと農薬を使っている農園です。全く草も花も咲いていないことが分かると思います。こんなにはっきりとした違いが有機栽培には現れるのです。

無駄にオーガニックにこだわっている理由ではないことが理解していただけると思いますが、この各シーズン咲く花や草がオリーブの実の風味に影響を及ぼします。よく優れたオイルには奥深い複雑なアロマがありますが、全てそれらはこのような自然が生み出す賜物なのです。

前回もお話したアルファファレンカ。この品種は長生きで素晴らしい大木が沢山ありました。相当古いオリーブも大切に栽培されていたので驚きました。この品種は根っこの部分に特徴があり、こんな風に歳月と共に根が盛り上がってくる特徴があるそうです。まるで彫刻を見ているようでした。

chiho

2012年12月01日

2012年のスペイン産オリーブオイル

上等なEVオリーブオイルは10月から圧搾が始まります。今年は秋に入ってから雨が多く、専門家もすごい苦労をしてオリーブの実の状態を確認し圧搾という工程を実施していましたが、実が理想的な状態に熟していることが大切なポイント。一日でもそのタイミングを逃し、気温が下がってしまえば実の状態は悪くなってしまいます。そんな予測するのが難しい自然環境と戦いながら、美味しいオリーブオイルは生まれるのです。

今週アリカンテにある圧搾工房と農園を訪問してきました。勿論、栽培されている品種は自生品種の珍しいオリーブ。各地域に長い間自生している品種をブレンドしているオイルが、私は最も特徴があり美味しく感じます。今週行ったことには理由があり、アルファファレンカという珍しい品種が見たかったから。やっとこの品種が圧搾するコンディションに熟したので、連絡が入り大急ぎで行って参りました。

写真は今年最初のアルファファレンカ種のオイルの仕上り。
オリーブオイルの優れた工房へ行くと、不快な匂いは全くなく食欲がわく香りがしています。味はグリーンとかすかなハーブの香り。デカンテーションをさせてからの出来が楽しみです。

10月末に絞ったブランケタという品種のオイルは1ヶ月デカンテーションしてあったので、ほぼ完成。最高の味でした。次回そのオイルについてと優れたオーガニック農園についてお伝えします。

chiho

2012年11月26日

コンビニのおでんにオリーブオイル

日本のランチは本当に大忙しですね。私も日本に滞在する時はどうしてもコンビニを使うことがあります。この季節、きっと皆さん『おでん』を楽しんでいることと思いますが、そんなコンビニのおでんにもEVオリーブオイルをかければヘルシーなひと振りとなります。

上質のEVオリーブオイルは血管のお掃除をしてくれます。
外食が多くなってしまっても、このようなオイルをちょっとプラスする習慣をつけておけば汚れを排除することも可能になります。

コンビニのおでんを食べる時は是非お試しください。
オフィスにマイEVオリーブオイルを常備しておくと便利ですよ~

chiho

2012年11月25日

クルミパワー

脂質はEVオリーブオイル以外に、オメガ3の脂肪産を持つナッツ類から摂取することをお薦めしていますが、そんなナッツの中でもくるみの抗酸化物質含有量は抜群。毎日数粒でも食べることを心がけています。

くるみの中にはポリフェノールというパワフルな抗酸化物質が豊富です。他のナッツ(アーモンド、ピスタチオ、ピーナッツ、マカデミアナッツ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピーカンナッツ、ブラジルナッツ)と比べてもポリフェノールの量は2倍も含んでいるそうです。オメガ3脂肪酸や食物繊維もたっぷり入っていますし、ぐっすり眠れる効果のあるメラトニンも含んでいるのです。

ヨーロッパではクルミの形が脳の形と似ているために、頭に良いという言い伝えもあるくらい。美味しいだけでなく、健康面でも美容面でも素晴らしい効能ばかりです。

私はアーモンドやヘーゼルナッツの方が好きなのですが、クルミはオリーブオイルで揚げてサラダに入れたり、ヨーグルトやアイスクリームの添えて食べています。空腹な時に幾つか食べると満腹感を与えてくれるので、ダイエットにも非常に便利。

今ナッツ関係は本当に美味しい季節、皆さんEVオリーブオイルとナッツで元気に寒さを乗り越えましょうね。

2012年11月23日

食物繊維と脂質の大切な関係

焼き芋などの食物繊維の多い食べ物が美味しい季節になりましたね。
スペインであまり美味しいサツマイモはないのですが、焼き栗と共に焼き芋も販売されています。日本の焼き芋の美味しさには全然かないませんが...

今日は油と食物繊維の関係について、松生恒夫先生の『新オリーブオイル健康法』などを参考にして紹介させていただきます。

食物繊維は人間の体に消化・吸収されない成分なのだそうです。
そのため『食べ物のカス』のような扱いを受け、栄養学的にはまるで評価されていなかったようです。その後、食物繊維と排便効果が発見され、便秘に効果的であることが注目されるようになり、さらに先進国で肥満や生活習慣病が増加すると共に、食物繊維がそれを予防するという研究が本格的に始まったようです。

今では食物繊維と便秘の関係は誰でも知っている事実となりましたが、油と食物繊維の関係はまだあまり知られておらず、女性にはとても嬉しいニュースがあるのです。

実は油と食物繊維を一緒に摂取すると、腸管内で油が吸収されにくくなり、体に脂肪がたまりにくくなるというのです。この他、食物繊維は食べたものが胃の中を通過するときの速度を遅くしてくれます。腹持ちを良くしてくれるわけです。ダイエットなどには欠かせません。

つまり良質のEVオリーブオイルのような脂質と食物繊維が豊富な食材を食べることは、女性の美容のために欠かせない行為なのです。

スペインでは週一回は必ず豆料理が登場します。日本では大豆がふんだんに食事に存在しますが、食物繊維が豊富なレンズ豆、いんげん豆、ひょこ豆など、豆をそのまま煮込んだ料理も取り込んでみるとより健康的な食事が実現できます。おまけに豆料理は大体材料を揃えて煮込むだけなので、忙しい人にも最適な料理です。スペインでは結構多めに作って冷凍にして保存し、週一回は豆を食べるよう心がけています。昔からの生活の知恵です。

これは是非、日本でも広めていきたい習慣です。

chiho

2012年11月20日

100年前のオリーブ圧搾所

先日偶然スペイン北部の山奥で100年前のオリーブオイル圧搾所に遭遇しました。

こんな石臼が小川の横に設置されているのです。この圧搾所は個人のものだったそうですが、数年前に村に寄付され今は村が管理しているそうです。ワインのための葡萄の圧搾所は、古い村で村人が全員ぶどうを運んだという所を見たことがあったのですが、川のほとりのオリーブオイル圧搾所は初めて見ました。

この地域は最近になってオリーブオイルの生産地として見直されている地域ですが、大変な作業で作られた段々畑がかなり広い地域に広がっています。

美味しいオイルができる理由は、オリーブ品種の多さにあるようです。確かにこういう古いオリーブ栽培地域の優れたところでは、色々な種類のオリーブが地質別に栽培されており、興味深い品種に出会えます。最近はオリーブの人気品種などが優先的に広がっていますが、こういう風に地域の自然の特徴を重視し、それから美味しいオイルを作り上げて行く方が時間はかかるかもしれませんが、独特のオイルができるように思えます。

村はこんな谷間に存在します。
普通のオリーブ産地には見えませんが、こんな地域も昔の人は開拓したのですね。すごいことだと思います。

chiho

2012年11月12日

ネットショッピングにレシピ集が登場です!

使っていただいている方も多いと思うのですが、サンワのネットショッピングの方にもレシピ集がアップされました。まだ数が少ないのですが、これからどんどん増やしてゆきますので、どうぞこちらもご覧になってください。簡単で美味しいレシピを集めております。

http://http://store.shopping.yahoo.co.jp/sun-wa/recipe.html

2012年11月09日

オリーブの木の運搬

ちょうどオリーブの木を運搬中のトラックに遭遇しました。

こんな風にオリーブは運ばれています。スペインでもある程度の大きさのものは大切にされているのです。例えば区画整理や新しい道路の増設でオリーブの移動が必要な時。きちんと専門の業者がオリーブは購入し移動してくれるのです。

どこに行くのかなぁ~と想像しながら通過しました。
パワジオ倶楽部のオリーブの木も各地にお嫁に行っています。知り合いのところだったら様子が見られるのですが、遠くに行ってしまったものはどうなったか後々まで気になります。特に管理をしてくれている萩原さんは子供を送り出すような気持ちだと思います。可愛い木にも旅をさせないといけないようです。

chiho

2012年11月08日

ホットサンド

今年は10月からスペインは雨が多く、先日ニュースでも50年振りくらいの雨量だと伝えていました。11月に入っても雨ばかり。☂寒いので冬同然です。

こうなってくると温かいモノが嬉しいですよね。午後のお茶の時間にホットサンドなどが食べたくなります。
我が家ではもちろんバターの代わりにEVオリーブオイルを使ってホットサンドを作ります。サンドするものはメインはやはりチーズとハムが多くなっております。

スペインではこれが定番のホットサンドですが、もうひとつホットのベジタブルサンドもあるので次回はそれを紹介します。

こちらはバスク地方で食べたホットサンド。すごい量ですが、美味しかったので完食。ツナのトマトで和えたペーストが挟まれていました。

スペインでは本当によくホットサンドを食べます。、外食だとマーガリンが必ず使われるので、できるだけ自宅でオリーブオイルをつかって作るように心がけています。最近、油についての本や情報がメディアで紹介される機会が多くなってきており、マーガリンが人工的に作られた脂質であり、トランス脂肪酸を多く含んでいることは告知されるようになってきていますが、まだまだその怖さを知らな人は沢山います。
フワフワのパンやお菓子はかならずこのトランス脂肪酸を豊富に使っていますので、皆さん気を付けて下さい。

chiho

2012年11月04日

最近よく食べているスーパーフード『キヌア』

今日は日本でまだまだ知られていない南米の穀物を紹介します。
欧米とくにアメリカではスーパーフードとして知られているもので、名前は『キヌア』。皆さん是非憶えて食事に取り入れてくださいね。

なぜスーパーフードなのかというと、そのタンパク質の量が他のシリアルなどと比べると2倍、しかも炭水化物の量は少ないのです。穀物ですから食物繊維やミネラル、ビタミンが豊富で、体内で合成できない必須アミノ酸も含んでいるからなのです。

南米では古代から栽培されていたようで、とても香ばしい味わいが特徴。ホワイトキヌアだけでなく、レッドやブラックもあり本当に南米のお米という感じです。

調理法はお米とほぼ同じ。クスクスのようにも使えます。スペインではペルー料理が静かな人気なのですが、私も大好きなペルー料理レストランがあり、そこで食べた『キノット』があまりに美味しかったので、それからは自宅でも作るようにしています。『キノット』とはリゾット風に作るキヌアを使った料理のこと。白いお米よりもキヌアを使えばずっとヘルシーな一品になります。下の写真が私の大好物の『キノット』。日本でレッドキヌアを入手するのは困難かもしれませんが、ホワイトキヌアでも同じように美味しくできますので、いつものリゾットをキノットへ変身させてみませんか。

普通にご飯のように炊いて(大体20~30分くらいで炊き上がります)フロールデサルとEVオリーブオイルを掛けて食べるだけでも独特の香ばしさのおかげで美味しいですし、サラダなどに加えても最高です。

これからもスーパーフードをどんどん皆さんの食卓にご紹介しますね。

chiho

2012年11月01日

髪にオリーブオイル

以前から何度か髪にオリーブオイルがとても有効であることをお伝えしてきましたが、今日はその使い方にもう一つプラス情報を入手したので紹介します。

最近ヨーロッパでは色々なオイルのヘアートリーメントグッズが流行です。アルガンオイルからアーモンドオイル、オリーブオイルと色々ありますが、地中海沿岸ではやはりオリーブオイルが一般的。白髪防止効果もあるようなことは以前ご紹介したとおりです。

これから冬になりやはり髪は寒さでもダメージを受けるようです。新しい情報は、ただ普通にオイルを髪に塗りこむのではなく、少し温めて塗りこんだ方が効果的だという情報です。

私のお薦めは、多少温めた小鉢にオリーブオイルを入れる方法です。軽く温かくなっている程度で十分なので、器が温かければオイルも温まります。

髪には10分程度マッサージをしながら浸透させ、頭皮にも塗ってあげてください。あとは普通にシャンプーリンスをするだけ。週一回から10日に一度くらい実施してあげると理想的です。髪のツヤも良くなりますし、頭皮の乾燥も避けられるそうです。

お試しになる前に、皮膚にアレルギー反応などがないか必ずお確かめになってください。

2012年10月30日

お豆腐とオリーブオイル

お豆腐とオリーブオイルがとってもマッチすることは何度となくお伝えしていますが、まだまだやったことがないという人が割に多いのです。出来るだけイベントなどオリーブオイルを紹介する席では、このコンビネーションをお伝えするようにしています。誰もがお醤油とEVオリーブオイルの味の絶妙なコンビに驚かれます。

これは日本滞在中に食べた尾瀬豆腐。
まるでフレッシュチーズに見えますよね。ヨーロッパではお豆腐は豆乳のチーズのように説明されています。確かにこういう手作り豆腐ならばフレッシュチーズ同様ですね。

chiho

2012年10月28日

イチジクのコンフィチュール

今週末スペインは冬のように寒くなるようです。時間もサマータイムが終わるので、明日以降は『冬』モードです。
寒くなってくると家で過ごす時間が長くなるので、オーブンなどを使った料理が作りたくなります。皆さんはいかがですか?オーブンを使っているとキッチンから家全体が温まるような気がするのですが...

しばらく前に最後のイチジクをヴィネガードリンクのための準備をしたのですが、一部はコンフィチュールにしてみました。

これがイチジクヴィネガー。パワジオ倶楽部へ行くと運が良ければスタッフがアイスクリームにこのヴィネガー漬けのイチジクをアイスクリームのEVオリーブオイルとかけて出してくれます。誰もが大喜びしてくれます。果物をヴィネガーと砂糖で漬けるレシピは何度もお伝えしていますが、果物・砂糖・ヴィネガーを1対1対1の割合で混ぜるだけです。

ポイントはこの50年モノのヴィネガーがブレンドされているソレラヴィネガー。これがないと独特の香りと深みが出ません。これはパワジオ倶楽部の店舗でしか販売していないので、興味のある方は電話でお問い合わせ下さい。☎ 027-254-3388

これは外食などが続いた時によく家でする『大根ステーキ』。大根を厚めに切って蒸し焼きにします。勿論EVオリーブオイルとタップリかけて食べるのですが、時々ヴィネガードリンクのシロップも垂らします。今回はイチジクのシロップを数滴掛けたのですが、甘味がピッタリと大根の塩味と合って最高でした。
大根ステーキは女性が喜ぶお洒落な前菜にもなりますよ。

イチジクのコンフィチュールはこんな風にカマンベールチーズに合わせてみました。
大好評でイチジクがすっかりなくなってしまいましたが、このコンフィチュールを美味しく作るポイントもヴィネガーなのです。単にお砂糖とイチジクを煮込むだけなのですが、そこにこのヴィネガーを使うと味がしまって高級感のある味になるのです。

このヴィネガー日に日にファンが増えてます。箱単位で購入してプレゼントなどに使ってくださっている人もいるのです。スペインの我が家にも勿論箱単位でストックしています。お料理やデザートの隠し味に欠かせない調味料になるはずです。

chiho

2012年10月25日

お薦めの納豆レシピ

日本で毎日食べたいモノというとお豆腐や納豆という大豆食品が思い浮かびます。ただ、毎日食べるとなると食べ方を工夫しないと飽きてしまいますよね。そこで今日は、最近気に入っている納豆のシンプルないつもとは違う食べ方をご紹介します。

いつもの納豆にセロリを加えてみてください。
セロリは繊維質の独特の香りの野菜ですが、筋が気になるので軽く皮を剥くと筋も取り除くことができます。そして2,3mmの大きさにカットし、納豆と一緒に混ぜてください。調味料は出汁醤油とEVオリーブオイルを大さじ1から2。(私はタップリ2杯いれます。)最後に胡麻を振りかけて完成。

セロリのコリコリとした食感を楽しみながら納豆の新しい楽しみ方ができますよ。
勿論、温かいご飯に掛けて食べられます。納豆をサラダ感覚で楽しんでみてください。

chiho

2012年10月23日

もうすぐハロウィン...

子供が楽しみにしているハロウィン。日本でも相当浸透しましたね。スペインでもかなり広まって、かぼちゃの飾りは結構見かけますし、子供達は変装を楽しみにしています。

ハロウィンの夜には、かぼちゃのポタージュをお薦めします。

簡単にかぼちゃとじゃがいも、人参などを軽くEVOオリーブオイルで炒めて、コンソメスープと煮込むだけ。材料に火が通ったらミキサーやハンドミキサーでしっかりと混ぜるだけ。なめらかなポタージュになるようにしっかりオリーブオイルを加えて攪拌してあげるとより美味しくなります。
仕上げにお好みで生クリームを加えると濃厚な味わいのスープになります。

是非お試しください。

chiho

2012年10月22日

アムステルダムのオイスターバー

すっかり寒くなって来ているスペインに戻りました。
久しぶりにアムステルダム経由で帰宅。オイスターバーにこんなものがあったのでリポートします。

オリーブオイルと塩、胡椒、そしてお醤油が並んでいたのです。
これはオイスターバーなどでは定番化していますが、アムステルダムというお土地柄ちょっと目を引きます。ご存知のようにヨーロッパでも地中海諸国以外は相変わらずバターやその他の植物性のオイルがメインに摂取されているので、オリーブオイルは日本と同じ様に今浸透率を増やしている途中。でもやはり頻繁に旅行に出かける人達は敏感。調味料もこんな風になるわけです。

我が家でもわさび、からし、お醤油はオリーブオイルと組み合わせる定番。オリーブオイル=イタリアンではないのですよ~。

逆にオシャレに敏感な人達は、オリーブオイル=ヘルシー=和食になってきています。

chiho

2012年10月14日

第3回北川やちよさんのハーブ教室

今日は楽しみにしていた北川やちよさんのハーブ教室。私もやっと参加できました。

スタッフの川口さんと先生がお土産の準備。先生にドライハーブを褒めていただいたので、スタッフも嬉しそう。準備段階からとても楽しい教室なのです。

先生いつもお洒落。上品にハーブの話をしてくださいました。今日はスモークだったのでチップの説明そしてチップに加えるハーブの説明。応用が効くとっても便利な料理法!今日参加なさった皆さんとってもラッキーだったと思います。

面白かったのは先生の燻製用鍋。すごい年季が入っています。沢山作った証明です。(^O^)

こんな風にサンマを並べてゆきます。

完成品はこちら。すご~く美味しかったです。

次に登場したのはマッシュルームのスペイン風。これも大好評!特に汁が美味しいのでパンが進みます。


参加者も興味深々。ほぼ満員で教室実施となりました。次回はタンドリーチキンだそうです。私も参加したいなぁ~

今日はこんなお土産チップもありました。スモーク一回分のチップがハーブミックスと共に入っていたので~す。

私も先生のリクエストにお答えしてスペインオムレツ=トルティーリャを作りました。参加者の皆さんにはEXVオリーブオイル100%のマヨネーズもご紹介することができました。

大成功の教室でした。先生、参加者の皆様有難うございました。

chiho

2012年10月13日

Seven Colors Baby でのスペシャルイベント

以前もご紹介したことのある最高に素敵な赤ちゃん専門店Seven Colors Babyでイベントをしてきました。

これは準備の風景。秋晴れの最高の一日。屋外でイベント実施。日差しが強かったのでシェードを設置。しっかり設置して正解でした。スタッフの皆様有難うございました。助かりました。

こんな風に赤ちゃんも実際に参加して講習会を実施。喜んでいただけたようです。オリーブオイルの脂肪酸は母乳に一番近い脂肪酸。小さい頃からスペインのようにEXVオリーブオイルを使用してもらいたいと考えています。色々なお薦めレシピを紹介させていただきました。定期的にベビーオイルインベトを開催してゆきたいと思っています。

主役はプチグルメ『オリビア』。赤ちゃんのためにデザインされたプッシュ式のEXVオリーブオイル。高級品種のアルベキーナとオレイン酸の含有量が最も高い品種のひとつピクアルのブレンドオイルです。

こんな素敵な可愛い空間で色々なグッズが販売されていますが、選りすぐりの物ばかり。驚いてしまいます。赤ちゃんと全く関係なくても、可愛いぬいぐるみや人形があるので必見の価値あり。私も可愛いものを買ってしまいました。

ハロウィーンを待つ店舗入口。
まるでおもちゃの家のように楽しいお店です。
興味のある方はこちらからどうぞ。
http://sevencolorsdream.co.jp

2012年10月11日

オイルサーディンのアレンジ法

今日も夏のような天気でしたね。夜は雨ですが...

暑い中パワジオ倶楽部をいつも応援してくれている岡井路子さんがご来店。パワジオでランチを食べていただきました。その中から今日はオイルサーディンをご紹介します。

今日はミニサーディンの缶詰を使用。16から18尾入っているので8人~10人くらいの集まりにピッタリ。ちょっとしたフィンガーフードにしたりサラダ風にアレンジしたり色々簡単にできるのです。

今回はチェリートマトをハーフから4分の一にカットして、それをEXVオリーブオイルとお醤油で混ぜ、超シンプルなアレンジ完成。混ぜたトマトとタレをサーディンに掛けるだけ。イタリアンパセリも加えて爽やかな感じにしました。好評でしたよ~ ワインがあったら良かったのですが。

私は一色のトマトしか使いませんでしたが、イエロートマトなどを混ぜればもっとカラフルでお洒落な一品になります。

このサーディン塩味非常に控えめなので、こんな風に多少お醤油を加えても全く気になりません。

chiho

2012年10月09日

中鉢オリーブ

今日はこのオリーブがお嫁に行きました。
さぁ、どんな風に植えられたでしょうか?広いお庭らしいので、きっと可愛くまとまっていると思います。レンガを周りに設置したようです。

このくらいの中鉢オリーブが今人気です。

2012年10月08日

今年2度目の漬物

あまりの暑さにオリーブの実がしなびるくらいです。
今年の10月はおかしいですね。

今日は今年2度目の漬物を実施。
1回目のものはあまり上手くできなかったのですが、2回目もどうなることか。色々実験しているので仕方ありませんね。これも新しく教えてもらった手法です。上手く行ったら報告します。

chiho

2012年10月03日

赤かぶを使ったサラダ

外食が頻繁になった時は、大根やかぶを使ったサラダをよく作って家で食べるようにしています。

今日は赤かぶに美味しい群馬のぶどうを入れてサラダを作りました。

オリーブオイルはキンタ・ド・コア。

このグリーンラベルのオリーブオイルはスパイシーなので、生野菜にとても合います。特に夏野菜にはベストのオイル。まだ暑いのでキンタドコアは大活躍です。

chiho

2012年10月02日

お洒落なラッピング

パワジオ倶楽部ではできるだけお洒落なラッピングをすることを心がけています。
昨日もお客様のリクエストに答えてラッピング。いかがでしょう??

2012年09月30日

止められないアルベキーナの漬物

前橋は今日もむんむんと暑いです。台風が来るということで皆これからモノが壊れないようにするための準備に入りますが、あまりにも暑いので塩の補給が不可欠。アルベキーナの漬物が欠かせません。

アルベキーナというと高級オイルという印象が強いと思うのですが、アルベキーナのそれも苛性ソーダ未使用の漬物の美味しいものがあったので入荷しています。1瓶 160gの内容量で735円とお買い得になっています。開封後冷蔵庫に保管していただければ相当長い間大丈夫です。(2、3ヶ月は全く問題ありません。缶詰ものとは大違いです)

私が漬物好きなのでいつも美味しい日本に輸出できるようなオリーブの漬物は探しているのですが、なかなか美味しいものは見つかりません。塩とハーブしか使っていない漬物などと言うと余計見つけるのが複雑。いろいろ探し回ってやっと発見した一品なので、是非お試しいただきたい商品のひとつ。

どのくらい実が小さいかを知っていただけるようにメジャーも一緒に並べてみました。この小粒の実に旨さが凝縮されています。なぜアルベキーナが美味しい品種なのか確かめていただける品でもあります。スペイン製の缶詰オリーブは大体がマンサニロ系のもので、アルベキーナの大きさと比べたら2倍から3倍はありますが、味も全く違いますし、何しろ苛性ソーダ未使用というのはほとんど出回っていません。

暑いシーズンは本当にオリーブの美味しい漬物があると救われます。
実は今日も他県からのお客様はこの漬物をまとめ買い。よ~く気持ちは分かります。スペインの我が家には常時この漬物の大瓶が用意してあります。そのくらいたくさん料理にもおつまみにも使っています。カルシウム補強にもなるので、塩分を気をつけながら食べてください。本当に止められなくなります。

chiho

2012年09月29日

オリーブの実の彩

最近はパワジオ倶楽部の門の前に車を止めて、オリーブの実の写真を撮っている人を目撃するようになりました。ちょうどオリーブが一番美しい季節に入ったのだと思いますが、その彩を感動して見てくれている人がいるというのは嬉しいことです。

これはマンサニロ。

こちらはネバディロ・ブランコ。

これはミッション。

大きめの実をつけるドルチェ。

オリーブやはり数種類育てていると様々な彩が楽しめます。毎日変色していくオリーブを見るのは本当に満足感と愉しさがあります。近くの方は是非何度も足を運んでくださいね。楽しんでいただけると思います。

chiho