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蜂蜜とマスタードを使ったローストチキン

何かと移動が多い生活をしていて面白いのは、行く先々で色々なお店に巡り合えること。出来る限り訪問するのが、それぞれの町にある市場。スペイン語ではメルカードというのが市場のことですが、地方別に相当内容が違います。マドリードでも地区によってかなりの差があります。

数日前行ったマドリード郊外の町でいい鶏肉専門店を発見。ロースト用に準備されたものはどうしても美味しいと思えるものが少ないので、必ず自分で詰め物をする場合も家で作るのですが、今回は担当のお兄さんに説得されて、この店で作っているフォアグラ入りロティを購入。半信半疑で調理してみました。
*こういうローストはフランス料理の典型的なものなので、スペインでもロティと呼ばれています。ローストを意味する言葉です。

ジャ~~ン!肉の質がとても良く美味しく仕上がりました。お兄さんを信頼して良かった(´▽`) 肉が良ければほとんど塩味だけでも楽しめるのですが、このロティはフォアグラ入りなので、ハチミツとマスタードを使ったソースで焼いてみました。日本で同じようなロティは難しいかもしれませんが、鶏の胸肉などにひき肉(合い挽きでもポークだけでもOK)を詰め、一番中心の部分にフォアグラを詰めて肉を巻き、タコ糸で崩れないように縛ってローストすれば同じようなものが作れます。


こんな感じで販売されています。味付けは塩だけ。


ロティの周りには玉ねぎ、ジャガイモ、紫イモ、プチトマトを並べ軽く塩をしています。
ちょうどオイル漬けテーブルオリーブもあったので加えましたが、これはオプションです。
EVオリーブオイルも大さじ2,3杯掛けます。


最後にハチミツ小さじ1に粒入りマスタードを小さじ2加えて、ぬるま湯を少し入れて溶きロティに掛けます。これで180度に加熱したオーブンで80分ほどロースト。途中、肉は全面均等に焦げ目がつくように回します。


とても優しい味のロティが完成。フォアグラがとても効いていてお客様がある時に作っても良さそうです。

美味しさの秘密は肉のクオリティと、オーブンでゆっくりと火を通すこと。週末などにおすすめです。

chiho

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