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Chihoのオリーブ便り アーカイブ

2010年03月13日

キンタ・ド・コアが雑誌エクラで紹介されました。

完全有機栽培の希少なオリーブオイルとして、キンタ・ド・コアが4月号の[エクラ]で紹介されています。この雑誌では、非常に厳選されたファッション、美容の記事の他に、美術に対する力の入れ方も素晴らしいものがありますが、もちろんグルメ記事も一流。
最高のシェフや食材をいつも試していらっしゃる編集部から、このような評価をいただき実に光栄です。

お時間があったらご覧になってみてください。


2009年のオリーブオイル

今年は多くの皆様にすでにアーリーハーベストのオリーブオイルをご紹介したので、搾りたてオイルは試食していただいていますが、弊社の人気ナンバーワンオリーブオイル、ポルトガルのシングルエステートオイルは3月日本で梅が満開になる季節に向けて完成します。

2009年のオイルは雨不足の影響がオイルの味にも反映されていて、実にテロワール(土壌)の香りが力強く出ているオイルという印象を受けました。これからボトル詰めをして日本に届くまでに、また味に変化がありますが、2007年のものとも違い、スパイシーで極度にフルーティーであった2008年のものとも違う独特のアロマを感じました。

この上の写真を見ていただくと、どんな自然環境でオリーブが生育しているかよくわかると思うのですが、今年は記録的な雨量でこんな感じですから、通常の年はもっとドライ。極度に乾燥している厳しい自然環境であることが理解していただけると思います。

この環境からあの複雑なフレイバーのオリーブオイルは生まれるのです。

オイルはこんな風にテイスティングします。
ブルーのグラスは、本格的なテイスティング用のグラスです。

chiho

2010年03月02日

便利なオイルボトル

早いものでもう3月。皆さまいかがお過ごしですか。
スペインではあちらこちらでアーモンドの花が咲き始めています。日本の桜に似ていますが、時期的には梅の季節に開花する同じように春を感じさせてくれる木です。

オリーブに関してはいつもアンテナを張っている私。スペインに戻ってからもすでに新しい発見を色々しています。今日はその中からオイルを収納するだけでなく、ドレッシング作りに役立つ賢いボトルをご紹介します。

まずこちら。大きなスポイトがついています。

このスポイトを使って、その都度使うオイルの量をコントロール。プラスチック容器であることが残念なのですが、今回は実用性を重視。ダイエットにはぴったりですね。

もうひとつはこちら。
中に弁がついています。これは色々なドレッシングを作るための量が表記されているボトル。ドレッシング作りが楽しくなるかも。

蓋の上部についている丸い球のようなものが、くるくると回せるような構造です。5種類くらいのドレッシングレシピが、必要なオイルやヴィネガー、マスタードというような材料と共にボトルに書いてあるので、量も材料も間違えずにドレッシングを作ることができます。

早速、買っちゃいました。
欲しい方はパワジオに問い合わせてくださいね。

chiho

2010年02月22日

オリーブ農園について

ひさびさにスペインからの書き込みです。
この冬スペインは記録的な雨量で、今も南部は洪水の被害で気の毒です。オリーブ農園のこともちょっと心配なこの頃です。

今までにもオリーブ農園のことは何度となく書いておりますが、今日は写真で集約農業と呼ばれる最新の技術進歩が生んだ、ちょっと恐ろしいオリーブ農園をご紹介します。
次の写真は、オリーブの苗がどんな風に植えられているかのものです。

このような集約式栽培は、人件費削減が第一の目標ですから、収穫もトラクターのような特別な車が実施します。そのためにトラクターが入るだけのスペースが木と木の間に設けられますが、オリーブ自体は垣根のような扱いになります。もちろん、植えられる品種は、人気品種になることが多く、5年くらいで実を生産できるよう品種改良が進んだものです。よく見るのはアルベキーナ種やピクアル種。

まるで製造工場と同じ考え方でオリーブ農園も設計されているので、新鮮なオイルが短時間に絞ることができるので、ある程度良質のオイルができるということはわかりますが、この土地のためにそれがよいかどうかは疑問。たくさんの?マークが頭に浮かぶ農園形態ですが、現実に非常に増えています。大企業の投資が多いようです。

どうしてこんなに機械かされてしまうのか。古代からのオリーブ栽培にロマンを感じる私のようなものには、恐ろしいとしか思えない風景なのですが、現実に社会の状況を見れば、ハードなオリーブ収穫を実践するスペイン人は日に日に減少。人件費は上昇する一方だったので、このような農園システムが開発されたのですが、ここ数年の不景気の影響で、オリーブやブドウの収穫に参加するスペイン人は、また増えてきているようです。

おまけにこのように土地に見るからにも無理を与える農業は、一時的に進歩としてみられていましたが、最近は逆に昔からの手間と膨大な時間がかかり人件費もかかる栽培法がベターと理解されています。本当に一時的な進歩というのは危ないものです。

この栽培方法は砂漠にまで広がっています。今まで何も栽培出来なかった地域が地下水などを利用してオリーブ農園に変身しているのですが、私が思うにこのような栽培方法の農園は、一時期注目されても後からもろもろの問題があり、一種のブームになりやすいのが心配です。すでにこのような栽培法を実施している農園が、スペインではかなり売りに出ています。どこでも誰でもできることがいいようで、やはり無理があるということなのでしょうか。

最新のオリーブ農園事情でした。

chiho

2010年02月12日

Bonsaiオリーブを入荷しました!

寒い日が続いておりますが、皆さまお元気ですか。
パワジオではオリーブが剪定のシーズン。2月に入ってからオリーブをいつも管理してくれている萩原さんが、丁寧に剪定を開始してくれています。

今年からは出張メンテナンスも開始。オリーブの手入れがよくわからない方、剪定する時間がない方、肥料のやり方が分からない人のために、出張してメンテナンスをするというサービスを始めました。是非、お問い合わせください。お役に立てると思います。

しばらくブログをアップしない内にパワジオ倶楽部には、前々からの憧れでどうしても欲しかったオリーブの盆栽が入荷となりました。5年ほど木を大きく伸ばさずこじんまりとまとめた存在感のあるオリーブ...「バーデール」という品種です。4,800円から販売しております。お家にあまりスペースのない方、オリーブファンの皆様、一度見に来てください。

早速、Angel Gomez-Moran Santafe氏が制作するルサファ・コレクションの花器にオリーブを植えてみました。いかがでしょう。現在、自慢商品になっています。

実は、パワジオのパティオにこの上の写真の作品を並べ、20分後にルサファファンのお客様がご来店。すぐに売れてしまいました。写真を撮っておいてよかった!アンティーク瓦の風合いは、独特のもので、和でも洋でも深くなじみます。落ち着いたムードを作ってくれるので、10年以上前からロングランの人気物。最近は本当に古い良さのしっかりと出ている花器が好まれていて、お客様のレベルが高くなっていることを感じます。

盆栽オリーブ「バーデール」は、あまり数がありませんが、今後も継続して盆栽仕立てのものには力を入れてゆきたいと考えています。オリーブの形はやはりこだわりを持ったものが素敵です。
こんなシンプルなテラコッタプランターに入れても素敵です。こちらのプランターは、スペインのタラベラ焼きの工房で焼いてもらっているもの。壁掛けタイプですが、こんな風に使っても素敵です。


2010年02月01日

2月のスペイン料理教室

2月7日(日)2月10日(水)にスペイン料理教室が予定されています。おかげさまで、あっという間に定員が一杯になってしまいました。

料理の内容は、『オリーブを使った特製ミートボールのアーモンドソース』これは伝統的なスペインに残るソースが自慢の料理

身体にいいエジプト豆を使った簡単サラダ
これはパーティーなどに華やかで、簡単に準備できる万能品。

プラスなにかデザートを加えるつもりです。

1月のアーリーハーベストのテイスティング会と共に実施した、シンプルなオイルをふんだんに使った料理の勉強会も大好評でした。みんさまどうも有難うございました。

スペインをメインとする地中海料理に対して、皆様ますます興味を示して下さっているので、準備するこちらもとてもやりがいがあります。
これからも定期的に開催しますので、どうぞ宜しくお願い致します。

写真の料理はスペインの伝統豆料理。
こんな素晴らしいセッティングはできませんが、豆料理でもこんなに豪華な料理になるのです。身体に本当によい豆料理、日本でもっともっと取り入れてゆきたいです。

chiho

2010年01月29日

オリーブの家具

今日は皆様にオリーブの木を使った家具をご紹介します。
スペイン、特に南部のアンダルシア地方には、オリーブの木を活用する伝統がありますが、今回ご紹介する家具もそのような伝統あるもの。200年くらい同じスタイルを守っています。

最も人気のある椅子は、このロッキングチェアー。誰もが試すとしばらく座っていたくなる椅子。不思議と目を瞑って想像に耽りたくなるのです。

同じようなシンプルなスタイルの肘掛椅子。こちらは重厚感ある大人の椅子という感じです。

そして、ダイニングテーブルに合わせる椅子。背もたれの部分が2本板のあるものと、3本あるものがあります。素敵な食卓の風景が出来上がります。彫り模様は伝統的なもの。

サイズや価格については、電話でお問い合わせ下さい。
待っていただける場合には、オーダーすることも可能です。

パワジオ倶楽部前橋
tel: 027-254-3388

2010年01月26日

青山ファーマーズマーケットにオリーブオイル登場

いつもパワジオ倶楽部をご贔屓にして下さっているガーデニングカウンセラー岡井路子先生、昨年からキンタ・ダ・コアを青山ファーマーズマーケットで紹介してくれています。1月23日、24日のマーケットで今年も再登場。素敵な写真が届きました。

岡井さんのお友達のタレントさんもお手伝いに参加!すごく楽しそうですね。岡井さんのアイデアでオイルにエコバック=マイバックのようなものが付いていて、大人気だったそうです。なんとこのバック欲しさにオイルを購入してくれた人もいるそうです。

今回は限定品のアーリーハーベストも紹介していただいたのですが、こちらは午前中で完売。日曜日も完売。すごい好評だったみたいです。パワジオ倶楽部でもとても好評なので、よく状況はわかりますが、とにかく嬉しいニュースです。

パワジオのことをご存知のお客様も何人かマーケットにいらしたそうで、東京でパワジオのオイルが購入できることをとても喜んで下さっていたようです。月に一度ベースで岡井先生はマーケットに参加なさるので、近くにお住まいの皆様、どうぞ2月足を運んでみてください。素敵なタレントさんに会えるかも...

2月の参加予定日は、2月13日、14日。
またキンタ・ド・コアが並びます。素晴らしく美味しい食べ方を岡井先生がご指導してくれると思いますが、ここはファーマーズマーケットですから、よい野菜も安く手に入るはず。楽しい時間が過ごせること間違いなしだと思います。

chiho

2010年01月20日

オリーブを使ったフラワーアレンジメント

パワジオ倶楽部では、10年以上前からオリジナルのアンティーク花器『ルサファ・コレクション』が存在します。スペインのアンティーク瓦の再活用、洋にも和にも融合する花器で、パワジオ倶楽部の人気もの。

オリーブ専門店となってからは、いつもオリーブの枝を入れたアレンジメントを欠かさないよう、スタッフの茂木さんのアレンジメントがいつも活けられています。

アンティーク瓦は、スペイン人Angel Gomez-Moran Santafeアンヘル ゴメス-モラン サンタフェ氏の作品。一枚一枚瓦は吟味され、ワイヤーでつながれています。花器として使っても、プランターとして植え込みに使うことも可能です。
サイズは非常に小さいものから写真のような大きいものまで、たくさん揃っています。


興味のある方は、是非ショップの方へお問い合わせください。
近い内にクリエーターであるAngel Gomez-Moran氏についてもしっかりご紹介したいと思います。

chiho

2010年01月19日

オリーブオイルを使って生ハムを美味しくする方法

スペイン産ドングリ豚の生ハムの美味しさは、お刺身の最高級のトロをベストコンディションで食べた時の感動と似ています。豚の肉が口の中でとろけるように美味しいのです。生の刺身と同じように捌いたらすぐに食べないと、その美味しさは逃げてしまうので、実際現地まで足を運ばないと最高級のものに出会うのは難しい事だと思います。

日本で一番入手しやすい生ハムは国産のもの、またはイタリア産のパルマの生ハムでしょうか。かなり昔よりも美味しいものが流通していますが、スペインの味に慣れていると満足するものはあまり期待できません。

先日ポルトガルのオイルメーカーを尋ねた時、はじめてポルトガル北部の生ハムが登場しました。今まではスペイン人にポルトガル北部のハム”プレスント”は出せないというようなニュアンスで話をしていたのですが、今回は『私たちのオイルをかければ美味しくなる』と言って、テーブルにハムが並びました。


スペインでもよくすることなのですが、もし普通のハモン・セラーノ(白豚の普通の生ハム)を使う場合、数滴上質のエクストラ・ヴァージンオイルをかけてあげると、味がとてもマイルドになり、豚のいやな香りも解消できるのです。

写真のように、生ハムを一枚一枚お皿に並べ、ペコリーノチーズまたはパルメザンチーズなど香りのあるチーズをかけ、最後に一振りキンタ・ド・コアのようなフルーティなオイルをかけてあげると、上品な味になり生ハムがとても美味しくなります。

簡単でリーズナブルな大人気メニューになると思うので、是非一度お試しを。

chiho

2010年01月15日

アーリーハーベストの感想ブログ

またまたアーリーハーベストの感想を書いていただきました。
こちらのブログからどうぞ。

http://spainweb.exblog.jp/9651076/

こちらのお客様はスペイン料理、その中でもバスクのピンチョスについて執筆もされている専門家。変な加工がされているオイルを使うと蕁麻疹が出てしまうそうです。安全なオイルを使うことの大切さを、改めて感じさせられました。

良質のオイルは体にとっての必需品。
上質なオリーブオイルを使うことを継続して今年もお薦めします。

chiho

本日キンタ・ド・ビスパード入荷となりました!

12月から完売のため予約販売となっていた、ポルトガル産シングルエステートオイル『キンタ・ド・ビスパード』無事本日入荷となりました。このオイルが気に入ってくださっている方々は、皆様何度も連絡を下さり、待っていてくださることが分かっていたので、スタッフ全員でホッとしております。

今、明日の筋肉痛を覚悟で全員で倉庫にオイルを移している最中です。

明日はアーリーハーベストのテイスティング会またオリーブオイルの使い方指導などを予定しておりますが、スタッフの動きがおかしかったら、それは筋肉痛のためです。

皆様のご来店をお待ちしております。大変お待たせ致しました!

2010年01月13日

アーリーハーベストオイルのネット販売開始

一日も早く日本の多くのオリーブファンに試してもらいたいという気持ちで、この度空輸したアーリーハーベストオイル、早速沢山の方から感想が届いています。皆様、オイルの独特の軽さに驚かれ、『これは初めての味』とか『初めての食感』と第一声を上げてくれます。楽しんでいただき、それがほほ笑みとなって皆様の表情に表れた時が、私たちにとっては最大の快感。本当に嬉しいです。

直接お客様の表情を見られるのは、前橋のパワジオ倶楽部だけですが、ネットでもより多くの方に一日も早くアーリーハーベストを試していただけるよう、ネット販売開始準備も整いました。興味のある方は是非、こちらをご覧ください。また、質問などございましたら、どうぞこちらのブログへどしどしお寄せ下さい。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/sun-wa/serie-oro.html

オイル用のオリーブの実は黒くなってから収穫となるのが普通です。アーリーハーベストは10月中2週間だけ収穫されたものですが、黒いオリーブはなんと現在収穫の真っただ中!こんなに時間的な違いもオイルによって発生するのです。

グリーンの状態のオリーブの実は、しっかりと枝についていますから、自然に落下したりしません。棒などで枝を叩いてもそう簡単に落ちはしないので、必ず全て手摘み作業の収穫となります。そのため大変な労力と時間がかかり、大変な高級品として販売されるものですが、パワジオ倶楽部では現地の農園と直接契約を結び、より購入しやすいお得な価格でオイルをご紹介しております。

写真は、もくもくと実を収穫していた叔母さんの様子。
4,5人集まるとおしゃべりをしながら収穫をしていますが、時には歌を唄いながら作業をしている人も少なくありません。そんなオリーブ収穫時に唄われる民謡も大変魅力的なものが多く、いつか皆さんにご紹介したいとも思っています。

オリーブにまつわるストーリーはこれからもずっと続きます。

chiho

2010年01月12日

どうして透明のボトルに入ったオイルがあるの?

皆さんの中にもそう思った人はいませんか?
オリーブオイルは黒っぽいダークなボトルと、透明なボトルに入ったものの2種類があります。必ずしも高級なオイルがダークなボトルに入っているわけでもなく...私にとってはどういうことなのか気になることのひとつでした。専門家は口をそろえて『オイルは日光に当ててはいけません!』と、必ず言うのに。

オリーブオイルについて調べてゆくうちに、オイル業界にはかなりの矛盾があることに気付きました。

透明なボトルの理由は、ただ単に一般主婦(これはスペインをはじめとする地中海沿岸国、圧倒的なオリーブオイル消費国の主婦のこと)が、透きとおったゴールド色のオイルを好むから。世界一の産地スペインでもオリーブが生息していない地域では、オリーブオイルがいつでも消費できるようになったのは、日本で言う戦後。はじめて広範囲に渡って流通したオリーブオイルが、今言うピュアオイルであったために、現在でも断然透明なボトルに入ったゴールド色のオリーブオイルが、産地でさえも一番人気があるのです。

このような当たり前の習慣を変えることは非常に困難。エキストラ・ヴァージンオイルはダークのボトルに入れるべきで、日光を避けるべきだなんて当たり前のことがなかなか伝わりません。いつも母のキッチンで見た風景が当たり前、どうしても一日中日光が照りつけている窓辺に置かれてしまうくらいなのです。

日本では逆にオリーブ文化は新しいものなので、皆さん素直にオイルの説明を受け入れてくれます。
問題はこのような矛盾したオリーブ業界が存在するので、消費者の人が簡単に優れたオイルを選べないこと。

今年もこのコーナーでは、オイルについて知っておいた方がお得な情報を伝えてゆきたいと思います。

オリーブのある世界は、本当にのどかなものが存在するように思います。
オリーブの荒れほうだい畑に居たロバちゃん。不思議な存在感がありました。

chiho

またまたブログで紹介していただきました。

アーリーハーベストオイルについて、とても詳しく感想を書いていただいるブログがありますので、アップさせていただきます。興味のある方は、是非ご覧になってみてください。

大変うれしいお客様からの声です。

http://www.skip-kibun.com/2010/01/post_861.html


2010年01月07日

オーガニックオリーブオイルを使ったハンドクリーム

完売していたハンドクリーム『ヴィスカンタル』が到着しました。
このクリームでは優れたオーガニックオリーブオイルが使われているのが特徴。それにアンダルシア産のレモンのエッセンシャルオイルが使われていて、フレッシュ感たっぷりのハンドクリームです。朝出かける前に塗っておくと、一日中うるおった感じが持続し、手が保護されている感覚があります。
そして、前回よりも潤い感が増したように感じます!

また、今回クリームが出る口の部分も新しいデザインになりました。メーカーから事前にニューパッケージについての連絡があり楽しみにしていたのですが、日本人とは全く違う発想のニューデザイン!皆さんもきっと驚かれると思います。面白い口になりました。

明日はもうひとつのヴィスカンタルの人気アイテムについてお知らせします。

chiho

2010年01月06日

アーリーハーベストオイル到着!!!

新年明けましておめでとうございます。
新年と共にアセイテ・ヌエボ=新しいオイルが到着いたしました。
大変到着が遅れてしまい、たくさんのお客様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。


2009年10月、オリーブの実の新鮮さと美味しさに感動して入荷を決定したオイルです。このようなオリーブオイルは地元でもまだまだ未知の世界。技術が進んだから商品として楽しめるようになった一品です。スペインでもアーリーハーベストものは、まだまだグルメな人達だけが楽しむオイル。大変お買い得な価格で皆様に提供しておりますので、是非一度お試しにご来店ください。

250ml 1500円 (税込)

シングルエステートオイルとはまた違うオイルの風味。
新鮮なスパイシーな香りとほのかな甘さ、そして後味に残るピリッとした辛みが特徴です。
どんなお料理と合わせたらいいか、これから色々ご紹介しますね。

chiho

2009年12月30日

1年間有難うございました。

『Chihoのオリーブ便り』を本格的に開始して一年。ブログを読んで下さった皆様、どうも有難うございました。いろいろなところで皆様のご意見を聞く機会もあり、オリーブへの関心が確実に深まっていることを確信できた1年間でした。

また、スペインやポルトガルでも数多くの方々にオリーブのことを教えていただき、これからもっと皆様に教えていただいたこと、発見したことを伝達してゆくたいと考えております。

2010年もオリーブのある豊かで楽しいライフスタイルを、たくさんご紹介したいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

オリーブ1本の樹の偉大な存在感を感じる風景。
こんなシンプルな豊かさを目指して...

chiho

2009年12月25日

オリーブの実をつけよう苗セット

パワジオ倶楽部のオリーブは、おかげさまで今年豊作でした。
皆様にも是非オリーブの実を楽しんでいただきたいし、実をつけさせたいというお客様も非常に多いので、来年こそオリーブの実りを楽しもう『オリーブの苗セット』を準備しました。

オリーブの品種としては、受粉しやすいというマンサニロという品種と、美味しいオイルを作るフラントイオというイタリアの品種を組合せてみました。他に受粉しやすい品種は、ネバディロ・ブランコと言われておりますので、マンサニロやネバディロを必ず入れた苗木セットにしています。

プレゼントにしても喜ばれると思います。
こんな風に包んでみました。

価格: 実をつけようセット 3,900円 (マンサニロとフラントイオ)

chiho

2009年12月21日

オリーブオイルを使ったヘルシーで美味しい食事

1年で本当に沢山の皆様に当店のオリーブオイルファンになっていただいたので、2010年からはオイルの使い方指導に益々力を入れるつもりです。そのために、今月は時間があるとスタッフにスペイン式のオリーブオイルの使い方を知ってもらい、いろいろな料理を試食してもらっています。

今日は、極簡単な野菜料理『パナッチェ』。普通はオリーブオイルとヴィネガー少々、そして塩だけの組み合わせで食べるのですが、今日は特別マヨネーズも5種類作ったので、それを使って食べてもらいました。大好評でした。


野菜は根菜をメインに。西洋のポロネギではなくて、日本のネギを使ってみましたが美味しくできました。

マヨネーズについては、作り方指導を1月開催されるテイスティング会で伝授しますし、いろいろな食べ方の提案も致します。興味のある方は、一挙にレパートリーが増えると思いますので、是非ご参加ください。もちろん、上のパナッチェもご紹介しょうと思います。

来年からはレシピを定期的にご紹介しますので、パワジオ訪問がより楽しくなると思います。
まずは1月をお楽しみ。しばらくご紹介するものについては、ブログでご案内もします。

chiho

2009年12月20日

オリーブの枝で編んだ籠

オリーブは本当にどこからどこまで使うことができるのか、知れば知るほど驚かされる樹です。
そんなオリーブの中で、地面から直接真っ直ぐに伸びだして来る新芽の使い方を今日はご紹介します。

トライした方はご存知かもしれませんが、オリーブ剪定の際に出る枝を編もうとしても、非常に硬いのでかなりの間水に浸しておかない限り枝が思うように曲がりません。枝の太さを統一するのも大変ですし、このような剪定された枝のリサイクルは困難きわまります。

昔の人たちは知恵を使ったものですね。スペイン、南部のアンダルシアのようなオリーブ大農園が存在する地域では、新芽の時期一斉に地面から真っ直ぐに伸びだす枝をカットするのですが、ほとんどが同じサイズ同じ太さなので、加工するには最適の枝が入手できます。そんな枝を使って作ったカゴが今日ご紹介する一品です。オリーブの枝独特の色合いです。

サイズ: 46 x 28 x 38Hcm
価格: 6,300円(税込)

伝統的なフォームが素敵な人気商品です。在庫が少なくなって来ていますので、お早めにお問合せください。 ℡: 0272-54-3388

chiho

2009年12月18日

理想のオリーブガーデン

2009年は本格的にオリーブオイルをご紹介するとなりましたが、2010年はよりオリーブの木の美しさを伝える年にしたいと考えています。

御蔭さまで今年パワジオ倶楽部のオリーブは、豊かな実りを経験しました。面倒を見てくれている萩原さんの努力の賜物だと思います。そして、これからは樹形にこだわり、かっこよく美しい樹形になるような剪定を施さなくてはなりません。パワジオ倶楽部に来れば美しいオリーブの木があると言われるよう頑張りたいと思っています。


これは私が大好きなオリーブカフェ。このくらいの大きさのオリーブはパワジオにもありますが、形を整えて、この木陰でお茶や読書がしたいという気持ちになるような樹形を目指さなくてはなりません。



樹形が整ったら、豊な実りのある風景をこんな風に楽しめるようになります。


最後にオリーブガーデンでの食事。
1本の美しいオリーブとテーブルさえあれば、人が集まる空間ができます。そして、それがこんな風に石や煉瓦、素敵な椅子とテーブルセットさえあれば、他には何もいらないようなリラックス空間が完成!

皆さん、是非パワジオにあなたの一本を探しに来てください。

chiho


2009年12月14日

オリーブの種は燃料!!!

オリーブオイルを作る時、もちろん種まで潰されペースト状にされますが、完全に粉のようにされるわけではありません。細かい砂利のような状態に砕かれ、優れた設備があるオイルメーカーには、そのペーストから砂利のような種だけを分けるシステムが備え付けられています。

因みに、ペーストの状態が下の写真で、果肉と砕かれて種が混ざっています。


今、首を長くして待っている『いちばん搾りオイル』は、そんな優秀な設備を備えたメーカーが作っています。下の写真のような状態で、燃料として使える種の部分が装置から出てきます。

オイル圧搾所の一角には、このように砕かれた種が保管され、大量にある場合は燃料として販売もされているようです。

近くで見ると種の様子はこんな感じ。
オリーブオイルには果実からのオイルだけでなく、種の風味や少量のオイルまで入っているのです。

燃料となる種にもまだ油分が残っているので、すぐれた燃料になるのだそうです。
スペインのオイルの産地では、このような種の燃料を使うことも自治体が奨励しており、種を使えるストーブなどを購入する場合には、補助金のようなものが出る場合もあります。そのくらい素晴らしいエコな生き物がオリーブなのです。

知れば知るほどオリーブは、神からの贈り物と思っていた古代の人々に同感です。

chiho


2009年12月13日

オリーブのある美しい風景

オリーブがどんな風に栽培されているか、それぞれの地域の美しい風景を少しづつご紹介します。

これは私が冬必ず訪問する地域エクストレマドゥーラ地方のオリーブ。
有名な修道院のまわりにあるのですが、きっと千年以上栽培が続いているのでしょう。

chiho

2009年12月11日

パワジオ倶楽部で聞けるスペイン音楽

少しオリーブのテーマから話が外れてしまいますが、オリーブ専門店であるパワジオ倶楽部では、音楽は歴史あるスペインのBGMで統一しています。オリーブオイルと同じように、音楽も歴史があり、伝統を守っているものをご紹介しています。また、できるだけ私共が直接生演奏を聞いているグループ、もしくは交流のある音楽家をご紹介するようにしています。

今日ご紹介する音楽CDは、アンダルシアの中世からバロック期の音楽を専門に演奏しているグループ『Cinco Siglos』です。アンダルシア出身の彼らのグループリーダーは、目の不自由な方で、本格的な昔の伝統ミュージシャンを思わせます。ご存知のように、アンダルシアにはフラメンコという日本でも有名な伝統音楽が存続しているので、中世の音楽などは、南部のフラメンコをよく知る人々が演奏した方が、スペインのよさをアピールできるように思います。

日本でこのグループのCDを販売しているところは他にないと思います。
CDは一枚 3.360円(税込)
15曲 スペインの黄金時代17世紀の音楽が収録されています。
アラビア文化の影響を強く受けているスペイン音楽、クラッシックな音色の中にもフラメンコやアラビアの香りがする音楽です。
CD収録もアンダルシアの古い教会内で実施されており、非常に美しい音色です。

グループの様子は下の写真を御覧下さい。

収録されている曲目は次のような曲目。

1.Pavana
2.Gran chacona
7. Zarabanda
10. Jacaras
14. Vacas

chiho


パワジオ倶楽部の贈答箱

パワジオ倶楽部の贈答品用の箱をご紹介します。

しばらく前に今年のギフト提案の記事をアップしましたが、ギフトとして完成した商品は、こんな箱に入って贈られます。出来るだけ無駄なくシンプルにしております。オイルの場合などは、リボンの代わりにオリーブの枝がつくこともあります。


どうぞご利用ください。

2009年12月10日

オリーブオイルを使ったハンドクリーム

大好評の有機栽培エクストラ・ヴァージンオリーブオイルを使ったハンドクリーム『ヴィスカンタル』。たくさんのお問合せどうもありがとうございます。

現在、在庫2個という状況になってしまい、12月末の再入荷まで皆様にご迷惑をおかけしてしまうと思います。申し訳ございませんが、しばらくの間お待ちくださいませ。

chiho

ポルトガルで見つけたオリーブ陶器

オリーブ専門店としてやはり美しい陶器が欲しいなぁ~と思いながら、やっと見つけたポルトガル製の陶器を今日はご紹介します。

この陶器の存在は5年以上前から知っていたのですが、なかなか陶芸家のアトリエが発見できずにいました。2年ほど前やっとご縁があってアトリエを訪問。思ったとおり素朴な女性が制作していました。
面白いもので、これは女性のものだろうと思う作品が時々あるのですが、彼女の作品はそんな女性らしさがにじみ出ている陶器です。

作品はアルガルベ地方の草原の植物や、アトリエのそばにある樹木がテーマ。
パワジオ倶楽部では、オリーブのモチーフだけを扱っていますが、アトリエに行くとラベンダーやアザミなど、飾ってみたい作品がいっぱいです。

現在、パワジオ倶楽部にある作品は以下のようなものです。


上の写真2枚に4枚の大皿が写っていますが、それぞれ若干サイズが違います。ハンドメイドなのでこうなってしまいますが、絵付けもそれぞれ違い、どれもあきのこない素敵な模様です。
サイズ 直径 25cm、26.5cm、27cm、28cmとあります。
価格は、7400円と8800円 平らな皿と少しカーブしていて深めの皿になっているものと2種類あり。

こちらは小鉢と小皿、そしてふたつきの器。
小鉢は直径11cm 高さ4cmで少し深め。オリーブの漬物などに最適。 1300円
小皿は直径15cm 高さ3m。 価格は2800円
ふたつきの器 直径11cm 高さ 13cm 価格 3600円


最後にご紹介する器は、パテやバターを入れて使っている可愛い器。
個人的には、これが一番気に入っているもののひとつなのですが、絵皿と同じくらい存在感があって楽しめます。パーティーなどのテーブルに、この器がひとつあるとすごくお洒落なテーブルセッティングができます。バターやパテ、鴨のリエットなどを入れて使ってみてください。

サイズは直径14cm 高さ12cm 価格は4800円です。

数に大変限りがあります。来年の春または夏くらいまで次回の入荷は予定していませんので、クリスマスのプレゼントをお探しの方はお早めに。

chiho


2009年12月07日

13周年記念フィエスタ

沢山のお客様の温かいサポートのもと、昨日無事13周年記念行事を実施することができました。会の様子はスタッフが別の日記をアップしてくれると思いますので、私からはどんな雰囲気で会が開催されたかをお知らせ致します。

このリースはアンヘルのギター演奏のために、スタッフの茂木さんが制作。彼女はいつもその場にピッタリのアレンジメントをしてくれます。演奏もリースに守られ、とても素敵なものでした。

この日は『いちばん搾りオイル』のお披露目の場でもあったので、テーブルはこんな感じでした。一番搾りオイルの様子はスタッフの方から。

そして、今回皆様に一番紹介したかったスペイン風オリーブの漬物の数々。上記のものはマリネ。小豆島のマンサニロを使用。色々な野菜を入れてアレンジしてあります。これからのパーティシーズンにはピッタリの一品。

こちらはトレド風の漬物を、マドリード流にスパイスを使って仕上げたもの。パワジオで収穫したオリーブの実を使っています。11月に収穫した小さい実なのですが、とても美味しく完成しています。

最後にこれは最も伝統的なスタイルの漬物。苛性ソーダは一切使用していません。塩だけで漬けた、やはりパワジオで収穫した実。どうしてもみなさんにオイルの説明をする際、実際にオリーブの苦味を知っていただきたかったので、今年ようやくこの漬物を漬けました。苦いものが苦手の方には向いていないかもしれませんが、案の定、苦い野菜や食材がふんだんにある日本、かなりの人がこの味を理解してくれました。これでオリーブが病みつきになるという理由が、かなり理解していただけたと思います。

オイルに合わせるパンは特注品。なぜかいつもこのパンは作られていないようです。日本に来ると素朴な美味しさの固いパンを探すのに苦労するのですが、適当なものが見つからず、今年はずっとこのモチモチの食感のパンを使っていますが、外側の焦げ方と中のバランスが丁度いいようです。

オリーブオイルを使って焼いていただいたアルザスの御菓子『クグロフ』は、こんな風にセッティングしてみました。新作のオリーブ皿とキャンドルもよく合い、キャンドルリースも好評でした。このリースは新スタッフ笹沢さんのもの。スタッフがいつでも素敵なものを作ってくれます。オーダーもお受けしてます。

これは新スタッフ川口さんが作ってくれたリース。これも隣の古い飾り棚を引き立ててくれました。

終わりに、パワジオが現在のようにオリーブ一色に生まれ変わるために、たくさんの仕事をこなしてくれた前店長上遠野さんをご紹介。今はお茶の師匠として活躍中。綺麗な着物姿で励ましに来てくれました。体調が悪くて辞めてしまった三ツ村さんは、前日に差し入れを届けてくれました。


(アンヘル、上遠野さん、スタッフの茂木さん)

こんな風にパワジオは、昔のスタッフにも守られ今があります。

ご来店くださった皆様、本当にありがとうございました。
参加者の皆様との様子はスタッフから報告がありますので、お楽しみに。

chiho

2009年12月05日

現在パワジオ倶楽部にあるオリーブの品種

パワジオ倶楽部では、あちらこちらから集めて少しづつオリーブの苗の品種を増やしております。
現在以下のような品種が揃っています。

1.ネバディロブランコ

2.ミッション

3.マンザニロ

4.ルッカ

5.カヨンヌ

6.ジェイファイブ

7.ハーディーズマンモス

8.コレッジョラ

9.パラゴン

10.ブラックイタリアン

11.デルモロッコ

12.ヘレナ

13.ワンセブンセブン

14.ジャンボカラマタ

15.レッチーノ

16.ホジブランコ

17・ピッチョリーネ

18.バルネア

19.ベントリノ

20.ワッカベルダル

21.ロシオーラ

22.ピクアル

23.エルグレコ

24.フラントイオ

25.アザパ

26.ドルチェ

27.サラサ

26.アスコラノ

27.コロネイキ

28.サウスオーストラリアヴェルダル

29.マウリーノ

珍しい品種でなかなか根付かないもの、調子があまりよくないものなどもあったのですが、パワジオ倶楽部では調子の悪い品種は、全て当店で植え替え、よいコンディションになるまで別の畑で育てています。問い合わせをいただければ説明できるのですが、場合によっては苗が高価なものがあります。それはかなり当店で時間をかけて世話をしているからの、エクストラ費用だと考えていただければ間違いありません。

これからも品種を増やして行くので、その都度報告させていただきます。

chiho


2009年12月03日

オリーブと絵画

スペインのオリーブの産地では、毎年オリーブにまつわる色々な祭りやイベントがあります。そんなイベントで必ずあると言ってもおかしくないコンクールが、絵画のコンクール。結構素敵な作品もありましたが、昔からの伝統を感じさせる絵もかなりありました。

今年、ラ・マンチャ地方でのオリーブ祭りで見た絵画を、今日はご紹介します。

きっとこの地域出身の画家の作品と、私は勝手に想像してしまいました。
オリーブ農園のそよ風が吹き、ほのぼのとした光の中で昼食をしている労働者の満足感が伝わってくる温かみのある絵だと思います。

オリーブの収穫では、今でも労働者の人たちは歌を唄いながら労働をしているところがありますが、あのハードな仕事はきっと歌なしでは、もっと苦しいものになのでしょう。モロッコからの移民でもルーマニアからの移民でも同じように唄っているんですよ。ロバにも歌を唄ってあげると効果があるそうです。
音楽にはパワーがあること間違いなしです。

chiho

2009年11月30日

オリーブのサラダボール

オリーブの木を使った器の新作をご紹介します。

これは私も特に気に入っている器。私はサラダボールとして使っていますが、花器としても素敵だと思います。サイズは横25cmくらいからあります。本当はもう少し大きいものを入荷したかったのですが、こればかりは材料がないと作れない物なので仕方ありません。これだけの大きさのサラダボールを作るには、相当大きなオリーブの枝がないと作れません。次回よいものがあったら、必ず連絡をくれると作者のオリバーが言っていたので、それを待つしかありません。

価格は、12,000円から
サイズも形も1点ものなので、すべて若干違います。


なにも入れずにただ置いておくだけでも、存在感があり古いオリーブの大木のエネルギーを感じられますよ。

chiho

2009年11月29日

オリーブ農園の肥料

パワジオ倶楽部で独占販売許可をいただいて販売している、ロブレド・マデイラ家のシングルエステートオイルは、完全無農薬・有機栽培農園で作られています。非常に乾燥した土地なので、虫が付きにくいことまでは簡単に理解できますし、アーモンドとオリーブの木の共存が昔からより虫が付きにくいようにさせるとも言われています。

でも、肥料はどうなっているのでしょうか。
有機栽培農家としてEUやアメリカの基準を満たし認証を受けるには、最低でも3年はかかる様々な条件をクリアーにする必要があり、抜きうち検査などもあるほど厳しいシステムが存在するのです。

今年11月訪問した際、詳しく肥料については見ることができたのでご紹介します。

写真に写っている茶色い土の山積みのようなものが、この農園の肥料になります。
一体何かわかりますか?これはオイルを搾った後の搾りかすなんです。搾った後すぐのものをそのまま使うことは出来ませんが、何年かこのように天日にさらしてから使えるようになります。

このように完全なリサイクル農法で、この農園は保たれています。

次回は燃料について。

chiho

2009年11月28日

オリーブの木を使った首飾り

今日はパワジオ倶楽部でも風か強くて寒さを感じました。

毎日オリーブ好きな方が増えていることをヒシヒシと感じますが、今日もコレステロール値が下がった方が来て下さいました。お客様によっては、どちらかというと刺激の少ないオイルから使いはじめ、2回目の訪問では、もう少しストロングタイプにしていくのですが、今日の方はほろ苦さの中にある甘みをキンタ・ダ・ウルゼに発見し、ミディアムタイプからいきなりヴェリーストロングへ飛びたいようでした。
皆さん、それぞれの楽しみ方を見つけてくださり、本当にうれしいです。

ところで、今日は最近人気の一点をご紹介します。

これはスペインで作られた月の形をした首飾り。長さの調節ができる革ひもがついています。月の大きさは、長さが5.5cm程度。ハンドメイドなので多少誤差がありますが、どれも木目がうまく強調されていてお洒落。年齢に関係なく楽しんでいただいております。
価格:2,600円


他には太陽の形、星の形とありますが、私はこの月に一番魅力を感じています。
なんとも言えない口の部分のカーブが気に入っています。

chiho

2009年11月27日

今年はオリーブオイルで健康と喜びを贈りませんか。

パワジオ倶楽部のお歳暮提案が揃いました。

今年お世話になった人たちに何を贈ろうか、いろいろ考えて選ぶシーズンとなりました。今年はオリーブオイルをメインに健康、そしてちょっとしたハンドメイドを添えて喜びも一緒に箱に詰めてみませんか。
ここで紹介しているコンビネーションは極一部。お客様のリクエストに合わせて、パワジオ倶楽部では詰め合わせを制作しますので、どうぞ一度ご来店ください。

この組み合わせはオリーブオイルとフロールデサル、そしてハンドメイドのスペイン陶器。小さい陶器ですが、壁飾りとしてとても可愛くて大人気の一品です。 セット価格: 5720円


クリスマスのプレゼントならば、オリーブオイルと共にリースでも間違いなく喜んでいただけると思います。

もうひとつの組み合わせは、オリーブオイルにお洒落な陶器に入ったフロールデサル、そして毎日これを使ってオイルを飲みたくなるハンドメイドのオリーブスプーン。このスプーンはスペインでの手作り商品。
手のぬくもりを感じるつるつるの一品。長年使っていただけます。


セット価格: 6,810円

その他、定番の2本入りのオリーブオイルセット。 写真のものは、5,220円

ロボレド・マデイラ家のシングルエステート3種詰め合わせの豪華セット。
写真の状態で、8,725円。

パワジオ倶楽部の贈り物は、『健康』そして『喜び』をテーマに作っております。
間違いなく送り主の気持ちが相手に伝わるように...

chiho

2009年11月26日

12月6日のための漬物作り

12月6日に来てくださるお客様のために、毎日オリーブの漬物つくりに励んでいます。すでに何種類か美味しいものが完成していますが、今日は塩だけでアク抜きをする漬物に挑戦。うまくいったらパワジオオリジナルレシピとしてご紹介したいと思います。

chiho

2009年11月25日

オリーブオイルは白髪にも効果的

本日友人から面白いニュースが届きました。
なんとオリーブオイルを摂取することは白髪にも効き目があるというのです。
特に地中海沿岸に住む女性たちの髪は、高齢でも艶があり黒々としているのですが、まさかそれがオリーブオイル効果とは気がつきませんでした。一言でいえば、良いオイル=油を一生をかけて使用しているということなのだと思います。


しばらく前にオリーブオイルを使った髪のトリートメントについては記しましたが、白髪にも効果的にするためには、次のような使い方がよいそうです。

一般的に云われている、白髪を黒髪に戻すためのオリーブオイルの使用方法は、

・オリーブオイルを頭皮にたっぷりとマッサージをしながら塗り込む。
・1時間以上おいてからシャンプーします。長時間つけていればより効果的。
・タオルで良く乾かします。
・半乾き状態の時に、軽く頭皮にすり込む(匂わない程度)とより効果が期待できるそうです。

こんな4ステップで黒髪のための効果があるそうです。

確かにスペインに住んでいて印象に残っているスペイン女性は黒髪。田舎の美容院にも行ったことがないのだろうと思わせる高齢女性の黒髪の美しさは、どこへ行ってもよく見かける光景。髪が薄いなぁと思わせる女性もスペインではとても少ないです。日本では最近では男性と同じくらい、髪が薄くなってしまって悩んでいる女性が多いようですが、スペインではまず見かけないと言っていいくらいです。

やっぱり高品質のオイル=油は、人体のための必需品。これを良質のものに転換する必要があることは明らかですね。

chiho

2009年11月23日

パワジオ倶楽部でオリーブ収穫、そして漬物準備

11月も末になり漬物を作るためのオリーブ収穫は、パワジオ倶楽部では間に合わないかなっと思っていたのですが、オリーブの種類によってはまだまだグリーンのものがありました。

スタッフの茂木さんと新スタッフの笹沢さんが収穫をしているシーン。漬物を作るくらいのオリーブの収穫は、すごく楽しい作業です。

アンヘルにも手伝ってもらいました。この品種は確かカイヨンヌ。これ以上無理というくらい実りました。

これまでの新漬けは、オリーブ専門のガーデニングカウンセラーの岡井路子さんの作り方からだったのですが、今回の漬物は今年スペインで教わったスタイル。どんな感じにできたかは後日報告しますが、通常日本で食べているものよりも、苦味を特に残したスタイルの漬物が出来たらいいなっと思ってトライしています。

今日苛性ソーダを使った渋抜きを開始しましたが、量などはかなり適当。1週間渋抜き作業は続きます。


chiho

2009年11月21日

日本でのオリーブオイルの使い方

日本でオリーブオイルもかなり当たり前の食材となりましたが、日本に来てオリーブオイルをアピールしている料理を食べて思うことは、オイルの質の中途半端な事。そしてなにより最大の問題はオイルの量の使い方を把握していないところ。

スペインにいてもオイルの質や量については、気になるところがたくさんあるのですが、日本は基本的に美味しい料理が簡単に食べられるので、オイルの質と量さえもう少し学べば本当に料理が美味しくなるのにと思います。

今年東京で行ったある一軒を様子をご紹介します。

有名なシェフがデザインしたメニューで、店内も理想的なライティング。カトラリーも食器もスタッフも言うことなし。可愛い青年がオープンキッチンで料理を作ってくれるのですが、カウンターに座れば話もできるリラックスしたムードがとても気に入りました。

料理の出し方も洗練されていて楽しませてくれるものでした。食材もどれもフレッシュでよかったのですが、見た目と味のバランスが悪いのです。こんな綺麗にできているのに、塩味も足りず、なによりも修正が必要だったのは、オイルの量。塩加減を気にして出したとしても、オイルの量をもう少し増やし、香り高い品質のものにすれば、それだけで美味しくなること間違いなしの料理でした。

使われていた塩もフロールデサル。ここまでこだわるのであれば、もう少し味のチェックをすればすぐによくなるのに...オイルは私も試してみたかったオーストラリアの日本料理のためにデザインされたというオリーブオイル。こういうキャッチフレーズで販売されているオイルは、日本料理に合わせてすごく淡泊なものであることはすぐに想像できるのですが、日本料理はどんな料理よりも微妙な食材の特徴を重視するもの。オイルの微妙の香りが楽しめないことはダメージだと私は思います。

この料理のこのままの状態に、コアやビスパード、もしくは最新のスパイシーなウルゼをかけたら、絶品になるなぁ~と思ったお料理でした。

日本滞在中は、誰でも簡単にできるオイルの使い方指導に力を入れたいと思います。

chiho

2009年11月16日

アセイテ・ヌエボ いちばん搾りオリーブオイル

10月から予告している『いちばん搾りオイル』ですが、12月6日のパワジオ倶楽部13周年記念フィエスタの場でテイスティング・販売開始致します。

250ml ¥1500 


空輸便でこの価格は、本当にお買い得な価格だと思います。一日も早くこのオイルは消費しないと意味がないので、今回は空輸しております。

スペインでのオイル生産の伝統は、ギリシャ・ローマ時代の後、圧倒的にアラビア人の痕跡が伝統となっているので、オイルの呼び方もイタリアのようにオリオではなく『アセイテ』アラビア語から来ています。ポルトガルも同様なので、ポルトガル、スペインのオイルしか扱っていないパワジオ倶楽部では、あえてアセイテ・ヌエボとして販売させていただきます。

最近スペインではアセイテ・ヌエボの宣伝はあるのですが、この一番搾りは相変わらず貴重品で、ごくグルメなお店に行かないと入手不可能です。おまけに今回お届けするオイルは、スペインでは1滴も販売されていない貴重品。トスカーナのシエーナに存在する会社が、一番高く買ってくれるのだそうで、スペインでは販売されていません。日本ではイタリア経由で絶対に行っていると思うので、トスカーナオイルファンの人、とにかく細かくどこのオイルなのか調べることをお勧めします。

今回お届けするオイルは、この写真の籠に入っている実を間違いなく搾っています。
この素晴らしいグリーンをお楽しみください。

chiho

2009年11月15日

オリーブずくめサラダ

しばらくオイルの製造法の説明が続いたので、少しオリーブを使った食事についてお話します。

12月にいちばん搾りのオイルを入荷しますが、一番搾りでデカンテーションを全くしていないオイルなので、食べ方も工夫が必要です。パンなどにつけると間違いなく美味しいと思いますが、日本料理ではどんなものがマッチするのか、これから色々トライすることになります。間違いなくお豆腐や漬物には合うと思うのですが、お刺身などはどんな味になるか興味深いところです。

私は今年エリカ・アンギャル女史の本を読んでから、サラダにはアボガドをふんだんに使うようになりました。良質のオリーブオイル同様、『食べる美容液』ということですから、しっかりと食べています。写真でご紹介しているサラダには、ローマンレタス、トマト、ビーツ(赤かぶ)、スタッフドオリーブ(アンチョビ入り)、フェッタというギリシャのチーズが入っています。

ドレッシングは勿論ポルトガルのオリーブオイル『キンタ・ド・コア』とソレラ・ヴィネガー。
少しオレガノとバジルが掛かっていますが、オイルの香りを壊さない程度。

こういうフレッシュさが重要な生野菜の場合、塩はフロール・デ・サルを使うことがとても大切。
野菜の旨味を最高に引き出してくれます。

chiho

2009年11月13日

またオイルがブログで紹介されました。

このオイルを日本で紹介し始めてから、嬉しい出来事に度々驚かされています。この場を借りてすでに何度かオイルのことをコメントしてくださったお客様のブログをアップしておりますが、最近またとても良いコメントがあったので、ご紹介させてください。

http://romanesqueken.blog.shinobi.jp/

ほとんどの方がお友達からのプレゼントで、キンタ・ド・コアやキンタ・ド・ビスパードに巡り合っているようですが、何か商品を見た時から伝わるいい気の流れがあるように感じます。私は良いものはきっと伝わると信じているので、このオリーブオイルにはすごいパワーがあると確信しています。とても感性の素晴らしい方から嬉しいコメントをいただいているので、これもオイルのパワーだと思います。

ところで、今年の夏ごろから販売を開始したキンタ・ダ・ウルゼ。標高が320mほどのちょっと寒さを感じる北斜面にある農園で栽培されているオリーブを使ったAmargoほろ苦さが特徴の自慢のオイルなのですが、やっとラベルが完成しました。

農園オーナーのフェリペさんとあ~だこ~だ言いながら、1か月以上かけての話合いの結果のラベルです。いかがでしょう?
新年と共にご紹介できると思います。

これで3種類が勢揃い!素敵なトリオが出来ました。

chiho

2009年11月12日

可愛い斑点オリーブ

今日は専門的なお話ではなくて、オリーブの可愛い実を見つけたので写真をアップします。


先日のポルトガル農園訪問で、圧搾されるオリーブの実をチェックしている最中、こんなのを沢山発見しました。可愛いと思いませんか?私は思わず集めて写真を撮ってしまいました。
オリーブはこんな鑑賞の仕方もあるんですね。


オリーブのハート型の葉を集めている人の話を聞いたことがあったのですが、実の模様さがしも楽しいですよ。是非トライしてみてください。

chiho

2009年11月11日

オリーブの実の大きさ

前回はオリーブの品質の違いについて書きましたが、今日はオイル用の実と漬物用オリーブの実の大きさをご紹介します。写真でははっきりとした大きさが分かりにくいと思うのですが、オイル用の実は小さいものが多く、芳香の素晴らしいオリーブほど実が小さいように思います。


コアやビスパード、そしてウルゼを生むオリーブの実はこの大きさ。小さい実に旨味が凝縮されているのですが、上品な甘みと素晴らしいフレッシュ感を持っています。

そして、こちらの下の写真が漬物専用のオリーブ。実がずっと大きいのがわかっていただけるでしょうか。もっと大きい実のオリーブもありますが、そちらは味が大味になるようで、スペインでは中に詰め物をして楽しまれます。果肉の味が一番いいと言われているものが写真のタイプ。

こんな風にオリーブも木の品種、実の大きさで用途が変わります。
日本でオリーブを栽培している方、品種の違いで実の変色するシーズンが違うので、庭に何種類か違うオリーブを植えると、いろいろなカラーを楽しめますよ。

chiho

2009年11月09日

オリーブ果実の品質の差

美味しいオリーブオイルを作るには、健康で新鮮なオリーブの実が欠かせません。これは当たり前のことなのですが、実際にオリーブ農園に行ってみないと確認できない重要なポイント。一般的には確認できないことですが、私は必ず日本でご紹介しているオイルが、どんな種類のどんな状態の実から絞られているか現地で確認しています。

まず最初の写真は、今年キンタ・ド・コアやビスパードになるオリーブの実。
ご存知のように、この農園のオイルはクパージュ(ブレンド)タイプなので、3種類の種類の違う実が混ざっています。オリーブの実は品種によって、成熟する時期が違うので、黒いものからグリーンのものまで混ざった状態で絞られます。

キラキラと輝く完璧な実が原料になります。

ロボレド・マデイラ家の農園では、オリーブの実はこんな風にケースに入れられますが、その時必ず葉も一緒に入れられます。なぜかというとオリーブ果実はいちごのようにデリケートなものとして扱われ、果実を保護するために葉が利用されるのです。葉がクッションの役割をして、実は完璧な状態で圧搾工房に届けられます。

3枚目の写真は、オーガニックオイルとしてはかなり有名なスペイン、アンダルシア(南部)にある農園のオリーブ。これは昨年かなり苦労して、ひどい山道を何時間もかけて行った農園。オーナーは大変まじめな方で、一生懸命美味しいオイルを作る努力をしており、自然環境も理想的としか言いようがないのですが、果実の状態はこのとおり。かなり長い間放置されている印象を受けました。農園を見て周っても、ところどころに収穫されてオリーブの実が袋詰めになって置かれており、ピックアップされることを待っていました。一体いつピックアップになるかはわかりませんでしたが、これではやはり完成品であるオイルの味に悪影響が出てしまいます。オーナーが素敵な方であっただけに、期待して訪問した農園だったのですが、まだまだ改良する余地があるところでした。勿論、オイルの味には気になる酸化状態のいやな味があり、私が日本で紹介したいオイルとはほど遠いものでした。

ここの収穫では虫食いや腐りかけている実がかなり混ざっています。大量生産のものなどは言葉にならない状態のものもあるので、やはり直接チェックすることが、美味しいオイルに出会うためには欠かせません。

chiho

2009年11月06日

オリーブオイルの圧搾工程を撮影

皆様ご無沙汰しておりました。
今年はより分かり易くオリーブオイルのことを伝えるために、オイル圧搾の初日からメーカーの圧搾所を訪問して参りました。


(このケースの中に400キロくらいのオリーブの実が入っています。日本では見られない量ですね。オリーブを大切に箱に収めているのが、スペシャリストのフェリペさん。)

言葉での説明には限りがあるので、今回は製造工程をビデオに収録。農園の様子から種類の違うオリーブの品種、その実の様子など、いろいろな事を専門家の説明と共に収録できたました。12月6日のパワジオ倶楽部13年記念のイベントでは、是非ビデオもオンエアし、皆さんによりこのオイルの魅力を知っていただけると思います。


(オリーブが圧搾され、遠心分離機で水、カス(オルッホ)、オイルと選別され、最終的にオイルが出てくる時の感動は言葉になりません。勿論、オイルの味は感動的。)

今年は雨が非常に少なかったので、オリーブの実の外観は紫から黒に変色しているのに、内部はまだグリーンのものが多いそうで、味もどんなものであるか興味津津だったのですが、やはりできたてのオイルは言葉に表せない感動のあるものでした。


年によってオリーブは果物なので、渋味・苦味・辛味そして甘味に違いがあり、場合によって、またはメーカーによっては1年くらいデカンターで寝かせてから販売するところもあるそうです。確かに私の友人の中には、1年くらい寝かしたオイルが好きだという人もいるのですが、私はフレッシュ感あるグリーンオリーブのオイルの香りがたまらなく好きなので、一番搾りをとても楽しみにしている方です。

皆さん、是非ビデオを見に来て下さいね。
一番搾りオイルと共に12月6日発表予定です。

chiho

2009年10月25日

一番搾りの高級オリーブオイル

絞ったばかりのグリーンなオイルのお話です。

通常オリーブオイルは絞った後、デカンターというタンクの中でデカンテーションという工程を施します。これはオイルに含まれた澱をタンクの下に沈殿させ、よりピュアなオイルを作るための重要で手間のかかる工程ですが、このようにデカンテーションされたオイルはよりマイルドで上品のものになります。


こんなグリーンの実だけが絞られます。

こういったデカンテーション工程を全くせず、ジュースのような状態のオリーブオイルを即ボトル詰めして販売する、最近グルメの間で注目されているグリーンなオイルも存在します。但し、このようなグリーンなオイルは、グルーンの実を絞って作られるため生産量が少なく、1年のうち2,3週間の間しか生産することも出来ません。昔は生産者でなければ知れない貴重品だったはずです。


大変熱心な若者が圧搾工房の担当者です。

パワジオ倶楽部では、2009年度からこの一番搾りの高級オリーブオイルを生産している会社と契約。クリスマスくらいには、皆様にこの素晴らしいフレッシュ感と、オイルとは違うまるでソースのような食感のオイルをお届けする予定です。私は早速10月のはじめにこのオイルの搾りたてのものを試飲させていただきました。オイルよりもずっとフレッシュなグリーンの香りと味、そして独特の食感の虜になりました。普通のオリーブオイルとは違う使い方ができるはずです。


オイルとは思えない味わいに感動。色合いも食欲をそそります。

オイルにはこのように季節が生むオイルの種類の違い、オリーブの木の種類の違いが生む個性的な香り、設備の違いが生む酸度の違いなど、本当に詳しく調べてゆくと違いがあります。


この一番搾りのオイルは最高級のクオリティー。勿論、酸度は0.1度これ以上低くできません。

今回ご紹介したオイルの興味深いもうひとつの特徴は、使われているオリーブの種類がその香りの良さから、通常漬物用に好まれて使われること。多分、テーブルオリーブとして漬物で食べるオリーブの中でも一番美味しい『マンサニーリャ・カサレーニャ』というタイプです。マンサニーリャとはスペイン語で、まるでリンゴのように実をつけるので、こういう名がついていますが、本当にコロコロとした可愛い実りで、農園の様子にも感動しました。

chiho

2009年10月19日

漬物オリーブ 2

10月18日に開催されたオリーブセミナーは、大好評で終了させていただきました。スタッフからの報告をどうぞお楽しみに。

前回のリポートの続きになりますが、どんな風にオリーブが識別されているのか、その様子をご紹介します。

写真のように5,6人の人が携わりながら、大きさ、また成熟度を確認しながら実を選別してゆきます。

これはまだ選別する前の状態で、いろいろな大きさの程度の違う状態のものが混ざっていることもわかりますし、これから洗浄が行われ葉や砂は取り除かれます。

そして、この3枚目の写真が漬物用として選別されたオリーブの実です。
完璧にサイズ別に区別されていることがわかると思います。
こんな風に漬物用のオリーブも収穫されたその日の内に分けられ、早速アク抜きの工程が始まります。

オイル用の実はもっとずっと小さいのが特徴ですが、通常こんなグリーンの状態のものは、グルメ用の特別なオイルの場合しか搾りません。もっと黒く熟れた状態のものの方がオイルの含有量が多いので、普通オイル用の実は11月に入ってからが本格的な収穫となります。
10月中のグリーンな実を絞ったオイルについては次回。

chiho


2009年10月14日

漬物用オリーブ

パワジオ倶楽部でもうすぐ漬物教室が開催されますが、スペインでもオリーブは収穫され漬物にされるシーズンです。先日漬物用のオリーブの様子を見学して来ました。

今年は雨が降るべき時に降らず、かなりはずれた雨の降り方だったので、あまり良い収穫とは言えないそうですが、私が見る限りプリプリの素晴らしいオリーブが出来上がっていました。漬物の場合も、良質なものは、収穫後すぐに漬物工場へ運ばれ、洗浄(汚れや葉が落とされます)、大きさと熟し具合に合わせ実は選別、最終的に苛性ソーダの中でアク抜きが実施されます。


(写真のオリーブは工場に届いたばかりのもの。選別もしてありませんが、素晴らしい品質です)

味付けなど色々あるようですが、企業秘密の部分も大きいので、細かいところは想像するしかありませんが、このシーズン村中の人がオリーブ狩りに携わっているような印象を受けました。

漬物用のオリーブの収穫は、オイル用のものよりもデリケートな作業になるので、『枝からオリーブを絞りとる』と表現されますが、まさしく絞っているように実が収穫されます。首から籠を下げて、その中に実を入れて行く方法と、軽く枝を揺すって実を落とす方法、両方を実施しないと収穫が追い付かないそうですが、工場で実は何段階にもわたって細かく選別されていたので、これで高級なものと普通なものの違いがハッキリと分かりました。

つづく
chiho

2009年10月08日

新たなオリーブオイル効果

昨日スペインのニュースでコメントされた内容をお知らせ致します。

現代の子供たちの食生活の質の悪さは、先進国で非常に懸念されているテーマのひとつ。ファーストフードやジャンクフードの身体への悪影響は毎日のように、必ずテレビや新聞で語られているようになりました。まずは肥満問題から始まった話が、今は精神不安定へと変わり、子供のうつ病など深刻な問題となっています。

そんな中昨日のニュースでは、朝一番にスプーン一杯の良質のエクストラ・ヴァージンオイルを摂取することで、血管がオイルによって保護され、血液循環も改良されるので、子供たちの精神不安定が解消されるというのです。

確かに身体が正常に動き始めたら気持ちも良くなりますよね。
すべての子供の精神問題が食生活から来ているとは思いませんが、確かに食生活が精神に多大な影響を与えることも事実。オリーブオイル一杯で子供の身体が保護され、より順調に機能するよう役立つのであれば、これに越したことはありません。


地中海沿岸でオリーブオイルは離乳食にも欠かせないとお知らせしたことがありますが、幼年期骨の成長のために効果的であることも実証されている事実。それに今回のように血液循環にまで効果があるとなると、本当に子供のために欠かせない食材のひとつかもしれません。

私の知り合いは冷え性で、靴下をはいて寝ていたくらいなのですが、1年以上毎日オイルを摂取することを欠かさず実施するようになってから、靴下がいらなくなり、いつも比較的冷えていた手足の先端が温まるようになったそうです。これもきっとオリーブオイル効果なのだと、昨日ニュースを聞きながら納得してしまいました。

それに、スペインではほとんどアトピー症の子供を見かけないのですが...日本がそんなに汚染されているのか、添加物漬けになっているのか心配していたのですが、そうではなくてオリーブオイルを小さい時から摂取している違いかもしれませんね。これについては、今後ももっと調査をしてみます。

写真はオリーブ公園で遊ぶ子供たち

chiho

2009年10月06日

オリーブオイルを保存した古い瓶

今は便利なステンレス製のタンクがありますが、古代から極最近まで(日本で言う戦後まで)オイルやワインは、テラコッタ製の大きな瓶などに保存されていました。どんな味だったのか想像が膨らみますが、今でもこんなテラコッタで保存されたオイルやワインは限られたところで存在します。


私はこの古い瓶が大好きで、古いテラコッタがないパティオや地中海式のガーデンには、魅力が欠落しているように感じてしまいます。長い時間が作り上げる独特の魅力のある風合いが、より植物や建物を美しくしてくれると思いますし、ただ古い瓶があるだけでその空間の雰囲気が落ち着いたものになり、人をリラックスさせてくれます。オリーブの樹にも、そんな効果がありますね。

パワジオ倶楽部にも、そんな贅沢なテラコッタの古いものがいくつか存在します。どれも1点ものなので是非一度ご覧になって下さい。

先日ある知り合いからある高齢者施設にこのような古瓶を置きたいと話がありました。
座ったきりの人、ベッドから起きられない人、そんな方々の心を安らかにしてくれる風景作りに、こんな物語を語っているような古いオブジェを使っていただけたら、はるばるスペインから旅した甲斐もありますね。

写真は大好きなプチホテルから

chiho


2009年10月04日

公園のオリーブ

日に日にオリーブの実が変化していますね。
お家でオリーブを育てている人にとって、この季節は最大の喜び。毎日少しづつ変色してゆくオリーブの実は、あまり大きくならなかったものも、プリプリに大きくなっているものも、確実に変色して行きます。

スペインは世界一のオリーブの産地ですから、すごい数のオリーブがそこら中にありますから、どこへ行っても実が生っているいるような印象だと思いますが、都市近辺のオリーブはかなり放置されているものもあり、そういう手入れの施されていないオリーブには、全く実がなっていません。

今日は近所の公園にあるオリーブをご紹介します。

古い井戸がより趣を与えてくれますが、日本にはない風景ですが、手入れが行き届いている庭を見ると日本の灯篭があってもオリーブはすごく合うなと思ってしまいます。

可愛い大きくならなかった実が変色し、素敵な紫色になっている姿を発見しました。
あまりにも可愛くて明日も見に行きたくなってしまいました。

chiho

2009年10月02日

オリーブオイルとラーメン

今日はネットで面白いものを発見しました。かなり前に発売されていたようで、知らなかったのは海外で生活している私だけかもしれませんが、オリーブオイルのことに興味がなければ知らずに通り過ぎてしまうニュースです。

インスタントラーメンで有名な日清食品の塩ラーメンに、オリーブオイルとバジルが入ったバージョンがあるそうなのです!一度も食べたことがないのですが、こんなインスタントラーメン業界もやはり健康志向になっているのかなぁ~と思います。

どうしてもインスタントラーメンが食べたい時は、最後に極上のエクストラ・ヴァージンオイルをかけるといいと思います。味もよくなりますし、健康のためにもお薦めします。


ところで、エコナオイル身体に良くないことが明らかになり始めていますね。オイルのテイスティングに来てくださるお客様も、何人も健康のためにエコナオイルを使っているという方がいらっしゃいました。その都度、一般的にサラダオイルと呼ばれる日本で使用されているオイルは、精製してあるので熱が加えられたり色々な意味で人工的に加工されているので、なるべく使わずにオリーブオイルに切り替えていく方が健康と美容のためになりますと指導してきました。これでもっと納得して下さる方が増えるでしょうね。

皆さん、人工的に加工されずに果物であるオリーブの実を絞っただけの、エクストラ・ヴァージンオイルの力を是非再認識して下さいね。食生活にオリーブオイルを取りこんでいくと、アンチエイジング(老化防止)効果多大ですから、10年後に大きな違いがあるそうです。

いつまでも若々しくいたい人のオリーブオイルは味方です!


写真は我が家の近くにあるオリーブの様子
品種によっては紫色に変色し始めたものもあります。
気になって毎日のように出向いてチェック中です。

chiho

2009年10月01日

スペイン陶器

パワジオ倶楽部では10年来スペイン陶器には非常に力を入れていますが、そのくらいスペインの陶器には魅力があると思います。他のヨーロッパの国々との違いは、アラビア文化の影響が非常に色濃く残っているところ。ヨーロッパでは中国磁器が大流行した時代もあり、ポルトガルなどは特に中国を感じさせるものが多いのに、スペインはやはりアラビア。オリエンタルと言っても中東やシルクロードを思わせる色合いが残っています。

ショップのオープンと共に、タラベラ焼きからプエンテ焼き、アンダルシアのウベダ、グラナダのものも紹介しましたが、ずっと根強い人気があるのは、やはりタラベラやプエンテ。どちらも工房はトレド県に存在しますが、16世紀基本的にアラビア人ユダヤ人がスペイン追放になり、歴史的にもはじめてキリスト教徒の趣味で作り上げられた焼き物工房になります。窯はアラビア人が使っていたものを再利用しています。


最大の特徴は、絵付けの仕方。16世紀、当時日が沈まない国であったスペイン王フェリペ2世の好みに合わせて、わざわざオランダのデルフトから招かれた職人たちが指導。それまで幾何学模様がメインであったスペインには、なかった技法がなんと今から350年くらい前に伝わったのです。

最も伝統的なモチーフは、タラベラ・プエンテ焼きの場合、カントリーサイドでのハンティング風景、または狩猟用の動物たち。スペイン人には、現在でも非常に人気のあるモチーフです。


色彩だけはアラビア人が好んだものが今でも変わらず使われているところが、最大の魅力のひとつ。
遠い昔、中国からアラビア半島に伝わった陶器の流行が、イスラム教徒の手がスペインに伝わり、確実に守られています。


写真は10年以上お付き合いのある工房の様子
エミリオさん兄弟が力を合わせて活動中

焼き物は全てハンドメイドの手描き。
商品についてのお問い合わせは、パワジオ倶楽部へお電話ください。
Tel: 027-254-3388

chiho

2009年09月28日

オリーブの漬物

スペインでは漬物用のオリーブの収穫が真っ盛りのシーズンです。


地域地域で独特の品種が育てられ、それぞれ違うハーブなどと共に漬物になりますが、日本の梅干しのように高級品から一般的なものまで、ピンからキリまで色々あります。

パワジオ倶楽部では、おなじみの岡井路子先生を講師に招いて、10月18日(日)にオリーブの新漬けを漬ける特別なセミナーの開催が決定しました。グリーンのフレッシュ感いっぱいのオリーブの実は、10月いっぱいぐらいが収穫のピークになりますが、限りがあるので、参加者も限定30名予約制ですので、必ず電話で連絡してください。

追って詳しいセミナー情報はお知らせします。

これはスペイン南部アンダルシアのグリーンオリーブの漬物。にんにくが効いています。

chiho


2009年09月26日

またまたブログに反響が...

本当に素晴らしい地中海沿岸の食材を紹介したいと思っていますが、個人的にできることには限りがあります。オリーブオイルを紹介し始めてから、それはそれは多くの方々がオイルを使った感想や効果を知らせてくれるのですが、中にはブログに写真と共に感想を書いて下さる方がいらっしゃいます。面識のない方もたくさんいるのですが、この場を借りてお礼を申し上げます。

今日もこんなブログを発見しました。
よかったらご覧になってみてください。

http://greengables.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-7fe4.html

オリーブの産地に行くとオリーブの枝が自然と飾られています。
オリーブの枝は他に花がなくても、独特の存在感があり気持ちをりラックスさせてくれる気がします。

chiho

2009年09月24日

簡単なオリーブオイルの使い方

スペインも秋らしい日差しに変わり、気温も下がりとても気持ちよい日が続いております。

毎日バランスのとれた食事を準備しなくてはならない主婦の皆さん、本当に大変ですよね。スペインというかヨーロッパでは、食事の構成が日本と違うので、主婦の人は料理でそんなに苦労しているように見えません。どう見てもバランスのとれた食事ではないなぁ~と感じる食卓をよく見かけるのですが、オリーブオイルのおかげで、地中海沿岸の人々の食事のバランスは調整されている部分があるのだと、よく思います。

簡単に誰にでもできる料理を今日はご紹介します。

鉄板焼きで野菜を焼くだけ!これでもしっかりとした料理の一品。野菜好きの女性やダイエット中の人には嬉しいお食事です。


写真ではよく分かりませんが、この鉄板焼きで焼かれた野菜に極上のオリーブオイル、もちろんエクストラ・ヴァージンオイルでなくては価値がありませんが、お好みの香りのオリーブオイルをたっぷりとかけて食べるのが定番です。調味料も質のいいお塩、フロールデサルのようなものがベストです。

野菜の味と香りを十分に楽しめる簡単料理。
バーベキューの時に炭火で野菜が焼ければ最高ですが、鉄板焼きで焼くだけで野菜の甘みが強調され、オリーブオイルをかければ、一人で一皿ペロリ!病みつきになる美味しさです。

適した野菜は、ズッキーニやナス、きのこなど。
スペインではこの料理は誰もが好む一品なのですが、なんと冷凍食品もあるくらいの人気。
私はとても買う気にはなれませんが、独身の人は買って食べているようです。日本人には信じられませんよね。

chiho

2009年09月20日

早速ガスパチョ反響の声

『マイガーデン』発売と共に雑誌を購入し、早速もう2回もガスパチョを作ってくださったRIKAさんが、ご自分のブログですぐに体験談をアップしてくださいました。

ガスパチョに興味のある方、是非こちらのブログもご覧ください。

http://www.skip-kibun.com/2009/09/post_791.html


今日は他にもスイスの方から連絡があり、ロブレド・マデイラ家のオイルを使うようになってから、やはり花粉症などの症状が和らいでいると報告がありました。おまけにわざわざガスパチョのレシピを見るために、スイスからマイガーデンもアマゾン経由でオーダー。
有り難いお話ばかりで嬉しいです。

chiho

2009年09月19日

雑誌『マイ・ガーデン』でガスパチョとオイルを紹介

ガーデニングの専門誌『マイ・ガーデン』の最新号が、9月16日に発売となりました。その中で、パワジオ倶楽部が独占輸入しているシングルエステートオイルと、とっておきのスペイン料理『ガスパチョ』のレシピを紹介しております。興味のある方、是非お近くの書店へ。

オリーブオイルについては、ブログ内でできるだけ詳しくお伝えしている情報を、『マイ・ガーデン』用にまとめた記事を掲載していただきました。より多くの方に、優れたオリーブオイルを作りだすまでの手間と労力について知っていただけたらと思います。

ガスパチョは、スペイン料理が好きな方、お料理大好きな方ならば、誰でもご存知のような料理ですが、スペインにいても各家庭の味があり、決まった材料を使うものの必ずしもいつも美味しいとは言えないのが、この料理なのです。


私は長年スペイン中を旅しているので、夏になればどこに行ってもあるこのガスパチョを、ありとあらゆる場所で食べたのですが、満足できる味のガスパチョには実はなかなか出合えないのです。極普通の味のガスパチョは沢山あるのですが、『これは違う!』と思えるものは、材料がよいということも条件ですが、何よりも高品質のオリーブオイルとヴィネガーの味が決め手となります。

日本で紹介されているガスパチョのレシピは、オリーブオイルの量が少なすぎます!

にんにくの使い方も気になるところですが、『マイ・ガーデン』で秘密はしっかりと記してありますので、どうぞガスパチョの美味しいものを食べたい方は、御覧になってみてください。

簡単な料理ほど、ちょっとしたことで違いが出るものです。

chiho

2009年09月17日

そろそろ気になるオリーブのでき

パワジオ倶楽部のオリーブの実も早速黒く変化しだしたものがあると、先日報告をもらいました。日本では種類によっては、実が熟すのが早いのでしょうか...こちらではまだまだグリーンの状態です。

それにしても、そろそろオリーブの今年のできが気になるシーズンになりましたね。
オリーブ農園の様子をチェックしに行きたくてむずむずしています。

写真は2008年の9月末の様子ですが、現在大体こんな感じで実が美しく成っています。
このくらいの大きさのオリーブが一本庭にあると、こんな素敵な実りの季節が楽しめます。

オリーブの存在感にはいつも感動するのですが、こんな風に石壁をつくり、オリーブを植えるだけで誰もが憧れるような素敵な場所が出来上がり!

オリーブで空間を演出すると、暑い時も寒い時もたっぷりと1本の樹が楽しめます。

2009年09月16日

ヴィネガーを作っているところ

スペインで酒蔵のことはボデガBodegaと呼ばれています。
今回はパワジオ倶楽部で紹介している、『ソレラシステム』というシェリー酒を作る手法で作られているお酒を原料としている、ソレラヴィネガーのお話です。

スペイン南部、アンダルシア地方には古代から独特のソレラシステムで作られるシェリー酒が存在します。どんなシステムなのかというと、樽を3段4段と重ね、一番下の段に最も古いお酒が保存されますが、新しいお酒は上段の樽に少しずつ加えられ、時間の経過と共にだんだんと下の方へ移されてゆき、熟成されてゆくという方法です。勿論、すべて手作業で樽から樽へのお酒の移動は実施されますから、非常に手間がかかる作業としても有名です。

ソレラヴィネガーは、そんな一番下の樽で50年も保存されたヴィネガーが、うまく違う年数のヴィネガーとブレンドされたものになります。アンダルシアの空気と太陽が作り上げる絶妙の香りが特徴です。

オリーブオイル同様、パワジオ倶楽部でご紹介しているものは、基本的にすべて工房や会社を訪問し、クオリティーチェックをしていますが、特にメーカーの方々の人間性を知ることを重視しています。このボデガでも熱心にそれぞれのワイナリーのことや、管理者、使用機械のことなどを説明してくれました。

特に興味深かったのは、アンダルシアは女神信仰が強い地域なのですが、この町でも同じ。毎年イースターの時は、ボトルに特別な女神ラベルが作られ町で飲まれているのです。日本の神社などでもありそうな行事ですね。


オリーブの場合も同じなのですが、とにかくものすごい過酷な自然状況の中を生き伸びている植物から採れる実を採取し、オイルやヴィネガーに加工しているわけですから、途方もない自然の恵みが凝縮されていると思います。

ボデガを訪問した際には、アモンティヤードというシェリー酒の一種を振舞っていただきました。(ヴィネガーのテイスティングだけではむせてしまった大変なので)
アンダルシアの人々は、古代からあるこの独特な酒造法を、本当に誇りに思い大切にしていました。
ボデガのオーナーの表情に自信があることが、写真からもよく伝わると思います。

chiho

2009年09月09日

お祭りのおつまみオリーブ

スペインは夏祭りのシーズン。ニュースでは若者のお酒の飲み過ぎや、広場に集まって飲むEl Botellonという近所迷惑な騒ぎが問題になったりしています。

日本からスペインに来て皆さんが喜ぶ習慣のひとつは、タパスとかピンチョスと呼ばれるおつまみの習慣。アルコール入りの飲み物を頼むと、悪酔いしないように必ず小さいおつまみが付いてきます。これはアルコールとのセットになっていますので、無料というか頼まなくても出てきます。

先日、あまりにも暑いのでビールをあまり好まない私はシェリーを頼んだのですが、その時のタパスは特別色々ついてきたので、ご紹介します。


オリーブオイルと和えたトマトのサラダと山羊のチーズ、そして勿論、オリーブの漬物!
とくに美味しかったのは山羊のチーズ。思わずどこのものか尋ねてしまいました。
暑い季節オリーブの漬物は生活に欠かせませんが、昔スペインの内陸に住む人たちは、このオリーブの漬物のおかげでカルシウムを得ていたそうです。オリーブはカルシウムの吸収率を上げることでも有名。いいことばかりですね。

2009年09月08日

オリーブオイルの特徴について

オリーブオイルは調べれば調べるほど興味深い事が多く、皆さんに伝達したいことばかりです。
出来るだけ分かり易くいつも内容を考えているのですが、最近オリーブオイルの世界でも少し情報が増えてきているように思います。グルメショップにあるラベルなどには、以下のような言葉が登場することもあるようになりました。

『AFRUTADO フルーティ』
『PICANTE スパイシー』
『AMARGO ほろ苦さ』

これら3つの特徴が良いオイルの評価すべきポイントであり、特にフレッシュで優れたオイルの特徴でもあります。

春からパワジオ倶楽部でも、『AMARGO ほろ苦さ』に特にこだわったオイルの紹介を始めました。日本ではサラダ油のような何の香りも味もないタイプの油が主流なので、フルーティでスパイシーなオリーブオイルもご紹介するのもリスクを感じたのですが、想像以上に皆様がフルーティなものを好むことを発見いたしました。

私はこだわりを持ったメーカーさんに巡り合ってしまったため、ヨーロッパでも最近注目されたばかりの『ほろ苦さ アマルゴ』を強調したオイルに、ここしばらくすっかり魅了されておりますが、パワジオ倶楽部でもじわりじわりとファンを増しています。

この独特のほろ苦さは、標高が非常に高いところでオリーブ栽培されているために得られる独特の効果で、気温の上がり下がりと関係しています。オリーブは本当に不思議な神秘的な樹で、同じ品種でも土壌や標高が変わると味も旨味も変化しますし、雨量にもとても影響されます。私が受けた印象では、土壌や気候が厳しければ厳しいほど、素晴らしい香りと味を与えてくれるような気がします。


『ほろ苦さ AMARGO』が最大の特徴 キンタ・ダ・ウルゼ 500ml 3,400円


2009年09月07日

最新のオイル漏れ防止口

オリーブオイルを色々買っていますが、どれもオイルが漏れることが問題ではありませんか。口によって漏れが多少違いますが、とにかくちょっとした事で漏れてしまうのが、皆様も悩みの種なのではないでしょうか。

スペインでは、結構高いガラスのオイル用容器が幾つか販売されており、『絶対に漏れない!』というキャッチフレーズで販売されているものもあるくらいです。でも、容器のデザインとかを考えると、やっぱり好きなデザインでないと使わなくなってしまいますから、この漏れ問題は本当に解決が困難。


久し振りにスーパーで加熱用のオリーブオイルを購入したら、面白い最新の口がボトルの中についていました。この突き出ているプラスチックのノズルのような部分が、キャップを取ると出てきて、またキャップをすると凹むように出来ています。今のところ非常に順調で漏れが発生していません。

色々な企業がこの漏れ防止対策を考えているんですね。
これからもきっと色々な口が登場しますね。


2009年09月04日

パティオのオリーブ

昨日通り掛かった工事中のマンションのパティオに、素敵なオリーブとテラコッタの瓶がありました。オリーブもこのくらい古いものになると貫禄がありますね。1本だけで立派なシンボルツリーになり、パティオが憩いの場としての役割を果たします。

まだ工事中だったのですが、オリーブとアンティークのワイン瓶がフォーカルポイントになり、あとは建物全体の工事が終わったら、シーズンごとにパンジーやゼラニウムが可愛く植えられることでしょう。

こういうメンテナンスが少ないパティオは、エコガーデンとしても成り立っているので、これからもっと日本でも増えるのではないかと思います。水を大切にしながら、素敵なオリーブがあり、楽しい集まりがあればこれ以上素敵な庭は望めませんよね。


アンティークのワインやオイルの瓶もオリーブにぴったりと合いイキイキしているように見えました。

パワジオ倶楽部にあるアンティークの瓶も、オリーブの木を増やしてからより日本での居心地がよくなったように見えます。

Chiho

2009年08月30日

レストランにあるオリーブオイル

10日間ほど外出が続き、外食ばかりの生活だったので、最近のレストランやホテルなどでのオリーブオイルの様子をご報告します。

スペインでは、どこへ行ってもバターは出てくることなく、間違いなくオリーブオイルがテーブルに並んでいます。バターは頼んでも、『ありません』とはっきり言われるところが多く、圧倒的にオリーブオイルが生活に浸透していることが分かります。日本人にとっては[油]という意識が強いですから、最初抵抗があるのですが、しばらくスペインに滞在し、いろいろな料理を食べているうちに、ほとんどの人がオリーブオイルの美味しさを発見することになります。

写真のように、最近はオリーブオイルやヴィネガーのイメージが変わり、とてもおしゃれなボトルが増えているので、レストランに行ってもどんなオイルが置かれているかが楽しみなのです。しばらく前までは極普通のボトルに入っていたオイルが、こんな素敵なボトルに入れられると味まで良くなったように感じるので不思議なものです。そのくらい現在ヨーロッパではオリーブオイルの健康効果が見直されてきており、いろいろな形でオリーブも新しいスタイルで生活の中に入り込もうとしています。
(問題はボトルは透明で綺麗ですが、スペインのものすごい日差しの中で並んでいるこのオイル、有効成分はどんどん日光の影響で破壊されていますね。残念!)

こちらは昨年オープンしたばかりのパラドールというスペインが誇るホテル。パラドールは全国に100近いホテルを持ち、メインは歴史ある建造物。古城や修道院にリーズナブルな価格で泊まれます。

以前にもパラドールで使われているオイルについては掲載したのですが、御覧のとおり、各テーブルにオリーブオイル、もちろんエクストラ・ヴァージンオイルとシェリーヴィネガーが置かれています。オイルはアンダルシアのもので3種類くらいあり、ヴィネガーは1種類。パワジオでも薦めている大人気の古いシェリーヴィネガーです。

スペイン人の食生活を見ていると、ボリュームがあり、とにかく太るもの、身体にあまりよくないものが多いような気がしますが、この2つのアイテム=オリーブオイルとヴィネガーで、かなり体調を調整しているように感じます。

皆様の生活にも是非、この2つのスペインでの当たり前食品を取りこんでみてください。
簡単に体長が改良されるはずです。

こんなオイルの溢れている国スペインに居ても、私は旅行中かならずキンタ・ド・コアかキンタ・ド・ビスパードをペットボトルに入れ、漏れないようにアルミホイルでカバーして持ち歩いております。どこにもオイルはあるのですが、保存状態はわかりませんし、味もうるさくなってしまったので満足できません。健康管理のために使うオイルは、一級品と2級、3級では比べ物にならないので、信頼できるオイル、コアかビスパードを苦労して持ち歩いています。
肌の手入れにもオリーブオイルを取りこんでいるので、余計手放せないものになってしまいました。

2009年08月16日

Vizcantarはエココスメ

昨日ご紹介したスペインのコスメについて、大切なことを書くのを忘れていました。
このヴィスカンタルのコスメは、無農薬栽培で作られたエクストラ・ヴァージンオイルを使っていますので、エココスメと呼ぶこともできます。


安全でナチュラルなコスメをお探しの方におすすめです。

ハンドクリーム 税込1890円
リップクリーム 税込1890円

2009年08月15日

スペインのナチュラルコスメ、Vizcantarヴィスカンタル

しばらくエステとオリーブオイルの話が続いておりますが、本当にオリーブオイルの力は無限のものを感じております。今年の冬から試験的に販売が始まったヴィスカンタルVizcantarコスメも非常に好評で、本格的は販売を開始しました。

特に使用してみないと分からないコスメにつちえは、現地スペインでいろいろなものを試しておりますが、なかなか素晴らしい化粧品が並ぶ日本に伝えたいものには出会えません。

ヴィスカンタルは有名なオイルメーカーですが、数年前からコスメでのオイルの効果に着目し、自家農園で栽培されているオリーブから収穫されるエクストラ・ヴァージンオリーブオイルだけを原料とした、ナチュラルコスメを生産しています。

まず、使ったその日から気に入ってしまったハンドクリーム。

このクリームには、天然レモンのエッセンシャルオイルが使われているので、香りが癒しの効果を発揮してくれているダブル効果があります。一度このクリームを使い始めてしまうと、レモンの香りが心地よくてついついクリームに手が伸びてしまいます。

使用感もべたつかず最高!すぐに肌に浸透してしまいますから、軽いプロテクションを感じるだけで、クリームをつけているという感じが全くありません。特にこのクリームを塗っている感じがきらいな人にお薦めのクリームです。

2つめはリップクリーム。

こちらも原料はもちろんエクストラ・ヴァージンオリーブオイル。
100%ナチュラルなバニラのエッセンシャルオイルを使用。
あまり香りと共にくちびるを保護してくれます。

オリーブオイルは紫外線からも肌を守ってくれる効果がありますから、一年中使える優れものです。
是非一度お試しください。

ハンドクリームは、1800円。お得な大型。


2009年08月13日

オリーブグッズ

オリーブの木は捨てるところがないとよく言われますが、事実本当に捨てるところがありません。実は美味しいオイルになりますし、種は潰して肥料になったり、場合によっては燃料としても使われており、最近ではオリーブの種を使ったストーブなどが、地域によっては補助金まで出てその設置がサポートされているくらいです。

毎年剪定はされますが、大型の剪定は4,5年に一度だけ。太い枝がこの時に伐採されるわけですが、それは板に加工され色々なグッズに変身します。

パワジオで扱っているオリーブグッズは、特にドイツ人職人が作るものばかり。彼はスペインに来てオリーブの木に魅せられたそうで、各地でオリーブの木の質を調べ、最終的に黒いオリーブと呼ばれている品種の材木を使ってグッズを作っています。

当然ハンドメイドなので同じ形のものは2つとなく、特に綺麗に磨きあげられているところが彼のグッズの特徴です。

こんな素敵なオリーブグッズを加工する人だけあって、彼は名前もオリバー。生まれる前からオリーブとの縁が運命づけられていたような人です。

最も人気があるグッズは、彼がつくるオリーブのまな板。時々オイルを塗ってあげると、素晴らしい光沢を保つことが可能です。オリーブオイルを塗ってしまう人もいますが、他の植物性のオイルの方がお薦め。スペインでは麻の種からとれるオイルが好んで使われています。

秋には新商品を含めオリバーのグッズが再入荷となります。
リクエストしたいものがあるお客様、今ならまだ間に合いますので、パワジオ倶楽部にお問い合わせください。まな板などは、サイズにこだわりがある方、パワジオならば時間に余裕さえあればサイズ指定も可能です。

オリーブのまな板は、ひと前に出して自慢したくなるものなので、いろいろなサイズを揃えておいても素敵です。

2009年08月07日

オリーブを使ったおつまみ

今日は、この暑い季節簡単に出来る、オリーブの実を使ったおつまみをご紹介します。
スペインでも日本と同じように、近所付き合いといもの勿論があります。ちょっと、おすそわけのようなことを、こちらでも頻繁に行いますが、田舎では野菜や果物、何か大量に作った時など近所にくばって回ります。

私は御蔭さまである近所の人と親しくさせてもらっていますが、先日ランチに来るように誘った際、『おつまみですよ。』っと、いただいたオリーブの漬物やピクルスをメインとした、典型的なタパスと呼ばれるおつまみが可愛くて、簡単にできるのでアップさせていただきます。


作り方は極めてシンプル

材料は適当にお好みのピクルスやオリーブの漬物、ラッキョウのようなものも合います。
それに軽く茹でたエビやタコ。タコは酢ダコの方が暑い時期はお薦めです。
それを適当に串に刺し、最後にオリーブオイルとシェリーヴィネガーをかけて出来上がり。
シェリーヴィネガーの代わりに、寿司酢をかけても美味しいと思います。

パーティなどにぴったりのおつまみです。
夏休み、是非お友達を集めてスペイン式のタパスで楽しい夕げをお過ごし下さい。
このおつまみを用意すると、食欲がわきますので、料理は沢山準備した方がいいかな。

2009年08月06日

オリーブオイルと髪の手入れ

真夏の8月に突入しましたが、皆様いかがお過ごしですか。
スペインは猛暑が続いておりますが、北と南では相当気温が違うので、私はできる限り涼しい地方へ避難するようにしています。ここしばらくマドリードは40度以上の気温が続いており、連夜30度近いので眠れない人も多いと思います。日本とは違う暑さですね。

ところで、ここしばらくオリーブオイルとエステのトピックが続いておりますが、オリーブオイルの美容、健康効果は調べれば調べるほど驚かされるものがあります。

今日は今通っている恵比寿の美容院『クレームヴォラン』のオーナー美容師冨田さんが教えてくれた、オリーブオイルを使った髪のトリートメント法をお伝えします。

1.まずオリーブオイルを適量(手のひらでチェック)乾いた状態の髪になじませる。
2.1時間くらい放置する。
3.いつものようにシャンプー、リンスをして、しっかりと洗い流す。

これだけでOKなのです!

オリーブオイルは、通常のシャンプーのように必要な油分まで流してしまうことがなく、フケも出なくなるとか。髪がサラサラになるだけでなく、頭皮も保護されるので、ダブル効果。
1週間から10日に一度くらい実施すると効果的なようです。
是非、お試しいただきたいのですが、人それぞれなので、あくまでも自分の責任で納得してから実施してくださいね。肌に関わることですから、必ずどこかで試してみてから実行に移してみてください。



写真はマドリードにしばらく前にオープンしたカルボネルという世界一のオリーブオイル会社の、オイル専門店。いつも出来る限り新しくオープンするグルメショップやオイル専門店は、チェックしているのですよ。パワジオではどこよりも早く最新情報をお届けしたいと考えております。

2009年07月28日

オリーブオイルで健康管理

色々とオリーブオイルと健康についてコメントしておりますが、今日はよりオイルを飲みやすくする方法を一つ提案させていただきます。


すでに沢山の方が実践してくれているのですが、オリーブオイルをテーブルスプーン2杯くらい消費することは、健康管理のために奨励されていて、スペインなどでは特に外食が多い方や、内臓系が弱い人が実践しています。毎日続けていくと必ず効果がありますので、是非トライしてみてください。

一番いい飲み方は、朝一番にスプーンにオリーブオイルを一杯入れ、少しレモン汁を絞って飲んでしまうこと!驚きかもしれませんが、レモンを足すことでよりすっきりするので、美味しく続けられます。

オリーブオイルではどうもできないという方、レモンを絞ってトライしてみてください。

勿論、お味噌汁にかけたり、白いご飯にかけてもいいのですが、一番早く効果を確かめることができるのは、やはりそのままの状態を朝一で飲むことだと思います。
これは続けると老化防止効果もありますから、エステの一部と思って実行してみてください。
外からだけでなく内部からのトリートメントも非常に大切です。


お通じもよくなるはずですよ。

chiho

2009年07月17日

オリーブオイルと美容

最近エリカ・アンギャルという栄養士が書いた『世界一の美女になるダイエット』という本がベストセラーになっています。本の題名からだとダイエットのための本のように思えて買わなかったと思うのですが、友人から『オリーブオイルのことが詳しく書いてあるよ。』という友人からの一報で、早速購入させていただきました。

内容はダイエットというよりも、どんな食生活をしたら美容と健康、そして最終的にはダイエット、老化防止になるかというような内容で、目から鱗の情報がたくさんありました。

特にオイルについては、オメガ3、オメガ6、オメガ9という風に、美容と健康に役立つオイルを区分し、アボガドオイル、ごま油、イワシやサーモンに含まれているオイルなどと、細かく分類されていて説明があり、オイルについての正しい情報が本当に少ないことを実感しました。皆様、是非本を購入して、この辺のオイルについての情報は細かくチェックしてみてください。10年後に間違いなく差が出るそうですよ。

日本料理は油が少ないことで有名ですが、アンギャルさんがおっしゃるとおり油がなくては乾燥してしまうので、日本人にとって良質のオイルを摂取することは非常に重要です。パワジオ倶楽部で開催しているオイルのテイスティング会などでは、繰り返し指導しているのですが、サラダオイルやエコナなど普通のオイルは精製されている油であり、精製するということは加熱されています。また植物の種が原料。エクストラ・ヴァージンオリーブオイルは、果実=果物を搾って水分だけを取り除いた本当のジュース。最高級のシングルエステートオイルは栽培の段階から最大の注意と手間が掛けられているだけでなく、有効成分が失われてしまうような過熱は一切施されていません。キンタ・ド・ビスパードやキンタ・ド・コアはおまけに有機栽培もの。どのくらい理想的なオリーブオイルなのかは、使っていただければ確信していただけますが、日本ではまだまだオイル全般の情報が消費者に伝わっていないことが明らかです。

ただのオリーブオイルに変えても効果はあまり期待できません。本にも書いてありますが、上質のエクストラ・ヴァージンオリーブオイルでなくては効果はありませんので、皆様どうぞ気をつけてオイルを選んでください。内蔵の働きだけでなく、身体が全体的にうまく作動するための重要なエンジンオイルのような働きをしてくれる重要な食品です。

次回はオリーブオイルとエステについてお伝えします。


写真は昔のオイル圧搾工房の様子

このようなテラコッタの瓶にオリーブオイルは保存されていた時代もありました。

Chiho

2009年07月12日

パーティーのシーズンですね。

7月に入りスペインはすごい猛暑です。

日が落ちないと外にはとても出られないような陽気ですが、夜は星空も綺麗だし人が集まって楽しく過ごす時間が増える季節になりました。

そこで今日は、何もなくてもすぐに準備できるスペイン式の飲み会の様子をご紹介します。


まず、こちらの人が大切にするのは、ハンドメイドのソーセージ類。日本でもイベリコ豚は有名になりましたが、あれは一流品。一般的には、ハモン・セラーノと呼ばれる普通の豚の生ハムやチョリソ、サルチチョンと呼ばれるサラミの一種などが主流です。特別なおもてなしの時は、イベリコになることもありますが...

写真は我が家で突然のお客様が来たときによくするスタイル。

ソーセージ類は突然の来客のために必ず準備しておきます。これに美味しいパンとワインがあれば、誰もが喜んでくれますが、我が家では、必ず極上のオリーブオイルをテーブルに出して、その日の美味しい野菜なども食べられるようにしています。ちょっとしたレタスのサラダもおいしいオイルがあり、親しい人とのリラックスした会話があれば絶品になります。

これからのシーズン、愉しい夜をお過ごしください。

chiho

2009年06月27日

オリーブオイルのネット販売が始まりました!

日本はすっかり雨季に突入。私も10年以上体験していなかった雨季の湿気を体験し、改めて湿度の大切さを実感しました。数日前にスペインに戻ったのですが、あまりのドライさに参りました。1日ですっかりカサカサになり、どのくらい日本の気候がお肌にいいものか...早速使っているオリーブオイルの量を増やしました。(まだ紹介していませんが、極上のオリーブオイルはお肌の手入れにも重宝します。次回説明しますね。)

パワジオ倶楽部で大好評のシングルエステートオイルですが、ようやくネット販売にたどり着きました。これでよりたくさんの方にこのオイルの素晴らしさを知っていただけると思いますが、シーズンに合わせた簡単でお洒落なレシピもご紹介したいと思いますので、皆様是非サンワショッピングのホームページもご覧になって下さいね。オリーブオイルコーナーはまだ完成したわけでなく、これからもっと充実させて行きます。お楽しみに。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/sun-wa/olive.html

ところで、パワジオ倶楽部で実をつけていたオリーブ、すくすく大きくなっております。

皆様のオリーブはいかがですか。種類によって大きさも形も違うオリーブの実を眺めることは、とても楽しくて、毎日オリーブの様子をうかがうことがスタッフ全員の日課になっています。ちょっと時間があったり、涼しかったりすると、なぜか足がオリーブの方へ向いてしまい、引き付けられたようにオリーブの木に見入ってしまうようです。すごいですね、オリーブの魅力。とにかく、実がすくすく育つ様子は可愛いの一言!

キンタドコア

こんな素敵なガラスの容器に入れて使っています。

chiho

2009年06月11日

オリーブパンNo.2

オリーブ入りのスペインのパンをしばらく前にご紹介しましたが、今日はパワジオ倶楽部で料理講師をしてくれている山下春美先生のパンをご紹介します。

生地が非常に滑らかで白っぽいポルトガル風のパン。
ブラックオリーブの薄いかすかな紫色が、パン生地に馴染みほんわりと色をつけているのが最大の魅力。こんな微妙な色の美しいパンにはめったにお目にかかれません。

皆さんもこんなオリーブオイルとオリーブの実を使ったパンを焼いてみたくありませんか。6月19日のお料理教室ではパンと野菜、そしてバーニャカウダが登場です。

バーニャカウダの美味しいレシピは、特に感動的なものは門外不出が多く、今回のレシピは特別出場です!!!
まずいバーニャカウダで気分が悪くなった人、生臭い2度と食べたくないバーニャカウダに出会ってしまった人。今度こそ美味しいバーニャカウダに出会えます。絶対に参加してみて下さいね!

このソースはしっかりと保存すれば、6ヶ月は持ちますから、マスターしておくと非常に便利ですし、とてもお洒落。ヨーロッパで魅力ある男性は、テーブルセッティングからお料理の仕方までかなり詳しい事を知っています。日本でもそんな男性が増えて欲しいという気持ちを込めて、今回は教室を準備いたしました。

オリーブオイルで男性が素敵な料理を作れる生活、そんなライフスタイルをこれからも提案して行きたいと思っています。

Chiho

2009年06月08日

塩情報続編

前回、美味しいオイルに合わせるお塩の話をしましたが、今日はそんな伝統ある塩を作っている人たちをご紹介します。

塩職人のフェルナンドお爺さん。この地域で最も塩に詳しい方だそうです。隣にいるのがニコ、塩商人です。ドイツ人のニコは、ウィンドサーファーとしてここポルトガル南部にたどり着き、それから塩の世界に取り付かれてしまったそうでが、これだけ歴史ある塩田が近くにあったら、そうなっても仕方ないかもしれません。

パワジオ倶楽部でご紹介しているオリーブオイルもお塩もヴィネガーも、こんな風に全て現地でどんな人がどんな風に生産するかを確かめてから、ショップでご紹介しています。物が異常に溢れている日本で、本当に良いものを入手するのは大変困難なこと。少しでもバックでどんな工夫がされているのかとか、苦労があるのかお知らせしながら、歴史あるもの、守りたい伝統あるものをお届けしたいと思っています。

塩の花=フロールデサルは、塩田で薄い氷のように浮かぶ結晶を集めていますが、トラディショナル・ソルトは、15日毎にフロールデサルの下にある塩を、同じように手作業で収穫したもの。歯ざわりに違いはありますが、味を区別するのはとても困難!

フロールデサルは料理の仕上げ、トラディショナル・ソルトは調理にと、是非使い分けてみて下さい。

Chiho

オリーブオイルに合わせる塩

美味しいパンとオリーブオイル、そして旨みのある自然塩があれば、大変満足のできる食事ができますが、粉本来の味や風味を残しているパンを都会で発見することは至難の業。ヨーロッパでも都会と田舎のパンの味にはかなりの違いがあるもので、感動する美味しさのパンは、やはり田舎に多いようです。

パワジオ倶楽部で販売しているオリーブオイルを使うとき、是非、皆さんにその歯ざわりと旨みでより食事を豊かなものにしてくれる『塩の花』とよばれるフロールデサルを、オイルと一緒に試していただきたいので、今度はポルトガル南部アルガルベ地方へ足を運び、2500年以上の歴史ある塩田から古代の人々も評価していた塩を入荷いたしました。

フロールデサルだけでなく、調理用トラディショナルシーソルトの粗塩など数種類の塩を準備しました。オリーブオイルと共に、ふりかけのように使っていただきたいお塩なのですが、大西洋のミネラルたっぷりの旨みをテーブルに届けてくれます。

私はこの塩やオリーブオイルのように、食べるとその味の深みで、それが作られた場所の風景が目に浮かぶようなものが好きですが、この塩もそんな奥深さがあるものです。
是非、テイスティングにご来店ください。

写真は特製陶器に入ったプレミアム・フロス・サリス
これは毎年一番初めに収穫されたフロールデサルだけを詰めたもので限定品です。

塩田の様子

  
 

chiho

2009年06月06日

コンクール詳細

スペインマドリードには、世界で最も重要なオリーブオイルに関する機関、国際オリーブ審議会 International Olive Council 略してIOCというものの本部があり、昨日お知らせしたとおり、毎年エクストラ・ヴァージンオリーブオイルのコンテストが行われます。

今年は、エジプト(1社)、フランス(4社)、ギリシャ(14社)、イスラエル(1社)、イタリア(4社)、モロッコ(2社)、ポルトガル(25社)そして、スペイン(34社)合計85社の間で賞が競われました。

分野は大きく分けて2つ、グリーンフルーティー部門とライプリィフルーティ部門。ライプリィとは、熟したブラックオリーブの中でもフルーティなものという意味です。そして、その2つの部門をもっと細かくインテンス=ストロングフルーティとミディアムフルーティーに分けてオイルが分類されます。


ロブレド・マデイラ家が受賞した賞は次のものです。

2位
Intense Ripe Fruitiness
ストロングタイプのフルーティで熟したオリーブから作られたオイルの部門

3位
Medium Ripe Fruitiness
ミディアムな熟したオリーブから作られたオイル部門


特に3位は、パワジオ倶楽部で販売しているオイルをいつも掛かりきりで作ってくれているフェリペさんが個人的に受賞しており、どのくらい彼のセンスがオイル作りで重要であるか物語ってくれている賞で、私たちとしては特に嬉しい受賞です。

写真の人物がフェリペ

chiho

嬉しいニュース!

今日はポルトガルから一番嬉しいニュースが届きました。
ご存知のように、ロブレド・マデイラ家のオリーブオイルは世界でも有数の優秀なオリーブオイルで過去にも沢山の賞を受賞しております。その中でも最も権威あるオイルの賞(世界で一番重要と評価されています)は、マリオ・ソリーナスコンクールとよばれ、よくあるガイドブックとは違い、本当に価値のあるオイルが賞を受賞しています。

まだ、カテゴリーは分からないのですが、その中の2位と3位を獲得したそうで、オーナーのフェリペも大喜びでメッセージをくれました!

このオイルの良さは確信していますが、やはりマリオ・ソリーナスのようなコンクールで何度も受賞経験がある方々のオイルを販売できるという特権には、心からの喜びを感じずにはいられません。

6月には最新のオリーブオイルのテイスティング会も催しますので、是非皆様お立ち寄り下さいませ。今回は3つのカテゴリーにオイルを分け、より詳しくオイルの説明をするつもりです。これからの暑さを乗り切るための最適なレシピもご紹介しますので、前回参加なさった方でもまた違う楽しみ方ができるはずです。

写真は鈴なりオリーブ

パワジオのオリーブの実も成長を重ね大きくなってきています。
こんな鈴なりオリーブが出来る事を願って...

chiho

2009年05月30日

オリーブパン

オリーブを食材として使うお料理は限りなくありますが、ベーシックとして欲しいのが、美味しいオリーブのシンプルなパン。写真は私が気に入って食べているスペインのオリーブパン。簡単にどこにでもありそうですが、やっと発見しました。基本的に都会で美味しいパンを見つけるのは、スペインでは難しいのですが、最近パンの専門店も特にこだわりの多いところが出店開始し、数件マドリード市内にも出来ました。いつかご紹介したいと思いますが、オリーブの実が入ったパンは、5年ほど前くらいからよく見かけるようになり、美味しいと思えるものが簡単に入手できるようになったのは最近。

美味しいものが完成し浸透するまでには、やはり時間がかかるものです。

次回のパワジオ倶楽部でのお料理教室では、オリーブ入りのパンも扱う予定です。普通よりもたくさんオリーブを入れてもらって、独特のブラックオリーブの香りが漂うものにしてもらおうと思っています。生地をこねる時の塩もポルトガルのフロールデサルを使ってもらいますので、味により旨みが出るのではないでしょうか...

Chiho

2009年05月26日

2008年産オイル到着!!!

やっとしぼりたてオイルが到着いたしました。
今回ポルトガルからスペインで荷物をまとめて届いたのですが、2国間の間で他の商品と時間を合わせて出荷しなければならないので、相当最後は大変でした。予定していたトラック便に乗り遅れたものもあれば、週末も作業を継続してもらったものまで、とにかく無事届くと嬉しいものです。

それにしても昨日は、書類上に数箇所通関業者のミスがあったらしく、私達は定刻に荷物を引き取りに行ったのですが、結局3時間以上待たされやっと夜8時近くになって戻ることが出来ました。でもおかげさまで夜は風があり涼しかったので、スタッフ全員参加、会社寮に戻ってきていた若者も3人ほど捕まえて助けてもらったので、あっという間に荷物は倉庫へ収まりました。
明日は検品。そしていよいよ店頭に並びます。

オリーブオイルに関しては、メーカーの自信作であるビターなオリーブオイルも入荷したので、特にそちらについてはお客様の反応が楽しみです。

オイルの他にも、今回はオールドヴィネガーや塩の華フロール・デ・サルと呼ばれる特別な海塩なども入荷しましたので、是非皆様テイスティングにいらしてください。

ハンドメイド手描きの定番スペイン陶器も水曜入荷予定。
パワジオ倶楽部オリジナルデザインのプランターや、オリーブモチーフコレクションなども登場しますので、週末にかけて全商品店頭に出せると思いますので、是非お出かけ下さいませ。

chiho

2009年05月24日

オリーブ盆栽の延長線…

日本庭園はヨーロッパでもファンが多い贅沢な庭として有名です。結構、砂利を使った枯山水もどきの庭は、ミニマルなインテリアが主流の頃見かけました。スペインの場合は、以前盆栽を本格的に趣味にしている首相がいたので、盆栽もかなり流行したのですが、庭木にまで日本風の剪定を施すことはあまりありませんでした。しかし、先日オリーブが日本風にアレンジされたものに遭遇してしまいました。

造園をしていた父を持つ私にとっては、異様なものだったのですが、まぁ剪定した部分が自然に延びてきて、職人さんの腕が上がればなんとかなるのかなぁ???という感じの奇妙な姿でした。


オリーブは地方によりかなり剪定方法が違うので、その木の形の違いなどを見て、なぜこういう形なのか追求することが興味深いのですが、この写真のようなものは鑑賞用ですから、実がなったらどんな風になるのか想像してみましたが、あまり好ましい姿ではないような気もします。何年か経過したら判断を下せると思うのですが、既にこの姿になるまで時間をかけていると思うので、嬉しそうに見せてくれた方には、『日本風ですね。』とだけ一言コメントして帰ってきました。

お世辞にも素晴らしいとはいえなかったのですが、あちらはニコニコと喜んでくれました。

Chiho

2009年05月21日

アンダルシア・ハエン県のオリーブ農園訪問

オリーブオイルを知るために、オリーブ農園訪問は欠かせません。先日も品評会の後に、どうしても行っておきたかった農園を訪問してみました。オリーブ栽培は、地域地域で独特の特徴があるので、直接伺い質問することを大切にしています。

  

通常、農園訪問をすると必ず埃まみれのジープに乗せられ、山を登ったり降りたりしますが、今ちょうどハーブやオリーブの花が満開だったので、非常に気持ちのいい埃だらけの一時が過ごせました。今回案内してくれたルイスさんの話では、ローマ人がこの地域のオリーブ栽培には大変貢献したそうですが、彼らは非常に勤勉で既にオリーブ栽培に重要な色々なことを知っていて、実際実践したそうです。


オリーブ農園を作るための土地選びに欠かせなかったことは、地域に野生のオリーブが生息しているということ!上質オリーブオイルを得るための決定的な条件になるそうです。


農園を管理しているフェリペさん 61歳


そのため伝統ある農園の敷地には、沢山の野生オリーブ品種『アセブッチェ』が存在しますが、興味深いことに、この品種と一緒に新しい品種も混ざって成長しており、自然の不思議がオリーブ畑でも存在することが確認できました。アセブッチェは成長するのに大変な時間がかかり、実は小さいので、薬用が多いのですが、あの有名なオペラ歌手パヴァロッティは、アセブッチェのオイルを飲んでいたそうです。納得できますね。

この農園はほぼ10万本のオリーブを栽培しており、昔はひとつの町のようだったそうです。現在も20名ほどの労働者の方が生活していますが、今のような機械化が進む前は200名ほどの人が生活を営んでいたそうです。写真の男性はこれから水遣り用のホースを地中に埋め込みに行くと言っていました。この水遣りホースもはじめの頃は木に吊るしてあったのですが、最近ではそれが埋め込まれるそうです。水も出来る限り無駄がないようシステム改良が進んでいるそうです。それにしてもすごい数のオリーブですから、作業も気が遠くなります。


アンダルシアでもオリーブは美しい花を咲かせていました。

この調子だと今年も豊作のようです。


chiho

2009年05月20日

3星レストラン『カンテサンス』

しばらく前からパワジオ倶楽部で販売しているシングルエステート・オリーブオイルは、今東京でもっとも予約が取り難いフレンチレストラン『カンテサンス』で使っていただいております。行きたくても皆さん何ヶ月待ちというレストランなのですが、お友達の配慮で早速訪問することが出来ました。

シェフの岸田さんはなんと34歳で3星シェフ!普通だったらやっとひとつ星がもらえる年齢ですから、彼の料理の良さは今一番注目されている理由が想像できます。

さて、今回特別にキンタ・ド・コアを使っていただいた逸品は、塩とオリーブオイルで味付けが行われる山羊のヴァヴァロア。なんとも意外なお料理ですが、日本産山羊のお乳から作る極上の逸品で、岸田シェフご自慢。わざわざフランスからオイルを取り寄せていると聞いていたので、私たちのオイルでこの一品を試していただけることは大変な光栄です。ディレクター兼ソムリエの小澤さんは、次のように語ってくださいました。『オリーブオイルには特にこだわっておりまして、各地を捜し歩き、たくさんのものを試したのですが、このオイルには驚かされました。』と、心からこのオイルのことを褒めてくれました。私たちも数万キロもオイルを探して走っておりますが、こういう共感し合える出会いがあるからこそ止められません。

肝心なお料理ですが、ヴァヴァロアの上にかけられているのはユリ根。フランスにはない和菜との独特のコンビネーションが楽しめます。それにキンタ・ド・コアがフロール・デ・セルと呼ばれるフランス・ゲランド産塩と絶妙なマッチで注がれており、メニューの中で一番印象に残るお料理でした。


また今回岸田シェフはポルトガルのお塩を、低音長時間ローストの豚ローストで使ってくださり、これもまた独特の手法のローストで、一味違った和豚を楽しませていただきました。スペインでもここ数年低音処理の肉料理は人気なのですが、岸田シェフのローストは抜群の焼き上がりで、今度は別な肉を試してみたいと思う方が後を絶たないことでしょう。

食材は彼のような感性のシェフにかかると、新しい息吹を吹き込まれますが、キンタ・ド・コアも生き生きとヴァヴァロアと共に黄金のような輝きを放っておりました。
岸田シェフのセンスに脱帽!

chiho

2009年05月19日

オリーブ品評会

先週世界一のオリーブオイル産地スペイン・アンダルシア地方で開催されたオリーブ展へ行って来ました。この種のオリーブに関するイベントとしては、スペインで最も重要なものなので、ありとあらゆるオリーブに関する商品が販売されていました。最新オリーブの苗の品種から、オイル圧搾用の機械、トラクターなど、専門農家の方々もたくさん参加していました。

勿論、私が特に興味を持っていたのはオリーブオイルだったので、殆どオイル品評会への参加となってしまいましたが、地中海沿岸をメインとする主要産地のオイルが試飲できて大満足!試飲の出来るオイルは140種類あり、香りをかぐだけで魅力あるものから、拒否反応を覚えるものまで色々。でもレベルはとても高いオイルばかりで、オリーブ業界のレベルアップを実感しました。但し、ガイドブックなどで有名なオイルは、今回も印象が悪く、一体ガイドブックというものは、どれを信用したら良いのやら・・・私はやっぱり自分の目で農園や圧搾所を確かめて、作り手を見ないと信用できないタイプのようです。

美味しかったオイルはやはりスペイン、ポルトガル、イタリア、そしてプロヴァンス地方のものが主なもので、モロッコやチュニジアのものはまだまだ改良余地が一杯という印象でした。クロアチアのオイルも香りはとてもよいものがありましたが、感動するものはありませんでした。

オリーブオイルの世界は本当に深いですね。パワジオ倶楽部で販売しているオイルの品質の高さは改めて確認できました。これからも自信満々でお勧めできそうです。

Chiho

2009年05月08日

ワインの樽

スペインやポルトガルでは大量のワインが生産されていますが、ワインの樽は一定の期間使用した後は、ヴィネガー用の樽になったり、安いワイン用の樽に変身したりと色々使い道があります。最後に行き着くのが写真のようなプランターで、とても好ましい環境を美しくしてくれるリサイクルだと思います。

オリーブという樹は無駄な水を必要とせず、水のあげすぎは樹を枯らせてしまう原因になるので、このようなワイン樽を使うには理想的な樹です。勿論、年に一回くらいはニスを塗ってメンテナンスをすることをお勧めします。日本では気候がかなり違うので。

それにしてもどのくらいの大きさのオリーブまでプランターで育つのか、懸念される事なのですが、かなりの大きさのオリーブまで樽で元気に育ちます。それを実証しているのが、今回アップした写真なのですが、多分50年は軽く生きている樹だと思います。肥料と適度の水さえきちんと与えてあげれば、こんな風に元気な姿を楽しませてくれます。


パワジオ倶楽部にしばらく前から並んでいるワインの樽は、ポルトガルでポートワインを作った後、ヴィネガー用に使用され、その後日本に届きました。

庭になるスペースがなくても、こんな風にオリーブをアレンジすれば素晴らしいコンテナガーデンの出来上がりです。

chiho

2009年05月07日

オリーブの手入れ

オリーブ畑はつい先日まで剪定が実施されており、大きな農園では枝を燃やしている様子がしばしば見られましたが、あっという間に夏のような気温になってきたので、剪定も終わりでしょう。

オリーブの古いものは、どんどん根っこが盛り上がって地面から出てきてしまうようで、土を根っこの周りに盛ることも大切な作業のひとつになっています。300年、400年、500年ものなど、あまり古くなると生産率が下がるので、好まない農家も数多くありますが、勿論、古いオリーブを大事にしているところもあります。

日本にはまず無い古いオリーブだけが植わっているオリーブ畑。
オリーブの生命力には感動です!

chiho

 

土で保護されたオリーブ

根っこがどんどん上昇してきている様子が分かります。

2009年04月30日

オリーブが不滅の樹と呼ばれる理由

古代からオリーブが神聖な樹であったことは有名な話ですが、いろいろな理由が考えられます。ギリシャ神話などを読めば、アテネのシンボルツリーとして万能薬であったオリーブが、非常に重要であったことも分かります。

21世紀に生きている私たちが直接その神聖さを確認できることもあるので、今日はそれについてお伝えしたいと思います。

オリーブの苗を植えた時、その時期を間違ってしまったり、水をやり過ぎて苗を枯らしてしまた方は数多くいらっしゃると思います。オリーブはものすごい生命力を持っている樹なので、死んだように見えてもほとんどの場合、それなりの対処を継続すれば復活するか、死んでしまった幹の下から新芽が出てくるのです。

その良い例を先日ある修道院で発見したので、その写真をアップしますが、これはもう相当時間が経過している復活の結果です。黒くなって枯れているのが昔のオリーブの樹の幹。その両側に白っぽい木肌を持って元気に伸びているのが、新しく出てきたオリーブ!信じられないような光景ですが、サイズに関係なくオリーブはこのような特徴を持っています。もし枯れてしまったようであれば、まずは枯れ枝を排除(剪定)し、根をしっかりと守ってあげる作業をしましょう。継続して適切な世話をしてあげれば、このように復活する可能性が非常にあります。

  


古代の人々にとっては、さぞ神聖な光景であったことでしょう。キリスト教の世界でもオリーブは聖なる樹ですし、地中海沿岸の地域では昔からオリーブの木陰に女神が現れることが多いのも偶然ではありませんね。

Chiho

2009年04月25日

ケネディ家にもあるオリーブのロッキングチェアー

パワジオ倶楽部で人気のオリーブの木を使ったロッキングチェアーですが、デザインは伝統的なもので、少なくとも200年くらいの歴史があるそうです。100年くらい前のものなら、まだ使っている家庭も多いとのこと。座面を貼りなおしてスペイン南部では大切に使い続けられています。

使っている内に独特の蜂蜜色になってくるのがオリーブウッドの特徴ですが、人によっては濃いニスを塗ることを好む人もいます。インテリアの色合いによって好みの色がオーダーできることも、このような手作り家具工房の魅力です。


スペインではこのくらいの時期から、ロッキングチェアーもテラスやベランダに運ばれ、夕涼みや昼寝に使われるようになります。冬は暖炉やストーブの近くで、手仕事をしたり読書をしたり、これからのシーズンはアウトドアで欠かせない椅子になります。

ロッキングチェアー1客で、ライフスタイルも変わるかも...

※1客あたりの価格:78,750円(税込)


chiho

2009年04月20日

キンタ・ド・コアが生まれる地域

パワジオ倶楽部で販売されているシングルエステートオイルは、理想的なオリーブ栽培地域で生まれますが、農園自体がコア渓谷と呼ばれる、ユネスコに保護されている世界遺産としても重要な区域内に存在します。

コア渓谷には、先史時代の岩絵遺跡群が残っており、ポルトガルで発見された旧石器時代の岩絵の残る野外のものとしては最大級の遺跡であるだけでなく、世界的にもその広さと数の多さでまれに見る遺跡です。

  

1万年から2万年前の馬、牛、他の動物、人物、抽象的な図像などの数千に及ぶ線刻画から成っており、1995年からは、考古学者のチームが、この先史時代の岩絵群の研究と分類を続けており、いくつかのエリアで観光客を迎え入れるために、公園も設定されています。

今年3月私もいよいよこの遺跡を考古学チームの専門家の説明のもと見学することが出来ました。普通なら40分程度で終わってしまうこのような見学が、ここでは2時間半におよぶ長いもので、とても勉強になりました。

これだけ多くの図像を旧石器時代の人々が残したということは、この地域が昔から神聖な地域であったということも考えられ、それぞれの図がシンボルとして何かのメッセージを伝えていると専門家が語ってくれました。

  

2万年前から特別な空間であったこの地域で、素晴らしいキンタ・ド・コアが生まれているということだけで、私は天に昇ったような気分になり、オイルを試すたびに特別な感情が湧いて来てしまいます。

 


写真はよく分かり難いかもしれませんが、馬などいくつかの動物が描かれている線刻画です。小さいものから実物大のものまであり、いろいろな方向から見るために描かれていたことが分かります。

キンタ・ド・コアのボトルキャップには、この岩絵デザインが使われています。このオイルを作っている人たちが、土着のオリーブの木を大切に栽培し続けている理由が分かりました。

chiho

2009年04月15日

オリーブオイルが結婚式の引き出物!

京都のプリントデザイナーのお友達が結婚式の引き出物として、キンタ・ド・ビスパードを選んでくれました。彼女はヨーロッパをよくご存知の方なので、素晴らしいシングルエステートオイルの話をしただけでインスピレーションを感じてくれたらしく、『引き出物に理想的!』と、すぐに決めて下さいました。インビテーションなどかなり和紙を使っているとのことで、オリーブオイルのラッピングもパワジオスタイルで和紙のコンビネーション。写真のような素敵な贈り物が完成しました。

きっと皆様が喜んで下さるでしょう。

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オリーブオイルは贈答品としても最高に喜ばれます。私は世界一のオリーブオイル産地のスペインで、このポルトガルのオイルをよくプレゼントに使っています。誰もがこの味には驚嘆!スペイン人は自国のオリーブオイルが一番美味しいと思っていますから、こういうプレゼントは特に驚きのようですが、心から皆さんオリーブオイルを楽しんでくれます。

勿論、私も継続して色々なオリーブオイルを試しています。最近はオリーブの木の種類別でオイルが販売されていますが、なかなか感動するものには出会えないのが事実。素晴らしいパッケージデザインだけは、スペインには膨大にあふれていますが、やはり勝負は中身!感動するオイルに出会ったら離せません。

chiho

2009年04月12日

オリーブ模様の陶器

前々からプランニングしていたオリーブ模様のパワジオ倶楽部オリジナル陶器が完成しました。伝統工房で新しいスタイルのものを作ってもらったり、絵付けを変えてもらうのにはかなりの交渉と時間が必要ですが、なんとかここまでたどり着きました。

オリーブの葉や実の微妙な色は、これからも話合ってバリエーションを作っていこうと思っていますが、まずは新鮮な感じのコレクションが完成したと思っています。工房の絵付け師エミリオさんも、色々試してくださり6か月以上完成までに時間がかかってしまいましたが、これからが楽しみとこの仕事にやりがいを感じてくれていました。

テラコッタプランターも新作です。可愛い星型の模様入りのプランターが数種。これもこの形になるまでかなり大変なものがありました。特に模様を入れるのに苦労してくれている型作り専門の方は、無口で何も言わずにいつも仕事をしてくれ、まるで日本の職人と付き合っているようです。

私が頼んだ新しいフォームの鉢は、半分以上が焼いている途中で亀裂が入ってしまうのですが、まだその原因がわからないそうで、もう少し試してみるということです。ひとつのものを完成させるには、時間とやはり努力が必要なものです。

5月末には店頭に並ぶ予定ですので、どうぞ皆様のオリーブもこんな器に植えてみてください。表情がガラッと変わると思います。

また、この工房の焼き物は、どれも1000度以上の温度で焼かれていますので、安いホームセンターなどで販売されているテラコッタ鉢のように、ひと冬でもろくなってしまったり決してしませんので、どうぞご心配なく。


Chiho

2009年04月09日

無事2008年産のオリーブオイル出荷となりました!

ようやくポルトガルからスペイン経由で、シングルエステートオイルが出荷となりました。
今年のオリーブオイルは10年ぶりくらいのヴィンテージオイルと呼びたいようなものが完成したそうです。

5月中旬から下旬には、パワジオ倶楽部店頭に並べることができると思いますので、皆様どうぞお楽しみに。

今回の荷物には、オリーブオイルとの相性が抜群のスペイン産年代物ヴィネガーなども含まれており、より健康で楽しい生活の脇役となってくれるものが加わっています。ポルトガル南部の海塩からできる『フロール・デ・サル』と呼ばれる、非常に貴重な塩の花結晶も登場しますよ。

写真は、日本に送られるオイルのボトリングの様子。
1本1本手作業でチェックが施されています。スタッフの女性たちも地元の親切な人ばかりでした。

Chiho

2009年04月02日

オリーブオイルと花粉症

目は真っ赤に腫れるは、喉は痛くなるし、鼻水も止まらない、くしゃみも止まらない、鼻づまりなど、このシーズン花粉症で苦しんでいる方は沢山いると思います。多くの方が、体に悪いと知りながら強い薬を飲んでいるようですが、眠気の問題や早朝ののどの痛みなど、本当に苦痛の季節のようです。

そんな皆さんに今日はグッドニュースです。エキストラバージンオイルで80%花粉症の症状がよくなるというのです。その原因は最上級のエキストラバージンオイルに含まれる喉にピリピリする成分。全ての炎症を抑えてくれるそうです。

我が家では主人が重症の花粉症患者でしたが、食事改善などで、毎年症状は軽くなって来ていたのですが、オリーブオイルを追加したことで、その症状はますます改良されています。

信じられないかもしりませんが、是非 困っている方は 薬を飲む前にパワジオ倶楽部で販売しているシングルエステートのオリーブオイルを、 スプーン一杯 朝 昼 晩 飲んで見て下さいませ。人によって効果は変わりますが、3日続ければなんらか変化があるそうです。

効果があった方、是非報告して下さいね。オリーブオイルはやはり古代からの万能薬なのでしょう...


写真はスペインの有名な国営ホテルパラドールのオリーブオイル。
数年前からパラドールの朝食には、こんな風に2種類のオイルが並んでいて、香りの違うオイルを楽しめるようになっています。勿論、誰もが健康によいことを知っているので、スペイン人の場合ほとんどがオイルを使用し、バターは使っていません。


chiho

2009年03月31日

オリーブの漬物

皆さん、オリーブの実は漬物と同じように販売されているって知ってますか。最近、東京のデパートなどでも量り売りがあり、オリーブの実を食べることはとても身近になりましたが、まだまだその種類では地元にかないません。

スペインでは地域によってそれぞれ違う漬け方がある上、漬物ですから各家庭での伝統レシピもあり、漬け方は数限りなく存在します。市場などに行くと新漬けタイプのものから、古漬けのようなオイル漬けまで、いろいろなものとミックスされたオリーブが販売されています。オイルと同じように、オリーブの木の種類で実の味が違いますから、いろいろな食感を楽しめます。

これから気温が上がり暑くなってくると、益々オリーブは食べたくなります。いつかパワジオ倶楽部でも美味しいオリーブの漬物が紹介したいと思ってます!


それまで、今年は是非オリーブを実らせ漬物を作りましょう。そのためにはまず花を咲かせないといけません。育て方について、質問がある方、パワジオ倶楽部にどしどしお越し下さい。

chiho

2009年03月25日

2000年前のオリーブの樹

地中海沿岸には、2000年以上経過しているオリーブの樹が今でも結構残っています。オリーブは時間が経つと樹の幹が割れていくので、年齢測定も困難なのですが、専門家は大体の年齢を計算してくれます。

写真のオリーブの樹は、およそ2000年前のもので、周囲にはほかにも古いオリーブが存在します。この品種はマンサニーリャ、日本でマンサニロと呼ばれているタイプのものだと思いますが、同じマンサニロも地方が変わると多種特徴も変わるらしいので、日本のものは別物かもしれません。

このオリーブの樹が存在する場所は、ローマ時代からオイルの生産が盛んだった地域。今でもオリーブ圧搾所の跡があり、ローマ時代の神話の世界にタイムスリップしたような気分になります。2000年以上経過した今でもオリーブは栽培されており、美味しいオイルが最新の機材を使って絞られていますが、間違いなくオイルの品質は現在の方が優れています。オリーブ作りに欠かせないことの一つは、完璧な清潔さ。優秀な圧搾所では、オイルの香りはまったく残っておらず、大量生産の工房との違いが明らかです。

最近、パワジオ倶楽部でもシンボルツリーとしてのオリーブが人気ですが、確かにオリーブの樹が一本でもあると庭の表情は変わり、不思議なエネルギーが投入されます。ヨーロッパでもオリーブはとても人気があります。

写真は、ある素敵なオリーブの樹がシンボルツリーになっているお宅の様子。
オリーブの樹の下でお茶を飲んだり、食事をすることは、これからの季節この上ない至福の時間となります。

chiho

2009年03月16日

2008年のオリーブオイル

2月に出来上がったばかりの2008年もののオリーブオイルを試飲して来ました。10年ぶりぐらいの素晴らしい出来ということを聞いていたので、とても楽しみにしていたのですが、予想以上の芳香でした。キンタ・ド・コアやビスパードの上品の香りが、よりフレッシュに感じられ、一日も早く日本に届くよう早速オーダーして参りました。

2008年のオイルは、カットしたばかりのグリーングラス(草)の香り、グリーントマト、アーティーチョークの風味が強く感じられました。オリーブ農園の中にある大量のアーモンドの木から採れる実の香りも、もっと時間が経過すればより分かり易くなるのかと思いますが、日本で販売されているカリフォルニアのアーモンドと、スペイン、ポルトガルにあるアーモンドは全く違う種類なので、いつか皆様にもこのアーモンドの味を試していただきたいと思っています。生のアーモンドのなんとも言えない風味も間違いなく、このオイルには凝縮されていました。

写真は、いくつかの農園のオイルを試飲している様子です。この男性がフェリペさんでオイル作りの責任者。機嫌が悪そうな顔をしている理由は、秘書の方の気がきかないから。この二人のやり取りを見ていると笑ってしまうのですが、田舎の女の子と都会の男性が口論しているような感じです。こんな素朴さが、この上なくナチュラルなオリーブオイルにも反映されているように思いました。

オリーブの実もまだ残っていました。
ここのオリーブは本当に健康的で可愛いです。こんな小さいオリーブの実からコアやビスパードのオイルは生まれて来るのです。

chiho

2009年03月07日

オリーブオイルの『クパージュ』とは。

オイルの世界にはワインほどではありませんが、いろいろな大切な言葉が存在します。
それぞれの言葉を多少しらないと、ラベルなどを読んだ時に意味がわからないので、知っておくことが重要になります。

スペインでは、アルベキーナという品種のオイルが非常に高く評価されていますが、私個人としては有名なものを試しても、単一品種のオイルについては、今だにそんなに感動するものには出会ったことがありません。逆に、数が非常に少ないのですが、2種類から3種類の違う品種のオリーブを、専門家=カタドールが何度も何度もテイスティングしながらブレンドが行われた『クパージュ』タイプのオリーブオイルには、心から感動するものに出会っています。

絶妙なバランスでブレンドされたこのようなオリーブオイルは、非常に高価で普通のエクストラ・ヴァージンオイルの2倍ほどの価格になるのですが、それは製造時に大変な手間がかかっていること、最大の努力でそれぞれの品種の特徴が守られているからで、無理のないことなのです。

勿論、パワジオ倶楽部がセレクトしたキンタ・ド・コアもキンタ・ド・ビスパードも、ポルトガルが誇る『クパージュ』タイプのエクストラ・ヴァージンオイル!身近にこんなに手間がかかり、おまけに地球にやさしい農産物があることは、とても幸運なことなんです。スペインでもポルトガルでも、このようなオイルの存在はまだまだ未開。

実際、スペイン人にこのオイルを紹介してあげると、よく驚かれます。誰もめったに出会うことができないオイルですし、このコストパフォーマンスには脱帽です。

どのくらい苦労してオリーブ農園が守られているか、少しづつ皆様にご紹介できるよう出来るだけ農園を訪問しようと思っています。次回は2008年物が完成したので、それについてのご報告になります。

写真はオリーブの漬物を必ず備えるスペインやポルトガルのおつまみの様子

Chiho

2009年03月01日

アーティチョークという野菜

オリーブオイルを気に入って下さった人がたくさんおり、1か月も経過していないのに、かなりのリピーターのお客様がご来店下さっています。嬉しいですねぇ~。シングルエステートオイルの素晴らしさは、繊細な日本人の味覚にはぴったりだと思っていたのですが、予想以上の結果が出ていて本当によかったです。これが健康のためにもなるオイルであるということが、納得できるオイルでもあると思います。

今日はオイルのテイスティングにご来店いただいた方からの質問についての答えです。専門家のテイスティングデーターの中に『アーティチョークの香り』というコメントがあり、それがどんな野菜なのか知りたいとのお話がありました。

地中海沿岸の国々、イタリア、スペイン、ポルトガル、そしてフランスなどでは一般的な野菜ですが、古代ギリシャ・ローマ時代から上品な野菜としてアスパラガス同様アーティチョークは高価なものでした。
問題の味は、好き嫌いがあるとは思いますが、グリーンの風味が強くとてもフレッシュ感の強い野菜です。なんとも表現するのが難しい野菜と花の中間のような、マイルドな香りもします。
通常、あざみの一種ですから、芯の部分だけをゆでたり蒸したりして食べますが、生で食べても非常に美味しいものです。外側は繊維の多い野菜の食感ですが、心臓部はジャガイモのような根菜にも似ています。

これから夏にかけて市場に必ずあるような野菜ですが、日本では江戸時代に伝来はしていても気候が合わずに生産にはあまり至っていないようです。時々見かけると、1個単位で販売されていて、高級野菜扱いです。

学術的には、アーティチョーク(Artichoke、Globe artichoke、学名Cynarascolymus)は、キク科チョウセンアザミ属の多年草。

写真は皮をむく前の状態。収穫は花が咲く前に実施されるのでつぼみを食用にします。
花が咲くと巨大なアザミの花そのもので、とても美しいものです。

こんな野菜の風味が、キンタ・ド・ビスパードのオイルには察知できると言われています。アーモンドの香りとアーティチョーク、聞くだけでオイルが魅力あるものだと想像できます。

Chiho

2009年02月26日

オリーブを守るアーモンド

2月になると各地でアーモンドの木が開花します。アーモンドはバラ科サクラ属の木だそうで、道理で花は桜そのもの。スペインで生活する私にとって、この季節は日本の4月のお花見の季節同様、あちらこちらに存在するアーモンドの大木を見に行くことが習慣になっています。

有機栽培のオリーブ農園では、アーモンドを一緒に栽培するとオリーブへの害虫の被害が防げるそうで、オリーブとアーモンドは昔から共存していたようです。スペインでアーモンドの栽培を広げたのはアラビア人。彼らは果樹園を非常に大切にしていたようで、アラビア式の庭は必ずアーモンド園、オレンジ園など果樹を楽しめるようになっていました。オリーブ農園にアーモンドを一緒に植えるという知恵も、どうもアラビア人のもののような気がします。

この季節遠くの山の雪景色を見ながらアーモンドを眺めることは、雪景色に桜?日本では見かけないコンビネーションなので、大自然の素晴らしさを再確認するチャンス。是非、皆さんにも楽しんでいただきたい風景です。


ところで、オリーブ農園では剪定が盛んに行われる時期です。あちらこちらで剪定が行われ、大農園の場合だと遠くから枝を燃やしている焚き火の煙が見え、これもこの時期の風物となっています。
先日遭遇した剪定の様子をご紹介します。この剪定のやり方次第で今年の実りが決まりますから、とても重要な仕事です。農園によっては2年に一度剪定しているところもあるようですが、普通は毎年。あなたのお庭のオリーブの剪定もどうぞ気をつけて実施してください。間違えると実のなる枝をどんどんカットしてしまいます。

オリーブの育て方や剪定の仕方をもっと知りたい方。3月15日にパワジオ倶楽部で開催されるオリーブ専門家、岡井路子さんのセミナーに参加してみてください。豊富なオリーブ情報が得られますよ。

Chiho

2009年02月23日

オリーブオイルを作るロボレド・マデイラ家

あっという間に2月も後半に入り、ミモザやアーモンドが開花。春が近いなぁと実感できる小春日和がスペインでは続いております。また寒さが戻ってくること間違いなしなのですが、このしばらくの温かさを誰もが外へ出て楽しんでいます。

1月にパワジオ倶楽部に到着したオリーブオイル、たくさんのお客様に楽しんでいただいております。今日はどんなファミリーがこのオイルを作っているのか、もう少し説明させていただきます。

ポルトガルで最も優れたオリーブオイルを生産するDOPトラソスモンテス地方。ポートワインの産地として世界的に有名なドウロ川上流に、17世紀中頃からロボレド・マデイラ家はオリーブ生産農園を営んでいます。代々医師の家系を受け継ぐ彼ら、地域の人々の健康管理と地場産業の発展のために、オリーブ農園を大切にしてきたといいます。

ファミリーの男性メンバーが全員ワインとオリーブオイル作りに携わり、それぞれが自分の役割に一生懸命のようでしたが、特におだやかな父親セルソさんの存在がこのファミリーには大きいように感じました。ヨーロッパの伝統ある家系の人々は、地域の伝統文化を重視して来たものですが、グローバル化が進む中、そういう地域保存のシステムが破壊されてしまう傾向にあります。ことにオリーブ栽培などは大企業が大農園にしてしまうことが非常に頻繁にあり、昔からの栽培システムは破壊されているのが現状です。

そんな理由もあり、このロボレド・マデイラ家が昔ながらの小規模農園をグローバル化の風に負けずに続行していることは、私にとっては大変な魅力でした。実際ファミリーと数日過ごし、彼らのコメントや生活の仕方を知ってみると、ますますこのオイルの良さや魅力の虜になりました。オリーブの木にも土地にも無理をし要らない自然栽培を重視し、この土地しか産めない独特の風味のあるオイルにこだわり続けるには、大変な努力と大勢の人々の労働が必要です。

ロボレド・マデイラ家のオリーブオイルは、そんな地域の何百年も前からの素晴らしい香りが保たれており、地球にやさしい栽培法から生み出されたオイルです。そんな農業を守ろうとしている人々がこのファミリーです。

Chiho

2009年01月05日

新年明けましておめでとうございます

みなさん、新年明けましておめでとうございます。

すっかりご無沙汰しておりました。よいお正月を過ごせたでしょうか。今年の冬は暖かい日が多くてうそのようですね。

早速ですが、いよいよパワジオ倶楽部にも念願のオリーブオイルが到着します。正式なテイスティング会を、1月24日と28日に催す予定ですが、今日はどんなオイルが届くのか、みなさんにちょっとご紹介させていただきます。


日本でもオリーブオイルはスーパーなどで気軽に購入できるようになりましたが、あまりにも色々な種類がありすぎる上、本格的なおいしさのものはまだまだ手に入れるのが困難なようですし、探し当てるのも非常に困難です。オリーブオイル生産世界一を誇る本場スペインでも、産地に生まれていれば別ですが、極上のものに巡り合うチャンスは、特別に探したり紹介されない限り縁の薄いものなのが現実。逆に昔、生産技術が進んでいなかった時代のかなり酸化したオリーブの香りが懐かしくて美味しいと思っている人も少なくないのです。

ワインと同じように技術の進歩で、優れたオイルやワインが各地で生産されるようになってきており、日本産のオリーブまで食べられる時代になりましたが、やはり最高級と呼ばれる上質なオリーブオイルを、パワジオ倶楽部のお客様には知っていただきたくて、なんと非常に過酷な自然環境で生まれるポルトガルのオイルを入荷するために、長い時間をかけて交渉して参りました。

オリーブの栽培は温暖な地域が好まれていますが、それは勿論生産率を上げるため、香りや風味にこだわったものは、比較的気温の下がる地域で、逞しいオリーブの木が存在するイベリア半島中部から北部に存在します。日本ではまだまだ未知の産地ですが、香り高い極上のオリーブオイルは、そんな過酷な状況に耐えながら生まれます。
先史時代の遺跡が残り、世界遺産保存区域にも指定されているコア渓谷の真っただ中の農園から生まれるオリーブオイルは、記録上では8世紀からその栽培が知られているそうですが、きっと古代から変わらぬ条件の中を生き抜いてきたものです。こんな繊細で奥深い香りを持つオリーブオイルも世の中にはあるのです。是非、一度お試しにお越しください。次回はオリーブ農園の家族をご紹介します。


chiho

2008年07月12日

オリーブの実

オリーブの花の季節も終わり、肝心なオリーブの実がすくすくと育っている様子が楽しめるシーズンになりました。写真は先日ポルトガルで撮ったもの。気候が温暖な地域ではすっかり実が大きくなっていて驚かされました。順調に花が咲き、実がみのってくれる木は、育てていて本当に嬉しいものです。まだオリーブを持っていない方、是非今年はトライして育ててみてください。私もプランターで育てています。次回は昨年植えた状態から、今年どのくらい成長したかを写真でアップします。

chiho

2008年06月17日

オリーブ家具工房

やっとオリーブの家具が出港したと連絡がありました。
(あと1ヶ月くらいでパワジオに届くはず...)

数年前からパワジオ倶楽部で紹介しているオリーブの家具、カントリースタイルのものばかりですが、オリーブの温もりを身体全体で感じることができるパワーアップが期待できる優れものです。今年はNHKスペイン語講座(ラジオ)のテキストで毎月スペインの伝統工房を紹介することになり、どんな風にしたら物の良さが伝わるのか、真剣に考えるチャンスを与えられています。

オリーブ家具の魅力もより深く皆様に伝えるため、詳しい情報を集めたり引退直前の叔父さんに一目惚れしてしまったソーイング用家具を作ってもらったりして、色々教えてもらいました。

    


家具に使われている材木は、生産性の低下したオリーブの大木を剪定したものが多く、2年から3年乾かすために時間がかかります。その後、樫の木よりも固いオリーブの材木は丁寧に昔からのデザインnパターンどおりにカットされ、最後に磨かれ組み立てが始まります。座席部分には、がまの葉が編まれています。

工房で80年余り前の子供用の椅子などを見せてもらいましたが、デザインも全く同じ。違いは長年の時間の経過で発生した独特の温かみと言ったところでしょうか。

しっかりと時間をかけて正直に作られるものは、大量生産は出来ませんし安いとも言えませんが、その魅力を察知してしまったら、必ず虜になってしまうことでしょう。オリーブの家具を見ていると、そんな人を惹きつける自然のパワーと職人の心を感じてしまいました。

2008年04月24日

オリーブのまな板

皆様ご無沙汰しております。
すっかり春らしい天気になったかと思うと、冬に逆戻りするような日々がスペインでは続いております。

オリーブはますます新芽を出し大きく成長する季節になりましたが、皆様の家のオリーブの調子はいかがですか。今年はコンテナー仕立てのオリーブがどのくらい成長するのか、しっかりと観察してみようと思っています。

パワジオ倶楽部にポルトガルから可愛いオリーブの陶器が並び始めたと思いますが、次は新しいスタイルのまな板や家具が届く予定です。今までご紹介してきたドイツ人オリバーのハンドメイド用品だけでなく、アンダルシアのワイルド感が伝わるまな板なども今回は準備しておりますので、どうぞお楽しみに。

ところで、暖かくなるとホームパーティーなどを楽しみたい季節にもなります。我が家ではチーズなどを出す時だけでなく、とてもお洒落なテーブルセッティングが出来るオリーブのまな板は、器のように使っています。日本でも大人気のイベリコ豚の生ハムなどを、こんな風にまな板に並べてもとても喜ばれます。是非トライしてみてください。]

次回の便には、こんなオリーブのまな板が入っています!お楽しみに。

2008年02月08日

オリーブの漬物

皆さん、オリーブは捨てるところがないって知ってますか?
オリーブの実を食べる習慣は日本には元々ありませんが、イタリアン料理好きの方々にはおなじみのおつまみだと思います。地中海では、日本のうめぼしや漬物のような感覚で、毎日楽しまれている食べ物なんですよ。日本では缶詰が一般的に流通していますが、最近銀座のデパート松屋などでは、地下の食品コーナーで量り売りでも販売されており、日本でも少しずつオリーブの漬物が広がりをひろがりを見せ始めています。缶詰だけを知っている人にとっては、塩が強くてあまり美味しいものだと思っている方は少ないと思いますが、採りたてのオリーブの新漬けや丁寧に扱われた漬物は、日本の漬物と同じように美味しいものです。

種は捨ててしまうと思うかもしれませんが、スペインなどでは燃料として活用されています。ストーブで使うと、非常に高温の熱を発するらしく、エコ感覚の優れている家庭ではストーブで利用するようになっています。

木は加工して家具や小物に変身しますし、葉っぱは日本でも人気のお茶になっています。枝はかごとして使えるし、本当に優れ物なんですオリーブは!

写真は、細かくカットを加えたオリーブの新漬け、苦味が残っていて美味しいのです。はじめての時はくせを感じるかもしれませんが、慣れるとこの苦味が旨みになります。

chiho

2008年01月18日

オリーブは剪定が大切

オリーブを実らせるためには剪定が不可欠です。いつ、どのように剪定するべきかは、パワジオ倶楽部でも販売されている岡井路子さんの著書『まるごとオリーブ』をご覧になっていただくのがベストですが、通常オリーブは植えてから5年で実をつけるといわれています。15年経過した時に大人になったと言えるそうで、その後150年間がオリーブの実を生産する理想的な期間だそうです。

150年の間元気で実をつけるために、そして健康なオリーブを育てるために必要なことは、とにかく剪定!空気がちょうどいい具合に枝と枝の間を通過するためには、冬場の剪定で風通しをよくし、虫などの被害も避ける必要があります。こうすることで受粉も順調に進みます。しっかりとした剪定で、全体の四分の一の枝が再生します。

剪定後のオリーブの木の形は?

これについては各地域で違うようで、ある地域は丸く、他ではコップ型と色々と違いがあるようです。これも地域にあった形を探す必要がありそうですが、実を収穫することが大切ですから、あまり高いところに登らずに収穫が出来るよう広がりがあるような形が理想的でしょう。


今回ご紹介している写真は、マドリードのあるオフィスへの入口。現在パワジオにあるような10年から12くらい経過しているオリーブの木が、シメトリーに置いてあります。建物のシンボルツリーにもなりますし、オフィスのイメージアップにもなっています。肥料さえきちんとあげれば、こんな大きな木でもプランターで栽培可能です。オリーブは本当に体力のある木ですね。

chiho

2008年01月11日

オリーブの魅力

オリーブと聞いて無関心でいられる人は少ないと言えるくらい、現代人にとってオリーブの樹は魅力があると思います。正確にどこが生地なのかは色々な説があり決定することが困難なようですが、世界一古いオリーブ(原種)の化石は、紀元前37000年前のものだそうです。現実にオリーブ栽培を開始し、オイルの生産・貿易を始めたのがクレタ島であると言われ、そうなると紀元前4500年ごろにはオリーブ文化があったといえます。

そんな歴史ある木を一本庭に植えたり、人類の英知の賜物であるオリーブオイルの美味しいものに出会った時の感激は、それはそれは思い出深いものになります。オリーブとの付き合いが短い日本でも、オリーブの美しさや美味しさによって、その魅力に捕らわれている人は多数。それは説明出来ないたまらない魅力をオリーブが備えているからに違いありません。


パワジオ倶楽部では、その魅力をより生活の中で満喫できるよう、これからオリーブの育て方やあらゆる楽しみ方を本格的に指導できるようになれるよう努力しています。

庭に1本オリーブがあっても実らない、どう手入れしたらいいのか分からないと、オリーブの育て方はまだまだ未知の世界。それはオリーブを栽培する人々が、各地域で長年培ってきた独自の栽培法があり、固定された育て方が存在しないためです。各地の経験者の意見を聞きながら、日本のそれぞれの地域に合った栽培法を見つけ出す必要があるのです。パワジオ倶楽部は、一日も早く素晴らしいオリーブの木に恵まれた生活が出来るよう、各種のそれぞれ違う年代のオリーブを揃え調査をすることを開始しました。

そのためには、皆さんのご意見や参加が不可欠!どうぞ日本でのオリーブ文化を作り上げるために、一緒にがんばりましょう。

育ててくれる人に、こんなにエネルギーとパワーを与えてくれる豊かな木は少ないと思います。オリーブと共に豊かな生活に一歩踏み出しましょう。

今後、このコーナーを使ってオリーブについてのストーリーを語って行きますので、どうぞよろしく。

chiho

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