2009年10月02日

オリーブオイルとラーメン

今日はネットで面白いものを発見しました。かなり前に発売されていたようで、知らなかったのは海外で生活している私だけかもしれませんが、オリーブオイルのことに興味がなければ知らずに通り過ぎてしまうニュースです。

インスタントラーメンで有名な日清食品の塩ラーメンに、オリーブオイルとバジルが入ったバージョンがあるそうなのです!一度も食べたことがないのですが、こんなインスタントラーメン業界もやはり健康志向になっているのかなぁ~と思います。

どうしてもインスタントラーメンが食べたい時は、最後に極上のエクストラ・ヴァージンオイルをかけるといいと思います。味もよくなりますし、健康のためにもお薦めします。


ところで、エコナオイル身体に良くないことが明らかになり始めていますね。オイルのテイスティングに来てくださるお客様も、何人も健康のためにエコナオイルを使っているという方がいらっしゃいました。その都度、一般的にサラダオイルと呼ばれる日本で使用されているオイルは、精製してあるので熱が加えられたり色々な意味で人工的に加工されているので、なるべく使わずにオリーブオイルに切り替えていく方が健康と美容のためになりますと指導してきました。これでもっと納得して下さる方が増えるでしょうね。

皆さん、人工的に加工されずに果物であるオリーブの実を絞っただけの、エクストラ・ヴァージンオイルの力を是非再認識して下さいね。食生活にオリーブオイルを取りこんでいくと、アンチエイジング(老化防止)効果多大ですから、10年後に大きな違いがあるそうです。

いつまでも若々しくいたい人のオリーブオイルは味方です!


写真は我が家の近くにあるオリーブの様子
品種によっては紫色に変色し始めたものもあります。
気になって毎日のように出向いてチェック中です。

chiho

2009年10月01日

スペイン陶器

パワジオ倶楽部では10年来スペイン陶器には非常に力を入れていますが、そのくらいスペインの陶器には魅力があると思います。他のヨーロッパの国々との違いは、アラビア文化の影響が非常に色濃く残っているところ。ヨーロッパでは中国磁器が大流行した時代もあり、ポルトガルなどは特に中国を感じさせるものが多いのに、スペインはやはりアラビア。オリエンタルと言っても中東やシルクロードを思わせる色合いが残っています。

ショップのオープンと共に、タラベラ焼きからプエンテ焼き、アンダルシアのウベダ、グラナダのものも紹介しましたが、ずっと根強い人気があるのは、やはりタラベラやプエンテ。どちらも工房はトレド県に存在しますが、16世紀基本的にアラビア人ユダヤ人がスペイン追放になり、歴史的にもはじめてキリスト教徒の趣味で作り上げられた焼き物工房になります。窯はアラビア人が使っていたものを再利用しています。


最大の特徴は、絵付けの仕方。16世紀、当時日が沈まない国であったスペイン王フェリペ2世の好みに合わせて、わざわざオランダのデルフトから招かれた職人たちが指導。それまで幾何学模様がメインであったスペインには、なかった技法がなんと今から350年くらい前に伝わったのです。

最も伝統的なモチーフは、タラベラ・プエンテ焼きの場合、カントリーサイドでのハンティング風景、または狩猟用の動物たち。スペイン人には、現在でも非常に人気のあるモチーフです。


色彩だけはアラビア人が好んだものが今でも変わらず使われているところが、最大の魅力のひとつ。
遠い昔、中国からアラビア半島に伝わった陶器の流行が、イスラム教徒の手がスペインに伝わり、確実に守られています。


写真は10年以上お付き合いのある工房の様子
エミリオさん兄弟が力を合わせて活動中

焼き物は全てハンドメイドの手描き。
商品についてのお問い合わせは、パワジオ倶楽部へお電話ください。
Tel: 027-254-3388

chiho

極上のオリーブオイル 購入はこちら
Angel & Chiho Spain(パワジオ コーディネーターの小野塚千穂さんのページです。)

ショップのご案内

〒371-0836
群馬県前橋市江田町277
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営業時間:10:00~19:00
定休日:火曜日

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